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【大相撲用語】空き名跡(あきみょうせき)とは?

大相撲用語解説。相撲にまつわる言葉をご紹介!

力士の引退が囁かれる頃に耳にすることがあるかもしれない「空き名跡(あきみょうせき)」という言葉について解説していきます。

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空き名跡(あきみょうせき/あきめいせき)とは

相撲協会では、現在の年寄名跡を確認するために「年寄名跡目録」という目録を作成しています。 現在、その目録には105の年寄名跡が記載されていますが、この目録に記載された年寄名跡のうち、力士出身の有資格者によって襲名、または継承されていない名跡のことを「空き名跡」といいます。

もしも空き名跡のまま5年間、襲名・継承者がいない年寄名跡については、理事長が取り扱いについて審議すると定められております。

年寄株や親方株は俗称

ふだん耳にすることが多いのは、もしかしたら年寄株(としより)や親方株(おやかたかぶ)という言葉ではないでしょうか?

このように年寄名跡のことを「株」や「親方株」「年寄株」ということもありますが、これらはすべて俗称なのです。相撲協会の正式な用語は年寄名跡(としよりみょうせき/めいせき)となっています。

空き名跡がなかったら?

前述したように目録に記されている名跡は105しかありません。いったん襲名した年寄は何か事情がない限りは停年まで相撲協会を離れることは少なく、また65歳の停年を迎えても再雇用で70歳まで親方を続ける場合もあります。

このため年寄名跡は常に空きが少ない状態であり、引退間近でまだ年寄名跡を取得していない力士は、年寄名跡の入手に奔走することになるのです。

それでも入手の目処が立たない場合には、残念ながら協会を去ることになります。現役の時にどんなに人気があった力士でも、年寄名跡が入手できないと協会に残ることができません。