大相撲の「揚巻(あげまき)」とは?水引幕を絞り上げる色鮮やかな紐

大相撲中継で土俵の上の「吊り屋根」を見たとき、紫色の幕が各面の中央で少しだけたくし上げられているのに気付いたことはありませんか?

今回は、その幕を絞り上げている房付きの紐「揚巻(あげまき)」について解説します。

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揚巻(あげまき)とは

大相撲における「揚巻(あげまき)」とは、土俵上方の吊り屋根に張りめぐらされた紫色の「水引幕(みずひきまく)」を、各面の中央部分で絞り上げている房のついた紐(ひも)のことです。

幕がだらんと下がるのを防ぎ、見栄えを良くすると同時に、土俵上を神聖な空間として装飾する役割を持っています。

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方角によって決められた「4つの色」

土俵の四隅に下がる巨大な「四房(しぶさ)」と同じように、この揚巻の色も、配置されている面(方角)によって明確に決められています。

  • 正面(南): 黒色
  • 東方: 青色(実際は緑色)
  • 向正面(北): 赤色
  • 西方: 白色

これらの方角と色の関係は、四方位を守護する中国の伝説上の神獣(四神)の思想に基づいています。
テレビ中継などで吊り屋根が映った際は、四隅にある巨大な「四房」だけでなく、各面の中央で幕を絞っている色鮮やかな「揚巻」にもぜひ注目してみてください。


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