大相撲の舞台である土俵には、たくさんの「俵(たわら)」が埋め込まれていますが、これらが何個使われているかご存知でしょうか。
今回は、土俵を形作る俵の総称「小俵(こだわら)」について、その数やサイズ、厳格なルールの秘密を解説します。
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小俵(こだわら)とは
小俵(こだわら)とは、大相撲の土俵に使われている、中に土を詰めたわら製の俵のことです。一般的には単に「俵(たわら)」と呼ばれます。
日本相撲協会の相撲規則(土俵規定)には、「土俵は小俵をもって作る」と明確に定められています。また、土俵への埋め方についても「六分を土中に埋め、四分を地上に出す」という厳密なルールがあり、力士の足が引っかかりすぎず、かつ踏ん張りが効く絶妙な高さに調整されています。
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土俵には「合計68俵」の小俵が使われている
土俵には、用途や配置場所によって名前の異なる小俵が、合計で68俵も使われています。その内訳は以下の通りです。
- 勝負俵(しょうぶだわら): 16俵(円形を作るメインの俵)
- 徳俵(とくだわら): 4俵(円形の勝負俵の東西南北に、外側に少しズラして置かれた俵)
- 角俵(かくだわら): 28俵(土俵外縁の正方形を作る直線の俵)
- あげ俵: 4俵(正方形の四隅に斜めに配置された俵)
- 踏み俵(上がり段): 10俵(土俵の上がり下りに使う階段部分の俵)
- 水桶俵: 6俵(力水を入れる水桶を置くための俵)
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場所によって異なる小俵のサイズ
これら68個の小俵は、直径はいずれも約15cmと同じですが、配置される場所によって長さが異なります。
円形を作る「勝負俵」が最も長く、階段や四隅に使われる俵は短く作られるなど、緻密に計算されています。
- 勝負俵: 約78〜81cm
- 徳俵・あげ俵・踏み俵: 各61.5cm
- 水桶俵: 約36cm
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「小俵」のまとめ
土俵を構成する俵は総称して「小俵」と呼ばれ、全部で68俵が使われています。ただ円を描いているだけではなく、「6分を埋めて4分を出す」という職人の技と、場所ごとに異なるサイズの俵を組み合わせることで、力士が全力でぶつかり合える頑丈な土俵が作られているのです。
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