旧・中川部屋力士の番付・星取表・基礎情報を網羅した現役力士一覧

旧・中川(なかがわ)部屋の現役力士の番付と成績、そして基礎情報をまとめてご紹介します。

この記事では様々な情報を網羅した力士一覧表をご用意しております。

最新場所である令和8年(2026年)5月場所の番付はもちろん、過去6場所分の成績を確認することができます。

また、表の内容はボタンによって切り替えることができ、通算成績や力士の基礎情報などもシームレスに知るこができます。

最新場所については日々の対戦相手と勝敗が一目で分かる星取表もご覧頂けます。場所中は日々更新していきますので、観戦のお供にぜひご活用ください。

当サイトでは全ての部屋と出身地についても同様のページをご用意しております。

他の部屋の番付と成績も見てみたい方は部屋目次より選んでください。出身地毎の番付・成績は出身地別目次からどうぞ。

相撲部屋や出身地ごとの場所の成績からランキングを作成しております。初場所、好調な相撲部屋や力士の出身地はどこ?

この他にも中川部屋の過去から現在までの主な関取たちををまとめた記事もありますので併せてご覧ください。

中川部屋の基本情報

  • 一門 :伊勢ヶ濱⇒時津風一門
  • 創設 :平成9年(1997)7月21日 ※創設時は春日山部屋
  • 創設者:20代・春日山 由晃(元前頭筆頭・春日富士)
  • 改称 :平成29年(2017年)1月26日
  • 改称者:15代・中川 憲治(元前頭14枚目・旭里)
  • 現師匠:同上
  • 所在地:神奈川県川崎市幸区南加瀬5-7-2
  • サイト:中川部屋公式ページ
  • SNS:中川部屋facebook
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力士一覧表(番付・星取表・成績・経歴)(初日)

No 四股名 直近7場所 成績 直近7場所 勝率 番付 (令8.5) 5月場所 成績 令和8年5月場所星取表 S1 番付 推移 変動 枚数 番付 (令8.3) 3月場所 成績 令和8年3月場所星取表 S2 番付 推移 変動 枚数 番付 (令8.1) 1月場所 成績 令和8年1月場所星取表 S3 番付 推移 変動 枚数 番付 (令7.11) 11月場所 成績 令和7年11月場所星取表 S4 番付 推移 変動 枚数 番付 (令7.9) 9月場所 成績 令和7年9月場所星取表 S5 番付 推移 変動 枚数 番付 (令7.7) 7月場所 成績 令和7年7月場所星取表 s6 番付 推移 変動 枚数 番付 (令7.5) 5月場所 成績 令和7年5月場所星取表 初日 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 中日 9日目 10日目 11日目 12日目 13日目 14日目 千秋楽 最高位 出身地 部屋 一門 年齢 生年月日 大相撲歴 本名 旧四股名 旧所属 身長(㎝) 体重(㎏) BMI 出身高校 出身大学 初土俵 初土俵 年齢 新十両 新十両 年齢 新入幕 新入幕 年齢 新小結 新小結 年齢 新関脇 新関脇 年齢 大関昇進 大関昇進 年齢 横綱昇進 横綱昇進 年齢 幕内 優勝 十両 優勝 幕下 優勝 三段目 優勝 序二段 優勝 序ノ口 優勝 技能賞 殊勲賞 敢闘賞 金星 通算 勝利数 通算 敗数 通算 休数 出場回数 通算 勝率(%) s誕生日 s初土俵 s新十両 s新入幕 s新小結 s新関脇 s大関昇進 s横綱昇進 s初土俵年齢 s新十両年齢 s新入幕年齢 s新小結年齢 s新関脇年齢 s大関昇進年齢 s横綱昇進年齢 s7場所勝敗 s1勝敗 s2勝敗 s3勝敗 s4勝敗 s5勝敗 s6勝敗 s7勝敗 s2順 s3順 s4順 s5順 s6順 s7順 s1シフト s2シフト s3シフト s4シフト s5シフト s6シフト sしこな s最高位 s出身ふりがな s部屋ふりがな s7勝率 s勝 s敗 s休 s出 s勝率 s幕優 s十 s下 s三 s二 s口 s技 s殊 s敢 s金
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中川部屋からの移籍先

中川部屋に所属していた力士をはじめ、各協会員の移籍先をまとめました。

片男波部屋

(二所ノ関一門)

旭蒼天

(玉鷲の義弟)

耕平(呼出)
時津風部屋

(時津風一門)

15代中川 吉井 笹崎
追手風部屋

(時津風一門)

大國里
荒汐部屋

(時津風一門)

床仁(床山)
伊勢ノ海部屋

(時津風一門)

床春(床山)
宮城野部屋

(伊勢ヶ濱一門)

春光(引退) 白法山(世話人)(停年)
友綱部屋

(伊勢ヶ濱一門)

春日龍 木山
朝日山部屋

(伊勢ヶ濱一門)

吉澤
引退 旭勇幸

現役力士の紹介

中川部屋に所属していた現役力士を初土俵順にプロフィール付きでご紹介します。

春日龍

春日龍 健成 (かすがりゅう けんせい)神奈川県横浜市都筑区出身、春日山 → 追手風 → 中川 → 友綱部屋の元力士で、最高位は幕下29枚目

平成13年(2001)9月場所に17歳3ヶ月で初土俵を踏み、令和4年(2022)1月場所を最後に引退(37歳7ヶ月)。

通算成績は401勝417敗22休818出場。生涯勝率.490。通算121場所中、55場所を勝ち越した(勝ち越し率.458)。

主な成績は三段目(同点1)

昭和59年(1984)6月3日生まれ。本名は日高 賢太。

ベンチプレス200キロを挙げる持ち前の怪力を武器に長く土俵を務め、本場所では弓取り式も担当した春日龍は、度重なる部屋の閉鎖という不運に見舞われながらも、20年以上にわたり相撲への情熱を燃やし続けた力士である。引退後は後進の指導にあたる傍ら、メディアに出演して大相撲の魅力を広く発信している。

春日山部屋への入門と初土俵

神奈川県横浜市都筑区に生まれ、神奈川県立向の岡工業高校を経て角界への挑戦を決意する。平成13年(2001年)9月場所において春日山部屋から初土俵を踏んだ。入門当初は、本名の「日高」を四股名として土俵に上がっていた。

怪力を武器にした土俵と四股名の改名

初めて番付に名前が載った翌11月場所は負け越したものの、着実に地力を養っていく。平成14年(2002年)3月場所より、四股名を「春日龍」へと改名した。

168.5センチと力士としては非常に小柄な体格であったが、ベンチプレスで200キロを挙げるほどの驚異的な腕力とパワーの持ち主であった。その怪力を活かした相撲で三段目や幕下の土俵で一進一退の攻防を繰り広げ、平成23年(2011年)9月場所には自己最高位となる西幕下29枚目まで番付を上げた。惜しくも関取の座には届かなかったが、若手力士たちの厚い壁として長く奮闘を続けた。

弓取り力士への抜擢と珍しいエピソード

土俵での活躍に加え、平成30年(2018年)3月場所からは本場所における弓取り力士に抜擢され、結びの一番のあとに見事な弓さばきを披露して館内を沸かせた。

この弓取り式は令和2年(2020年)1月場所の2日目まで務めたが、これには珍しいエピソードが残されている。当初は同場所の初日から時津風部屋の将豊竜へと担当が交代する予定であった。しかし、事前の連絡ミスにより、初日と2日目の場内向け印刷物に「弓取り式:春日龍」と記載されたままになっていたため、急遽予定を変更し、記載通りに2日目まで春日龍が弓取り式を務め上げることとなったのである。

度重なる部屋の閉鎖と現役引退

長く現役を務める中で、所属部屋の閉鎖という力士としては抗えない大きな苦労も経験している。初土俵を踏んだ春日山部屋が閉鎖されたことに伴って追手風部屋へと移籍し、その後中川部屋へと転属した。しかし、令和2年(2020年)7月場所を前にその中川部屋も閉鎖されることが決定し、入門当初に属していた伊勢ヶ濱一門である友綱部屋(現在の大島部屋)へと再び移籍することとなった。

2度の部屋閉鎖と度重なる移籍という激動の相撲人生を歩みながらも決して腐ることなく土俵に立ち続けたが、西三段目68枚目で迎えた令和4年(2022年)1月場所を最後に現役を引退した。初土俵から121場所にわたり相撲を取り続け、丸20年以上を土俵に捧げた不屈の歩みであった。

引退後の新たな挑戦

現役引退後は日本相撲協会を離れたが、引き続き大島部屋(引退直後に友綱部屋から名称変更)のコーチとして後進の指導にあたっている。また、元力士としての豊富な経験を活かしてメディアやイベントにも積極的に出演している。TBSテレビのバラエティ番組『世界くらべてみたら』ではフランスへ赴いて相撲を披露する企画に出演するなど、多方面で大相撲の魅力と文化の普及に尽力している。

四股名
春日龍 健成 (かすがりゅう けんせい)
最高位
幕下29枚目
出身地
神奈川県横浜市都筑区
本名
日高 賢太
生年月日
昭和59年(1984)6月3日
出身高校
向の岡工業高校・中退
所属部屋
春日山 → 追手風 → 中川 → 友綱部屋
改名歴
日高 賢太 → 春日龍 健成
初土俵
平成13年(2001)9月 前相撲(17歳3ヶ月)
最終場所
令和4年(2022)1月場所(37歳7ヶ月)
大相撲歴
121場所(20年4ヶ月)
通算成績
401勝417敗22休818出場(勝率.490)
通算121場所
勝ち越し55場所(勝ち越し率.458)(勝ち越し星119)
優勝等
三段目(同点1)
持給金
62円50銭(勝ち越し星119個)
幕下以下歴
401勝417敗22休818出場(勝率.490)
在位120場所(在位率.992)
勝ち越し55場所(勝ち越し率.458)

春日龍 健成の更に詳細なデータは力士名鑑で!

名鑑ページでは、以下のような詳細な分析データをはじめ、豊富な表やグラフをご覧いただけます。

  • ✅ 勝った決まり手1位:上手投げ(85回 / 21.2%)
  • ✅ 負けた決まり手1位:寄り切り(118回 / 28.2%)
  • ✅ 得意な相手:栃太河(4勝0敗 / 勝率1.000)
  • ✅ 苦手な相手:白龍(0勝4敗 / 勝率.000)

大国山

大國山 翔(おおくにやま しょう)は東京都 府中市出身、朝日山部屋の力士で最高位は三段目79枚目。令和8年5月場所の番付は東 序二段101枚目。

追手風部屋の大國里は双子の弟。春日山部屋へは中学卒業と共に入門。平成30年11月場所より全休で一時は番付外に落ちていたが、令和元年(2019)9月場所で前相撲を取り再始動。

令和2年(2020)7月場所を前に中川部屋の閉鎖が決まり、吉澤は朝日山部屋への移籍が決定。追手風部屋へと移籍した弟とは別の道を歩むことになった。

💡 東京都出身一覧💡 朝日山部屋の力士

四股名
大國山 翔(おおくにやま しょう)
最高位
三段目79枚目
最新番付
東 序二段101枚目
出身地
東京都 府中市
本名
吉澤 翔
生年月日
平成4年(1992)9月18日(33歳)
身長・体重
188.5cm・134.2kg
所属部屋
春日山 → 追手風 → 中川 → 朝日山部屋
改名歴
吉澤⇒大国山⇒大国旭⇒大國旭⇒吉澤⇒大国山 → 大國山
初土俵
平成20年(2008)3月(15歳6ヵ月)
優勝
無し
通算成績
299勝392敗24休/689出場(勝率:43.4%)
直近7場所
15勝23敗5休
7場所勝率
40.5%
決まり手傾向(直近7場所)
大國山が勝ちの決まり手(15勝)
寄り倒し7
寄り切り7
つきひざ1
大國山が負けの決まり手(22敗)※不戦敗1含む
押し出し5
寄り切り4
上手投げ4
押し倒し3
突き落とし2
引き落とし2
その他1
令8年5月
東 序二段101枚目(6枚半降下)
0勝1敗
●    |     |     
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年3月
西 序二段94枚目(17枚降下)
2勝5敗
-●●-●|-○--●|●-○--
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
西 序二段77枚目(35枚上昇)
2勝5敗
-●-○-|○-●●-|●---●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令7年11
西 序ノ口11枚目(2枚上昇)
4勝3敗
○-●-○|--○●-|●-○--
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
西 序ノ口13枚目(13枚降下)
3勝4敗
○-●--|●-○-●|○--●-
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
西 序二段105枚目(2枚半降下)
1勝1敗5休
■-ややや|ややややや|やや○--
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年5月
東 序二段103枚目
3勝4敗
-●○--|●-●-●|○---○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

大国岳

大國 翔太郎(おおくに しょうたろう)は東京都 府中市出身、追手風部屋の力士で最高位は三段目95枚目。令和8年5月場所の番付は東 序二段74枚目。

朝日山部屋の吉澤は双子の兄。兄は中学卒業と共に春日山部屋へと入門したが、大國里は高校進学を選ぶ。そして高3の冬、11月場所で兄と同じ春日山部屋から初土俵を踏んだ。

令和2年(2020)7月場所を前に中川部屋が閉鎖が決定。春日山~追手風~中川部屋と幾度もの移籍を共に乗り越えてきたが、弟は追手風部屋、兄は朝日山部屋への移籍を決めた。

💡 東京都出身一覧💡 追手風部屋の力士

四股名
大國 翔太郎(おおくに しょうたろう)
最高位
三段目95枚目
最新番付
東 序二段74枚目
出身地
東京都 府中市
本名
吉澤 亮
生年月日
平成4年(1992)9月18日(33歳)
身長・体重
185.3cm・119.1kg
所属部屋
春日山 → 追手風 → 中川 → 追手風部屋
改名歴
吉澤⇒大国岳⇒大国里⇒大國里⇒大国岳⇒大国巌 → 大國
初土俵
平成22年(2010)11月(18歳2ヵ月)
優勝
無し
通算成績
284勝341敗6休/624出場(勝率:45.5%)
直近7場所
16勝27敗
7場所勝率
37.2%
決まり手傾向(直近7場所)
大國が勝ちの決まり手(16勝)
寄り切り5
押し出し3
小手投げ3
浴せ倒し1
突き落とし1
極め出し1
その他2
大國が負けの決まり手(26敗)
押し出し11
寄り切り9
突き落とし2
肩透かし1
押し倒し1
叩き込み1
その他1
令8年5月
東 序二段74枚目(36枚半上昇)
0勝1敗
●    |     |     
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年3月
西 序ノ口8枚目(2枚半降下)
4勝3敗
○-●-●|-●-○-|○--○-
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
東 序ノ口6枚目(変動なし)
2勝5敗
●-●-●|-○-●-|○--●-
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令7年11
東 序ノ口6枚目(3枚降下)
3勝4敗
-●-○-|●-●-○|-●-○-
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
東 序二段105枚目(29枚降下)
2勝5敗
-●-○-|●-○-●|-●-●-
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
東 序二段76枚目(38枚上昇)
1勝6敗
-●-●-|●-○-●|-●●--
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年5月
東 序ノ口8枚目
4勝3敗
-●●--|○-○-○|-○●--
取組詳細(対戦相手・決まり手)

玉正鳳

玉正鳳 萬平(たましょうほう まんぺい)はモンゴル ウランバートル市出身、片男波部屋の力士で最高位は前頭17枚目。令和8年5月場所の番付は西 十両12枚目。

モンゴル・ウランバートル市に生まれ育つ。父親はモンゴル相撲と柔道の監督を務め、のちに大相撲で活躍する朝青龍や日馬富士、朝赤龍や時天空などを教え子に持つ名将であった。太りにくい体質であったが、食事稽古に励みながらプロの土俵を目指した。

13代高島(元関脇・高望山)が率いる高島部屋への入門を目指して来日したが、新弟子検査を受ける前に所属力士が不在となり同部屋が閉鎖される不測の事態に見舞われる。急遽、20代春日山(元幕内・春日富士)の春日山部屋へ引き取られる形で新弟子検査を受け、平成23年(2011年)9月場所に「高春日 望」の四股名で初土俵を踏んだ。この四股名は、入門予定であった高島部屋の「高望山」から「高」と「望」、そして春日山部屋の「春日富士」から「春日」を頂いて命名された。

5つの部屋を渡り歩く数奇な運命と改名

入門後はお家騒動や師匠の不祥事などに度々巻き込まれ、所属部屋と一門を次々と変える数奇な運命を辿ることになる。平成28年(2016年)の春日山部屋閉鎖に伴って追手風部屋へ移籍し、翌年には独立した15代中川(元幕内・旭里)に従って新設された中川部屋へ移籍した。この間、後援者の名前に由来する「種子島 万来」への改名を経て、15代中川の四股名とモンゴルの空に因んだ「旭蒼天 万来」へと改名している。

しかし、令和2年(2020年)7月場所前にはその中川部屋も閉鎖処分を受ける。これに伴い、実の姉の夫であり義理の兄にあたる玉鷲が所属する片男波部屋への移籍が決定した。この移籍を機に、14代片男波(元関脇・玉春日)の「玉」と、正しく生きてほしいという願いを込めた「玉正鳳 萬平」へと改名し、偉大な義兄と同じ環境で猛稽古に励んだ。

大物食いの幕下優勝とスロー出世

長く幕下以下の土俵で下積みを続けたが、片男波部屋へ移籍して以降は着実に地力を蓄えていく。東幕下23枚目で迎えた令和4年(2022年)11月場所では、元大関の朝乃山を破る活躍を見せ、7戦全勝の好成績で幕下優勝を飾った。

東幕下筆頭まで番付を上げた翌令和5年(2023年)1月場所でも4勝3敗と勝ち越しを決め、翌3月場所で念願の新十両昇進を果たす。片男波部屋からの新関取誕生は義兄の玉鷲以来15年ぶりであり、初土俵から所要68場所での新関取は外国出身力士として史上2番目のスロー記録であった。

外国出身最遅の新入幕と取り口

十両昇進後は肉離れなどの怪我による足踏みも経験したが、東十両4枚目で迎えた令和6年(2024年)11月場所を10勝5敗の好成績で終え、翌令和7年(2025年)1月場所で見事に新入幕を果たした。31歳9ヶ月での新入幕は戦後8位の高齢記録であり、初土俵から所要79場所での新入幕は外国出身力士として史上最も遅いスロー出世記録であった。師匠からは「奇跡」と称されたが、本人は「スロー出世は気にしていない。これからという感じ」と力強く語り、念願であった義兄・玉鷲との幕内での揃い踏みを実現させた。

取り口は、春日山部屋時代までは四つ相撲であったが、中川部屋への移籍を境に押し相撲へとスタイルを変えている。突き放してからの叩き込みや、上手からの出し投げを得意とし、「右前みつを取れば負けない」と語るように右を引いての攻めにも絶対の自信を持つ。幾度も部屋の消滅劇に翻弄されながらも決して相撲への情熱を失うことなく、身近で背中を見せ続ける義兄からの刺激を胸に、持ち前のしぶとさで幕内の土俵への定着を目指して奮闘を続けている。

💡 モンゴル出身一覧💡 片男波部屋の力士

四股名
玉正鳳 萬平(たましょうほう まんぺい)
最高位
前頭17枚目
最新番付
西 十両12枚目
出身地
モンゴル ウランバートル市
本名
エルデンビィールグ・エンクマンライ
生年月日
平成5年(1993)3月6日(33歳)
身長・体重
189cm・121kg
所属部屋
春日山 → 追手風 → 中川 → 片男波部屋
改名歴
高春日⇒種子島⇒旭蒼天 → 玉正鳳
初土俵
平成23年(2011)9月(18歳6ヵ月)
新十両
令和5年(2023)3月(30歳0ヵ月)
新入幕
令和7年(2025)1月(31歳10ヵ月)
優勝
幕下優勝1回
通算成績
383勝372敗0休/754出場(勝率:50.8%)
直近7場所
32勝44敗(幕内:4勝11敗)
7場所勝率
39.6%
得意技
右四つ・寄り・投げ
決まり手傾向(直近7場所)
玉正鳳が勝ちの決まり手(35勝)
叩き込み14
寄り切り6
押し出し4
突き落とし3
上手投げ2
引き落とし2
その他4
玉正鳳が負けの決まり手(55敗)
押し出し25
寄り切り15
叩き込み5
突き出し4
上手出し投げ2
引っ掛け1
その他3
令8年5月
西 十両12枚目(3枚半降下)
1勝0敗
○    |     |     
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年3月
東 十両9枚目(4枚降下)
6勝9敗
○●●●●|●●●○○|●○○●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
東 十両5枚目(6枚上昇)
5勝10敗
○●●○●|○●●○●|●●●●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令7年11
東 十両11枚目(4枚降下)
10勝5敗
○○●○○|○●○●○|○●●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
東 十両7枚目(3枚半降下)
4勝11敗
●●○○●|●○●●●|●●○●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
西 十両3枚目(3枚半降下)
6勝9敗
○○●●●|○○●●●|●○●○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年5月
東 前頭17枚目
4勝11敗
●●○●●|○●○○●|●●●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

旭輝山

旭疾風 凜仁(きょくはやて りんと)は神奈川県 川崎市川崎区出身、大島部屋の力士で最高位は三段目76枚目。令和8年5月場所は番付外。

角界入りのきっかけは、柔道部に所属していた川崎市立川中島中学2年次に、学校の職業体験で春日山部屋(現・中川部屋)を見学したこと。中学を出てすぐにでも入門をしたかったが、体重が軽かったこともあり向の岡工業高校への進学を選択。向の岡工業高相撲部で相撲の基礎と身体づくりに徹底的に取り組み、平成31年1月場所の初土俵を踏む。

令和2年(2020)7月場所を前に中川部屋が閉鎖が決定、木山は友綱部屋への移籍が決まった。

💡 神奈川県出身一覧💡 大島部屋の力士

四股名
旭疾風 凜仁(きょくはやて りんと)
最高位
三段目76枚目
最新番付
番付外
出身地
神奈川県 川崎市川崎区
本名
木山 稜
生年月日
平成13年(2001)1月25日(25歳)
身長・体重
170.3cm・86kg
出身高校
向の岡工業高校
所属部屋
中川 → 友綱 → 大島部屋
改名歴
木山⇒旭天稜⇒旭輝山 → 旭疾風
初土俵
平成31年(2019)1月(18歳0ヵ月)
優勝
無し
通算成績
120勝128敗32休/248出場(勝率:48.4%)
直近7場所
5勝1敗22休
7場所勝率
83.3%
決まり手傾向(直近7場所)
旭疾風が勝ちの決まり手(5勝)
突き出し1
叩き込み1
引き落とし1
押し出し1
送り出し1
旭疾風が負けの決まり手(1敗)
突き倒し1
令8年5月
番付外
令8年3月
番付外
令8年1月
番付外(5枚降下)
▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令7年11
東 序ノ口16枚目(8枚降下)
0勝0敗7休
休場
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
東 序ノ口8枚目(57枚降下)
1勝0敗6休
ややややや|ややややや|やや○--
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
東 序二段56枚目(35枚上昇)
0勝0敗7休
休場
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年5月
東 序二段91枚目
4勝1敗2休
○--○○|-○-●-|ややややや
取組詳細(対戦相手・決まり手)

吉井

時不動 虹(よしい こう)は静岡県 焼津市出身、時津風部屋の力士で最高位は幕下3枚目。令和8年5月場所の番付は東 幕下5枚目。

静岡県焼津市に生まれ、幼い頃から柔道を習っていたが、小学4年の時にやいづ相撲クラブで相撲を始める。たちまち相撲でも頭角を現し、小学6年次には全日本小学生相撲優勝大会で2位に輝いた。焼津市立湊中学校へ進学後も活躍を続け、3年次には全国中学校相撲選手権大会で優勝を果たして「中学横綱」のタイトルを獲得。小学5年の時点ですでに中学卒業後の角界入りを決意しており、以前から気にかけてくれていた15代中川(元前頭14枚目・旭里)を頼り、中川部屋の門を叩いた。なお、本名の「虹(こう)」は、母親が福山雅治の楽曲『虹』から命名したものである。

最年少昇進記録と激動の幕下デビュー

平成31年(2019年)3月場所で初土俵を踏むと、序ノ口、序二段を1場所で通過するスピード出世を見せ、令和2年(2020年)5月場所において平成以降最年少記録となる16歳8か月で新幕下昇進を果たした。しかし、同場所は新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止となり、幕下としての初土俵は翌7月場所に持ち越された。さらにその直前、中川部屋の閉鎖に伴い時津風部屋への移籍を経験するなど、激動の環境変化に見舞われたが、同場所では貴花田(のちの第65代横綱・貴乃花)以来となる16歳での幕下勝ち越しを決めている。

試練と幕下優勝

順調な歩みを見せていたが、令和3年(2021年)3月場所で入門後初となる負け越しを喫する。さらに同年9月場所前に右手親指の靭帯を負傷し、強行出場で勝ち越したものの、手術に踏み切った影響で翌11月場所を全休した。これにより三段目へと降格するが、復帰直後の場所を6勝1敗でまとめ、1場所で幕下に返り咲く。そして令和4年(2022年)7月場所では、持ち味を発揮して7戦全勝の好成績を収め、見事に幕下優勝を飾った。

幕下上位の壁と「時不動」への改名

幕下優勝の翌9月場所では東幕下3枚目へと躍進したが、ここで幕下上位の壁に跳ね返され2勝5敗と大きく負け越す。その後は幕下中位から上位の実力者として定着するものの、令和6年(2024年)7月場所でも西幕下4枚目で負け越すなど、関取昇進の目安となる一桁台の地位で足踏みする状況が続いた。現状打破を図るべく、令和8年(2026年)5月場所より四股名を長年名乗った本名から「時不動(ときふどう)」へと改名。厚い壁に跳ね返される悔しさを味わいながらも、着実に地力を蓄えて一桁台の地位を維持している。中卒叩き上げの実力者として、悲願の新十両昇進を掴むべく、黙々と土俵を務めている。

💡 静岡県出身一覧💡 時津風部屋の力士

四股名
時不動 虹(よしい こう)
最高位
幕下3枚目
最新番付
東 幕下5枚目
出身地
静岡県 焼津市
本名
吉井 虹
生年月日
平成15年(2003)8月1日(22歳)
身長・体重
178.8cm・173.1kg
所属部屋
中川 → 時津風部屋
改名歴
吉井 → 時不動
初土俵
平成31年(2019)3月(15歳7ヵ月)
優勝
幕下優勝1回
通算成績
158勝123敗7休/281出場(勝率:56.2%)
直近7場所
25勝18敗
7場所勝率
58.1%
得意技
押し・左四つ・寄り
決まり手傾向(直近7場所)
時不動が勝ちの決まり手(25勝)
寄り切り15
押し出し3
押し倒し2
下手投げ1
寄り倒し1
送り出し1
その他2
時不動が負けの決まり手(17敗)
上手出し投げ3
押し出し3
叩き込み2
寄り切り2
掬い投げ2
波離間投げ1
その他4
令8年5月
東 幕下5枚目(3枚上昇)
0勝1敗
●    |     |     
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年3月
東 幕下8枚目(3枚降下)
4勝3敗
●-○-○|--○-●|-○●--
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
東 幕下5枚目(1枚半上昇)
3勝4敗
-●○--|○-●●-|●-○--
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令7年11
西 幕下6枚目(2枚上昇)
4勝3敗
○--●●|-○--●|○-○--
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
西 幕下8枚目(9枚半上昇)
4勝3敗
●-●--|○-○-○|●--○-
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
東 幕下18枚目(15枚半上昇)
5勝2敗
○-○-○|-●-○-|●-○--
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年5月
西 幕下33枚目
5勝2敗
○--●○|--○●-|○-○--
取組詳細(対戦相手・決まり手)

笹崎

笹崎 巳来夢(ささざき みらむ)は神奈川県 川崎市中原区出身、中川~時津風部屋の元力士。

川崎市立平間中学時代は柔道で身体を鍛えた。同時に中1から向の岡工業高校相撲部にも通い相撲も始めている。向の岡工業高校3年次に県大会でベスト8に。同校の先輩が多かった中川部屋へと入門。

令和2年(2020)7月場所を前に中川部屋が閉鎖が決定。笹崎は時津風部屋へと移籍していた。

  • 四股名 :笹崎 巳来夢(ささざき みらむ)
  • 最高位 :序二段68枚目
  • 出身地 :神奈川県川崎市中原区
  • 本 名 :笹崎 巳来夢
  • 生年月日:平成13年(2001)2月5日(19歳)
  • 所属部屋:中川⇒時津風部屋
  • 初土俵 :令和2年(2020)1月(18歳11ヵ月)
  • 最終場所:令和2年(2020)11月(19歳9ヵ月)
  • 生涯戦歴:10勝10敗8休/19出場(5場所)
  • 生涯勝率:50.0%
  • 優勝等 :なし

中川親方の経歴

中学を卒業と共に大島部屋へと入門。身体が柔らかく均整のとれた体格だったこともあり期待が大きかったが新十両昇進までには約8年を要した。その新十両昇進は平成元年初場所、つまり「平成初の関取誕生」が旭里。

平成2年(1990)3月場所で新入幕を果たすが定着することはできず、その現役生活の多くは十両の土俵だった。しかし幕内4場所、十両45場所と実に49場所で関取を務めあげた努力家。

引退後は14代熊ヶ谷を襲名し大島部屋の部屋付親方として後進の指導にあたっていたが、紆余曲折あり借株だった熊ヶ谷を手放す必要に迫られて、平成16年(2004)8月に急遽11代追手風(元前頭2・大翔山)が持っていた中川の名跡を譲り受けた。

こうして15代中川を襲名すると追手風部屋へと籍を移し、部屋付親方として長らく部屋を支え続けていたが、平成28年(2016)10月に追手風部屋が一時閉鎖となった春日山部屋から力士たちを預かったことで人生が激変することに。

翌年1月16日に21代春日山(元前頭11・濱錦)が相撲協会を退職したことで、中川親方は春日山部屋の施設(のちに移転)と力士たちを引き継いで独立、中川部屋として船出を切った。

しかし令和2年(2020)7月、弟子3人への暴力、暴言など不適切な指導があったとして2階級降格(委員から平年寄)処分が決定。中川部屋は閉鎖となった。15代中川は時津風部屋の部屋付親方となる。

  • 15代・中川 憲治(時津風部屋)
  • 四股名 :旭里 憲治(あさひさと けんじ)
  • 最高位 :前頭14枚目
  • 年寄名跡:14代熊ヶ谷⇒15代中川15代中川
  • 出身地 :大阪府池田市
  • 本 名 :増田 憲治
  • 生年月日:昭和40年(1965)11月9日(60歳)
  • 所属部屋:大島部屋
  • 改名歴 :増田⇒旭里⇒旭天佑⇒旭里
  • 初土俵 :昭和56年(1981)3月(15歳4ヵ月)
  • 新十両 :平成元年(1989)1月(23歳2ヵ月)
  • 新入幕 :平成2年(1990)3月(24歳4ヵ月)
  • 最終場所:平成10年(1998)1月(32歳2ヵ月)
  • 生涯戦歴:553勝543敗3休/1095出場(102場所)
  • 生涯勝率:50.5%
  • 優勝等 :幕下優勝1回,序二段優勝1回
  • 幕内戦歴:21勝39敗(4場所)勝率:35.0%
  • 十両戦歴:329勝343敗3休(45場所)勝率:49.0%

過去から現在までの中川部屋力士はこちら

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カテゴリー : 時津風一門

公開日:2017-12-29
投稿者:レイ

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