陸奥(みちのく)部屋に在籍した主な力士をご紹介する陸奥部屋の大相撲力士まとめ!
この記事では陸奥部屋と、その前身ある井筒部屋の主な関取たちを、最高位や改名歴、初土俵や各段の昇進時期と最終場所、さらには生涯戦歴と生涯勝率、成績等を中心にしてご紹介していきます。
なお、年寄名跡欄の
現役の陸奥部屋力士の最新番付や成績、詳細なデータをご覧になりたい方はこちら
相撲部屋や出身地ごとの場所の成績からランキングを作成しております。初場所、好調な相撲部屋や力士の出身地はどこ?
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- 一門 :時津風一門
- 創設 :昭和22年(1947)11月 ※井筒部屋として創設
- 創設者:10代・井筒 道芳(元前頭2枚目・鶴ヶ嶺)
- 改称 :昭和49年(1974)4月30日
- 改称者:7代・陸奥 良夫(元前頭4枚目・星甲)
- 現師匠:9代・陸奥 一博(元大関・霧島)
- 所在地:東京都墨田区両国1-18-7
- サイト:陸奥部屋公式サイト
この記事の目次
陸奥部屋の優勝力士
優勝制度が制定された明治42年(1909)6月場所以降、陸奥部屋の幕内最高優勝力士はただ1人、霧馬山です。
新関脇で迎えた令和5(2023)年3月場所、霧馬山は大栄翔との優勝決定戦を制して自身初となる幕内最高優勝を果たしました。
なお、陸奥部屋には井筒部屋から移籍してきた横綱・鶴竜がいましたが、移籍後には幕内優勝がないためここでは除外しています。
陸奥部屋の優勝力士一覧
では、陸奥の木瀬部屋の幕内優勝力士を年月順で一覧表にして見てみましょう。
№ | 四股名 | 優勝場所 | 回数 | 優勝時の番付 | 出身 | 部屋 | 最高位 | 成績 | 四股名 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 霧馬山 | 令和5年3月 | 初 | 東関脇 | モンゴル | 陸奥 | 大関 | 12勝3敗 | 霧馬山 | 大栄翔との優勝決定戦を制して自身初の優勝 |
2 | 霧馬山 | 令和5年11月 | 2回目 | 西大関 | モンゴル | 陸奥 | 大関 | 13勝2敗 | 霧馬山 |
陸奥部屋の優勝力士ランキング
次は陸奥部屋力士の優勝回数と成績のランキングです。
順位 | 四股名 | 優勝 | 最高位 | 出身地 | 勝数 | 敗数 | 横綱 | 大関 | 関脇 | 小結 | 前頭 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 霧馬山 | 2回 | 大関 | モンゴル | 25勝 | 5敗 | 0回 | 1回 | 1回 | 0回 | 0回 |
陸奥部屋創設の概略
現在の陸奥部屋は、実は元を辿ると井筒部屋に繋がっています。
昭和22年(1947)11月に10代・井筒(元前頭2枚目・鶴ヶ嶺)が再興した井筒部屋は、関脇・鶴ヶ嶺や幕内・逆鉾、太刀風、星甲らを輩出します。
しかし昭和47年(1972)3月に10代が逝去すると、8代君ヶ濱(元関脇・鶴ヶ嶺)と5代陸奥(元前頭4・星甲)との間で後継者争いが勃発。この争いに敗れた8代君ヶ濱は分家独立して君ヶ濱部屋を興し、そこから紆余曲折あって井筒部屋へと改称しました。
では本家だった井筒部屋はどうなったのでしょうか?
こちらは5代陸奥が11代井筒を襲名し部屋を継承。その後、昭和49年(1974)4月月に井筒の名跡を返上して7代・陸奥を襲名し、部屋の名称も陸奥部屋へと改称したのです。 これが現在に続く陸奥部屋です。
つまり、陸奥部屋は元々は井筒部屋本家だったのですね。2本の糸が絡まったような関係性でいるのが、陸奥部屋と井筒部屋と言えそうです。陸奥部屋の系譜
陸奥部屋の成り立ちを系譜でご紹介します。
井筒~陸奥部屋の横綱
鶴竜 力三郎
鶴竜 力三郎(かくりゅう りきさぶろう)はモンゴル・スフバートル市出身、井筒 → 陸奥部屋の元力士で、最高位は第71代横綱。
平成13年(2001)11月場所に16歳3ヶ月で初土俵を踏み、令和3年(2021)3月場所を最後に引退(35歳7ヶ月)。
通算成績は785勝497敗231休1270出場。生涯勝率.612。通算115場所中、74場所を勝ち越した(勝ち越し率.649)。
主な成績は幕内優勝6回(同点2,次点6),三段目優勝1回。殊勲賞2回,技能賞7回。
昭和60年(1985)8月10日生まれ。本名はマンガラジャラブ・アナンダ(日本名同じ)。
「日本で力士になりたい」との決意を手紙にしたためて日本相撲振興会の会長に送ったことで井筒部屋の入門が決まったが、線の細かった鶴竜に初めて会った親方は「床山にでもするか」と思ったほど華奢だった。
平成29年(2017)は4場所連続休場と引退も危ぶまれたが、平成30年(2018)は自身初の連覇も達成し復活をアピール。師匠の急逝により令和元年(2019)9月27日付で陸奥部屋へと転属となった。
令和3年3月場所10日目に引退を発表、5年年寄・鶴竜を襲名した。
- 年寄
24代・音羽山 力三郎 - 四股名
- 鶴竜 力三郎(かくりゅう りきさぶろう)
- 最高位
- 第71代横綱
- 年寄名跡
- 五年年寄 鶴竜 力三郎⇒
24代・音羽山 - 出身地
- モンゴル・ウランバートル市 → モンゴル・スフバートル市
- 本名
- マンガラジャラブ・アナンダ → マンガラジャラブ・アナンダ(日本国籍)
- 生年月日
- 昭和60年(1985)8月10日(39歳)
- 所属部屋
- 井筒 → 陸奥部屋
- 改名歴
- 鶴竜 力三郎
- 初土俵
- 平成13年(2001)11月 前相撲(16歳3ヶ月)
- 新十両
- 平成17年(2005)11月(所要24場所)
- 20歳3ヶ月(初土俵から4年0ヶ月)
- 新入幕
- 平成18年(2006)11月(所要30場所)
- 21歳3ヶ月(初土俵から5年0ヶ月)
- 新小結
- 平成21年(2009)5月(所要45場所)
- 23歳9ヶ月(初土俵から7年6ヶ月)
- 新関脇
- 平成21年(2009)7月(所要46場所)
- 23歳11ヶ月(初土俵から7年8ヶ月)
- 新大関
- 平成24年(2012)5月(所要62場所)
- 26歳8ヶ月(初土俵から10年6ヶ月)
- 横綱昇進
- 平成26年(2014)5月(所要74場所)
- 28歳9ヶ月(初土俵から12年6ヶ月)
- 最終場所
- 令和3年(2021)3月(35歳7ヶ月)
- 大相撲歴
- 115場所(19年4ヶ月)
- 通算成績
- 785勝497敗231休1270出場(勝率.612)
- 通算115場所
- 勝ち越し74場所(勝ち越し率.649)
- 優勝等
- 幕内優勝6回(同点2,次点6),三段目優勝1回
- 受賞・金星
- 殊勲賞2回,技能賞7回
- 幕内戦歴
- 645勝394敗231休1027出場(勝率.621)
- 在位85場所(在位率.739)
- 勝ち越し52場所(勝ち越し率.612)
- 横綱戦歴
- 266勝117敗227休372出場(勝率.695)
- 在位41場所(在位率.357)
- 勝ち越し22場所(勝ち越し率.537)
- 大関戦歴
- 119勝61敗0休180出場(勝率.661)
- 在位12場所(在位率.104)
- 勝ち越し12場所(勝ち越し率1.000)
- 三役戦歴
- 116勝79敗0休195出場(勝率.595)
- 在位13場所(在位率.113)
- 勝ち越し9場所(勝ち越し率.692)
- 関脇戦歴
- 71勝49敗0休120出場(勝率.592)
- 在位8場所(在位率.070)
- 勝ち越し5場所(勝ち越し率.625)
- 小結戦歴
- 45勝30敗0休75出場(勝率.600)
- 在位5場所(在位率.043)
- 勝ち越し4場所(勝ち越し率.800)
- 前頭戦歴
- 144勝137敗4休280出場(勝率.512)
- 在位19場所(在位率.165)
- 勝ち越し9場所(勝ち越し率.474)
- 十両戦歴
- 41勝34敗0休75出場(勝率.547)
- 在位5場所(在位率.043)
- 勝ち越し4場所(勝ち越し率.800)
- 関取戦歴
- 686勝428敗231休1102出場(勝率.616)
- 在位90場所(在位率.783)
- 勝ち越し56場所(勝ち越し率.622)
- 幕下以下歴
- 99勝69敗0休168出場(勝率.589)
- 在位24場所(在位率.209)
- 勝ち越し18場所(勝ち越し率.750)
旧・井筒部屋の関脇
鶴ヶ嶺 昭男
鹿児島県姶良郡加治木町出身、井筒部屋(現・陸奥部屋)の元力士で最高位は関脇。もろ差しの名人と呼ばれた技能相撲、師匠としては実子の「井筒三兄弟」を関取に、また霧島を大関にまで育てあげた名伯楽。
- 四股名 :鶴ヶ嶺 昭男(つるがみね あきお)
- 最高位 :関脇
- 年寄名跡:
8代君ヶ濱 ⇒13代井筒 - 出身地 :鹿児島県姶良郡加治木町
- 本 名 :福薗 昭男
- 生年月日:昭和4年(1929)4月26日
- 没年月日:平成18年(2006)5月29日(享年77歳)
- 所属部屋:時津風⇒井筒部屋
- 改名歴 :福薗⇒鶴嶺山⇒鶴ヶ嶺
- 初土俵 :昭和22年(1947)6月(18歳2ヵ月)
- 新十両 :昭和27年(1952)5月(23歳1ヵ月)
- 新入幕 :昭和28年(1953)3月(23歳11ヵ月)
- 新三役 :昭和31年(1956)3月(26歳11ヵ月)
- 最終場所:昭和42年(1967)7月(38歳3ヵ月)
- 生涯戦歴:685勝678敗22休/1358出場(95場所)
- 生涯勝率:50.3%
- 優勝等 :幕内同点1・次点1回,十両優勝1回,序ノ口優勝1回
- 成 績 :殊勲賞2回,敢闘賞2回,技能賞10回,金星10個
- 幕内戦歴:550勝583敗22休(77場所)勝率:48.5%
- 関脇:14勝16敗(2場所)勝率:46.7%
- 小結:49勝86敗(9場所)勝率:36.3%
- 前頭:487勝481敗22休(66場所)勝率:50.3%
- 十両戦歴:38勝22敗(4場所)勝率:63.3%
陸奥部屋の小結
白馬 毅
白馬 毅(はくば たけし)はモンゴル・ウランバートル市出身、立田川 → 陸奥部屋の元力士で、最高位は小結。
平成12年(2000)1月場所に16歳8ヶ月で初土俵を踏み、平成23年(2011)1月場所を最後に引退(27歳8ヶ月)(※番付上は平成23年5月場所が最後)。
通算成績は347勝303敗12休650出場。生涯勝率.534。通算67場所中、40場所を勝ち越した(勝ち越し率.606)。
主な成績は十両同点1回,幕下優勝1回(同点1),序二段優勝1回。
昭和58年(1983)5月5日生まれ。本名はアリオンバヤル・ウヌルジャラガラ。
モンゴル相撲の経験は無かったが陸奥部屋に見習い生として身を寄せていた。外国人枠の影響により同じ時津風一門の立田川部屋に入門、平成12年(2000)1月場所に初土俵を踏んだ。同年9月に立田川部屋が閉鎖したため陸奥部屋へと移籍した。
平成19年(2007)1月場所で新十両昇進、平成20年(2008)5月場所で新入幕昇進を果たす。初顔で大関日馬富士と琴欧洲を破るなど大器の片鱗も見せたが、平成23年(2011)に発覚した大相撲八百長問題に関与した疑いで引退勧告を受け角界を去った。夫人は亡くなった時天空の妹。
- 四股名
- 白馬 毅(はくば たけし)
- 最高位
- 小結
- 出身地
- モンゴル・ウランバートル市
- 本名
- アリオンバヤル・ウヌルジャラガラ
- 生年月日
- 昭和58年(1983)5月5日
- 所属部屋
- 立田川 → 陸奥部屋
- 改名歴
- 白馬 毅
- 初土俵
- 平成12年(2000)1月 前相撲(16歳8ヶ月)
- 新十両
- 平成19年(2007)1月(所要42場所)
- 23歳8ヶ月(初土俵から7年0ヶ月)
- 新入幕
- 平成20年(2008)5月(所要50場所)
- 25歳0ヶ月(初土俵から8年4ヶ月)
- 新小結
- 平成22年(2010)7月(所要63場所)
- 27歳2ヶ月(初土俵から10年6ヶ月)
- 最終場所
- 平成23年(2011)1月(27歳8ヶ月)※番付上は平成23年5月場所
- 大相撲歴
- 67場所(11年0ヶ月)
- 通算成績
- 347勝303敗12休650出場(勝率.534)
- 通算67場所
- 勝ち越し40場所(勝ち越し率.606)
- 優勝等
- 十両同点1回,幕下優勝1回(同点1),序二段優勝1回
- 幕内戦歴
- 55勝65敗0休120出場(勝率.458)
- 在位8場所(在位率.119)
- 勝ち越し5場所(勝ち越し率.625)
- 小結戦歴
- 4勝11敗0休15出場(勝率.267)
- 在位1場所(在位率.015)
- 勝ち越し0場所(勝ち越し率.000)
- 前頭戦歴
- 51勝54敗0休105出場(勝率.486)
- 在位7場所(在位率.104)
- 勝ち越し5場所(勝ち越し率.714)
- 十両戦歴
- 131勝124敗0休255出場(勝率.514)
- 在位17場所(在位率.254)
- 勝ち越し10場所(勝ち越し率.588)
- 関取戦歴
- 186勝189敗0休375出場(勝率.496)
- 在位25場所(在位率.373)
- 勝ち越し15場所(勝ち越し率.600)
- 幕下以下歴
- 161勝114敗12休275出場(勝率.585)
- 在位41場所(在位率.612)
- 勝ち越し25場所(勝ち越し率.610)
旧・井筒~陸奥部屋の前頭
大雄 辰實
もろ差しが得意だったが勝負に出るのが遅かった、引退後は陸奥部屋で部屋付親方をしていたが息子(元幕下・龍甲)の入門を機に甲山部屋を興した
- 四股名 :大雄 辰實(だいゆう たつみ)
- 最高位 :前頭筆頭
- 年寄名跡:6代陸奥⇒
9代甲山 - 出身地 :鹿児島県肝属郡大根占町
- 本 名 :柳田 辰実⇒横山 辰実
- 生年月日:昭和15年(1940)5月27日
- 所属部屋:井筒部屋
- 改名歴 :柳田⇒大根占⇒大雄
- 初土俵 :昭和31年(1956)5月(16歳0ヵ月)
- 新十両 :昭和35年(1960)7月(20歳2ヵ月)
- 新入幕 :昭和38年(1963)5月(23歳0ヵ月)
- 最終場所:昭和47年(1972)9月(32歳4ヵ月)
- 生涯戦歴:614勝596敗4休/1209出場(96場所)
- 生涯勝率:50.7%
- 優勝等 :十両優勝2回
- 幕内戦歴:296勝349敗(43場所)勝率:45.9%
- 十両戦歴:180勝161敗4休(23場所)勝率:52.8%
敷島 勝盛
入門は立田川部屋で貴乃花から2度の金星を奪う、話が面白く角界のコメント王と呼ばれ、またクラブ音楽に詳しくDJ活動も
17代・浦風 冨道(陸奥部屋) - 四股名 :敷島 勝盛(しきしま かつもり)
- 最高位 :前頭筆頭
- 年寄名跡:準年寄・敷島⇒15代立田川⇒8代富士ヶ根⇒15代錦島⇒23代小野川⇒11代谷川⇒6代安治川⇒17代浦風
- 出身地 :千葉県船橋市
- 本 名 :吉種 弘道
- 生年月日:昭和45年(1970)12月15日(53歳)
- 所属部屋:立田川⇒陸奥部屋
- 改名歴 :吉種⇒敷島
- 初土俵 :平成元年(1989)1月(18歳1ヵ月)
- 新十両 :平成5年(1993)5月(22歳5ヵ月)
- 新入幕 :平成6年(1994)11月(23歳11ヵ月)
- 最終場所:平成13年(2001)5月(30歳5ヵ月)
- 生涯戦歴:416勝418敗44休/832出場(75場所)
- 生涯勝率:49.9%
- 優勝等 :十両優勝1回(同点1),幕下優勝1回,序ノ口同点1回
- 成 績 :金星2個
- 幕内戦歴:175勝228敗17休(28場所)勝率:43.4%
- 十両戦歴:128勝114敗13休(17場所)勝率:52.9%
霧馬山 鐵雄
霧島 鐵力(きりしま てつお)はモンゴル ドルンノット出身、音羽山部屋の力士で最高位は大関。令和6年11月場所の番付は東 関脇。
10歳からモンゴル相撲を始めて18歳の時にモンゴルでベスト4に。同期は宇良や御嶽海、北勝富士など錚々たる顔ぶれ。怪我を機に下がりながらの強引な投げを封印、師匠の教えを守って前に出る相撲を磨き、平成31年3月場所で待望の新十両昇進を果たす。「普段の笑顔が可愛い」と秘かに人気が上昇中。
令和5年(2023年)3月場所で新関脇に昇進。千秋楽では大栄翔との優勝決定戦を制して自身初の幕内優勝を果たした。
- 四股名
- 霧島 鐵力(きりしま てつお)
- 最高位
- 大関
- 最新番付
- 東 関脇
- 出身地
- モンゴル ドルンノット
- 本名
- ビョンブチュルン・ハグワスレン
- 生年月日
- 平成8年(1996)4月24日(28歳)
- 所属部屋
- 陸奥⇒音羽山部屋
- 改名歴
- 霧馬山⇒霧島
- 初土俵
- 平成27年(2015)3月(18歳11ヵ月)
- 新十両
- 平成31年(2019)3月(22歳11ヵ月)
- 新入幕
- 令和2年(2020)1月(23歳9ヵ月)
- 新小結
- 令和3年(2021)11月(25歳7ヵ月)
- 新関脇
- 令和5年(2023)3月(26歳11ヵ月)
- 新大関
- 令和5年(2023)7月(27歳3ヵ月)
- 優勝
- 幕内優勝2回,幕下優勝1回,三段目優勝1回
- 受賞・金星
- 敢闘賞1回,技能賞3回
- 通算成績
- 378勝258敗25休/633出場(勝率:59.7%)
- 直近7場所
- 56勝38敗8休
- 7場所勝率
- 60.2%
- 令6年11月
- 東 関脇(1枚上昇)
- 6勝6敗
- ●●●●●|○○●○○|○○
- 令6年9月
- 東 関脇2(変動なし)
- 12勝3敗
- ○○○○●|○○○○●|○○●○○
- 令6年7月
- 東 関脇2(1枚降下)
- 8勝7敗
- ○○○●●|●○●○●|○○●●○
- 令6年5月
- 西 大関2(1枚半降下)
- 1勝6敗8休
- ●○●●●|●■ややや|ややややや
- 令6年3月
- 東 大関(変動なし)
- 5勝10敗
- ●●●●○|○●●○●|●●●□○
- 令6年1月
- 東 大関(変動なし)
- 11勝4敗
- ○○○●○|○○●○○|○○○●●
- 令5年11月
- 東 大関
- 13勝2敗(幕内優勝)
- ○○○●○|●○○○○|○○○○○
鶴ヶ嶺 道芳
9代井筒の急逝で双葉山のもとに身を寄せたが、引退後に途絶えた井筒部屋を再興した10代井筒
- 四股名 :鶴ヶ嶺 道芳(つるがみね みちよし)
- 最高位 :前頭2枚目
- 年寄名跡:
10代井筒 - 出身地 :鹿児島県熊毛郡
- 本 名 :下家 道義
- 生年月日:明治45年(1912)1月17日
- 没年月日:昭和47年(1972)3月18日(享年60歳)
- 所属部屋:井筒⇒双葉山⇒時津風部屋
- 改名歴 :種子ヶ嶌⇒星甲⇒鶴ヶ嶺
- 初土俵 :昭和6年(1931)5月(19歳4ヵ月)
- 新十両 :昭和9年(1934)1月(22歳0ヵ月)
- 新入幕 :昭和12年(1937)5月(25歳4ヵ月)
- 最終場所:昭和22年(1947)6月(35歳5ヵ月)
- 生涯戦歴:181勝196敗24休/375出場(36場所)
- 生涯勝率:48.0%
- 優勝等 :なし
- 成 績 :金星2個
- 幕内戦歴:99勝139敗24休(20場所)勝率:41.6%
- 十両戦歴:43勝34敗(7場所)勝率:55.8%
星甲 良夫
井筒部屋源流となる9代井筒からの弟子、後継争いを経て11代井筒を襲名、のちに陸奥の名跡を再入手し部屋の名を改称した
- 四股名 :星甲 良夫(ほしかぶと よしお)
- 最高位 :前頭4枚目
- 年寄名跡:7代君ヶ濱⇒5代陸奥⇒
11代井筒 ⇒7代陸奥 - 出身地 :千葉県浦安市
- 本 名 :小川 良夫
- 生年月日:大正15年(1926)2月20日
- 没年月日:平成12年(2000)12月5日(享年74歳)
- 所属部屋:井筒⇒双葉山⇒時津風⇒井筒部屋
- 改名歴 :小川⇒東都山⇒梅ヶ枝⇒小川⇒星甲⇒星兜⇒星甲
- 初土俵 :昭和17年(1942)5月(16歳3ヵ月)
- 新十両 :昭和27年(1952)9月(26歳7ヵ月)
- 新入幕 :昭和30年(1955)5月(29歳3ヵ月)
- 最終場所:昭和39年(1964)5月(38歳3ヵ月)
- 生涯戦歴:554勝585敗12休/1139出場(85場所)
- 生涯勝率:48.6%
- 優勝等 :十両優勝2回(同点1),三段目同点1回
- 幕内戦歴:173勝217敗(26場所)勝率:44.4%
- 十両戦歴:261勝264敗(35場所)勝率:49.7%
豊桜 俊昭
父は時津風部屋の三段目力士、兄は北の湖部屋の北桜で兄弟同時幕内も。敢闘賞を受賞したこともあったが八百長問題で引退
- 四股名 :豊桜 俊昭(とよざくら としあき)
- 最高位 :前頭5枚目
- 出身地 :広島県広島市安佐北区
- 本 名 :向 俊明
- 生年月日:昭和49年(1974)3月12日
- 所属部屋:立田川⇒陸奥部屋
- 改名歴 :向⇒豊櫻⇒豊桜
- 初土俵 :平成元年(1989)3月(15歳0ヵ月)
- 新十両 :平成10年(1998)9月(24歳6ヵ月)
- 新入幕 :平成15年(2003)11月(29歳8ヵ月)
- 最終場所:平成23年(2011)5月(37歳2ヵ月)
- 生涯戦歴:683勝671敗20休/1353出場(132場所)
- 生涯勝率:50.4%
- 優勝等 :幕内次点1回,十両優勝1回(同点2),幕下優勝2回(同点1),三段目優勝1回
- 成 績 :敢闘賞1回
- 幕内戦歴:97勝158敗(17場所)勝率:38.0%
- 十両戦歴:298勝291敗11休(40場所)勝率:50.6%
逆鉾 與治郎
将来を有望視されたが私生活の乱れにより21歳で廃業
- 四股名 :逆鉾 與治郎(さかほこ よじろう)
- 最高位 :前頭6枚目
- 出身地 :鹿児島県薩摩川内市
- 本 名 :山口 元行⇒古田 元行
- 生年月日:昭和17年(1942)6月7日
- 所属部屋:井筒部屋
- 改名歴 :川内⇒逆鉾
- 初土俵 :昭和33年(1958)7月(16歳1ヵ月)
- 新十両 :昭和37年(1962)7月(20歳1ヵ月)
- 新入幕 :昭和38年(1963)5月(20歳11ヵ月)
- 最終場所:昭和38年(1963)11月(21歳5ヵ月)
- 生涯戦歴:181勝111敗15休/292出場(33場所)
- 生涯勝率:62.0%
- 優勝等 :三段目同点1回,序ノ口同点1回
- 成 績 :敢闘賞1回
- 幕内戦歴:24勝21敗15休(4場所)勝率:53.3%
- 十両戦歴:44勝31敗(5場所)勝率:58.7%
十文字 友和
幕内には34場所在位したが2桁勝利は一度もなく横綱・大関戦もなかった。八百長問題で引退勧告
- 四股名 :十文字 友和(じゅうもんじ ともかず)
- 最高位 :前頭6枚目
- 出身地 :青森県三戸郡階上町
- 本 名 :十文字 友和
- 生年月日:昭和51年(1976)6月9日
- 所属部屋:立田川⇒陸奥部屋
- 改名歴 :十文字⇒階ヶ嶽⇒十文字
- 初土俵 :平成4年(1992)11月(16歳5ヵ月)
- 新十両 :平成10年(1998)1月(21歳7ヵ月)
- 新入幕 :平成12年(2000)5月(23歳11ヵ月)
- 最終場所:平成23年(2011)5月(34歳11ヵ月)
- 生涯戦歴:596勝606敗17休/1200出場(110場所)
- 生涯勝率:49.6%
- 優勝等 :十両優勝1回,幕下優勝1回(同点1),三段目優勝1回
- 幕内戦歴:222勝286敗2休(34場所)勝率:43.7%
- 十両戦歴:164勝166敗15休(23場所)勝率:49.7%
星岩涛 祐二
蹴手繰りが得意、十両が長かったが1場所だけ入幕が叶った。師匠の停年に伴い陸奥部屋を継承
- 四股名 :星岩涛 祐二(ほしいわと ゆうじ)
- 最高位 :前頭14枚目
- 年寄名跡:
8代陸奥 - 出身地 :鹿児島県揖宿郡開聞町
- 本 名 :野口 祐二
- 生年月日:昭和30年(1955)7月25日
- 所属部屋:井筒⇒陸奥部屋
- 改名歴 :野口⇒開聞嶽⇒星兜⇒薩摩冨士⇒薩摩富士⇒星薩摩⇒大岩涛⇒星岩涛⇒星甲⇒星岩涛
- 初土俵 :昭和45年(1970)5月(14歳10ヵ月)
- 新十両 :昭和56年(1981)11月(26歳4ヵ月)
- 新入幕 :平成元年(1989)7月(34歳0ヵ月)
- 最終場所:平成3年(1991)1月(35歳6ヵ月)
- 生涯戦歴:552勝549敗15休/1101出場(125場所)
- 生涯勝率:50.1%
- 優勝等 :十両同点1回,幕下優勝1回
- 幕内戦歴:4勝11敗(1場所)勝率:26.7%
- 十両戦歴:208勝242敗(30場所)勝率:46.2%
琉鵬 正吉
膝や腰の治療とリハビリのため番付は下降、昭和以降では初の幕内経験者の序ノ口陥落となった
- 四股名 :琉鵬 正吉(りゅうほう まさよし)
- 最高位 :前頭16枚目
- 出身地 :沖縄県中頭郡中城村
- 本 名 :浦崎 桂助
- 生年月日:昭和52年(1977)6月18日
- 所属部屋:立田川⇒陸奥部屋
- 改名歴 :浦崎⇒琉鵬
- 初土俵 :平成5年(1993)3月(15歳9ヵ月)
- 新十両 :平成14年(2002)11月(25歳5ヵ月)
- 新入幕 :平成18年(2006)9月(29歳3ヵ月)
- 最終場所:平成24年(2012)5月(34歳11ヵ月)
- 生涯戦歴:444勝427敗55休/870出場(115場所)
- 生涯勝率:51.0%
- 優勝等 :幕下同点1回,序二段同点1回
- 幕内戦歴:4勝11敗(1場所)勝率:26.7%
- 十両戦歴:101勝124敗(15場所)勝率:44.9%
太刀風 義経
幕内は1場所に終わったが長く十両の土俵を務める
- 四股名 :太刀風 義経(たちかぜ よしつね)
- 最高位 :前頭20枚目
- 出身地 :鹿児島県薩摩郡
- 本 名 :岩下 義経
- 生年月日:昭和5年(1930)8月2日
- 所属部屋:井筒部屋
- 初土俵 :昭和24年(1949)5月(18歳9ヵ月)
- 新十両 :昭和30年(1955)1月(24歳5ヵ月)
- 新入幕 :昭和32年(1957)1月(26歳5ヵ月)
- 最終場所:昭和35年(1960)1月(29歳5ヵ月)
- 生涯戦歴:279勝290敗/569出場(45場所)
- 生涯勝率:49.0%
- 優勝等 :十両優勝1回,序ノ口優勝1回
- 幕内戦歴:4勝11敗(1場所)勝率:26.7%
- 十両戦歴:143勝157敗(20場所)勝率:47.7%
陸奥部屋の十両
星安出寿 保世
国際相撲選手権にアルゼンチン代表として出場、左膝の怪我をきっかけに番付を下げた
- 四股名 :星安出寿 保世(ほしあんです ほせ)
- 最高位 :十両2枚目
- 出身地 :アルゼンチン ブエノスアイレス
- 本 名 :ホセ・アントニオ・ホアレス
- 生年月日:昭和43年(1968)6月1日
- 所属部屋:陸奥部屋
- 初土俵 :昭和63年(1988)5月(19歳11ヵ月)
- 新十両 :平成4年(1992)11月(24歳5ヵ月)
- 最終場所:平成12年(2000)9月(32歳3ヵ月)
- 生涯戦歴:334勝312敗/646出場(75場所)
- 生涯勝率:51.7%
- 優勝等 :なし
- 十両戦歴:113勝127敗(16場所)勝率:47.1%
星誕期 偉真智
大相撲史上初のアルゼンチン出身力士、長野オリンピックではアルゼンチン選手団を先導した
- 四股名 :星誕期 偉真智(ほしたんご いまち)
- 最高位 :十両3枚目
- 出身地 :アルゼンチン ブエノスアイレス
- 本 名 :イマチ・マルセロ・サロモン
- 生年月日:昭和40年(1965)9月5日
- 所属部屋:陸奥部屋
- 初土俵 :昭和62年(1987)5月(21歳8ヵ月)
- 新十両 :平成4年(1992)9月(27歳0ヵ月)
- 最終場所:平成16年(2004)1月(38歳4ヵ月)
- 生涯戦歴:430勝388敗11休/818出場(101場所)
- 生涯勝率:52.6%
- 優勝等 :幕下同点1回
- 十両戦歴:105勝135敗(16場所)勝率:43.8%
大寛 宗之
種子島高校出身、幕下では全勝優勝の経験も
- 四股名 :大寛 宗之(たいかん むねゆき)
- 最高位 :十両4枚目
- 出身地 :鹿児島県熊毛郡中種子町
- 本 名 :淵上 重昭
- 生年月日:昭和19年(1944)10月20日
- 所属部屋:井筒⇒陸奥部屋
- 改名歴 :淵上⇒薩摩洋⇒大寛⇒西ノ島⇒大寛
- 初土俵 :昭和37年(1962)3月(17歳5ヵ月)
- 新十両 :昭和45年(1970)3月(25歳5ヵ月)
- 最終場所:昭和51年(1976)1月(31歳3ヵ月)
- 生涯戦歴:380勝362敗7休/742出場(84場所)
- 生涯勝率:51.2%
- 優勝等 :幕下優勝1回
- 十両戦歴:143勝172敗(21場所)勝率:45.4%
霧の若 太郎
八百長問題で涙をのむも引退後はプロレスラーに転向
- 四股名 :霧の若 太郎(きりのわか たろう)
- 最高位 :十両4枚目
- 出身地 :熊本県阿蘇郡南阿蘇村
- 本 名 :岡本 将之
- 生年月日:昭和58年(1983)9月18日
- 所属部屋:陸奥部屋
- 改名歴 :岡本⇒霧の若
- 初土俵 :平成11年(1999)3月(15歳6ヵ月)
- 新十両 :平成20年(2008)1月(24歳4ヵ月)
- 最終場所:平成23年(2011)5月(27歳8ヵ月)
- 生涯戦歴:310勝291敗/601出場(72場所)
- 生涯勝率:51.6%
- 優勝等 :なし
- 十両戦歴:85勝110敗(13場所)勝率:43.6%
伊集院 大八
連続28場所続いた十両からの陥落を機に廃業
- 四股名 :伊集院 大八(いじゅういん だいはち)
- 最高位 :十両7枚目
- 出身地 :鹿児島県日置郡
- 本 名 :東 幹男
- 生年月日:昭和3年(1928)11月20日
- 所属部屋:井筒部屋
- 改名歴 :東⇒鶴東山⇒鶴波⇒伊集院
- 初土俵 :昭和24年(1949)5月(20歳6ヵ月)
- 新十両 :昭和30年(1955)3月(26歳4ヵ月)
- 最終場所:昭和35年(1960)9月(31歳10ヵ月)
- 生涯戦歴:323勝327敗9休/649出場(49場所)
- 生涯勝率:49.7%
- 優勝等 :幕下優勝1回
- 十両戦歴:195勝223敗2休(28場所)勝率:46.7%
福ノ里 邦男
福ノ里 邦男(ふくのさと くにお)は岩手県九戸郡軽米町出身、立田川部屋の元力士で、最高位は十両13枚目。
昭和53年(1978)7月場所に17歳0ヶ月で初土俵を踏み、平成5年(1993)5月場所を最後に引退(31歳11ヶ月)。
通算成績は330勝294敗7休623出場。生涯勝率.529。通算90場所中、50場所を勝ち越した(勝ち越し率.562)。
主な成績は三段目優勝1回,序ノ口優勝1回。
昭和36年(1961)6月4日生まれ。本名は福田 邦男。
初土俵から約11年をかけて平成元年(1989)9月場所に新十両昇進を果たす。残念ながら1場所で陥落となったが長らく幕下上位の土俵を務めていた。若者頭に欠員が出たこともあり平成5年(1993)5月場所を最後に現役を引退。立田川部屋の閉鎖に伴い平成12年(2000)9月場所後に陸奥部屋へ転属となった。
- 若者頭
福ノ里 邦男(陸奥部屋) - 四股名
- 福ノ里 邦男(ふくのさと くにお)
- 最高位
- 十両13枚目
- 出身地
- 岩手県九戸郡軽米町
- 本名
- 福田 邦男
- 生年月日
- 昭和36年(1961)6月4日(63歳)
- 出身高校
- 岩手県立軽米高校(中退)
- 所属部屋
- 立田川部屋
- 改名歴
- 福田 邦男 → 福ノ里 邦男 → 福之里 邦男 → 福ノ里 邦男
- 初土俵
- 昭和53年(1978)7月 前相撲(17歳0ヶ月)
- 新十両
- 平成元年(1989)9月(所要67場所)
- 28歳3ヶ月(初土俵から11年2ヶ月)
- 最終場所
- 平成5年(1993)5月(31歳11ヶ月)
- 大相撲歴
- 90場所(14年10ヶ月)
- 通算成績
- 330勝294敗7休623出場(勝率.529)
- 通算90場所
- 勝ち越し50場所(勝ち越し率.562)
- 優勝等
- 三段目優勝1回,序ノ口優勝1回
- 十両戦歴
- 5勝10敗0休15出場(勝率.333)
- 在位1場所(在位率.011)
- 勝ち越し0場所(勝ち越し率.000)
- 幕下以下歴
- 325勝284敗7休608出場(勝率.534)
- 在位88場所(在位率.978)
- 勝ち越し50場所(勝ち越し率.568)
旧・井筒~陸奥部屋の歴代師匠
陸奥部屋とその前身である井筒部屋の歴代師匠をご紹介いたします。
10代・井筒 友康
9代井筒の急逝で双葉山のもとに身を寄せたが、引退後に途絶えた井筒部屋を再興した10代井筒
- 四股名 :鶴ヶ嶺 道芳(つるがみね みちよし)
- 最高位 :前頭2枚目
- 年寄名跡:
10代井筒 - 出身地 :鹿児島県熊毛郡
- 本 名 :下家 道義
- 生年月日:明治45年(1912)1月17日
- 没年月日:昭和47年(1972)3月18日(享年60歳)
- 所属部屋:井筒⇒双葉山⇒時津風部屋
- 改名歴 :種子ヶ嶌⇒星甲⇒鶴ヶ嶺
- 初土俵 :昭和6年(1931)5月(19歳4ヵ月)
- 新十両 :昭和9年(1934)1月(22歳0ヵ月)
- 新入幕 :昭和12年(1937)5月(25歳4ヵ月)
- 最終場所:昭和22年(1947)6月(35歳5ヵ月)
- 生涯戦歴:181勝196敗24休/375出場(36場所)
- 生涯勝率:48.0%
- 優勝等 :なし
- 成 績 :金星2個
- 幕内戦歴:99勝139敗24休(20場所)勝率:41.6%
- 十両戦歴:43勝34敗(7場所)勝率:55.8%
11代・井筒~7代・陸奥 良夫
井筒部屋源流となる9代井筒からの弟子、後継争いを経て11代井筒を襲名、のちに陸奥の名跡を再入手し部屋の名を改称した
- 四股名 :星甲 良夫(ほしかぶと よしお)
- 最高位 :前頭4枚目
- 年寄名跡:7代君ヶ濱⇒5代陸奥⇒
11代井筒 ⇒7代陸奥 - 出身地 :千葉県浦安市
- 本 名 :小川 良夫
- 生年月日:大正15年(1926)2月20日
- 没年月日:平成12年(2000)12月5日(享年74歳)
- 所属部屋:井筒⇒双葉山⇒時津風⇒井筒部屋
- 改名歴 :小川⇒東都山⇒梅ヶ枝⇒小川⇒星甲⇒星兜⇒星甲
- 初土俵 :昭和17年(1942)5月(16歳3ヵ月)
- 新十両 :昭和27年(1952)9月(26歳7ヵ月)
- 新入幕 :昭和30年(1955)5月(29歳3ヵ月)
- 最終場所:昭和39年(1964)5月(38歳3ヵ月)
- 生涯戦歴:554勝585敗12休/1139出場(85場所)
- 生涯勝率:48.6%
- 優勝等 :十両優勝2回(同点1),三段目同点1回
- 幕内戦歴:173勝217敗(26場所)勝率:44.4%
- 十両戦歴:261勝264敗(35場所)勝率:49.7%
8代・陸奥 祐二
蹴手繰りが得意、十両が長かったが1場所だけ入幕が叶った。師匠の停年に伴い陸奥部屋を継承
- 四股名 :星岩涛 祐二(ほしいわと ゆうじ)
- 最高位 :前頭14枚目
- 年寄名跡:
8代陸奥 - 出身地 :鹿児島県揖宿郡開聞町
- 本 名 :野口 祐二
- 生年月日:昭和30年(1955)7月25日
- 所属部屋:井筒⇒陸奥部屋
- 改名歴 :野口⇒開聞嶽⇒星兜⇒薩摩冨士⇒薩摩富士⇒星薩摩⇒大岩涛⇒星岩涛⇒星甲⇒星岩涛
- 初土俵 :昭和45年(1970)5月(14歳10ヵ月)
- 新十両 :昭和56年(1981)11月(26歳4ヵ月)
- 新入幕 :平成元年(1989)7月(34歳0ヵ月)
- 最終場所:平成3年(1991)1月(35歳6ヵ月)
- 生涯戦歴:552勝549敗15休/1101出場(125場所)
- 生涯勝率:50.1%
- 優勝等 :十両同点1回,幕下優勝1回
- 幕内戦歴:4勝11敗(1場所)勝率:26.7%
- 十両戦歴:208勝242敗(30場所)勝率:46.2%
9代・陸奥 一博
霧島 一博(きりしま かずひろ)は鹿児島県姶良郡牧園町出身、君ヶ濱~井筒部屋の元力士で、最高位は大関。
昭和50年(1975)3月場所に15歳11ヶ月で初土俵を踏み、平成8年(1996)3月場所を最後に引退(36歳11ヶ月)。
通算成績は754勝696敗40休1447出場。生涯勝率.520。通算127場所中、74場所を勝ち越した(勝ち越し率.587)。
主な成績は幕内優勝1回(同点1,次点6)。殊勲賞3回,敢闘賞1回,技能賞4回,金星2個(大乃国2個)。
昭和34年(1959)4月3日生まれ。本名は吉永 一美。
ウェイトトレーニングで鍛えあげた「和製ヘラクレス」、引退後は井筒部屋の部屋付親方を経て陸奥部屋を継承。
- 年寄
9代・陸奥 一博 - 四股名
- 霧島 一博(きりしま かずひろ)
- 最高位
- 大関
- 年寄名跡
- 18代錣山 一博 → 10代勝ノ浦 一博 →
9代陸奥 一博 - 出身地
- 鹿児島県姶良郡牧園町
- 本名
- 吉永 一美
- 生年月日
- 昭和34年(1959)4月3日(65歳)
- 所属部屋
- 君ヶ濱~井筒部屋
- 改名歴
- 吉永 一美 → 霧島 一美 → 霧島 一博 → 霧島 和博 → 霧島 一博
- 初土俵
- 昭和50年(1975)3月 前相撲(15歳11ヶ月)
- 新十両
- 昭和57年(1982)5月(所要43場所)
- 23歳1ヶ月(初土俵から7年2ヶ月)
- 新入幕
- 昭和59年(1984)7月(所要56場所)
- 25歳2ヶ月(初土俵から9年4ヶ月)
- 新小結
- 平成元年(1989)1月(所要83場所)
- 29歳9ヶ月(初土俵から13年10ヶ月)
- 新関脇
- 昭和62年(1987)1月(所要71場所)
- 27歳9ヶ月(初土俵から11年10ヶ月)
- 新大関
- 平成2年(1990)5月(所要91場所)
- 31歳1ヶ月(初土俵から15年2ヶ月)
- 最終場所
- 平成8年(1996)3月(36歳11ヶ月)
- 大相撲歴
- 127場所(21年0ヶ月)
- 通算成績
- 754勝696敗40休1447出場(勝率.520)
- 通算127場所
- 勝ち越し74場所(勝ち越し率.587)
- 優勝等
- 幕内優勝1回(同点1,次点6)
- 受賞・金星
- 殊勲賞3回,敢闘賞1回,技能賞4回,金星2個
- 幕内戦歴
- 518勝507敗40休1022出場(勝率.505)
- 在位71場所(在位率.559)
- 勝ち越し40場所(勝ち越し率.563)
- 大関戦歴
- 139勝76敗25休212出場(勝率.647)
- 在位16場所(在位率.126)
- 勝ち越し11場所(勝ち越し率.688)
- 三役戦歴
- 50勝55敗15休105出場(勝率.476)
- 在位8場所(在位率.063)
- 勝ち越し3場所(勝ち越し率.375)
- 関脇戦歴
- 21勝24敗15休45出場(勝率.467)
- 在位4場所(在位率.031)
- 勝ち越し1場所(勝ち越し率.250)
- 小結戦歴
- 29勝31敗0休60出場(勝率.483)
- 在位4場所(在位率.031)
- 勝ち越し2場所(勝ち越し率.500)
- 前頭戦歴
- 329勝376敗0休705出場(勝率.467)
- 在位47場所(在位率.370)
- 勝ち越し26場所(勝ち越し率.553)
- 十両戦歴
- 42勝33敗0休75出場(勝率.560)
- 在位5場所(在位率.039)
- 勝ち越し3場所(勝ち越し率.600)
- 関取戦歴
- 560勝540敗40休1097出場(勝率.509)
- 在位76場所(在位率.598)
- 勝ち越し43場所(勝ち越し率.566)
- 幕下以下歴
- 194勝156敗0休350出場(勝率.554)
- 在位50場所(在位率.394)
- 勝ち越し31場所(勝ち越し率.620)
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