『幕内』カテゴリー記事

大相撲幕内力士一覧【令和8年3月場所】

令和8年3月場所の幕内力士一覧です。

力士のプロフィールと共に基礎情報をまとめました。昇進がいつだったのか、またその時の年齢なども分かります。また、これまでの成績もまとめておりますので、ぜひ相撲観戦にお役立てください。

相撲部屋や出身地ごとの場所の成績からランキングを作成しております。初場所、好調な相撲部屋や力士の出身地はどこ?

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番付:横綱

第74代横綱 豊昇龍 智勝

豊昇龍 智勝(ほうしょうりゅう ともかつ)はモンゴル ウランバートル市出身。立浪部屋の横綱。

モンゴルに生まれ、5歳から柔道を、11歳からレスリングを始めた。叔父に第68代横綱・朝青龍を持つ相撲に縁のある家系であったが、当初は日本体育大学柏高校(旧・柏日体高校)へレスリング留学のため来日した。しかし、高校1年の春に授業で両国国技館を訪れたことをきっかけに大相撲へ関心を持ち、叔父と相談のうえで相撲への競技転向を決断して立浪部屋へと入門した。

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叔父からの金言と、四股名に込めた意志

角界入りに際してモンゴルへ帰郷した折、叔父からは「山の上じゃなくて、足の下の石を見ろ」というモンゴルのことわざを授けられた。「一歩一歩、地道に自分の力で強くなれ。引いてはダメだ」という言葉を胸に、厳しい勝負の世界へと足を踏み入れた。

平成29年(2017年)11月場所で初土俵を踏んだ。四股名の「豊昇龍」は、師匠(元小結・旭豊)の「豊」と叔父の「龍」に、「横綱まで昇り詰めたい」という自身の強い意志を示す「昇」の字を当てたものである。当初は「豊青龍」の予定であったが、師匠からの助言を受けて現在の四股名に決まった。

多彩な技による躍進と、大関昇進

足技や投げ技などの多彩な攻めを武器に順調に番付を上げ、令和元年(2019年)11月場所で新十両へ昇進した。令和2年(2020年)9月場所での新入幕以降も幕内上位で安定した成績を残し、令和4年(2022年)3月場所で小結へ昇進して新三役となった。令和5年(2023年)7月場所、東関脇の地位で12勝3敗の成績を収めて自身初となる幕内最高優勝を飾り、この実績が評価されて翌9月場所での大関昇進を果たした。

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第74代横綱への昇進と、受け継がれた「雲龍型」

大関としては苦しい星の場所もあったが、次第に持ち前の勝負強さを発揮した。令和7年(2025年)1月場所では12勝3敗の成績で優勝決定戦に進出し、これを制して2度目の幕内最高優勝を果たした。場所後の横綱審議委員会において全会一致で推薦され、第74代横綱への昇進が決定した。昇進伝達式では「気魄一閃の精神で精進致します」と力強く口上を述べた。

横綱土俵入りでは、叔父・朝青龍と同じ「雲龍型」を選択し、偉大な背中を追う覚悟を示した。

新横綱の重圧と、万能型への進化

最高峰の地位は決して平坦ではなかった。新横綱として臨んだ令和7年(2025年)3月場所は、右肘関節内遊離体および頸椎捻挫のため10日目から途中休場を余儀なくされた。この場所での3個の金星配給は昭和39年(1964年)の栃ノ海以来61年ぶり、新横綱の途中休場は昭和61年(1986年)の双羽黒以来39年ぶりという歴史的記録となり、横綱の重圧と厳しさを味わう結果となった。

しかし、休場明けの5月場所で横綱として初めて15日間皆勤して12勝3敗で優勝力士に次ぐ成績を残すと、同年9月場所と11月場所でも連続して優勝争いに加わるなど、確かな実力を証明した。

取り口は右四つを得意としつつ、足技や投げ技と多彩な引き出しを持っていた。一時は「型がない」と評されることもあったが、大関時代から立ち合いの突き押しに磨きをかけ、相手の体勢を瞬時に察知する鋭い相撲勘を加えた「組んで良し、離れて良し」の万能型の相撲を確立させた。偉大な叔父の背中を追い、最高峰の土俵で堂々たる存在感を示した。

💡 モンゴル出身一覧💡 立浪部屋の力士

四股名
豊昇龍 智勝(ほうしょうりゅう ともかつ)
最高位
横綱
最新番付
東 横綱
出身地
モンゴル ウランバートル市
本名
スガラグチャー・ビャンバスレン
生年月日
平成11年(1999)5月22日(26歳)
身長・体重
188cm・148kg
出身高校
日体大柏高校
所属部屋
立浪部屋
初土俵
平成30年(2018)1月(18歳8ヵ月)
新十両
令和1年(2019)11月(20歳6ヵ月)
新入幕
令和2年(2020)9月(21歳4ヵ月)
新小結
令和4年(2022)3月(22歳10ヵ月)
新関脇
令和4年(2022)9月(23歳4ヵ月)
新大関
令和5年(2023)9月(24歳4ヵ月)
横綱昇進
令和7年(2025)3月(25歳10ヵ月)
優勝
幕内優勝2回,序二段優勝1回
受賞・金星
敢闘賞1回,技能賞2回
通算成績
394勝226敗20休/613出場(勝率:64.3%)
直近7場所
64勝26敗15休
7場所勝率
72.7%
得意技
右四つ・寄り・投げ
決まり手傾向(直近7場所)
豊昇龍が勝ちの決まり手(64勝)※不戦勝1含む
寄り切り15
押し出し8
寄り倒し6
叩き込み6
掬い投げ3
上手投げ3
その他22
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豊昇龍が負けの決まり手(26敗)※不戦敗2含む
叩き込み5
寄り切り5
上手投げ3
押し出し3
外掛け1
寄り倒し1
その他6
令8年3月
東 横綱(変動なし)
11勝4敗
○○○●○|○○●○○|○●○●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
東 横綱(半枚上昇)
10勝5敗
○○●○○|○○●●○|○●●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
西 横綱(変動なし)
12勝3敗(幕内同点)
●○○○○|●○○○○|○○○●□
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令7年9月
西 横綱(半枚降下)
13勝2敗(幕内同点)
○○○○○|○○○○○|○●●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
東 横綱(変動なし)
1勝4敗10休
○●●●■|ややややや|ややややや
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年5月
東 横綱(変動なし)
12勝3敗
○○●●○|○○○○○|○●○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年3月
東 横綱
5勝5敗5休
●○○○●|○○●●■|ややややや
取組詳細(対戦相手・決まり手)

第75代横綱 大の里 泰輝

大の里 泰輝(おおのさと だいき)は石川県 河北郡津幡町出身。二所ノ関部屋の横綱。

相撲との出会いは小学1年生の頃、地元の相撲教室で競技を始めたことに遡る。中学は新潟県糸魚川市立能生中学校へ相撲留学し、高校は新潟県立海洋高校に進学。学生時代を通じて全国大会で輝かしい実績を積み上げた。日本体育大学進学後もその勢いは止まらず、1年次で学生横綱、3年次には全日本相撲選手権大会を制してアマチュア横綱の称号を獲得した。この全日本選手権優勝により幕下10枚目格付出の資格を得て、令和5年(2023年)5月場所、元横綱・稀勢の里が師匠を務める二所ノ関部屋から初土俵を踏んだ。

四股名の「大の里」は、大正から昭和初期に活躍した名大関・大ノ里萬助に由来し、師匠の意向により約90年ぶりに復活した四股名である。

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史上最速の幕内初優勝と「ちょんまげ大関」の誕生

初土俵場所、初日は大学の先輩である石崎(のちの朝紅龍)に破れはしたがその後6連勝。さらに翌場所も勝ち越して所要わずか2場所で新十両昇進を決める。十両でも2場所連続12勝3敗と大きく勝ち越し、令和6年(2024年)1月、初土俵からわずか5場所で新入幕を果たした。その出世スピードには誰もが目を見張ったが、勢いは止まらない。

その新入幕場所では11勝4敗で敢闘賞、さらに翌場所も幕尻優勝した尊富士に次ぐ11勝4敗の好成績で技能賞と敢闘賞を獲得。

入幕3場所目である令和6年(2024年)5月場所は早くも新三役、西小結で土俵にあがると12勝3敗の快進撃で幕内初優勝を飾った。初土俵からわずか7場所での優勝は、幕下付出としては同郷の元横綱・輪島の15場所を大幅に塗り替える史上最速優勝であった。さらに同年9月場所では2度目の優勝を果たし、初土俵から所要9場所という昭和以降最速記録での大関昇進を確実とした。

昇進伝達式の口上では「大関の地位を汚さぬよう、唯一無二の力士を目指し、相撲道に精進します」と、自身の理想とする力士像を力強く宣言した。あまりの出世の早さに髪の伸びが追いつかず、大銀杏が結えないまま「ちょんまげ大関」として伝達式に臨む姿は大きな話題を呼んだ。

第75代横綱への昇進と新時代の幕開け

大関の地位でもその圧倒的な強さは揺るがなかった。令和7年(2025年)3月、そして5月場所と2場所連続優勝で他を圧倒、場所後に臨時理事会招集が要請され、これを八角理事長が了承、横綱昇進を確実なものとした。場所後の臨時理事会で正式に横綱昇進が決定。初土俵から所要13場所での横綱昇進は、第54代横綱・輪島が持つ21場所を大幅に更新する史上最速記録(年6場所制以降)。また石川県出身としても、その輪島以来52年ぶりとなる横綱の誕生である。

横綱昇進伝達式での口上は「謹んでお受けいたします。横綱の地位を汚さぬよう稽古に精進し、唯一無二の横綱を目指します。」と、大関昇進時と同じく「唯一無二」を誓った。

横綱土俵入りの型は、師匠と同じく力強い「雲竜型」を選択。第75代横綱として迎えた令和7年(2025年)7月場所では金星を4個配給するという不名誉な記録を残したが、翌9月場所では千秋楽の優勝決定戦を制して横綱として初、通算5度目の優勝を飾るなど、まさに新時代の絶対王者としての風格を漂わせている。

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圧倒的な馬力と磨き抜かれた「左のおっつけ」

190センチを超える恵まれた体格と、天性の馬力を活かした取り口が最大の武器である。鋭い出足で相手を圧倒し、右を差し込みながら左でおっつけて一気に出る相撲は、対戦相手にとって大きな脅威となっている。特に「左のおっつけ」は、史上最速での出世を支えた大きな要因と評されている。

また、立ち合いのもろ手突きから一気に押し出す突き押し相撲も得意としており、スピードと技術を兼ね備えている。学生相撲界から鳴り物入りで入門し、数々の伝説的記録を更新し続けるその姿は、令和の大相撲を牽引する象徴として、多くのファンの期待を一身に背負っている。

💡 石川県出身一覧💡 二所ノ関部屋の力士

四股名
大の里 泰輝(おおのさと だいき)
最高位
横綱
最新番付
西 横綱
出身地
石川県 河北郡津幡町
本名
中村 泰輝
生年月日
平成12年(2000)6月7日(25歳)
身長・体重
192cm・184kg
出身高校
新潟海洋高校
出身大学
日本体育大学
所属部屋
二所ノ関部屋
初土俵
令和5年(2023)5月・幕下10付出(22歳11ヵ月)
新十両
令和5年(2023)9月(23歳3ヵ月)
新入幕
令和6年(2024)1月(23歳7ヵ月)
新小結
令和6年(2024)5月(23歳11ヵ月)
新関脇
令和6年(2024)7月(24歳1ヵ月)
新大関
令和6年(2024)11月(24歳5ヵ月)
横綱昇進
令和7年(2025)7月(25歳1ヵ月)
優勝
幕内優勝5回
受賞・金星
殊勲賞2回,敢闘賞3回,技能賞3回
通算成績
180勝63敗11休/241出場(勝率:74.7%)
直近7場所
71勝23敗11休
7場所勝率
77.2%
得意技
突き・押し・右四つ・寄り
決まり手傾向(直近7場所)
大の里が勝ちの決まり手(71勝)※不戦勝1含む
押し出し19
寄り切り19
叩き込み10
押し倒し7
寄り倒し5
突き落とし3
その他7
大の里が負けの決まり手(23敗)※不戦敗2含む
押し出し9
寄り切り5
引き落とし2
上手投げ2
突き落とし2
上手捻り1
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令8年3月
西 横綱(変動なし)
0勝4敗11休
●●●■や|ややややや|ややややや
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
西 横綱(半枚降下)
10勝5敗
○○○●○|○○●●●|○○○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
東 横綱(変動なし)
11勝4敗
○○○○○|○○○○●|●○○●■
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令7年9月
東 横綱(半枚上昇)
13勝2敗(幕内優勝)
○○○●○|○○○○○|○○○□●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
西 横綱(半枚上昇・最高位更新)
11勝4敗
○○○●○|○○●○●|○○●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年5月
東 大関(変動なし)
14勝1敗(幕内優勝)
○○○○○|○○○○○|○○○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年3月
東 大関
12勝3敗(幕内優勝)
○○○●○|○○○○●|○○●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

番付:大関

安青錦 新大

安青錦 新大(あおにしき あらた)はウクライナ ヴィンニツャ洲出身、安治川部屋の力士で最高位は大関。令和8年3月場所の番付は最高位に並ぶ東 大関。

8歳から17歳までレスリングに取り組み、17歳の時にウクライナ国内大会(110kg超級)で優勝を果たす。相撲は7歳から地元のクラブで始め、2019年の世界ジュニア相撲選手権大会(堺市)の中量級で3位、2021年のヨーロッパ相撲選手権大会(ロシア・カザン)100kg級で優勝を飾るなど、国際大会で実績を積んだ。第32学校を卒業後、国立大学に合格するも進学せず、相撲の練習環境を求めて来日した。

令和4年(2022年)4月に来日し、関西大学相撲部主将の山中新大さん(現関西大職員)宅でお世話になりながら稽古に励んだ。その後、報徳学園相撲部の前監督である福田耕治さんの紹介により、元関脇・安美錦が師匠を務める安治川部屋への入門が決定。四股名の「安青錦」は、師匠の現役名から「安」と「錦」を取り、自身の目の色やウクライナの国旗を象徴する「青」を合わせたもの。下の名前の「新大(あらた)」は、生活を共にした恩人の山中氏から譲り受けた。

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初土俵からの快進撃と異例のスピード出世

令和5年(2023年)9月場所に初土俵を踏むと、同年11月場所に序ノ口全勝優勝、令和6年(2024年)1月場所には序二段全勝優勝と幸先の良いスタートを切る。その後も順調に勝ち越しを続けて番付を駆け上がり、令和6年(2024年)11月場所で新十両へと昇進。十両をわずか2場所で通過し、令和7年(2025年)3月場所には、初土俵から10場所という異例の速さで新入幕を果たした。同場所では序盤の苦戦を跳ね除けて11勝4敗の好成績を挙げ、初の敢闘賞を受賞した。

史上最速の金星獲得と新三役への到達

快進撃は幕内の上位戦でも衰えず、令和7年(2025年)7月場所には東前頭筆頭の地位で横綱・豊昇龍を渡し込みで破り初金星を獲得。初土俵から12場所での金星獲得は、付出力士を除き史上最速記録となった。同年9月場所にはウクライナ出身として初の新小結へと昇進。所要12場所での新三役もまた史上最速記録(付出力士を除く)であり、この場所も11勝を挙げて戦後初となる新入幕から4場所連続の2桁勝利を達成した。

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双葉山以来89年ぶりの伝説へ:新関脇・新大関連続優勝

令和7年(2025年)11月場所、史上最速で新関脇に昇進すると、千秋楽の優勝決定戦にて横綱・豊昇龍を制し、念願の幕内初優勝を飾る。場所後にはウクライナ出身初の大関昇進が決定。初土俵から所要14場所での大関昇進は、これまでの琴欧州(のち琴欧洲、現・鳴戸親方)の19場所を大幅に塗り替える史上最速記録となった。

迎えた令和8年(2026年)1月場所、新大関として臨んだ土俵でもその勢いは止まることを知らず、千秋楽の優勝決定戦で熱海富士を撃破。2場所連続となる幕内最高優勝を果たした。新大関での優勝は平成18年(2006年)年夏場所の白鵬以来の快挙。さらには、新関脇・新大関の地位で2場所連続優勝を達成するのは、昭和の大横綱・双葉山以来、実に89年ぶりという歴史的偉業となった。

💡 ウクライナ出身一覧💡 安治川部屋の力士

四股名
安青錦 新大(あおにしき あらた)
最高位
大関
最新番付
東 大関
出身地
ウクライナ ヴィンニツャ洲
本名
ヤブグシシン・ダニーロ
生年月日
平成16年(2004)3月23日(22歳)
身長・体重
182cm・141kg
所属部屋
安治川部屋
初土俵
令和5年(2023)9月(19歳6ヵ月)
新十両
令和6年(2024)11月(20歳8ヵ月)
新入幕
令和7年(2025)3月(21歳0ヵ月)
新小結
令和7年(2025)9月(21歳6ヵ月)
新関脇
令和7年(2025)11月(21歳8ヵ月)
新大関
令和8年(2026)1月(21歳10ヵ月)
優勝
幕内優勝2回,序二段優勝1回,序ノ口優勝1回
受賞・金星
殊勲賞1回,敢闘賞2回,技能賞3回,金星1個
通算成績
135勝42敗0休/177出場(勝率:76.3%)
直近7場所
75勝30敗
7場所勝率
71.4%
得意技
右四つ・寄り
決まり手傾向(直近7場所)
安青錦が勝ちの決まり手(75勝)
寄り切り23
押し出し16
下手投げ5
寄り倒し4
切り返し4
内無双4
その他19
安青錦が負けの決まり手(30敗)
寄り倒し5
叩き込み3
寄り切り3
押し出し3
上手投げ2
小手投げ2
その他12
令8年3月
東 大関(半枚上昇)
7勝8敗
○●○●○|●●●○○|●●○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

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令8年1月
西 大関(半枚上昇・最高位更新)
12勝3敗(幕内優勝)
○○○●○|○○●○○|○○○●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
東 関脇(1枚半上昇・最高位更新)
12勝3敗(幕内優勝・殊勲賞・技能賞)
○○○○●|○○○○○|●○●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令7年9月
西 小結(半枚上昇・最高位更新)
11勝4敗(技能賞)
●○○●○|○○○○○|●○○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
東 前頭筆頭(8枚上昇・最高位更新)
11勝4敗(技能賞・金星)
○●○○○|●○○○○|○○○●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年5月
東 前頭9枚目(6枚上昇・最高位更新)
11勝4敗(敢闘賞)
●○○○○|○○○○●|●●○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年3月
東 前頭15枚目
11勝4敗(敢闘賞)
●●○○●|○○○○○|○○●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

琴櫻 将傑

琴櫻 将傑(ことざくら まさかつ)は千葉県 松戸市出身、佐渡ヶ嶽部屋の力士で最高位は大関。令和8年3月場所の番付は最高位に並ぶ西 大関。

祖父は第53代横綱・琴櫻、父は元関脇・初代琴ノ若(現・佐渡ヶ嶽親方)という相撲一家に生まれる。5歳から地元の柏少年相撲教室に通い、祖父の直接指導を受けて相撲の基礎を学んだ。親元を離れて埼玉栄中学校・高校へと進学し、高校3年次には主将として全国高校総体で団体優勝を果たしたほか、世界ジュニア相撲選手権大会では団体と個人(重量級)の両部門で優勝するなど、輝かしい実績を残した。

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初土俵と父の四股名「琴ノ若」の継承

平成27年(2015年)11月場所に、本名を用いた「琴鎌谷」の四股名で初土俵を踏む。着実に番付を上げ、令和元年(2019年)7月場所での新十両昇進を機に、父の現役時代の四股名である「琴ノ若」を継承した。令和2年(2020年)3月場所で新入幕を果たすと、恵まれた体格を活かした右四つからの力強い寄りや押しを武器に、幕内の土俵に定着していく。

三代関脇の達成と大関昇進

上位戦線で地力を発揮し、令和5年(2023年)1月場所で新三役となる小結に昇進する。同年9月場所では新関脇へと昇進し、祖父・父・本人による「三代関脇」の快挙を達成した。関脇として迎えた令和6年(2024年)1月場所では13勝2敗の好成績を挙げ、千秋楽の優勝決定戦で横綱・照ノ富士に敗れて優勝同点となったものの、直近3場所で33勝を挙げて大関昇進の目安をクリアし、場所後の番付編成会議を経て大関昇進を果たした。

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伝統の「琴櫻」襲名と悲願の初優勝

新大関として迎えた令和6年(2024年)3月場所を10勝5敗で勝ち越すと、続く同年5月場所より、満を持して祖父の四股名である「琴櫻」を襲名し、その名が再び土俵に甦った。そして同年11月場所において、初日から圧倒的な相撲を展開し、14勝1敗の成績で悲願の幕内最高優勝を飾った。

祖父譲りの重い圧力を武器に、大関の地位で安定した成績を残し続けている。名門・佐渡ヶ嶽部屋を牽引する大黒柱として、そして角界を代表する看板力士の一人として、さらなる高みである最高位を見据えて土俵を務めている。

💡 千葉県出身一覧💡 佐渡ヶ嶽部屋の力士

四股名
琴櫻 将傑(ことざくら まさかつ)
最高位
大関
最新番付
西 大関
出身地
千葉県 松戸市
本名
鎌谷 将且
生年月日
平成9年(1997)11月19日(28歳)
身長・体重
189cm・179kg
出身高校
埼玉栄高校
所属部屋
佐渡ヶ嶽部屋
改名歴
琴鎌谷⇒琴ノ若 → 琴櫻
初土俵
平成27年(2015)11月(18歳0ヵ月)
新十両
令和1年(2019)7月(21歳8ヵ月)
新入幕
令和2年(2020)3月(22歳4ヵ月)
新小結
令和5年(2023)1月(25歳2ヵ月)
新関脇
令和5年(2023)9月(25歳10ヵ月)
新大関
令和6年(2024)3月(26歳4ヵ月)
優勝
幕内優勝1回,序ノ口優勝1回
受賞・金星
敢闘賞5回,技能賞2回
通算成績
439勝293敗15休/728出場(勝率:60.3%)
直近7場所
59勝45敗1休
7場所勝率
57.3%
得意技
右四つ・寄り・押し
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決まり手傾向(直近7場所)
琴櫻が勝ちの決まり手(59勝)
寄り切り17
押し出し11
叩き込み5
掬い投げ4
引き落とし4
突き落とし3
その他15
琴櫻が負けの決まり手(45敗)※不戦敗1含む
寄り切り25
押し出し7
内無双3
上手投げ2
送り出し1
下手投げ1
その他5
令8年3月
西 大関(半枚降下)
10勝5敗
○○○●●|●○●○○|○○●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
東 大関(変動なし)
8勝7敗
○○○●●|○○●○○|●○●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
東 大関(変動なし)
8勝7敗
○●●○●|●●○○○|○○●○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令7年9月
東 大関(変動なし)
9勝5敗1休
○○●○○|○●●○○|○●○■や
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
東 大関(半枚上昇)
8勝7敗
●○●○○|○○●●●|○○●○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年5月
西 大関(変動なし)
8勝7敗
●○●○○|○●○○●|○○●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年3月
西 大関
8勝7敗
●○●○●|○○○●●|○○○●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

番付:関脇

霧島 鐵力

霧島 鐵力(きりしま てつお)はモンゴル ドルンノット出身、音羽山部屋の力士で最高位は大関。令和8年3月場所の番付は東 関脇。

モンゴルから来日し、師匠から受け継いだ四股名を背負って土俵に立つ霧島。天性の柔軟性とスピードを活かした相撲で大関へと昇り詰め、これまでに2度の幕内最高優勝を誇る。怪我による大関陥落という試練を味わいながらも、再び最高峰の地位を目指して熾烈な闘いを続ける現役の看板力士である。

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未経験からの挑戦と、苦難を越えた十両昇進

遊牧民の家庭に育ち、幼少期から大自然の中で馬に乗り足腰を鍛え上げた。柔道経験はあったものの相撲は未経験であったが、平成26年(2014年)に知人からの誘いで、力士のテストを受けるために来日。陸奥部屋での稽古を経て入門を決意した。当初は日本出身者以外の弟子を取るつもりがなかった9代陸奥(元大関・霧島)だったが、「親孝行がしたい。将来は日本に両親を呼びたい」と述べるハグワスレン(のちの霧馬山)を弟子として受け入れることを決断。平成27年(2015年)3月場所において「霧馬山」の四股名で初土俵を踏んだ。

入門当初は長身ながら非常に細身の体格であり、幕下時代には左膝に力士生命に関わるほどの重傷を負うなど、昇進への道のりは決して平坦ではなかった。しかし、持ち前の驚異的な回復力で土俵へ復帰し、初土俵から約4年の歳月をかけて平成31年(2019年)3月場所で待望の新十両昇進を果たした。

食事稽古による飛躍と、歴史ある四股名の継承

十両昇進後、新入幕を目指す彼に大きな転機が訪れる。当時の部屋の横綱・鶴竜から直々に「食事稽古」の指導を受け、食の細さを克服。大幅な体重増加と肉体改造に成功した。幕下以前はモンゴル相撲や柔道仕込みの下手投げを得意としていたが、膝の負傷と体重増加に伴い、前廻しを引き、頭をつけて圧力をかける力強い攻めへと取り口を進化させた。令和2年(2020年)1月場所の新入幕でいきなり11勝を挙げて敢闘賞を獲得すると、その後も順調に三役へと定着していく。

角界を代表する実力者へと成長した令和5年(2023年)3月場所、東関脇の地位で自身初となる幕内最高優勝の栄冠に輝く。続く5月場所でも11勝を挙げ、直近3場所で合計34勝という申し分のない実績を残して、念願の大関昇進。昇進伝達式では「大関の名を汚さぬよう今まで以上に稽古して頑張ります」と力強く口上を述べた。これを機に、自身を育て上げた師匠の四股名を受け継ぎ「霧島」へと改名し、大相撲ファンを大いに沸かせた。

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新大関の試練から2度目の賜杯、そして部屋移籍

師匠の名を背負って臨んだ新大関の土俵だったが、直前の怪我により初日から休場を余儀なくされる。途中出場を果たしたものの負け越しとなり、いきなり高い壁と試練を味わった。しかし、初めてのカド番となった翌9月場所を見事に勝ち越して乗り切ると、続く11月場所では13勝2敗という圧巻の成績で2度目の幕内最高優勝を達成。この年の年間最多勝も獲得し、堂々たる成績で看板力士としての地位を確立した。

その後、令和6年(2024年)春に師匠が停年を迎えたことに伴い陸奥部屋が閉鎖され、肉体改造を支えてくれた恩人でもある音羽山親方(元横綱・鶴竜)が率いる音羽山部屋へと移籍。新たな環境でさらなる高みを目指して稽古に打ち込んだ。

大関陥落の試練と、再起を懸けた土俵

しかし、激しい土俵の代償として首の怪我などが彼を苦しめる。令和6年(2024年)5月場所では途中休場を余儀なくされ、在位6場所で無念の大関陥落。陥落後も不調が続き、一時は平幕まで番付を下げるどん底も味わった。

それでも、彼の闘志は決して失われてはいなかった。再び関脇へと番付を戻した令和8年(2026年)1月場所では、千秋楽まで優勝争いに絡む活躍を見せて11勝4敗の好成績を収め、前場所に続く三賞受賞を果たした。翌3月場所では14日目で幕内優勝を決め、場所後に大関復帰が決定した。好不調の波や周囲からの厳しい声を乗り越え、師匠から受け継いだ「霧島」の名を再び大関の地位で輝かせるため、決して諦めることなく大相撲の厳しい土俵で全力を尽くしている。

💡 モンゴル出身一覧💡 音羽山部屋の力士

四股名
霧島 鐵力(きりしま てつお)
最高位
大関
最新番付
東 関脇
出身地
モンゴル ドルンノット
本名
ビョンブチュルン・ハグワスレン
生年月日
平成8年(1996)4月24日(29歳)
身長・体重
186cm・149kg
所属部屋
陸奥 → 音羽山部屋
改名歴
霧馬山 → 霧島
初土俵
平成27年(2015)3月(18歳11ヵ月)
新十両
平成31年(2019)3月(22歳11ヵ月)
新入幕
令和2年(2020)1月(23歳9ヵ月)
新小結
令和3年(2021)11月(25歳7ヵ月)
新関脇
令和5年(2023)3月(26歳11ヵ月)
新大関
令和5年(2023)7月(27歳3ヵ月)
優勝
幕内優勝3回,幕下優勝1回,三段目優勝1回
受賞・金星
殊勲賞1回,敢闘賞4回,技能賞4回
通算成績
456勝303敗25休/756出場(勝率:60.3%)
直近7場所
67勝38敗
7場所勝率
63.8%
得意技
左四つ・寄り・投げ
決まり手傾向(直近7場所)
霧島が勝ちの決まり手(67勝)
寄り切り20
上手投げ8
押し出し8
叩き込み6
突き落とし4
掬い投げ4
その他17
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霧島が負けの決まり手(38敗)
寄り切り9
押し出し8
突き出し5
送り出し3
叩き込み3
上手投げ2
その他8
令8年3月
東 関脇(変動なし)
12勝3敗(幕内優勝・殊勲賞)
○●○○○|○○○○○|○○○●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
東 関脇(3枚上昇)
11勝4敗(敢闘賞)
○○○○●|○○○○●|●○○●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
東 前頭2枚目(2枚半降下)
11勝4敗(敢闘賞)
●○●●○|○○●○○|○○○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令7年9月
西 関脇(変動なし)
6勝9敗
○○○○●|●●●○●|●●○●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
西 関脇(変動なし)
8勝7敗
○○○○●|○○○●○|●●●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年5月
西 関脇(半枚上昇)
11勝4敗(技能賞)
○●○○●|○○●○○|○○○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年3月
東 小結
8勝7敗
○●○○●|●○●●●|○●○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

高安 晃

高安 晃(たかやす あきら)は茨城県 土浦市出身、田子ノ浦部屋の力士で最高位は大関。令和8年3月場所の番付は西 関脇。

茨城県土浦市に生まれ、小中学校時代は野球に打ち込んでおり相撲には関心がなかった。しかし、父の勧めで中学卒業後に鳴戸部屋へ入門し、平成17年(2005年)3月場所に本名で初土俵を踏んだ。

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父の大手術と猛稽古による飛躍

恵まれた体格を持っていたものの、入門当初は厳しい環境に馴染めず、松戸の部屋から土浦の実家まで自転車を漕いで逃げ帰るなど、部屋からの脱走を都合7度も繰り返した。そのため、周囲からの期待は決して高くはなかった。この相撲に対する姿勢が変わる転機となったのは、父が癌の大手術を受けたことであった。

これを機に心機一転して稽古に打ち込むようになり、同部屋の兄弟子である稀勢の里(のちの第72代横綱)の胸を借りた厳しい稽古によって実力を開花させた。着実に地力をつけ、平成22年(2010年)11月場所において、平成生まれの力士として初めてとなる新十両昇進を果たした。

師匠の急逝と、平成生まれ初の三役

さらに平成23年(2011年)7月場所で新入幕を果たす。しかし同年11月、初代師匠である13代鳴戸(元横綱・隆の里)が場所直前に急逝するという悲報に見舞われる。「入門して7年、温かく見守ってくれていた師匠に恩返しができなかった」??その言葉を胸に刻み、高安は土俵に立ち続けた。

平成25年(2013年)9月場所では平成生まれとして初めて三役(小結)に昇進。一進一退を繰り返しながらも、着実に番付を上げていった。

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大関昇進と、口上に込めた四文字

関脇の地位に定着した平成29年(2017年)は、3月場所で12勝3敗、続く5月場所でも11勝4敗の好成績を収め、場所後に念願の大関昇進を果たした。フィリピンにルーツを持つ力士として史上初の大関誕生でもあった。昇進伝達式の口上では「大関の名に恥じぬよう、正々堂々精進します」と述べた。「正々堂々」は三役に定着する1年ほど前から温めていた言葉であり、亡き師匠への誓いが凝縮されていた。

土俵入り後の突如休場と大関陥落

大関昇進後も幾度となく優勝力士に次ぐ好成績を残したが、怪我の影響などもあり苦しい土俵が続いた。3度目の角番で迎えた令和元年(2019年)11月場所では、中日に土俵入りを済ませた直後、支度部屋での準備中に腰痛の悪化を訴えて突如休場を発表。土俵入りの後にいきなり休場が発表されるという大相撲史上初の出来事は、客席を大きくざわつかせた。この場所を負け越したことで、大関在位15場所での陥落が決まった。

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不屈の土俵と、懐の深い相撲

大関陥落後も幕内の上位に留まり続け、幾度も優勝争いへ加わった。令和7年(2025年)3月場所でも平幕の地位で12勝3敗を挙げて9回目となる優勝次点の成績を残す。さらに技能賞と金星を獲得するなど、ベテランの域に達してもなお第一線で実力を示している。

突き押しで前に出て四つに組み止める相撲は「型がない」と評されることもあるが、本人は「理想は相手を組み止めて寄っていく相撲。一番安定して勝てるスタイル」と語っている。突き、押し、左四つ、上手ひねりを状況に応じて使い分ける懐の深さが、角界入り20年を超えてなお幕内上位で戦い続ける原動力となっている。

💡 茨城県出身一覧💡 田子ノ浦部屋の力士

四股名
高安 晃(たかやす あきら)
最高位
大関
最新番付
西 関脇
出身地
茨城県 土浦市
本名
高安 晃
生年月日
平成2年(1990)2月28日(36歳)
身長・体重
188cm・173kg
所属部屋
鳴戸 → 田子ノ浦部屋
初土俵
平成17年(2005)3月(15歳1ヵ月)
新十両
平成22年(2010)11月(20歳9ヵ月)
新入幕
平成23年(2011)7月(21歳5ヵ月)
新小結
平成25年(2013)9月(23歳7ヵ月)
新関脇
平成28年(2016)9月(26歳7ヵ月)
新大関
平成29年(2017)7月(27歳5ヵ月)
優勝
幕下優勝1回
受賞・金星
殊勲賞4回,敢闘賞6回,技能賞3回,金星6個
通算成績
817勝623敗156休/1427出場(勝率:57.3%)
直近7場所
58勝47敗
7場所勝率
55.2%
得意技
突き・押し
決まり手傾向(直近7場所)
高安が勝ちの決まり手(58勝)
寄り切り9
突き出し9
押し倒し6
叩き込み6
上手投げ5
押し出し5
その他18
高安が負けの決まり手(47敗)
寄り切り14
押し出し9
突き落とし3
送り出し3
叩き込み3
上手出し投げ2
その他13
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令8年3月
西 関脇(変動なし)
7勝8敗
○○○○○|●○●●●|●●●●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
西 関脇(1枚上昇)
8勝7敗
○●○○○|●○○●○|●●○●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
西 小結(半枚降下)
8勝7敗
●○○○○|●●○●●|●●○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令7年9月
東 小結(半枚上昇)
7勝8敗
●●●●●|●○○●○|●○○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
西 小結(半枚降下)
10勝5敗
●○○○○|○●○●○|○●●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年5月
東 小結(4枚上昇)
6勝9敗
●●○●●|●○●●●|●○○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年3月
東 前頭4枚目
12勝3敗(幕内同点・技能賞・金星)
○○○●○|○○○○○|●○○●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

番付:小結

若元春 港

若元春 港(わかもとはる みなと)は福島県 福島市出身、荒汐部屋の力士で最高位は関脇。令和8年3月場所の番付は東 小結。

祖父は「足取り名人」と謳われた元小結・若葉山、父は元幕下・若信夫という相撲一家に生まれ、兄(若隆元)・弟(若隆景)とともに大波3兄弟として幼少期から土俵に親しんだ。稽古熱心な兄弟の隣ですぐに泣きごとを言う少年であったが、相撲のセンスは3兄弟の中で最も高く、大会では最も良い成績を残した。学法福島高校時代には3年連続でインターハイ個人戦に出場し、卒業後に荒汐部屋の門を叩き、平成23年(2011年)11月場所で初土俵を踏んだ。

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四股名の変遷と「毛利三兄弟」

前相撲では本名を交えた「荒大波」を名乗ったが、翌場所すぐに「剛士」へと改名した。これは金剛力士像にあやかって、後援者がつけてくれた四股名であった。長らく幕下の土俵で研鑽を積んでいたが、平成29年(2017年)5月場所、弟の入門に合わせて現在の「若元春」へと改名した。この四股名は、戦国武将・毛利元就の次男である吉川元春に由来するもので、毛利3兄弟に「大波3兄弟」をなぞらえてつけられたものであった。「若」の字は、祖父と父の四股名から受け継いだ。

弟に先を越され、幕下で8年

入門から8年近く、若元春は幕下の土俵を踏み続けた。その間、平成30年(2018年)1月場所に弟の若隆景が新十両へと昇進。3兄弟で最も相撲センスが高いと言われながら、角界では弟に先を越される格好となった。

それでも腐らず白星を積み上げ、西幕下3枚目で迎えた平成31年(2019年)1月場所では幕下全勝優勝をあげ新十両昇進を決めた。同年3月場所での新十両昇進は、若隆景とともに史上20組目の兄弟関取となった。しかし新十両場所は5勝10敗と大きく負け越し、1場所での幕下陥落となった。

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十両再昇進から新入幕、兄弟で幕内の土俵へ

幕下での再出発となった若元春は令和元年(2019年)11月場所に十両復帰を果たす。その復帰場所でも負け越して再度跳ね返されたが、令和2年(2020年)3月場所で三度十両へと昇進。ここから地道に勝ち越しを重ねていき令和4年(2022年)1月場所で待望の新入幕。これにより若隆景とともに史上12組目の兄弟幕内力士となった。かつて弟に先を越された若元春が、今度は兄として同じ舞台に並び立った。

三役定着と三賞

幕内では左四つからの寄りを武器に着実に番付を上げ、令和5年(2023年)1月場所で新小結、同年5月場所で新関脇へと昇進した。新関脇の場所では10勝5敗を挙げ、初の技能賞を獲得。令和6年(2024年)1月場所には横綱・大関陣から白星を挙げ、初の金星と殊勲賞も手にした。三役の地位で上位陣と渡り合いながら、着実に実績を重ねている。

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左四つの型と課題

得意は左差し右おっつけからの寄り。左を差して自分の型に持ち込んだときの威力は際立ち、引きつけの力の強さとまわしを切るうまさは相撲関係者からも高く評価されている。近年では珍しいうっちゃりも武器の一つ。一方、三役定着後は得意の左四つに組んだ状態で押し込まれる相撲も目立ち始め、令和6年(2024年)には年間決まり手で押し出しが寄り切りを上回るなど、型と実戦のはざまで新たな相撲を模索し続けている。

💡 福島県出身一覧💡 荒汐部屋の力士

四股名
若元春 港(わかもとはる みなと)
最高位
関脇
最新番付
東 小結
出身地
福島県 福島市
本名
大波 港
生年月日
平成5年(1993)10月5日(32歳)
身長・体重
187cm・144kg
出身高校
学法福島高校
所属部屋
荒汐部屋
改名歴
荒大波⇒剛士 → 若元春
初土俵
平成23年(2011)11月(18歳1ヵ月)
新十両
平成31年(2019)3月(25歳5ヵ月)
新入幕
令和4年(2022)1月(28歳3ヵ月)
新小結
令和5年(2023)1月(29歳3ヵ月)
新関脇
令和5年(2023)5月(29歳7ヵ月)
優勝
幕下優勝2回,序ノ口優勝1回
受賞・金星
殊勲賞1回,技能賞1回,金星3個
通算成績
485勝386敗28休/870出場(勝率:55.7%)
直近7場所
50勝55敗
7場所勝率
47.6%
得意技
左四つ・寄り
決まり手傾向(直近7場所)
若元春が勝ちの決まり手(50勝)
寄り切り18
押し出し8
叩き込み5
突き落とし3
上手投げ3
うっちゃり2
その他11
若元春が負けの決まり手(55敗)
寄り切り14
押し出し8
寄り倒し7
突き落とし4
突き出し4
叩き込み3
その他15
令8年3月
東 小結(半枚上昇)
3勝12敗
●●●●●|●●○○●|●●●○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

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令8年1月
西 小結(2枚上昇)
8勝7敗
●●●●●|○●○○○|○●○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
西 前頭2枚目(2枚上昇)
8勝7敗(金星)
●●○●●|○○○●○|○●○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令7年9月
西 前頭4枚目(3枚降下)
9勝6敗
○○●○○|○●○●●|●○●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
西 前頭筆頭(半枚降下)
6勝9敗(金星)
●○●●●|○●●●●|○○○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年5月
東 前頭筆頭(半枚上昇)
7勝8敗
●●●●○|●○○○●|○○●●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年3月
西 前頭筆頭
9勝6敗
○○●○●|○●○●○|○●●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

熱海富士 朔太郎

熱海富士 朔太郎(あたみふじ さくたろう)は静岡県 熱海市出身、伊勢ヶ濱部屋の力士。令和8年3月場所の番付は最高位更新となる西 小結。

相撲との出会いは熱海市立第二小学校時代、地元の「熱海市相撲教室」に通い始めたことに始まる。熱海市立熱海中学校進学後も同教室で稽古を積み、中学2年時(2016年)には静岡県大会で上位に食い込むなど、県内でも注目される存在となった。中学卒業後は、相撲の名門として知られる私立の飛龍高校へと進学し、本格的な強化に励んだ。

飛龍高校では部の要として様々な大会で活躍し、全国区の有力選手として頭角を現した。高校3年次の令和2年(2020年)、九代・伊勢ヶ濱(元横綱・旭富士)の勧誘を受け、高校に在籍したまま角界入りを決意。同年11月場所、初土俵から「熱海富士」の四股名を名乗った。四股名は、出身地の「熱海」と伊勢ヶ濱部屋伝統の「富士」を組み合わせたもので、郷土の期待を象徴する名となった。

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初土俵からのスピード出世と幕内の壁

初土俵から驚異的なスピードで番付を駆け上がることになる。令和3年(2021年)1月場所に序ノ口優勝、続く3月場所には序二段で全勝優勝を飾った。その後も勢いは止まらず三段目と幕下を順調に通過し、令和4年(2022年)3月場所、初土俵から所要わずか8場所で新十両へと昇進、西十両12枚目で土俵に上がった。これは熱海市出身として史上初となる関取誕生である。

令和4年(2022年)11月場所に新入幕。ここまで順調に番付を駆け上がってきた熱海富士であったが、ここで幕内の洗礼を受けることになる。新入幕場所を4勝11敗と大きく負け越し、幕内の厚い壁を経験してひと場所で十両へと番付を落とした。

不屈の再起と十両優勝

再起を期した令和5年(2023年)1月場所では思わぬ伏兵が。東十両3枚目の地位で10日目まで3勝7敗と苦戦していたが、11日目からインフルエンザへの感染が判明し、自身初の休場を余儀なくされた。この休場もあり、一時は十両中位まで番付を下げたが、5月場所では13勝2敗を挙げて勢いを取り戻すと、7月場所には西十両筆頭で11勝4敗の成績をあげて自身初の十両優勝を飾った。

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幕内上位への定着と新小結昇進

再入幕となった9月場所では、東前頭15枚目で千秋楽まで優勝争いに加わり、11勝4敗の好成績で初の敢闘賞を受賞。続く11月場所でも11勝を挙げ、2場所連続で優勝力士に次ぐ成績を収めて敢闘賞を手にした。その後も幕内上位に定着し、令和7年(2025年)7月場所でも11勝を挙げ、通算3度目となる優勝力士に次ぐ成績を残すなど、安定した実力を発揮している。

そして迎えた令和8年(2026年)1月場所は、西前頭4枚目で2個の金星を獲得するなどの躍動を見せ、12勝3敗の好成績を挙げる。千秋楽の優勝決定戦では、史上最速の快進撃を続ける新大関・安青錦と激突。惜しくも敗れて優勝同点となり初優勝こそ逃したものの、通算3度目となる敢闘賞を受賞して場内を大いに熱狂させた。この目覚ましい活躍が評価され、続く同年3月場所では新小結昇進を果たす。新三役の同場所でも9勝6敗と見事に勝ち越し、上位戦線に通用する地力の高さを証明している。

「右四つ」の破壊力と愛されるキャラクター

土俵上では180キロを超える体格を活かした右四つの型を得意とし、寄り切りや押し出しで圧倒する相撲が持ち味である。先代伊勢ヶ濱(元横綱・旭富士)、そして10代伊勢ヶ濱(元横綱・照ノ富士)の指導のもと、基本に忠実かつ力強い相撲を磨き続けており、対戦相手からもその圧力を警戒される存在となった。

私生活では非常に家族思いであり、女手一つで自分と妹を育て上げた母親を敬い、感謝を口にすることも多い。取組後のインタビューで見せる率直で温和なキャラクターは、土俵上での堂々とした立ち振る舞いとのギャップもあり、多くのファンに親しまれている。郷土の星として、そして次世代の角界を担う存在として、その歩みには熱い視線が注がれている。

💡 静岡県出身一覧💡 伊勢ヶ濱部屋の力士

四股名
熱海富士 朔太郎(あたみふじ さくたろう)
最高位
小結
最新番付
西 小結
出身地
静岡県 熱海市
本名
武井 朔太郎
生年月日
平成14年(2002)9月3日(23歳)
身長・体重
187cm・197kg
出身高校
飛龍高校
所属部屋
伊勢ヶ濱部屋
初土俵
令和2年(2020)11月(18歳2ヵ月)
新十両
令和4年(2022)3月(19歳6ヵ月)
新入幕
令和4年(2022)11月(20歳2ヵ月)
新小結
令和8年(2026)3月(23歳6ヵ月)
優勝
十両優勝1回,序二段優勝1回,序ノ口優勝1回
受賞・金星
敢闘賞3回,金星2個
通算成績
241勝179敗4休/419出場(勝率:57.5%)
直近7場所
59勝46敗
7場所勝率
56.2%
得意技
右四つ・寄り
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決まり手傾向(直近7場所)
熱海富士が勝ちの決まり手(59勝)
寄り切り25
押し出し19
小手投げ5
突き出し2
叩き込み2
極め出し2
その他4
熱海富士が負けの決まり手(46敗)
寄り切り20
押し出し5
肩透かし5
突き落とし3
掬い投げ2
上手投げ2
その他9
令8年3月
西 小結(4枚上昇・最高位更新)
9勝6敗
●○●○●|○○○●○|○●○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
西 前頭4枚目(1枚半上昇)
12勝3敗(幕内同点・敢闘賞・金星2)
●●○○○|○○○○○|○●○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
東 前頭6枚目(3枚降下)
8勝7敗
○●○○○|○●●○●|○●●●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令7年9月
東 前頭3枚目(7枚上昇)
5勝10敗
○●●●●|●○●●●|●○○●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
東 前頭10枚目(2枚上昇)
11勝4敗
●●○○○|○○●○○|○○○●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年5月
東 前頭12枚目(4枚降下)
8勝7敗
○○●○●|○○●○○|●●●●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年3月
東 前頭8枚目
6勝9敗
○●○●○|●●○○●|○●●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

番付:前頭筆頭

若隆景 渥

若隆景 渥(わかたかかげ あつし)は福島県 福島市出身、荒汐部屋の力士で最高位は関脇。令和8年3月場所の番付は東 前頭筆頭。

母方の祖父に「足取り名人」と呼ばれた元小結・若葉山、父に立田川部屋の元幕下・若信夫を持つ相撲一家・大波3兄弟の末弟として生まれた。東洋大学相撲部では団体優勝に貢献し、個人戦でも準優勝を収めて三段目最下位格付出の資格を取得。兄達と同じ荒汐部屋への入門を決めた。四股名は毛利三兄弟の三男・小早川隆景にちなんで「若隆景」と名付けられた。

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兄弟で切り拓いた関取への道

平成29年(2017年)3月場所、三段目最下位格付出で初土俵を踏むと番付を着実に上げ、平成30年(2018年)5月場所で新十両へ昇進。大波3兄弟の中で最初の関取となった。十両では地道に勝ち越しを重ねながら地力を蓄え、令和元年(2019年)11月場所で新入幕を果たした。

しかし新入幕場所は、4日目の照強戦で右足首を負傷し5日目から休場。4勝1敗10休と大きく負け越し、翌場所は十両へ陥落した。それでも十両で勝ち越しを積み重ね、令和2年(2020年)3月場所では西十両2枚目で10勝5敗を挙げて再入幕を決定づけた。場所後に停年を迎えた師匠・7代荒汐(元小結・大豊)への餞別ともなる勝ち越しとなった。

令和2年7月場所での再入幕後も白星を積み上げ、令和3年(2021年)1月場所には部屋単位の新型コロナウイルス対応措置による全休を強いられたが、これをはね返すように地力を伸ばし、同年3月場所・5月場所と2場所連続で技能賞を受賞した。

新関脇で86年ぶりの賜杯

令和4年(2022年)3月場所、東関脇に初昇進。その場所で12勝3敗の成績を挙げ、髙安との優勝決定戦を制して自身初の幕内最高優勝を飾った。新関脇での優勝は昭和11年(1936年)夏場所の双葉山以来86年ぶり3人目、福島県出身力士としては昭和47年(1972年)初場所の栃東以来50年ぶりの快挙であり、荒汐部屋に初の幕内最高優勝をもたらした。

その後も関脇に定着し安定した上位相撲を見せ続けたが、7場所連続で関脇を務めた令和5年(2023年)3月場所13日目、右膝に重傷を負い途中休場。「右前十字靱帯損傷、右外側半月板損傷」と診断され、同年4月に靱帯再建手術を受けた。

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幕下からの再起

術後5か月以上の加療を要し、令和5年5月場所から3場所連続で全休。番付は幕下まで降下した。幕内最高優勝経験者の幕下陥落は、照ノ富士・朝乃山・徳勝龍に続き史上4人目であった。師匠の8代荒汐(元幕内蒼国来)は「しっかり治るまで無理はさせない」と再発防止を最優先とし、稽古に復帰後も慎重な管理が行われた。若隆景自身も「本場所に出られないことが悔しかったが、勉強になる時間だった」と土俵を離れた日々を振り返っている。

令和5年11月場所、東幕下6枚目で復帰。5勝2敗で土俵勘を取り戻すと、翌令和6年(2024年)1月場所では西幕下筆頭で7戦全勝優勝を飾り、関取復帰を確定させた。さらに西十両6枚目で迎えた同年5月場所では14勝1敗で十両優勝を果たし、幕下復帰から所要4場所で幕内へ返り咲いた。

前頭上位で刻む存在感

令和6年9月場所は東前頭7枚目で12勝3敗を挙げ、殊勲賞を獲得。令和7年(2025年)1月場所には西小結で三役に返り咲いた。同年5月場所でも12勝3敗で技能賞を受賞。幕内上位でも前に出る圧力は衰えを見せない。

おっつけで相手の差し手を封じ、右四つから左前廻しを引きつけての寄りを得意とする。怪我と手術を経てなお磨き続けてきた取り口は、多くの試練を越えてより研ぎ澄まされている。

💡 福島県出身一覧💡 荒汐部屋の力士

四股名
若隆景 渥(わかたかかげ あつし)
最高位
関脇
最新番付
東 前頭筆頭
出身地
福島県 福島市
本名
大波 渥
生年月日
平成6年(1994)12月6日(31歳)
身長・体重
183cm・135kg
出身高校
学法福島高校
出身大学
東洋大学
所属部屋
荒汐部屋
初土俵
平成29年(2017)3月(22歳3ヵ月)
新十両
平成30年(2018)5月(23歳5ヵ月)
新入幕
令和1年(2019)11月(24歳11ヵ月)
新小結
令和3年(2021)7月(26歳7ヵ月)
新関脇
令和4年(2022)3月(27歳3ヵ月)
優勝
幕内優勝1回,十両優勝1回,幕下優勝2回,三段目優勝1回
受賞・金星
殊勲賞1回,技能賞6回,金星1個
通算成績
408勝258敗72休/663出場(勝率:61.5%)
直近7場所
61勝43敗1休
7場所勝率
59.2%
得意技
右四つ・寄り
決まり手傾向(直近7場所)
若隆景が勝ちの決まり手(61勝)
寄り切り23
押し出し13
押し倒し4
肩透かし4
送り出し3
寄り倒し3
その他11
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若隆景が負けの決まり手(43敗)※不戦敗1含む
押し出し16
寄り切り8
叩き込み5
小手投げ2
切り返し2
引き落とし2
その他7
令8年3月
東 前頭筆頭(1枚半上昇)
8勝6敗1休(金星)
○●●●○|○●●○○|○○○■や
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
西 前頭2枚目(1枚降下)
9勝6敗
●○○○●|●●○●○|●○○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
西 前頭筆頭(2枚半降下)
7勝8敗
●●●●○|●○○○○|●○●●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令7年9月
東 関脇(1枚半上昇)
6勝9敗
●○●○○|○●○●●|●○●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
西 関脇2(半枚上昇)
10勝5敗
○○●●●|○●○○○|○○○●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年5月
西 小結(半枚上昇)
12勝3敗(技能賞)
●○○○○|○○○●○|●○○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年3月
東 前頭筆頭
9勝6敗
●●●●○|○●○○○|○○○●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

義ノ富士 直哉

義ノ富士 直哉(よしのふじ なおや)は熊本県 宇土市出身、伊勢ヶ濱部屋の力士で最高位は前頭筆頭。令和8年3月場所の番付は最高位に並ぶ西 前頭筆頭。

5歳の時に地元の宇土少年相撲クラブ(熊本県)で相撲を始め、宇土市立鶴城中学校3年次には全国中学生相撲選手権大会で優勝し、「中学生横綱」のタイトルを獲得した。強豪の文徳高校へ進学し、3年次に全国高校総体(インターハイ)の個人戦で準優勝したほか、世界ジュニア相撲選手権大会では団体優勝に貢献する。

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日本大学での実績と幕下付出

高校卒業後は日本大学へ進学し、4年次に全国学生相撲選手権大会で個人優勝を果たして「学生横綱」に輝いた。また、同年の世界相撲選手権大会でも重量級を制している。全国学生相撲選手権での優勝実績により幕下最下位格付出(幕下60枚目格付出)の資格を取得。当初は旧・宮城野部屋へ入門する予定であったが、同部屋の閉鎖に伴って伊勢ヶ濱部屋へと合流する形で入門し、大相撲の土俵へ進んだ。

記録的な十両通過

令和6年(2024年)5月場所に本名の「草野」を名乗り、幕下最下位格付出で初土俵を踏む。この場所を6勝1敗の好成績で終えると、以降も連続して勝ち越しを重ね、令和7年(2025年)3月場所での新十両昇進を決めた。

この十両昇進場所では、初日から12連勝を記録して新十両としての歴代最多連勝記録を更新。最終的には14勝1敗の成績で十両優勝を飾った。続く同年5月場所でも13勝2敗で連続となる十両優勝を果たし、わずか2場所で十両を通過した。

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新入幕での躍進と四股名改名

令和7年(2025年)7月場所で新入幕を果たすと、11勝4敗の好成績を挙げて優勝力士に次ぐ成績を収め、敢闘賞と技能賞のダブル受賞を果たした。その後も幕内上位へと番付を上げ、同年11月場所より四股名を本名から「義ノ富士」へと改名する。この場所でも9勝6敗と勝ち越し、2度目の技能賞に加えて自身初となる金星を獲得した。

右四つからの力強い寄りや投げを武器に、その後も上位陣と互角の戦いを繰り広げている。持ち前の地力を存分に発揮して殊勲賞や金星を獲得するなど、幕内上位の土俵で目覚ましい活躍を続けている。

💡 熊本県出身一覧💡 伊勢ヶ濱部屋の力士

四股名
義ノ富士 直哉(よしのふじ なおや)
最高位
前頭筆頭
最新番付
西 前頭筆頭
出身地
熊本県 宇土市
本名
草野 直哉
生年月日
平成13年(2001)6月25日(24歳)
身長・体重
185cm・160kg
出身高校
文徳高校
出身大学
日本大学
所属部屋
伊勢ヶ濱部屋
改名歴
草野 → 義ノ富士
初土俵
令和6年(2024)5月・幕下60付出(22歳11ヵ月)
新十両
令和7年(2025)3月(23歳9ヵ月)
新入幕
令和7年(2025)7月(24歳1ヵ月)
優勝
十両優勝2回
受賞・金星
殊勲賞1回,敢闘賞1回,技能賞2回,金星3個
通算成績
94勝46敗0休/140出場(勝率:67.1%)
直近7場所
43勝32敗(十両:27勝3敗)
7場所勝率
66.7%
得意技
右四つ・寄り
決まり手傾向(直近7場所)
義ノ富士が勝ちの決まり手(70勝)※不戦勝2含む
寄り切り25
押し出し13
上手投げ8
寄り倒し4
掬い投げ3
送り出し3
その他12
義ノ富士が負けの決まり手(35敗)
押し出し5
押し倒し4
叩き込み4
寄り切り4
寄り倒し3
突き出し3
その他12
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令8年3月
西 前頭筆頭(変動なし)
7勝8敗
●○●□●|●○○●●|○●○●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
西 前頭筆頭(3枚半上昇・最高位更新)
8勝7敗(殊勲賞・金星2)
●●○○○|○●●○●|○●●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
東 前頭5枚目(1枚半上昇・最高位更新)
9勝6敗(技能賞・金星)
○●○○○|○○●●○|○●○●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令7年9月
西 前頭6枚目(7枚半上昇・最高位更新)
8勝7敗
●●○○●|●○○○●|○●○●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
東 前頭14枚目(4枚半上昇・最高位更新)
11勝4敗(技能賞・敢闘賞)
○○●○○|○○○●○|○●○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年5月
西 十両筆頭(13枚上昇・最高位更新)
13勝2敗(十両優勝)
●○○○○|○○○○○|●○○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年3月
西 十両14枚目
14勝1敗(十両優勝)
○○○○○|○□○○○|○○●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

番付:前頭2枚目

藤ノ川 成剛

藤ノ川 成剛(ふじのかわ せいごう)は京都府 京都市西京区出身、伊勢ノ海部屋の力士。令和8年3月場所の番付は最高位更新となる東 前頭2枚目。

父は伊勢ノ海部屋の10代甲山(元前頭11枚目・大碇)。5歳の頃から父も指導に携わる東京の小松竜道場で相撲を始め、埼玉栄高校へと進学。2年次から関東大会の個人戦で優勝するなど頭角を現し、3年次には相撲部の主将を務めながら、全国高校相撲宇佐大会で個人ベスト8、国民体育大会で個人ベスト16などの実績を残した。高校での実績から複数の大学から勧誘を受けたが、父からの「早く入門したほうが良い」という助言もあり、高校卒業を待たずに伊勢ノ海部屋へ入門した。

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初土俵からの躍進と親子関取

令和5年(2023年)1月場所において、父の四股名から一字を取った「若碇」の四股名で初土俵を踏む。新序出世披露では、父が現役時代に使用していた化粧廻しを締めて土俵に上がった。機動力を活かした押し相撲を武器に順調に番付を上げ、同年7月場所では7戦全勝とし、優勝決定戦を制して三段目優勝を飾る。その後も幕下でコンスタントに勝ち越しを続け、令和6年(2024年)11月場所で新十両へ昇進。大相撲史上13組目となる「親子関取」の快挙を達成した。

伝統の四股名襲名と新入幕

十両を4場所で通過し、令和7年(2025年)7月場所で新入幕を果たす。この新入幕を機に、伊勢ノ海部屋の伝統ある名跡「藤ノ川」の6代目を襲名した。この改名は、機動力のある相撲ぶりが元関脇・藤ノ川(11代伊勢ノ海)の現役時代(「今牛若丸」の異名を取った)に重なることから、先代藤ノ川本人より「幕内に上がったら藤ノ川に改名だな」と直接声をかけられていた縁に由来する。

新入幕の場所では10勝5敗の好成績を収め、自身初となる三賞(敢闘賞)を獲得。その後も幕内上位へと番付を上げ、上位陣と互角の戦いを繰り広げている。持ち前の機動力と突き押しにさらに磨きをかけ、技能賞や金星を獲得するなど、次代を担う若手力士として大相撲の土俵で目覚ましい活躍を続けている。

💡 京都府出身一覧💡 伊勢ノ海部屋の力士

四股名
藤ノ川 成剛(ふじのかわ せいごう)
最高位
前頭2枚目
最新番付
東 前頭2枚目
出身地
京都府 京都市西京区
本名
齋藤 成剛
生年月日
平成17年(2005)2月22日(21歳)
身長・体重
177cm・121kg
出身高校
埼玉栄高校
所属部屋
伊勢ノ海部屋
改名歴
齋藤→若碇 → 藤ノ川
初土俵
令和5年(2023)1月(17歳11ヵ月)
新十両
令和6年(2024)11月(19歳9ヵ月)
新入幕
令和7年(2025)7月(20歳5ヵ月)
優勝
三段目優勝1回
受賞・金星
敢闘賞1回,技能賞1回,金星2個
通算成績
128勝74敗3休/201出場(勝率:63.7%)
直近7場所
43勝32敗(十両:20勝10敗)
7場所勝率
60.0%
得意技
押し
決まり手傾向(直近7場所)
藤ノ川が勝ちの決まり手(63勝)※不戦勝1含む
押し出し14
掬い投げ9
寄り切り5
叩き込み5
押し倒し5
突き落とし5
その他19
藤ノ川が負けの決まり手(42敗)
押し出し13
押し倒し4
叩き込み4
寄り切り4
上手投げ3
送り出し3
その他11
令8年3月
東 前頭2枚目(5枚半上昇・最高位更新)
8勝7敗(技能賞・金星2個)
●●○○●|○●●○●|○○●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

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令8年1月
西 前頭7枚目(4枚半上昇・最高位更新)
10勝5敗
●○○○○|○●○○●|●●○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
東 前頭12枚目(2枚半降下)
9勝6敗
○○○○○|●○●●●|●○○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令7年9月
西 前頭9枚目(5枚上昇・最高位更新)
6勝9敗
●●●○○|●○●●●|○○●○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
西 前頭14枚目(8枚上昇・最高位更新)
10勝5敗(敢闘賞)
●●○○○|○○●○●|●○□○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年5月
西 十両5枚目(3枚半上昇・最高位更新)
12勝3敗
○○●●○|○○●○○|○○○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年3月
東 十両9枚目
8勝7敗
●○●○●|○○●○○|●○●○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

美ノ海 義久

美ノ海 義久(ちゅらのうみ よしひさ)は沖縄県 うるま市出身、木瀬部屋の力士。令和8年3月場所の番付は最高位更新となる西 前頭2枚目。

木崎家の三男として、のちに同じ木瀬部屋へと入門する弟(元十両3枚目・木﨑海)らと共に沖縄県うるま市で育つ。小学1年生の頃から相撲を始め、中学時代に参加した鳥取城北高校の合宿の厳しさに触発されて同校への進学を決意した。高校の同期にはアルタンホヤグ・イチンノロブ(のちの関脇・逸ノ城)がおり、3年次には国民体育大会で団体優勝を果たしたほか、個人戦の決勝でもイチンノロブを破って優勝を飾った。その後は日本大学へ進学し、4年次には主将として全国学生相撲選手権大会での団体優勝を牽引するなど、輝かしい実績を残した。

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初土俵と四股名の由来

大学卒業後は木瀬部屋の門を叩き、平成28年(2016年)3月場所に本名の「木崎」で初土俵を踏んだ。同年7月場所に序二段、続く9月場所には三段目でそれぞれ7戦全勝での優勝を飾るなど、順調に番付を上げていく。そして平成30年(2018年)7月場所で新十両へ昇進。これを機に、沖縄の方言で「きれい」を意味する「美」を入れた「美ノ海」へと改名した。下の名の「義久」には、相撲を始めるきっかけを与えてくれた亡き祖父の名前を用いている。

苦難を乗り越えての新入幕

ところが、西十両14枚目で迎えた平成30年(2018年)7月場所は、5勝10敗と大きく負け越して十両1場所で幕下へと陥落。令和元年(2019年)3月場所、幕下全勝優勝を挙げて再び十両昇進を決めるが、翌5月場所ではまたしても5勝10敗で1場所陥落。

十両の壁に幾度も阻まれた美ノ海だったが、令和2年(2020年)1月場所で三度十両昇進を遂げて以降は主戦場を十両へと移した。十両の土俵で着実に地力を養うと、令和5年(2023年)11月場所で待望の新入幕を果たす。初土俵から所要45場所での入幕は、決して平坦な道のりではなく、苦労を重ねた末に掴み取った座であった。

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幕内での躍進と沖縄県勢初の三賞

持ち味である左四つからの投げや、しぶとい相撲を武器に幕内でも躍動する。令和7年(2025年)3月場所では、西前頭14枚目の地位で千秋楽まで優勝争いに加わる活躍を見せた。最終的に11勝4敗の好成績を挙げ、自身初となる敢闘賞を獲得。これは沖縄県出身力士としては大相撲史上初となる三賞受賞であり、まさに歴史的な記録であった。その後も上位戦線で着実に実績を積んでおり、郷土の期待を背負って土俵で確かな存在感を示し続けている。

💡 沖縄県出身一覧💡 木瀬部屋の力士

四股名
美ノ海 義久(ちゅらのうみ よしひさ)
最高位
前頭2枚目
最新番付
西 前頭2枚目
出身地
沖縄県 うるま市
本名
木崎 信志
生年月日
平成5年(1993)5月6日(32歳)
身長・体重
178cm・152kg
出身高校
鳥取城北高校
出身大学
日本大学
所属部屋
木瀬部屋
改名歴
木崎 → 美ノ海
初土俵
平成28年(2016)3月(22歳10ヵ月)
新十両
平成30年(2018)7月(25歳2ヵ月)
新入幕
令和5年(2023)11月(30歳6ヵ月)
優勝
幕下優勝1回,三段目優勝1回,序二段優勝1回
受賞・金星
敢闘賞1回
通算成績
367勝349敗1休/715出場(勝率:51.3%)
直近7場所
54勝51敗
7場所勝率
51.4%
得意技
左四つ・寄り
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決まり手傾向(直近7場所)
美ノ海が勝ちの決まり手(54勝)※不戦勝1含む
押し出し23
寄り切り10
送り出し9
寄り倒し3
突き落とし2
叩き込み2
その他4
美ノ海が負けの決まり手(51敗)
押し出し13
寄り切り13
叩き込み6
突き落とし4
上手投げ3
上手出し投げ3
その他9
令8年3月
西 前頭2枚目(3枚上昇・最高位更新)
4勝11敗
●○●○●|●○●●●|●●○●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
西 前頭5枚目(1枚半上昇)
9勝6敗
○○●●●|○○○○●|○●●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
東 前頭7枚目(3枚半上昇)
8勝7敗
○○●○●|●○●○●|○●●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令7年9月
西 前頭10枚目(2枚半上昇)
9勝6敗
●○○○○|○●●○●|○○●●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
東 前頭13枚目(5枚半降下)
9勝6敗
●●○○○|●●○○●|○○□○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年5月
西 前頭7枚目(7枚上昇)
4勝11敗
●●○●●|●●●●○|●○●●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年3月
西 前頭14枚目
11勝4敗(敢闘賞)
○○●○○|○○○●○|●●○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

番付:前頭3枚目

平戸海 雄貴

平戸海 雄貴(ひらどうみ ゆうき)は長崎県 平戸市出身、境川部屋の力士で最高位は小結。令和8年3月場所の番付は東 前頭3枚目。

小学1年生の時に地元の紐差相撲クラブで相撲と出会った。小学4年生から3年連続でわんぱく相撲全国大会に出場し、4年時にはベスト16へ進出。平戸市立中部中学校3年次には全国中学校相撲選手権大会でベスト8に入った。複数の強豪高校からの勧誘もあったが、中学時代に全国大会で宿泊した縁があった13代境川(元小結・両国)に声をかけられ、卒業と同時に境川部屋の門を叩いた。小学校の卒業式で発表した「関取になりたい」という夢を追いかけ、平成28年(2016年)3月場所で初土俵を踏む。

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故郷の名を背負う四股名

当初は本名の「坂口」で土俵に上がっていたが、序二段や三段目で地力をつけていた平成29年(2017年)3月場所より「平戸海」へと改名した。「平戸」は生まれ育った長崎県平戸市そのものであり、故郷への誇りと覚悟を四股名に刻んだものであった。

幕下での長い修行と関取への道

幕下上位の壁には幾度も跳ね返されたが、ひたすら前に出る押し相撲を磨き、徐々に実力を蓄えていった。令和3年(2021年)9月場所を東幕下2枚目で5勝2敗と勝ち越し、場所後の番付編成会議で新十両昇進を確定させた。平成17年(2005年)の市町村合併以降、平戸市出身力士としては初の関取誕生であった。令和3年11月場所、西十両13枚目で新十両の土俵に上がる。

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新入幕と三役への躍進

十両を5場所で通過し、令和4年(2022年)9月場所において西前頭16枚目で新入幕を果たした。新入幕場所は7勝8敗と負け越したものの、続く11月場所で10勝5敗と2桁勝利を挙げ、前頭上位へと番付を伸ばした。幕内の土俵においても「引いたら負け」という信念のもと、力強い突き押しと右四つからの寄りを武器に白星を積み重ねた。令和6年(2024年)3月場所、そして5月場所で9勝6敗と幕内上位で勝ち越しを続け、同年7月場所において西小結へと昇進した。新三役の場所では10勝5敗の好成績を収め、前に出る積極的な相撲が評価されて自身初となる技能賞を獲得した。

💡 長崎県出身一覧💡 境川部屋の力士

四股名
平戸海 雄貴(ひらどうみ ゆうき)
最高位
小結
最新番付
東 前頭3枚目
出身地
長崎県 平戸市
本名
坂口 雄貴
生年月日
平成12年(2000)4月20日(25歳)
身長・体重
178cm・140kg
所属部屋
境川部屋
改名歴
坂口 → 平戸海
初土俵
平成28年(2016)3月(15歳11ヵ月)
新十両
令和3年(2021)11月(21歳7ヵ月)
新入幕
令和4年(2022)9月(22歳5ヵ月)
優勝
無し
受賞・金星
技能賞1回
通算成績
334勝287敗8休/620出場(勝率:53.9%)
直近7場所
51勝54敗
7場所勝率
48.6%
得意技
突き・押し・右四つ・寄り
決まり手傾向(直近7場所)
平戸海が勝ちの決まり手(51勝)
寄り切り26
押し出し10
叩き込み4
突き落とし3
寄り倒し3
突き出し2
その他3
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平戸海が負けの決まり手(54敗)
押し出し11
掬い投げ6
押し倒し6
叩き込み5
寄り切り5
突き落とし5
その他16
令8年3月
東 前頭3枚目(3枚上昇)
7勝8敗
○○●○○|●●○●●|●○●●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
東 前頭6枚目(3枚降下)
9勝6敗
○●○●○|●○○○○|●○○●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
東 前頭3枚目(1枚上昇)
4勝11敗
○●○●●|●●●●●|○●○●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令7年9月
東 前頭4枚目(1枚上昇)
8勝7敗
○●○○○|●●●○○|●●○●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
東 前頭5枚目(1枚半降下)
8勝7敗
●●●○○|○○○●●|●○○●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年5月
西 前頭3枚目(2枚半上昇)
6勝9敗
●○○●●|○●●●○|●○○●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年3月
東 前頭6枚目
9勝6敗
○●○●●|●○○○●|○○○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

王鵬 幸之介

王鵬 幸之介(おうほう こうのすけ)は東京都 江東区出身、大嶽部屋の力士で最高位は関脇。令和8年3月場所の番付は西 前頭3枚目。

第48代横綱・大鵬を祖父に、元関脇・貴闘力を父に持つ相撲一家の三男として育つ。幼少期より地元の相撲道場で稽古に励み、名門である埼玉栄高校へと進学。3年次には相撲部の主将を務め、国民体育大会での団体優勝に貢献するなどの実績を残した。

高校卒業を控えた平成30年(2018年)1月場所において、17代大嶽(元十両・大道)が師匠を務める大嶽部屋から初土俵を踏んだ。入門当初の四股名は、本名の「納谷」であった。

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序ノ口優勝と三世代にわたる関取誕生

初めて番付に名前が載った翌3月場所では、高校時代から切磋琢磨してきた同期入門の豊昇龍を破り、7戦全勝で序ノ口優勝を飾る。その後も順調に白星を重ね、同年9月場所で幕下へ昇進した。

以降は幕下上位の分厚い壁に挑みながら着実に地力を蓄え、幕下筆頭で迎えた令和2年(2020年)11月場所において6勝1敗と勝ち越す。初土俵から丸3年となる令和3年(2021年)1月場所、20歳11ヶ月の若さで新十両へ昇進した。

この関取昇進を機に、四股名を「王鵬」へと改名する。祖父の四股名から「鵬」の一字を受け継ぎ、「王道を進んでほしい」という願いが込められたものであった。これにより、祖父、父に続く三世代にわたる関取が誕生した。

幕内での躍進と初金星

新十両の場所は5勝10敗と大きく負け越して幕下へ陥落したが、再起後は安定した成績を積み重ねて十両を突破し、令和4年(2022年)1月場所で新入幕を果たす。恵まれた体格を生かした突き押しや、四つに組んでも取れる相撲を武器に幕内に定着し、令和6年(2024年)3月場所では横綱・照ノ富士を破って自身初となる金星を獲得した。

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因縁の優勝決定戦と新関脇への昇進

西前頭3枚目で迎えた令和7年(2025年)1月場所では、順調に白星を重ねて12勝3敗の好成績を挙げ、因縁のライバルである豊昇龍と優勝決定戦を争った。惜しくも敗れて優勝同点となったものの、その堂々たる戦いぶりから技能賞を受賞している。

続く同年3月場所では新関脇へと昇進した。この場所は6勝9敗と負け越して平幕へ番付を落としたが、直後の5月場所において、先の決定戦を制して横綱へと昇進していた豊昇龍から2つ目となる金星を奪う意地を見せた。その後も関脇や小結など三役の地位を含め、幕内上位で激闘を続けている。血脈の重圧を自らの力へと変え、さらなる高みを目指して現在の土俵を務めている。

💡 東京都出身一覧💡 大嶽部屋の力士

四股名
王鵬 幸之介(おうほう こうのすけ)
最高位
関脇
最新番付
西 前頭3枚目
出身地
東京都 江東区
本名
納谷 幸之介
生年月日
平成12年(2000)2月14日(26歳)
身長・体重
192cm・178kg
出身高校
埼玉栄高校
所属部屋
大嶽部屋
改名歴
納谷 → 王鵬
初土俵
平成30年(2018)1月(17歳11ヵ月)
新十両
令和3年(2021)1月(20歳11ヵ月)
新入幕
令和4年(2022)1月(21歳11ヵ月)
新小結
令和8年(2026)1月(25歳11ヵ月)
新関脇
令和7年(2025)3月(25歳1ヵ月)
優勝
序ノ口優勝1回
受賞・金星
技能賞1回,金星2個
通算成績
316勝268敗0休/583出場(勝率:54.2%)
直近7場所
48勝57敗
7場所勝率
45.7%
得意技
突き・押し
決まり手傾向(直近7場所)
王鵬が勝ちの決まり手(48勝)※不戦勝1含む
押し出し17
叩き込み10
肩透かし3
突き落とし3
寄り切り3
寄り倒し2
その他9
王鵬が負けの決まり手(57敗)
寄り切り17
押し出し11
上手投げ6
寄り倒し4
叩き込み4
突き落とし2
その他13
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令8年3月
西 前頭3枚目(3枚半降下)
7勝8敗
●●○●●|○●○●○|○○●○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
東 小結(半枚降下)
4勝11敗
●●●○○|●●○○●|●●●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
西 関脇(3枚上昇)
7勝8敗
○○●●●|○●●○●|●●○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令7年9月
西 前頭2枚目(半枚降下)
10勝5敗
●●○○●|●○○○○|○●○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
東 前頭2枚目(半枚降下)
7勝8敗(金星)
●●●○□|●●●○●|○●○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年5月
西 前頭筆頭(2枚降下)
7勝8敗
○○○●●|●●●●●|○●○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年3月
西 関脇
6勝9敗
●●○●○|●●○○●|●●○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

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カテゴリー : 幕内

公開日:2018-07-02
投稿者:レイ

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