押尾川(おしおがわ)部屋の現役力士の番付と成績、そして基礎情報をまとめてご紹介します。
この記事では様々な情報を網羅した力士一覧表をご用意しております。
最新場所である令和8年(2026年)5月場所の番付はもちろん、過去6場所分の成績を確認することができます。
また、表の内容はボタンによって切り替えることができ、通算成績や力士の基礎情報などもシームレスに知るこができます。
最新場所については日々の対戦相手と勝敗が一目で分かる星取表もご覧頂けます。場所中は日々更新していきますので、観戦のお供にぜひご活用ください。
当サイトでは全ての部屋と出身地についても同様のページをご用意しております。
他の部屋の番付と成績も見てみたい方は部屋目次より選んでください。出身地毎の番付・成績は出身地別目次からどうぞ。
相撲部屋や出身地ごとの場所の成績からランキングを作成しております。初場所、好調な相撲部屋や力士の出身地はどこ?
- 一門
- :二所ノ関一門
- 創設
- :令和4年(2022年)2月7日
- 創設者
- :第22代・押尾川 旭 (元関脇・豪風 旭)
- 現師匠
- :同上
- 所在地
- :東京都墨田区文花3-6-3 📍地図
- サイト
- : 公式サイト / X(Twitter)
この記事の目次
押尾川部屋とは
押尾川部屋は、尾車部屋の元関脇・豪風が創設した相撲部屋です。
平成31(2019)年1月場所を最後に現役を引退し、尾車部屋の部屋付き親方を務めていた22代押尾川(元関脇・豪風)が、令和4(2022)年2月7日付で尾車部屋から独立して押尾川部屋を興しました。
なお尾車部屋は同日付で閉鎖され、尾車親方と力士3人(矢後、天風、飛燕力)、世話人・錦風、床山・床豪は押尾川部屋へ、中村親方(元関脇・嘉風)と力士8人(友風など)、呼出・禄郎は二所ノ関部屋への移籍となりました。
押尾川部屋の系譜
押尾川部屋の成り立ちを系譜でご紹介します。
力士一覧表(番付・星取表・成績・経歴)(3日目)
| No | 四股名 | 直近7場所 成績 | 直近7場所 勝率 | 番付 (令8.5) | 5月場所 成績 | 令和8年5月場所星取表 | S1 | 番付 推移 | 変動 枚数 | 番付 (令8.3) | 3月場所 成績 | 令和8年3月場所星取表 | S2 | 番付 推移 | 変動 枚数 | 番付 (令8.1) | 1月場所 成績 | 令和8年1月場所星取表 | S3 | 番付 推移 | 変動 枚数 | 番付 (令7.11) | 11月場所 成績 | 令和7年11月場所星取表 | S4 | 番付 推移 | 変動 枚数 | 番付 (令7.9) | 9月場所 成績 | 令和7年9月場所星取表 | S5 | 番付 推移 | 変動 枚数 | 番付 (令7.7) | 7月場所 成績 | 令和7年7月場所星取表 | s6 | 番付 推移 | 変動 枚数 | 番付 (令7.5) | 5月場所 成績 | 令和7年5月場所星取表 | 初日 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | 5日目 | 6日目 | 7日目 | 中日 | 9日目 | 10日目 | 11日目 | 12日目 | 13日目 | 14日目 | 千秋楽 | 最高位 | 出身地 | 部屋 | 一門 | 年齢 | 生年月日 | 大相撲歴 | 本名 | 旧四股名 | 旧所属 | 身長(㎝) | 体重(㎏) | BMI | 出身高校 | 出身大学 | 初土俵 | 初土俵 年齢 | 新十両 | 新十両 年齢 | 新入幕 | 新入幕 年齢 | 新小結 | 新小結 年齢 | 新関脇 | 新関脇 年齢 | 大関昇進 | 大関昇進 年齢 | 横綱昇進 | 横綱昇進 年齢 | 幕内 優勝 | 十両 優勝 | 幕下 優勝 | 三段目 優勝 | 序二段 優勝 | 序ノ口 優勝 | 技能賞 | 殊勲賞 | 敢闘賞 | 金星 | 通算 勝利数 | 通算 敗数 | 通算 休数 | 出場回数 | 通算 勝率(%) | s誕生日 | s初土俵 | s新十両 | s新入幕 | s新小結 | s新関脇 | s大関昇進 | s横綱昇進 | s初土俵年齢 | s新十両年齢 | s新入幕年齢 | s新小結年齢 | s新関脇年齢 | s大関昇進年齢 | s横綱昇進年齢 | s7場所勝敗 | s1勝敗 | s2勝敗 | s3勝敗 | s4勝敗 | s5勝敗 | s6勝敗 | s7勝敗 | s2順 | s3順 | s4順 | s5順 | s6順 | s7順 | s1シフト | s2シフト | s3シフト | s4シフト | s5シフト | s6シフト | sしこな | s最高位 | s出身ふりがな | s部屋ふりがな | s7勝率 | s勝 | s敗 | s休 | s出 | s勝率 | s幕優 | s十 | s下 | s三 | s二 | s口 | s技 | s殊 | s敢 | s金 |
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押尾川部屋の情報
📊 押尾川部屋の所属力士構成と順位
星取表
対戦相手と決まり手、勝敗が分かります。対戦相手をクリックすると、互いの詳細情報が確認できます。
| 四股名 | 初日 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | 5日目 | 6日目 | 7日目 | 中日 | 9日目 | 10日目 | 11日目 | 12日目 | 13日目 | 14日目 | 千秋楽 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 風賢央 東・十両11 2勝0敗 愛媛県 押尾川部屋 |
〇 押し出し 錦木 岩手県 伊勢ノ海部屋 |
〇 押し出し 日翔志 東京都 追手風部屋 |
翠富士 静岡県 伊勢ヶ濱部屋 |
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| 風の湖 東・幕下18 1勝1敗 モンゴル 押尾川部屋 |
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● 突き落とし 太秦 京都府 伊勢ノ海部屋 |
〇 寄り切り 伊波 鹿児島県 尾上部屋 |
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| 矢後 東・幕下29 0勝2敗 北海道 押尾川部屋 |
● 押し出し 朝ノ龍 石川県 高砂部屋 |
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● 寄り切り 城間 沖縄県 尾上部屋 |
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| 天風 東・三段目8 0勝2敗 香川県 押尾川部屋 |
● 寄り切り 日向龍 宮崎県 武蔵川部屋 |
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● 寄り切り 豪白雲 兵庫県 武隈部屋 |
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| 風光希 東・三段目28 1勝0敗 岩手県 押尾川部屋 |
〇 叩き込み 千代大和 愛知県 九重部屋 |
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| 風栄大 西・三段目46 2勝0敗 埼玉県 押尾川部屋 |
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〇 押し倒し 砂坂 福岡県 高砂部屋 |
〇 押し出し 朝心誠 愛知県 高砂部屋 |
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| 風紅大 西・三段目68 0勝1敗 千葉県 押尾川部屋 |
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● 押し出し 大雷童 福岡県 高田川部屋 |
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| 風佑城 東・三段目69 2勝0敗 愛媛県 押尾川部屋 |
〇 送り出し 琴ノ藤 山形県 佐渡ヶ嶽部屋 |
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〇 叩き込み 大雷童 福岡県 高田川部屋 |
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| 風凰花 西・序二段20 1勝0敗 秋田県 押尾川部屋 |
〇 押し出し 石東 宮城県 玉ノ井部屋 |
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| 風桜輝 東・序二段71 0勝2敗 秋田県 押尾川部屋 |
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● 押し出し 北乃庄 福井県 放駒部屋 |
● 上手出し投げ 下釜 長崎県 境川部屋 |
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| 風ノ華 東・序ノ口2 0勝2敗 秋田県 押尾川部屋 |
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● 上手投げ 若花新 大阪府 西岩部屋 |
● 寄り切り 東山 福島県 玉ノ井部屋 |
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| 飛燕力 東・序ノ口4 1勝0敗 新潟県 押尾川部屋 |
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〇 寄り切り 安氣乃山 三重県 安治川部屋 |
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日ごとの成績
日ごとの成績で、好不調が分かります。
| トータル | 初日 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | 5日目 | 6日目 | 7日目 | 中日 | 9日目 | 10日目 | 11日目 | 12日目 | 13日目 | 14日目 | 千秋楽 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 20取組 10勝 10敗 勝敗差±0 |
6取組 4勝 2敗 +2 | 7取組 3勝 4敗 -1 | 7取組 3勝 4敗 -1 | 0取組 0勝 0敗 ±0 | 0取組 0勝 0敗 ±0 | 0取組 0勝 0敗 ±0 | 0取組 0勝 0敗 ±0 | 0取組 0勝 0敗 ±0 | 0取組 0勝 0敗 ±0 | 0取組 0勝 0敗 ±0 | 0取組 0勝 0敗 ±0 | 0取組 0勝 0敗 ±0 | 0取組 0勝 0敗 ±0 | 0取組 0勝 0敗 ±0 | 0取組 0勝 0敗 ±0 |
📊 押尾川部屋 本場所成績
押尾川部屋の世話人
錦風 真悟
錦風 真悟 (にしきかぜ しんご)は北海道石狩市出身、尾車部屋の元力士で、最高位は幕下筆頭。
平成5年(1993)3月場所に15歳1ヶ月で初土俵を踏み、平成27年(2015)1月場所を最後に引退(36歳11ヶ月)※番付上は平成27年(2015)3月場所。
通算成績は461勝449敗0休910出場。生涯勝率.507。通算131場所中、66場所を勝ち越した(勝ち越し率.508)。
主な成績は幕下優勝1回、三段目優勝1回。
昭和53年(1978)2月14日生まれ。本名は足達 康之。
小学生の頃から部屋の稽古に参加して角界へ進み、初土俵から引退直前まで一度も休場することなく土俵を務め上げた錦風は、その誠実な人柄で誰からも愛された力士である。最高位は幕下筆頭と関取の座にはあと一歩届かなかったが、その人間性の素晴らしさを買われて引退後は世話人となり、裏方として大相撲を支え続けている。
尾車部屋への入門と四股名の由来
東京都江戸川区に生まれ、小学生の頃からすでに尾車部屋の稽古に参加するなど、早くから相撲に親しむ環境で育った。中学校卒業直前の平成5年(1993年)3月場所において、8代尾車(元大関・琴風)が率いる尾車部屋から初土俵を踏んだ。
入門に合わせて「錦風」の四股名を名乗った。この四股名は、同郷である江戸川区出身の第44代横綱・栃錦から「錦」の字を、師匠の四股名である琴風から「風」の字をそれぞれ頂戴したものである。なお、番付上の出身地は当初「東京都江戸川区」としていたが、のちに祖父の出身地である「北海道石狩市」へと変更している。
各段での優勝と幕下筆頭での大一番
初土俵から地道に番付を上げ、平成10年(1998年)3月場所では東三段目46枚目で7戦全勝とし、自身初となる三段目優勝を飾る。さらに平成13年(2001年)3月場所においては西幕下43枚目の地位で7戦全勝の幕下優勝を果たし、幕下上位へと大きく躍進した。
そして同年7月場所では、自己最高位となる西幕下筆頭まで番付を上げる。勝ち越せば関取(十両)昇進が確実となる地位であったが、この場所は3勝4敗と惜しくも負け越し、悲願の関取昇進は叶わなかった。
優しさと真面目さ、誰からも愛された人柄
関取の座を逃した後も決して腐ることなく、幕下や三段目の土俵で長く相撲を取り続けた。平成19年(2007年)3月場所からは下の名前の表記を「眞悟」から「真悟」へと改めている。
稽古場での実力は誰もが認めるものであったが、土俵上では持ち前の優しさや真面目さが災いし、勝負どころで本来の力を出し切れない不器用な面もあったという。しかし、誰に対しても思いやりを持って接するその誠実な人柄は、師匠である尾車や、豪風や嘉風といった弟弟子たちから深く愛され、絶大な信頼を集めていた。
無事息災な土俵と最後の一番
初土俵を踏んだ平成5年(1993年)3月場所から、ただの1度も休場することなく土俵に立ち続けた。現役最後の土俵となった平成27年(2015年)1月場所の最後の一番では鳥羽の山と対戦して白星を挙げたが、奇しくも鳥羽の山もこの一番を最後に引退を決めており、「最後が錦風で良かった」と語るなど、力士仲間からの人望の厚さを物語るエピソードを残している。
世話人への転身と押尾川部屋への移籍
その真面目な人間性を高く評価され、翌3月場所を前に、師匠の尾車からの推薦で世話人への就任打診があったことを機に現役引退を決断。同年2月1日付で正式に採用され、22年にわたる現役生活に幕を下ろした。通算連続出場は910回を数えた。
世話人に就任してからは、自身が新弟子の頃から優しく接してくれた先輩世話人の友鵬を手本とし、協会の裏方業務や尾車部屋の若手力士のサポートに尽力した。その後、師匠の定年退職に伴って令和4年(2022年)2月7日付で尾車部屋が閉鎖されると、かつての弟弟子であり部屋付きの親方であった22代押尾川(元関脇・豪風)が新設した押尾川部屋へと移籍した。現在も大相撲の円滑な運営を支え続けている。
- 四股名
- 錦風 真悟 (にしきかぜ しんご)
- 最高位
- 幕下筆頭
- 出身地
- 東京都江戸川区 → 北海道石狩市
- 本名
- 足達 康之
- 生年月日
- 昭和53年(1978)2月14日
- 所属部屋
- 尾車部屋
- 改名歴
- 錦風 眞悟 → 錦風 真悟
- 初土俵
- 平成5年(1993)3月 前相撲(15歳1ヶ月)
- 最終場所
- 平成27年(2015)1月場所(36歳11ヶ月)※番付上は平成27年(2015)3月場所
- 大相撲歴
- 131場所(21年10ヶ月)
- 通算成績
- 461勝449敗0休910出場(勝率.507)
- 通算131場所
- 勝ち越し66場所(勝ち越し率.508)(勝ち越し星146)
- 優勝等
- 幕下優勝1回,三段目優勝1回
- 持給金
- 76円(勝ち越し星146個)
- 幕下以下歴
- 461勝449敗0休910出場(勝率.507)
- 在位130場所(在位率.992)
- 勝ち越し66場所(勝ち越し率.508)
名鑑ページでは、以下のような詳細な分析データをはじめ、豊富な表やグラフをご覧いただけます。
- ✅ 勝った決まり手1位:押し出し(187回 / 40.6%)
- ✅ 負けた決まり手1位:押し出し(108回 / 24.1%)
- ✅ 得意な相手:黒澤(8勝0敗 / 勝率1.000)
- ✅ 苦手な相手:出羽の郷(1勝7敗 / 勝率.125)
押尾川部屋の師匠
第22代・押尾川 旭 (元関脇・豪風)
豪風 旭 (たけかぜ あきら)は秋田県北秋田郡森吉町 → 秋田県北秋田市出身、尾車部屋の元力士で、最高位は関脇。
平成14年(2002)5月場所に22歳10ヶ月で初土俵を踏み、平成31年(2019)1月場所を最後に引退(39歳6ヶ月)。
通算成績は687勝746敗46休1430出場。生涯勝率.480。通算100場所中、48場所を勝ち越した(勝ち越し率.480)。
主な成績は幕内(次点1)、十両優勝1回、敢闘賞2回、金星1個(日馬富士1個)。
昭和54年(1979)6月21日生まれ。本名は成田 旭。
広い肩幅と分厚い胸板から繰り出す強烈な突き押しと、伝家の宝刀「一本背負い」で館内を沸かせた元関脇・豪風。小柄な体格というハンデをウエイトトレーニングで鍛え抜いた鋼の肉体と気迫でカバーし、35歳を過ぎてから自己最高位を更新するなど、息の長い活躍で多くのファンに愛された名力士である。
学生横綱からの角界入りとスピード出世
秋田県に生まれ、小学生時代には相撲部に所属していたが、中学には相撲部が無かったため、柔道に打ち込んでいた。秋田県立金足農業高校に進学すると再び相撲に転向し、厳しい指導によって柔道の癖を克服して相撲の基礎を磨いた。中央大学4年次には全国学生相撲選手権大会で優勝を果たして学生横綱のタイトルを獲得し、幕下15枚目格付出の資格を得た。この輝かしい実績を引っさげ、尾車部屋への入門を決意する。
平成14年(2002年)5月場所、幕下15枚目格付出で、本名の「成田」として初土俵を踏むと、アマチュア時代の勢いそのままに大相撲の厳しい土俵でも躍動する。わずか所要2場所というスピードで十両昇進を決め、これを機に「豪快な取り口で豪華な風が吹くように」という師匠の願いが込められた「豪風」へと改名。その後も快進撃は止まらず、十両を3場所で通過して平成15年(2003年)3月場所において待望の新入幕を果たした。
鋼の肉体による押し相撲と「一本背負い」
幕内ではひときわ小柄であったが、過酷な筋力トレーニングで徹底的に鍛え上げられた下半身を生かし、重心の低い押し相撲を武器に上位陣へと挑み続けた。さらに、中学時代までの柔道経験を活かした「一本背負い」は豪風の代名詞とも言える大技であり、本場所の土俵で計3回(うち幕内では2回)も決めるなど、記録にも記憶にも残る取り口で館内を大いに盛り上げた。
幕内に定着してからは長らく平幕の上位と下位を往復する時期が続いたが、決して腐ることなく地道に稽古を重ねる。平成20年(2008年)1月場所には12勝3敗の好成績で初の三賞となる敢闘賞を受賞し、翌3月場所では自身初となる三役昇進を果たした。
35歳での新関脇昇進と、ベテランの意地
年齢を重ねてからは度重なる怪我や心労に苦しむ時期もあったが、慰問に訪れた病院で難病と闘う子供から励ましの言葉を受けたことで涙して奮起するなど、周囲の支えを力に変えて土俵に立ち続けた。
ベテランの域に達しても豪風の進化は止まらず、平成26年(2014年)7月場所では西前頭4枚目の地位で横綱・日馬富士を破り、自身初となる金星を獲得。さらに翌9月場所では、35歳2ヶ月という当時の最年長記録となる新関脇への昇進を果たすなど、年齢を重ねるごとに凄みを増していった。
引退、そして「押尾川部屋」の創設へ
満身創痍になっても不屈の闘志で戦い抜いたが、東十両12枚目で迎えた平成31年(2019年)1月場所、負け越しが決まった10日目に現役引退を表明した。生涯場所数は100場所、うち実に98場所で関取を務めるという偉大な記録を残している。引退相撲での長男との取組では、代名詞である一本背負いで転がされ、入門に大反対していた亡き両親の遺影を手に館内へ登場して号泣する感動的な一幕もあった。
引退後は年寄「押尾川」を襲名し、「ケガに強い力士、礼儀を重んじる力士、なにより勝負強い力士を育てていきたい」と指導者としての抱負を語る。令和4年(2022年)に独立して押尾川部屋を新設し、長年培った技術と肉体作りのノウハウを弟子たちへと伝授している。
- 四股名
- 豪風 旭 (たけかぜ あきら)
- 最高位
- 関脇
- 年寄名跡
- 22代押尾川 旭(尾車) → 22代押尾川 旭
- 出身地
- 秋田県北秋田郡森吉町 → 秋田県北秋田市
- 本名
- 成田 旭
- 生年月日
- 昭和54年(1979)6月21日(46歳)
- 出身高校
- 秋田県立金足農業高校
- 出身大学
- 中央大学
- 所属部屋
- 尾車部屋
- 改名歴
- 成田 旭 → 豪風 旭
- 初土俵
- 平成14年(2002)5月 幕下15枚目付出(22歳10ヶ月)
- 新十両
- 平成14年(2002)9月(所要2場所)
- 23歳2ヶ月(初土俵から0年4ヶ月)
- 新入幕
- 平成15年(2003)3月(所要5場所)
- 23歳8ヶ月(初土俵から0年10ヶ月)
- 新小結
- 平成20年(2008)3月(所要35場所)
- 28歳8ヶ月(初土俵から5年10ヶ月)
- 新関脇
- 平成26年(2014)9月(所要73場所)
- 35歳2ヶ月(初土俵から12年4ヶ月)
- 最終場所
- 平成31年(2019)1月場所(39歳6ヶ月)
- 大相撲歴
- 100場所(16年8ヶ月)
- 通算成績
- 687勝746敗46休1430出場(勝率.480)
- 通算100場所
- 勝ち越し48場所(勝ち越し率.480)(勝ち越し星150)
- 優勝等
- 幕内(次点1),十両優勝1回
- 受賞・金星
- 敢闘賞2回,金星1個(日馬富士1個)
- 持給金
- 122円(勝ち越し星150個 金星1個)
- 幕内戦歴
- 590勝669敗31休1257出場(勝率.469)
- 在位86場所(在位率.860)
- 勝ち越し39場所(勝ち越し率.453)
- 三役戦歴
- 12勝33敗0休45出場(勝率.267)
- 在位3場所(在位率.030)
- 勝ち越し0場所(勝ち越し率.000)
- 関脇戦歴
- 7勝8敗0休15出場(勝率.467)
- 在位1場所(在位率.010)
- 勝ち越し0場所(勝ち越し率.000)
- 小結戦歴
- 5勝25敗0休30出場(勝率.167)
- 在位2場所(在位率.020)
- 勝ち越し0場所(勝ち越し率.000)
- 前頭戦歴
- 578勝636敗31休1212出場(勝率.477)
- 在位83場所(在位率.830)
- 勝ち越し39場所(勝ち越し率.470)
- 十両戦歴
- 87勝73敗15休159出場(勝率.547)
- 在位12場所(在位率.120)
- 勝ち越し7場所(勝ち越し率.583)
- 関取戦歴
- 677勝742敗46休1416出場(勝率.478)
- 在位98場所(在位率.980)
- 勝ち越し46場所(勝ち越し率.469)
- 幕下以下歴
- 10勝4敗0休14出場(勝率.714)
- 在位2場所(在位率.020)
- 勝ち越し2場所(勝ち越し率1.000)
名鑑ページでは、以下のような詳細な分析データをはじめ、豊富な表やグラフをご覧いただけます。
- ✅ 勝った決まり手1位:押し出し(214回 / 31.1%)
- ✅ 負けた決まり手1位:押し出し(246回 / 33.0%)
- ✅ 得意な相手:若の里(18勝7敗 / 勝率.720)
- ✅ 苦手な相手:白鵬(1勝22敗 / 勝率.043)
出身地別、力士別、初土俵別など様々な方法で力士データをまとめています。
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