石川県出身の歴代力士一覧|過去から現在までの全関取と優勝・三賞記録

石川出身の過去から現在までの主な力士をご紹介する石川県の大相撲力士まとめ!この記事では石川出身の関取を中心に、石川の郷土力士をご紹介していきます。

過去の力士については最高位や改名歴、初土俵や各段の昇進時期と最終場所、さらに生涯戦歴と生涯勝率、成績等を中心にご紹介していきます。また、現役力士については最高位と昇進時期、主な成績などを載せています。

なお、年寄名跡欄のマークは、その代で師匠(部屋持ち親方)になったことがあるという意味です。

現役の石川出身力士の最新番付や成績、詳細なデータをご覧になりたい方はこちら

5月場所千秋楽の取組結果はこちら。


5月場所の各段の成績順はこちらで確認ができます。

相撲部屋や出身地ごとの成績から、場所中はリアルタイムでランキングを作成しております。今場所好調な相撲部屋や力士の出身地はどこ?

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石川出身の優勝力士

石川県出身 歴代幕内優勝力士一覧

石川県出身では、これまでに3人の力士が幕内優勝を達成しており、優勝回数はあわせて20回になります。

最多優勝は輪島で14回の幕内優勝を達成しています。

連覇記録では、輪島が2連覇を2回、大の里が2連覇を1回達成しています。

石川県出身初の優勝力士は輪島で、いまから54年前の昭和47年(1972年)5月場所のことでした。

また、直近の石川県出身優勝力士は大の里で、いまから8ヶ月前の令和7年(2025年)9月場所です。

場所年月四股名番付成績年齢部屋出身地最高位備考
令和7年9月
(2025年)
R7.9
2025
大の里
[5回目]
東横綱13勝2敗25歳3ヶ月二所ノ関石川県横綱
豊昇龍との優勝決定戦を制して5回目の幕内優勝を決める。
日本人横綱としては稀勢の里以来、8年ぶりの幕内優勝。
令和7年5月
(2025年)
R7.5
2025
大の里
[4回目]
2連覇
東大関13勝2敗24歳11ヶ月二所ノ関石川県横綱
2場所連続優勝にて横綱昇進を決めた。
令和7年3月
(2025年)
R7.3
2025
大の里
[3回目]
東大関12勝3敗24歳9ヶ月二所ノ関石川県横綱
令和6年9月
(2024年)
R6.9
2024
大の里
[2回目]
西関脇13勝2敗24歳3ヶ月二所ノ関石川県横綱
令和6年5月
(2024年)
R6.5
2024
大の里
[初]
小結13勝2敗23歳11ヶ月二所ノ関石川県横綱
幕下付出10枚目での初土俵から7場所目での初優勝は、付出力士としても史上最速
平成11年7月
(1999年)
H11.7
1999
出島
[初]
西関脇13勝2敗25歳3ヶ月武蔵川石川県大関
横綱・曙との優勝決定戦、立ち合い左にいなす注文相撲で勝利
昭和55年11月
(1980年)
S55.11
1980
輪島
[14回目]
東横綱(張出)14勝1敗32歳10ヶ月花籠石川県横綱
昭和54年7月
(1979年)
S54.7
1979
輪島
[13回目]
東横綱(張出)14勝1敗31歳6ヶ月花籠石川県横綱
昭和52年11月
(1977年)
S52.11
1977
輪島
[12回目]
西横綱14勝1敗29歳10ヶ月花籠石川県横綱
この年、2度目となる北の湖との
千秋楽相星対決をふたたび制して優勝
昭和52年7月
(1977年)
S52.7
1977
輪島
[11回目]
西横綱全勝15勝0敗29歳6ヶ月花籠石川県横綱
昭和52年1月
(1977年)
S52.1
1977
輪島
[10回目]
西横綱13勝2敗29歳0ヶ月花籠石川県横綱
北の湖との千秋楽相星対決を制して優勝
昭和51年7月
(1976年)
S51.7
1976
輪島
[9回目]
東横綱14勝1敗28歳6ヶ月花籠石川県横綱
昭和51年3月
(1976年)
S51.3
1976
輪島
[8回目]
西横綱13勝2敗28歳2ヶ月花籠石川県横綱
昭和49年9月
(1974年)
S49.9
1974
輪島
[7回目]
2連覇
東横綱14勝1敗26歳8ヶ月花籠石川県横綱
昭和49年7月
(1974年)
S49.7
1974
輪島
[6回目]
東横綱13勝2敗26歳6ヶ月花籠石川県横綱
昭和49年3月
(1974年)
S49.3
1974
輪島
[5回目]
東横綱12勝3敗26歳2ヶ月花籠石川県横綱
昭和48年11月
(1973年)
S48.11
1973
輪島
[4回目]
2連覇
東横綱12勝2敗1休25歳10ヶ月花籠石川県横綱
昭和48年9月
(1973年)
S48.9
1973
輪島
[3回目]
東横綱(張出)全勝15勝0敗25歳8ヶ月花籠石川県横綱
昭和48年5月
(1973年)
S48.5
1973
輪島
[2回目]
東大関全勝15勝0敗25歳4ヶ月花籠石川県横綱
昭和47年5月
(1972年)
S47.5
1972
輪島
[初]
西関脇12勝3敗24歳4ヶ月花籠石川県横綱
石川出身力士初の優勝
初土俵(幕下最下位格付出)から15場所目での幕内優勝

石川県出身 幕内優勝回数ランキング

石川県出身力士の幕内優勝回数ランキングです。1位が輪島で14回、2位が大の里で5回、3位が出島で1回となっています。

※勝利合計と敗戦合計・勝率は、幕内優勝場所での成績合計です。

順位四股名最高位優勝
回数
横綱大関関脇小結前頭勝利
合計
敗戦
合計
勝率部屋出身地
1位輪島横綱14回121100190勝19敗.905花籠石川県
2位大の里横綱5回1211064勝11敗.853二所ノ関石川県
3位出島大関1回010013勝2敗.867武蔵川石川県

石川出身の三賞受賞力士

石川県出身 歴代三賞受賞力士一覧

石川県出身では、これまでに8人の力士が三賞を受賞しており、獲得数はあわせて40回になります。

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受賞の内訳は、技能賞が12回、殊勲賞が14回、敢闘賞が14回となっています。

また、トリプル受賞は出島が1回。ダブル受賞は大の里が3回、出島が2回ずつ達成しています。

場所年月 番付 受賞力士 受賞 成績 受賞時
年齢
部屋 出身地 初土俵 生年月日
令和6年9月
(2024年)
R6.9
(2024)
西関脇西関脇大の里
ダブル
敢闘賞 [3回目]13勝2敗
優勝
24歳3ヶ月二所ノ関石川県令和5年5月
(2023年)
平成12年6月7日
(2000年)
技能賞 [3回目]
令和6年7月
(2024年)
R6.7
(2024)
西関脇西関脇大の里殊勲賞 [2回目]9勝6敗24歳1ヶ月二所ノ関石川県令和5年5月
(2023年)
平成12年6月7日
(2000年)
令和6年5月
(2024年)
R6.5
(2024)
西小結西小結大の里
ダブル
殊勲賞 [初]12勝3敗
優勝
23歳11ヶ月二所ノ関石川県令和5年5月
(2023年)
平成12年6月7日
(2000年)
技能賞 [2回目]
令和6年3月
(2024年)
R6.3
(2024)
西前頭5西前頭5大の里
ダブル
敢闘賞 [2回目]11勝4敗23歳9ヶ月二所ノ関石川県令和5年5月
(2023年)
平成12年6月7日
(2000年)
技能賞 [初]
令和6年1月
(2024年)
R6.1
(2024)
西前頭15西前頭15大の里敢闘賞 [初]11勝4敗23歳7ヶ月二所ノ関石川県令和5年5月
(2023年)
平成12年6月7日
(2000年)
令和3年5月
(2021年)
R3.5
(2021)
西前頭8西前頭8遠藤技能賞 [4回目]11勝4敗30歳7ヶ月追手風石川県平成25年3月
(2013年)
平成2年10月19日
(1990年)
令和2年1月
(2020年)
R2.1
(2020)
東前頭筆頭東前頭筆頭遠藤殊勲賞 [初]9勝6敗29歳3ヶ月追手風石川県平成25年3月
(2013年)
平成2年10月19日
(1990年)
令和元年7月
(2019年)
R1.7
(2019)
西前頭14西前頭14炎鵬技能賞 [初]9勝6敗24歳9ヶ月宮城野石川県平成29年3月
(2017年)
平成6年10月18日
(1994年)
令和元年7月
(2019年)
R1.7
(2019)
西前頭2西前頭2遠藤技能賞 [3回目]10勝5敗28歳9ヶ月追手風石川県平成25年3月
(2013年)
平成2年10月19日
(1990年)
平成30年3月
(2018年)
H30.3
(2018)
東前頭筆頭東前頭筆頭遠藤技能賞 [2回目]9勝6敗27歳5ヶ月追手風石川県平成25年3月
(2013年)
平成2年10月19日
(1990年)
平成28年9月
(2016年)
H28.9
(2016)
東前頭14東前頭14遠藤技能賞 [初]13勝2敗25歳11ヶ月追手風石川県平成25年3月
(2013年)
平成2年10月19日
(1990年)
平成26年1月
(2014年)
H26.1
(2014)
西前頭10西前頭10遠藤敢闘賞 [初]11勝4敗23歳3ヶ月追手風石川県平成25年3月
(2013年)
平成2年10月19日
(1990年)
平成19年5月
(2007年)
H19.5
(2007)
東前頭10東前頭10出島敢闘賞 [4回目]12勝3敗33歳2ヶ月武蔵川石川県平成8年3月
(1996年)
昭和49年3月21日
(1974年)
平成16年9月
(2004年)
H16.9
(2004)
西前頭3西前頭3栃乃洋殊勲賞 [3回目]11勝4敗30歳7ヶ月春日野石川県平成8年1月
(1996年)
昭和49年2月26日
(1974年)
平成15年11月
(2003年)
H15.11
(2003)
東前頭筆頭東前頭筆頭栃乃洋殊勲賞 [2回目]8勝7敗29歳8ヶ月春日野石川県平成8年1月
(1996年)
昭和49年2月26日
(1974年)
平成13年3月
(2001年)
H13.3
(2001)
西関脇西関脇栃乃洋殊勲賞 [初]8勝7敗27歳0ヶ月春日野石川県平成8年1月
(1996年)
昭和49年2月26日
(1974年)
平成13年1月
(2001年)
H13.1
(2001)
西小結西小結栃乃洋技能賞 [初]9勝6敗26歳10ヶ月春日野石川県平成8年1月
(1996年)
昭和49年2月26日
(1974年)
平成11年7月
(1999年)
H11.7
(1999)
西関脇西関脇出島
トリプル
殊勲賞 [3回目]13勝2敗
優勝
25歳3ヶ月武蔵川石川県平成8年3月
(1996年)
昭和49年3月21日
(1974年)
敢闘賞 [3回目]
技能賞 [3回目]
平成10年7月
(1998年)
H10.7
(1998)
西前頭4西前頭4出島殊勲賞 [2回目]10勝5敗24歳3ヶ月武蔵川石川県平成8年3月
(1996年)
昭和49年3月21日
(1974年)
平成10年5月
(1998年)
H10.5
(1998)
西前頭11西前頭11出島敢闘賞 [2回目]10勝5敗24歳2ヶ月武蔵川石川県平成8年3月
(1996年)
昭和49年3月21日
(1974年)
平成9年9月
(1997年)
H9.9
(1997)
東前頭筆頭東前頭筆頭出島
ダブル
殊勲賞 [初]11勝4敗23歳6ヶ月武蔵川石川県平成8年3月
(1996年)
昭和49年3月21日
(1974年)
技能賞 [2回目]
平成9年9月
(1997年)
H9.9
(1997)
東前頭2東前頭2栃乃洋敢闘賞 [2回目]9勝6敗23歳6ヶ月春日野石川県平成8年1月
(1996年)
昭和49年2月26日
(1974年)
平成9年7月
(1997年)
H9.7
(1997)
東前頭11東前頭11栃乃洋敢闘賞 [初]10勝5敗23歳4ヶ月春日野石川県平成8年1月
(1996年)
昭和49年2月26日
(1974年)
平成9年3月
(1997年)
H9.3
(1997)
東前頭13東前頭13出島
ダブル
敢闘賞 [初]11勝4敗23歳0ヶ月武蔵川石川県平成8年3月
(1996年)
昭和49年3月21日
(1974年)
技能賞 [初]
平成5年1月
(1993年)
H5.1
(1993)
西前頭14西前頭14大翔山敢闘賞 [初]12勝3敗26歳6ヶ月立浪石川県平成元年1月
(1989年)
昭和41年7月7日
(1966年)
昭和58年7月
(1983年)
S58.7
(1983)
西小結西小結舛田山殊勲賞 [2回目]8勝7敗32歳3ヶ月春日野石川県昭和49年3月
(1974年)
昭和26年4月10日
(1951年)
昭和55年11月
(1980年)
S55.11
(1980)
東前頭3東前頭3舛田山殊勲賞 [初]9勝6敗29歳7ヶ月春日野石川県昭和49年3月
(1974年)
昭和26年4月10日
(1951年)
昭和55年5月
(1980年)
S55.5
(1980)
西前頭13西前頭13舛田山敢闘賞 [初]11勝4敗29歳1ヶ月春日野石川県昭和49年3月
(1974年)
昭和26年4月10日
(1951年)
昭和47年9月
(1972年)
S47.9
(1972)
東関脇張出東関脇張出輪島殊勲賞 [3回目]13勝2敗24歳8ヶ月花籠石川県昭和45年1月
(1970年)
昭和23年1月11日
(1948年)
昭和47年5月
(1972年)
S47.5
(1972)
西関脇西関脇輪島殊勲賞 [2回目]12勝3敗
優勝
24歳4ヶ月花籠石川県昭和45年1月
(1970年)
昭和23年1月11日
(1948年)
昭和47年1月
(1972年)
S47.1
(1972)
東小結東小結輪島殊勲賞 [初]10勝5敗24歳0ヶ月花籠石川県昭和45年1月
(1970年)
昭和23年1月11日
(1948年)
昭和46年11月
(1971年)
S46.11
(1971)
東前頭筆頭東前頭筆頭輪島敢闘賞 [2回目]11勝4敗23歳10ヶ月花籠石川県昭和45年1月
(1970年)
昭和23年1月11日
(1948年)
昭和46年5月
(1971年)
S46.5
(1971)
東前頭12東前頭12輪島敢闘賞 [初]11勝4敗23歳4ヶ月花籠石川県昭和45年1月
(1970年)
昭和23年1月11日
(1948年)

石川県出身 三賞受賞回数ランキング

受賞回数は、1位が出島で10回(殊勲賞3回・技能賞3回・敢闘賞4回)、2位が大の里で8回(殊勲賞2回・技能賞3回・敢闘賞3回)、3位が遠藤と栃乃洋の2人で6回ずつとなっています。4位以下含む全順位の詳細は、以下の表をご覧ください。

順位 四股名 三賞
合計
技能賞 殊勲賞 敢闘賞 最高位 部屋 出身地
1位 出島 10回 3 3 4 大関 武蔵川 石川県
2位 大の里 8回 3 2 3 横綱 二所ノ関 石川県
3位 栃乃洋 6回 1 3 2 関脇 春日野 石川県
3位 遠藤 6回 4 1 1 小結 追手風 石川県
5位 輪島 5回 0 3 2 横綱 花籠 石川県
6位 舛田山 3回 0 2 1 関脇 春日野 石川県
7位 大翔山 1回 0 0 1 前頭2 立浪 石川県
7位 炎鵬 1回 1 0 0 前頭4 宮城野 石川県
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石川県出身の最高位:横綱

第54代横綱 輪島 大士

学生相撲出身唯一の横綱「黄金の左」と讃えられた下手投げは絶品で北の湖と共に「輪湖時代」を築く

  • 四股名 :輪島 大士(わじま ひろし)
  • 最高位 :第54代横綱
  • 年寄名跡:12代花籠
  • 出身地 :石川県七尾市
  • 本 名 :輪島 博
  • 生年月日:昭和23年(1948)1月11日
  • 没年月日:平成30年(2018)10月8日(享年70歳)
  • 出身大学:日本大学
  • 所属部屋:花籠部屋
  • 初土俵 :昭和45年(1970)1月・幕下60番付外(22歳0ヵ月)
  • 新十両 :昭和45年(1970)5月(22歳4ヵ月)
  • 新入幕 :昭和46年(1971)1月(23歳0ヵ月)
  • 新三役 :昭和47年(1972)1月(24歳0ヵ月)
  • 新大関 :昭和47年(1972)11月(24歳10ヵ月)
  • 横綱昇進:昭和48年(1973)7月(25歳6ヵ月)
  • 最終場所:昭和56年(1981)3月(33歳2ヵ月)
  • 生涯戦歴:673勝234敗85休/899出場(68場所)
  • 生涯勝率:74.2%
  • 優勝等 :幕内優勝14回(同点1・次点13),十両優勝1回,幕下優勝2回
  • 成 績 :殊勲賞3回,敢闘賞2回
  • 幕内戦歴:620勝213敗85休(62場所)勝率:74.4%
  •   横綱:466勝142敗85休(47場所)勝率:76.6%
  •   大関:50勝10敗(4場所)勝率:83.3%
  •   関脇:42勝18敗(4場所)勝率:70.0%
  •   小結:10勝5敗(1場所)勝率:66.7%
  •   前頭:52勝38敗(6場所)勝率:57.8%
  • 十両戦歴:39勝21敗(4場所)勝率:65.0%

第75代横綱 大の里 泰輝

大の里 泰輝(おおのさと だいき)は石川県 河北郡津幡町出身。二所ノ関部屋の横綱。

相撲との出会いは小学1年生の頃、地元の相撲教室で競技を始めたことに遡る。中学は新潟県糸魚川市立能生中学校へ相撲留学し、高校は新潟県立海洋高校に進学。学生時代を通じて全国大会で輝かしい実績を積み上げた。日本体育大学進学後もその勢いは止まらず、1年次で学生横綱、3年次には全日本相撲選手権大会を制してアマチュア横綱の称号を獲得した。この全日本選手権優勝により幕下10枚目格付出の資格を得て、令和5年(2023年)5月場所、元横綱・稀勢の里が師匠を務める二所ノ関部屋から初土俵を踏んだ。

四股名の「大の里」は、大正から昭和初期に活躍した名大関・大ノ里萬助に由来し、師匠の意向により約90年ぶりに復活した四股名である。

史上最速の幕内初優勝と「ちょんまげ大関」の誕生

初土俵場所、初日は大学の先輩である石崎(のちの朝紅龍)に破れはしたがその後6連勝。さらに翌場所も勝ち越して所要わずか2場所で新十両昇進を決める。十両でも2場所連続12勝3敗と大きく勝ち越し、令和6年(2024年)1月、初土俵からわずか5場所で新入幕を果たした。その出世スピードには誰もが目を見張ったが、勢いは止まらない。

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その新入幕場所では11勝4敗で敢闘賞、さらに翌場所も幕尻優勝した尊富士に次ぐ11勝4敗の好成績で技能賞と敢闘賞を獲得。

入幕3場所目である令和6年(2024年)5月場所は早くも新三役、西小結で土俵にあがると12勝3敗の快進撃で幕内初優勝を飾った。初土俵からわずか7場所での優勝は、幕下付出としては同郷の元横綱・輪島の15場所を大幅に塗り替える史上最速優勝であった。さらに同年9月場所では2度目の優勝を果たし、初土俵から所要9場所という昭和以降最速記録での大関昇進を確実とした。

昇進伝達式の口上では「大関の地位を汚さぬよう、唯一無二の力士を目指し、相撲道に精進します」と、自身の理想とする力士像を力強く宣言した。あまりの出世の早さに髪の伸びが追いつかず、大銀杏が結えないまま「ちょんまげ大関」として伝達式に臨む姿は大きな話題を呼んだ。

第75代横綱への昇進と新時代の幕開け

大関の地位でもその圧倒的な強さは揺るがなかった。令和7年(2025年)3月、そして5月場所と2場所連続優勝で他を圧倒、場所後に臨時理事会招集が要請され、これを八角理事長が了承、横綱昇進を確実なものとした。場所後の臨時理事会で正式に横綱昇進が決定。初土俵から所要13場所での横綱昇進は、第54代横綱・輪島が持つ21場所を大幅に更新する史上最速記録(年6場所制以降)。また石川県出身としても、その輪島以来52年ぶりとなる横綱の誕生である。

横綱昇進伝達式での口上は「謹んでお受けいたします。横綱の地位を汚さぬよう稽古に精進し、唯一無二の横綱を目指します。」と、大関昇進時と同じく「唯一無二」を誓った。

横綱土俵入りの型は、師匠と同じく力強い「雲竜型」を選択。第75代横綱として迎えた令和7年(2025年)7月場所では金星を4個配給するという不名誉な記録を残したが、翌9月場所では千秋楽の優勝決定戦を制して横綱として初、通算5度目の優勝を飾るなど、まさに新時代の絶対王者としての風格を漂わせている。

圧倒的な馬力と磨き抜かれた「左のおっつけ」

190センチを超える恵まれた体格と、天性の馬力を活かした取り口が最大の武器である。鋭い出足で相手を圧倒し、右を差し込みながら左でおっつけて一気に出る相撲は、対戦相手にとって大きな脅威となっている。特に「左のおっつけ」は、史上最速での出世を支えた大きな要因と評されている。

また、立ち合いのもろ手突きから一気に押し出す突き押し相撲も得意としており、スピードと技術を兼ね備えている。学生相撲界から鳴り物入りで入門し、数々の伝説的記録を更新し続けるその姿は、令和の大相撲を牽引する象徴として、多くのファンの期待を一身に背負っている。

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💡 石川県出身一覧💡 二所ノ関部屋の力士

四股名
大の里 泰輝(おおのさと だいき)
最高位
横綱
最新番付
西 横綱
出身地
石川県 河北郡津幡町
本名
中村 泰輝
生年月日
平成12年(2000)6月7日(26歳)
身長・体重
192cm・184kg
出身高校
新潟海洋高校
出身大学
日本体育大学
所属部屋
二所ノ関部屋
初土俵
令和5年(2023)5月・幕下10付出(22歳11ヵ月)
新十両
令和5年(2023)9月(23歳3ヵ月)
新入幕
令和6年(2024)1月(23歳7ヵ月)
新小結
令和6年(2024)5月(23歳11ヵ月)
新関脇
令和6年(2024)7月(24歳1ヵ月)
新大関
令和6年(2024)11月(24歳5ヵ月)
横綱昇進
令和7年(2025)7月(25歳1ヵ月)
優勝
幕内優勝5回
受賞・金星
殊勲賞2回,敢闘賞3回,技能賞3回
通算成績
180勝63敗26休/241出場(勝率:74.7%)
直近7場所
59勝20敗26休
7場所勝率
76.6%
得意技
突き・押し・右四つ・寄り
決まり手傾向(直近7場所)
大の里が勝ちの決まり手(59勝)※不戦勝1含む
寄り切り16
押し出し14
押し倒し7
叩き込み7
寄り倒し5
突き落とし3
その他6
大の里が負けの決まり手(20敗)※不戦敗2含む
押し出し7
寄り切り4
引き落とし2
上手投げ2
突き落とし2
上手捻り1
令8年5月
西 横綱(変動なし)
0勝0敗15休
休場
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年3月
西 横綱(変動なし)
0勝4敗11休
●●●■や|ややややや|ややややや
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
西 横綱(半枚降下)
10勝5敗
○○○●○|○○●●●|○○○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令7年11
東 横綱(変動なし)
11勝4敗
○○○○○|○○○○●|●○○●■
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
東 横綱(半枚上昇)
13勝2敗(幕内優勝)
○○○●○|○○○○○|○○○□●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
西 横綱(半枚上昇・最高位更新)
11勝4敗
○○○●○|○○●○●|○○●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年5月
東 大関
14勝1敗(幕内優勝)
○○○○○|○○○○○|○○○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

第6代横綱 阿武松 緑之助

長州毛利候のお抱え力士で阿武松の四股名は名所「阿武の松原」から、稲妻と共に文政~天保の土俵を支えた

  • 四股名 :阿武松 緑之助(おうのまつ みどりのすけ)
  • 最高位 :大関(横綱免許)第6代横綱
  • 年寄名跡:初代・阿武松
  • 出身地 :石川県鳳至郡
  • 本 名 :佐々木 長吉(常吉?)
  • 生年月日:寛政3年(1791)※寛政6年説もあり
  • 没年月日:嘉永4年(1851)12月29日(享年60歳)
  • 所属部屋:武隈⇒粂川⇒雷⇒武隈部屋
  • 改名歴 :小柳⇒阿武松
  • 初土俵 :文化12年(1815)3月・新序(24歳)
  • 新十両 :文政3年(1820)10月(29歳)
  • 新入幕 :文政5年(1822)10月(31歳)
  • 新三役 :文政7年(1824)10月(33歳)
  • 新大関 :文政9年(1826)10月(35歳)
  • 横綱免許:文政11年(1828)2月(37歳)
  • 最終場所:天保6年(1835)10月(44歳)
  • 生涯戦歴:163勝36敗37休25分8預3無/235出場(29場所)
  • 生涯勝率:81.9%
  • 優勝等 :優勝相当5回
  • 幕内戦歴:142勝31敗37休24分8預1無(26場所)勝率:82.1%
  •   大関:92勝16敗29休22分7預(18場所)勝率:85.2%
  •   関脇:11勝3敗5休1預(2場所)勝率:78.6%
  •   小結:14勝4敗2休(2場所)勝率:77.8%
  •   前頭:25勝8敗1休2分1無(4場所)勝率:75.8%
  • 十両戦歴:21勝5敗1分2無(3場所)勝率:80.8%

石川県出身の最高位:大関

出島 武春

出島 武春 (でじま たけはる)石川県金沢市出身、武蔵川部屋の元力士で、最高位は大関

平成8年(1996)3月場所に21歳11ヶ月で初土俵を踏み、平成21年(2009)7月場所を最後に引退(35歳3ヶ月)。

通算成績は595勝495敗98休1085出場。生涯勝率.548。通算81場所中、45場所を勝ち越した(勝ち越し率.556)。

主な成績は幕内優勝1回(次点2)、十両優勝1回、幕下優勝1回殊勲賞3回、敢闘賞4回、技能賞3回、金星6個(貴乃花2個、曙2個、若乃花1個、朝青龍1個)

昭和49年(1974)3月21日生まれ。本名は出島 武春。

平成11年の名古屋場所では優勝と三賞を総なめする大活躍、立ち合いからの鋭い出足が武器で「出る出る出島」と称された。

四股名
出島 武春 (でじま たけはる)
最高位
大関
年寄名跡
15代大鳴戸 武春(武蔵川) → 15代大鳴戸 武春(藤島)
出身地
石川県金沢市
本名
出島 武春
生年月日
昭和49年(1974)3月21日(52歳)
出身高校
金沢市立工業高等学校
出身大学
中央大学
所属部屋
武蔵川部屋
改名歴
出島 武春
初土俵
平成8年(1996)3月 幕下60枚目付出(21歳11ヶ月)
新十両
平成8年(1996)9月(所要3場所)
22歳5ヶ月(初土俵から0年6ヶ月)
新入幕
平成9年(1997)3月(所要6場所)
22歳11ヶ月(初土俵から1年0ヶ月)
新小結
平成10年(1998)9月(所要15場所)
24歳5ヶ月(初土俵から2年6ヶ月)
新関脇
平成9年(1997)11月(所要10場所)
23歳7ヶ月(初土俵から1年8ヶ月)
新大関
平成11年(1999)9月(所要21場所)
25歳5ヶ月(初土俵から3年6ヶ月)
最終場所
平成21年(2009)7月場所(35歳3ヶ月)
大相撲歴
81場所(13年4ヶ月)
通算成績
595勝495敗98休1085出場(勝率.548)
通算81場所
勝ち越し45場所(勝ち越し率.556)(勝ち越し星186)
優勝等
幕内優勝1回(次点2),十両優勝1回,幕下優勝1回
受賞・金星
殊勲賞3回,敢闘賞4回,技能賞3回,金星6個(貴乃花2個、曙2個、若乃花1個、朝青龍1個)
持給金
227円(勝ち越し星186個 優勝1回 金星6個)
大関戦歴
100勝71敗9休170出場(勝率.588)
在位12場所(在位率.148)
勝ち越し9場所(勝ち越し率.750)
幕内戦歴
546勝478敗98休1019出場(勝率.536)
在位75場所(在位率.926)
勝ち越し39場所(勝ち越し率.520)
三役戦歴
86勝72敗22休157出場(勝率.548)
在位12場所(在位率.148)
勝ち越し8場所(勝ち越し率.667)
関脇戦歴
41勝27敗7休67出場(勝率.612)
在位5場所(在位率.062)
勝ち越し3場所(勝ち越し率.600)
小結戦歴
45勝45敗15休90出場(勝率.500)
在位7場所(在位率.086)
勝ち越し5場所(勝ち越し率.714)
前頭戦歴
360勝335敗67休692出場(勝率.520)
在位51場所(在位率.630)
勝ち越し22場所(勝ち越し率.431)
十両戦歴
32勝13敗0休45出場(勝率.711)
在位3場所(在位率.037)
勝ち越し3場所(勝ち越し率1.000)
関取戦歴
578勝491敗98休1064出場(勝率.543)
在位78場所(在位率.963)
勝ち越し42場所(勝ち越し率.538)
幕下以下歴
17勝4敗0休21出場(勝率.810)
在位3場所(在位率.037)
勝ち越し3場所(勝ち越し率1.000)

出島 武春の更に詳細なデータは力士名鑑で!

名鑑ページでは、以下のような詳細な分析データをはじめ、豊富な表やグラフをご覧いただけます。

  • ✅ 勝った決まり手1位:押し出し(219回 / 36.7%)
  • ✅ 負けた決まり手1位:寄り切り(137回 / 27.7%)
  • ✅ 得意な相手:旭鷲山(21勝6敗 / 勝率.778)
  • ✅ 苦手な相手:栃東(9勝26敗 / 勝率.257)

石川県出身の最高位:関脇

舛田山 靖仁

舛田山 靖仁(ますだやま やすひと)は石川県 七尾市出身、春日野部屋の元力士で最高位は関脇。高校横綱獲得と、拓殖大での全国学生相撲選手権大会決勝進出という実績を積んで春日野部屋に入門。激しい立ち合いからの叩き込みは鮮やかで名人芸との声も。引退後は千賀ノ浦部屋を創設、舛ノ山(舛乃山)らを育て上げた。停年を迎えた平成28年4月に名跡を現師匠(20代)と交換、再雇用制度で部屋付き親方となった。

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令和2年11月26日付で再び常盤山と千賀ノ浦の名跡は交換されて21代千賀ノ浦を襲名。令和3年4月に再雇用の停年である70歳を迎えて退職。

  • 四股名 :舛田山 靖仁(ますだやま やすひと)
  • 最高位 :関脇
  • 年寄名跡:19代千賀ノ浦⇒16代常盤山⇒21代千賀ノ浦
  • 出身地 :石川県七尾市
  • 本 名 :舛田 茂
  • 生年月日:昭和26年(1951)4月10日
  • 出身大学:拓殖大学
  • 所属部屋:春日野部屋
  • 初土俵 :昭和49年(1974)3月・幕下60付出(22歳11ヵ月)
  • 新十両 :昭和50年(1975)1月(23歳9ヵ月)
  • 新入幕 :昭和51年(1976)11月(25歳7ヵ月)
  • 新三役 :昭和56年(1981)1月(29歳9ヵ月)
  • 最終場所:平成元年(1989)7月(38歳3ヵ月)
  • 生涯戦歴:626勝671敗27休/1295出場(93場所)
  • 生涯勝率:48.3%
  • 優勝等 :十両優勝1回
  • 成 績 :殊勲賞2回,敢闘賞1回,金星1個
  • 幕内戦歴:313勝387敗5休(47場所)勝率:44.7%
  •   関脇:3勝12敗(1場所)勝率:20.0%
  •   小結:16勝29敗(3場所)勝率:35.6%
  •   前頭:294勝346敗5休(43場所)勝率:45.9%
  • 十両戦歴:276勝272敗22休(39場所)勝率:50.4%

栃乃洋 泰一

石川県七尾市出身、春日野部屋の元力士で最高位は関脇。速攻相撲と強力な下手投げで12個の金星を獲得。

  • 24代・竹縄 泰一(春日野部屋)
  • 四股名 :栃乃洋 泰一(とちのなだ たいいち)
  • 最高位 :関脇
  • 年寄名跡:24代竹縄
  • 出身地 :石川県七尾市
  • 本 名 :後藤 泰一
  • 生年月日:昭和49年(1974)2月26日(52歳)
  • 出身大学:拓殖大学
  • 所属部屋:春日野部屋
  • 改名歴 :後藤⇒栃乃洋
  • 初土俵 :平成8年(1996)1月・幕下60付出(21歳11ヵ月)
  • 新十両 :平成8年(1996)11月(22歳9ヵ月)
  • 新入幕 :平成9年(1997)5月(23歳3ヵ月)
  • 新三役 :平成9年(1997)11月(23歳9ヵ月)
  • 最終場所:平成24年(2012)1月(37歳11ヵ月)
  • 生涯戦歴:669勝700敗31休/1366出場(96場所)
  • 生涯勝率:48.9%
  • 優勝等 :幕内次点2回,十両優勝2回,幕下同点1回
  • 成 績 :殊勲賞3回,敢闘賞2回,技能賞1回,金星12個
  • 幕内戦歴:556勝628敗31休(81場所)勝率:47.0%
  •   関脇:12勝18敗(2場所)勝率:40.0%
  •   小結:41勝49敗(6場所)勝率:45.6%
  •   前頭:503勝561敗31休(73場所)勝率:47.3%
  • 十両戦歴:87勝63敗(10場所)勝率:58.0%

石川県出身の最高位:小結

大ノ川 甚太郎

石川県金沢市大場町出身、君ヶ濱~出羽海部屋の元力士で最高位は小結。腕力が非常に強く両肩に力こぶが隆起していたことから「コブさん」の愛称で親しまれていた。突っ張りからの引き落としや叩き込みが得意。明治34年(1901)5月場所で君ヶ濱部屋から初土俵を踏み、明治40年(1907)5月場所で新入幕、5年後に新小結にまで昇進した。

大正5年(1916)2月に2代・君ヶ濱(元十両・志子ヶ嶽)が亡くなったことで出羽海部屋へと移籍、翌年には二枚鑑札で年寄・君ヶ濱を襲名して四股名も「君ヶ濱」に改めた。しかしこの改名からわずか数日後、場所4日目の朝稽古で腹部を強打し腸を痛めて入院。手当の甲斐なく5日後に亡くなってしまった。

  • 四股名 :大ノ川 甚太郎(おおのかわ じんたろう)
  • 最高位 :小結
  • 年寄名跡:3代君ヶ濱
  • 出身地 :石川県金沢市大場町
  • 本 名 :木越 甚太郎
  • 生年月日:明治13年(1880)10月25日
  • 没年月日:大正6年(1917)1月20日(享年36歳)
  • 所属部屋:出羽海部屋
  • 改名歴 :大ノ川⇒君ヶ濱
  • 初土俵 :明治34年(1901)5月・序ノ口(20歳7ヵ月)
  • 新十両 :明治38年(1905)5月(24歳7ヵ月)
  • 新入幕 :明治40年(1907)5月(26歳7ヵ月)
  • 新三役 :明治45年(1912)5月(31歳7ヵ月)
  • 最終場所:大正6年(1917)1月(36歳3ヵ月)
  • 優勝等 :なし
  • 幕内戦歴:73勝83敗30休10分3預(20場所)勝率:46.8%
  •   小結:4勝5敗1分(1場所)勝率:44.4%
  •   前頭:69勝78敗30休9分3預(19場所)勝率:46.9%
  • 十両戦歴:17勝10敗1分(4場所)勝率:63.0%

遠藤 聖大

遠藤 聖大 (えんどう しょうた)石川県鳳珠郡穴水町出身、追手風部屋の元力士で、最高位は小結

平成25年(2013)3月場所に22歳4ヶ月で初土俵を踏み、令和7年(2025)9月場所を最後に引退(34歳10ヶ月)※番付上は令和7年(2025)11月場所

通算成績は527勝494敗88休1011出場。生涯勝率.521。通算75場所中、38場所を勝ち越した(勝ち越し率.507)。

主な成績は幕内(次点2)、十両優勝1回殊勲賞1回、敢闘賞1回、技能賞4回、金星7個(鶴竜4個、白鵬2個、稀勢の里1個)

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平成2年(1990)10月19日生まれ。本名は遠藤 聖大。

端正な顔立ちと、左四つ右上手を取る理にかなった正攻法の相撲で「遠藤フィーバー」を巻き起こし、長く土俵を沸かせた元小結・遠藤。度重なる両膝の大怪我に苦しめられながらも、自身の美学からサポーターを一切巻かずに幕内の土俵に立ち続け、金星7個、三賞6回という実績を残した。本名を四股名として貫き、多くの相撲ファンに愛された名力士である。

怪我を乗り越えたアマチュア2冠と、本名での新十両

石川県に生まれ、小学1年生から相撲を始めた。相撲の名門である金沢学院東高校(現・金沢学院大学附属高校)から日本大学へと進学した。大学3年次に右膝靭帯損傷の大怪我を負うも、それを乗り越えて4年次に全日本相撲選手権大会および国民体育大会の個人戦で優勝し、アマチュア横綱と国体横綱の2冠を達成した。これにより、史上2人目となる幕下10枚目格付出の資格を得て追手風部屋へと入門した。

平成25年(2013年)3月場所で本名の「遠藤」として初土俵を踏むと、所要2場所で新十両へと昇進。新十両場所となる7月場所では14勝1敗の好成績で十両優勝を果たした。新十両での14勝は、実に63年ぶり史上2人目の快挙であった。

最速新入幕と「遠藤フィーバー」

勢いそのままに、初土俵から史上最速となる所要3場所での新入幕を果たした。勝ち続けている流れを変えないため、四股名は付けずに本名での入幕となった。

新入幕後、その容姿と美しい四つ相撲は瞬く間にファンの心を掴み、一大相撲ブームの牽引役となる。取組には連日多数の懸賞金が懸けられ、平成26年(2014年)5月場所では横綱・鶴竜から自身初となる金星を獲得した。

大怪我との闘いと、サポーターを巻かない美学

順風満帆に見えたが、平成27年(2015年)3月場所で左膝半月板および前十字靱帯損傷という重傷を負った。周囲からは「終わった」との声も挙がったが、本人は手術を回避し、すり足や四股などの基礎運動で地道に感覚を取り戻して土俵へ復帰した。

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慢性的な故障を抱えながらも「気休めにしかならないし、邪魔。自分から体にメスを入れることを許したくない」とテーピングやサポーターを一切巻かずに生身で土俵に立ち続けた。平成28年(2016年)9月場所では13勝2敗の好成績で自身初の技能賞を獲得した。平成30年(2018年)5月場所において、新三役となる小結昇進を果たした。

右膝の手術と現役引退、親方としての道へ

その後も平幕上位から中位の番付で存在感を示し、通算7個の金星を獲得した。しかし、長年の激闘によるダメージが蓄積し、令和7年(2025年)夏、ついに右膝の手術に踏み切った。これにより7月場所と9月場所を連続で全休した。

関取の地位から幕下への陥落が決まった同年11月場所を前に、ついに現役引退を決断した。幕内在位69場所、通算勝利数527勝の足跡を残し、引退後は年寄「北陣」を襲名した。本名のまま駆け抜けた12年半の土俵人生に幕を下ろし、自らの豊富な経験と技術を後進へ伝えるべく、親方としての新たな道を歩み始めた。

四股名
遠藤 聖大 (えんどう しょうた)
最高位
小結
年寄名跡
23代北陣 聖大(追手風)
出身地
石川県鳳珠郡穴水町
本名
遠藤 聖大
生年月日
平成2年(1990)10月19日(35歳)
出身高校
金沢学院東高校
出身大学
日本大学
所属部屋
追手風部屋
改名歴
遠藤 聖大
初土俵
平成25年(2013)3月 幕下10枚目付出(22歳4ヶ月)
新十両
平成25年(2013)7月(所要2場所)
22歳8ヶ月(初土俵から0年4ヶ月)
新入幕
平成25年(2013)9月(所要3場所)
22歳10ヶ月(初土俵から0年6ヶ月)
新小結
平成30年(2018)5月(所要31場所)
27歳6ヶ月(初土俵から5年2ヶ月)
最終場所
令和7年(2025)9月場所(34歳10ヶ月)※番付上は令和7年(2025)11月場所
大相撲歴
75場所(12年6ヶ月)
通算成績
527勝494敗88休1011出場(勝率.521)
通算75場所
勝ち越し38場所(勝ち越し率.507)(勝ち越し星152)
優勝等
幕内(次点2),十両優勝1回
受賞・金星
殊勲賞1回,敢闘賞1回,技能賞4回,金星7個(鶴竜4個、白鵬2個、稀勢の里1個)
持給金
149円(勝ち越し星152個 金星7個)
幕内戦歴
480勝482敗73休952出場(勝率.504)
在位69場所(在位率.920)
勝ち越し33場所(勝ち越し率.478)
三役戦歴
28勝42敗5休68出場(勝率.412)
在位5場所(在位率.067)
勝ち越し1場所(勝ち越し率.200)
小結戦歴
28勝42敗5休68出場(勝率.412)
在位5場所(在位率.067)
勝ち越し1場所(勝ち越し率.200)
前頭戦歴
452勝440敗68休884出場(勝率.511)
在位64場所(在位率.853)
勝ち越し32場所(勝ち越し率.500)
十両戦歴
37勝8敗15休45出場(勝率.822)
在位4場所(在位率.053)
勝ち越し3場所(勝ち越し率.750)
関取戦歴
517勝490敗88休997出場(勝率.519)
在位73場所(在位率.973)
勝ち越し36場所(勝ち越し率.493)
幕下以下歴
10勝4敗0休14出場(勝率.714)
在位2場所(在位率.027)
勝ち越し2場所(勝ち越し率1.000)

遠藤 聖大の更に詳細なデータは力士名鑑で!

名鑑ページでは、以下のような詳細な分析データをはじめ、豊富な表やグラフをご覧いただけます。

  • ✅ 勝った決まり手1位:寄り切り(186回 / 35.3%)
  • ✅ 負けた決まり手1位:押し出し(131回 / 26.5%)
  • ✅ 得意な相手:徳勝龍(11勝0敗 / 勝率1.000)
  • ✅ 苦手な相手:白鵬(2勝14敗 / 勝率.125)

石川県出身の最高位:前頭

出羽ノ花 國市

頭脳明晰で「角界の代議士」と呼ばれた弁舌の持ち主、第4代相撲協会理事長も務める

  • 四股名 :出羽ノ花 國市(でわのはな くにいち)
  • 最高位 :前頭筆頭
  • 年寄名跡:13代武蔵川⇒8代出羽海⇒13代武蔵川
  • 出身地 :石川県小松市
  • 本 名 :駒澤 國一⇒市川 國一
  • 生年月日:明治42年(1909)3月1日
  • 没年月日:昭和62年(1987)5月30日(享年78歳)
  • 所属部屋:出羽海部屋
  • 改名歴 :出羽ノ子⇒出羽ノ花
  • 初土俵 :大正14年(1925)1月(15歳10ヵ月)
  • 新十両 :昭和5年(1930)5月(21歳2ヵ月)
  • 新入幕 :昭和7年(1932)2月(22歳11ヵ月)
  • 最終場所:昭和15年(1940)5月(31歳2ヵ月)
  • 生涯戦歴:96勝104敗47休/199出場(24場所)
  • 生涯勝率:48.0%
  • 優勝等 :なし
  • 幕内戦歴:68勝77敗47休(16場所)勝率:46.9%
  • 十両戦歴:28勝27敗(6場所)勝率:50.9%

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★ 石川県での巡業予定

石川県巡業 かほく市(10/13)

「大相撲かほく場所」
開催日時:2026年10月13日(火)
巡業会場:とり野菜みそ BLUECATS ARENA(地図)
住  所:石川県かほく市浜北イ19-1

チケット購入方法等

公演などに関するお問い合わせ先

大相撲巡業チケット事務局

  • TEL:0570-05-3366
  • 10:00~17:00

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ここまでは過去から現在までの石川出身の主な力士をご紹介してきましたが、石川出身の現役力士の最新番付や成績を知りたい方の為に最適な記事もご用意しています。相撲観戦と予習におススメです!

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カテゴリー : 北陸地方

公開日:2018-08-15
投稿者:レイ

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