木瀬(きせ)部屋の過去から現在までの主な所属力士をご紹介する木瀬部屋の大相撲力士まとめ!
この記事では木瀬部屋の主な関取を中心に紹介していきます。過去の力士については最高位や改名歴、初土俵や各段の昇進時期と最終場所、さらに生涯戦歴と生涯勝率、成績等を中心にご紹介していきます。また、現役力士については最高位と昇進時期、主な成績などを載せています。
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木瀬部屋とは
木瀬部屋は、平成14(2002)年11月場所を最後に現役を引退し、三保ヶ関部屋の部屋付き親方を務めていた11代木村瀬平(元・前頭筆頭 肥後ノ海)が、平成15(2003)年12月1日に7人の内弟子を連れて分家独立して創設した相撲部屋です。
北の湖部屋への一時預かり
平成21年(2009)7月場所と平成22年(2010)5月場所の頃、相撲界は大きな問題が発覚します。一般では入手できない維持員席で暴力団幹部らが観戦していたことが明らかとなったのです。
この整理券確保に木瀬親方が関与していたとして、相撲協会は木瀬親方の役職を2階級降格したうえで部屋に所属する力士すべてを出羽海一門預かりとする、事実上の閉鎖処分を下しました。
これにより平成22年(2010)5月31日から閉鎖処分が解除される平成24年(2012)3月31日まで、出羽海一門である北の湖部屋への「預かり移籍」がありました。
木瀬部屋の系譜
木瀬部屋の成り立ちを系譜でご紹介します。
木瀬部屋の優勝力士
木瀬部屋 歴代幕内優勝力士一覧
木瀬部屋では徳勝龍が令和2年(2020年)1月場所で幕内優勝を達成しています。いまから6年5ヶ月前のことです。
| 場所年月 | 四股名 | 番付 | 成績 | 年齢 | 出身地 | 最高位 | 部屋 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和2年1月 (2020年)R2.1 2020 | 徳勝龍 [初] | 西前頭17 | 14勝1敗 | 33歳5ヶ月 | 奈良県 | 前頭2 | 木瀬 |
木瀬部屋 幕内優勝回数ランキング
木瀬部屋の幕内優勝回数ランキングです。徳勝龍は前頭で1回優勝しています。優勝した場所での本割の成績は14勝1敗で、勝率は.933となっています。
※勝利合計と敗戦合計・勝率は、幕内優勝場所での成績合計です。
| 順位 | 四股名 | 最高位 | 優勝 回数 | 横綱 | 大関 | 関脇 | 小結 | 前頭 | 勝利 合計 | 敗戦 合計 | 勝率 | 部屋 | 出身地 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 徳勝龍 | 前頭2 | 1回 | — | — | — | — | 1 | 14勝 | 1敗 | .933 | 木瀬 | 奈良県 |
木瀬部屋の三賞受賞力士
木瀬部屋 歴代三賞受賞力士一覧
木瀬部屋では、これまでに5人の力士が三賞を受賞しており、獲得数はあわせて8回になります。
受賞の内訳は、技能賞が1回、殊勲賞が1回、敢闘賞が6回となっています。
また、ダブル受賞は徳勝龍が1回ずつ達成しています。
| 場所年月 | 番付 | 受賞力士 | 受賞 | 成績 | 受賞時 年齢 |
出身地 | 部屋 | 初土俵 | 生年月日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和7年3月 (2025年)R7.3 (2025) | 西前頭14 | 西前頭14美ノ海 | 敢闘賞 [初] | 11勝4敗 | 31歳10ヶ月 | 沖縄県 | 木瀬 | 平成28年3月 (2016年) | 平成5年5月6日 (1993年) |
| 令和7年1月 (2025年)R7.1 (2025) | 西前頭14 | 西前頭14金峰山 | 敢闘賞 [2回目] | 12勝3敗 | 27歳7ヶ月 | カザフスタン | 木瀬 | 令和3年9月 (2021年) | 平成9年6月24日 (1997年) |
| 令和5年3月 (2023年)R5.3 (2023) | 東前頭14 | 東前頭14金峰山 | 敢闘賞 [初] | 11勝4敗 | 25歳9ヶ月 | カザフスタン | 木瀬 | 令和3年9月 (2021年) | 平成9年6月24日 (1997年) |
| 令和3年11月 (2021年)R3.11 (2021) | 東前頭7 | 東前頭7宇良 | 技能賞 [初] | 10勝5敗 | 29歳5ヶ月 | 大阪府 | 木瀬 | 平成27年3月 (2015年) | 平成4年6月22日 (1992年) |
| 令和2年11月 (2020年)R2.11 (2020) | 東前頭17 | 東前頭17志摩ノ海 | 敢闘賞 [2回目] | 11勝4敗 | 31歳4ヶ月 | 三重県 | 木瀬 | 平成24年5月 (2012年) | 平成元年7月11日 (1989年) |
| 令和2年1月 (2020年)R2.1 (2020) | 西前頭17 | 西前頭17徳勝龍 ダブル | 殊勲賞 [初] | 14勝1敗 優勝 | 33歳5ヶ月 | 奈良県 | 木瀬 | 平成21年1月 (2009年) | 昭和61年8月22日 (1986年) |
| 敢闘賞 [初] | |||||||||
| 令和元年5月 (2019年)R1.5 (2019) | 東前頭12 | 東前頭12志摩ノ海 | 敢闘賞 [初] | 10勝5敗 | 29歳10ヶ月 | 三重県 | 木瀬 | 平成24年5月 (2012年) | 平成元年7月11日 (1989年) |
木瀬部屋 三賞受賞回数ランキング
受賞回数は、1位が金峰山、志摩ノ海、そして徳勝龍の3人で2回ずつ、4位が美ノ海と宇良の2人で1回ずつとなっています。
| 順位 | 四股名 | 三賞 合計 |
技能賞 | 殊勲賞 | 敢闘賞 | 最高位 | 部屋 | 出身地 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 徳勝龍 | 2回 | 0 | 1 | 1 | 前頭2 | 木瀬 | 奈良県 |
| 1位 | 志摩ノ海 | 2回 | 0 | 0 | 2 | 前頭3 | 木瀬 | 三重県 |
| 1位 | 金峰山 | 2回 | 0 | 0 | 2 | 前頭3 | 木瀬 | カザフスタン |
| 4位 | 宇良 | 1回 | 1 | 0 | 0 | 小結 | 木瀬 | 大阪府 |
| 4位 | 美ノ海 | 1回 | 0 | 0 | 1 | 前頭2 | 木瀬 | 沖縄県 |
木瀬部屋の歴代師匠
第11代・木瀬 (木村 瀬平) (元前頭筆頭・肥後ノ海)
熊本県の旧河内芳野村白浜地区(現在は熊本市)出身、三保ヶ関部屋の元力士で最高位は前頭筆頭。小学生の頃から相撲を始め、熊本工大高等学校(現・文徳高校)では全国大会に出場するなど実績を積んだ。大学は日本大学に進学し4年次には主将を務める。全国学生相撲選手権では尾曽(のちの武双山)を破って優勝、学生横綱の栄冠を手にした。
幕下最下位格付出の資格を得た坂本は三保ヶ関部屋へと入門すると、幕下3場所目で全勝優勝をあげて平成4年7月場所での新十両昇進を決めた。十両でも勝ち越しを積み上げて平成5(1993)年3月場所で新入幕、左四つの相撲で期待されたが攻めの遅さもあって三役への昇進は叶わなかった。
新入幕から平成13(2001)年11月場所までの約9年間、実に53場所連続平幕在位という記録を持つ。
平成14(2002)年11月場所を最後に現役を引退、11代木村瀬平を襲名して三保ヶ関部屋の部屋付き親方として後進の指導にあたっていたが、平成15(2003)年12月に分家独立して木瀬部屋を興した。
11代・木村 瀬平 - 四股名 :肥後ノ海 直哉(ひごのうみ なおや)
- 最高位 :前頭筆頭
- 年寄名跡:
11代木瀬 ⇒11代木瀬 ⇒11代木瀬 - 出身地 :熊本県熊本市
- 本 名 :坂本 直人
- 生年月日:昭和44年(1969)9月23日(56歳)
- 出身大学:日本大学
- 所属部屋:三保ヶ関部屋
- 改名歴 :坂本山⇒肥後ノ海
- 初土俵 :平成4年(1992)1月・幕下60付出(22歳4ヵ月)
- 新十両 :平成4年(1992)7月(22歳10ヵ月)
- 新入幕 :平成5年(1993)3月(23歳6ヵ月)
- 最終場所:平成14年(2002)11月(33歳2ヵ月)
- 生涯戦歴:407勝476敗80休/878出場(66場所)
- 生涯勝率:46.1%
- 優勝等 :幕下優勝1回
- 成 績 :金星2個
- 幕内戦歴:335勝417敗43休(53場所)勝率:44.5%
- 十両戦歴:53勝57敗37休(10場所)勝率:48.2%
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ここまでは過去から現在までの木瀬部屋の主な力士たちをご紹介してきましたが、木瀬部屋の現役力士の最新番付や成績を知りたい方の為に最適な記事もご用意しています。相撲観戦と予習におススメです!
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奈良県出身力士としては大正11年(1922)初場所の鶴ヶ濱以来98年ぶりの快挙。
幕尻での優勝は平成12年3月場所の貴闘力以来約20年ぶり