神奈川出身の過去から現在までの主な力士をご紹介する神奈川県の大相撲力士まとめ!この記事では神奈川出身の関取を中心に、神奈川の郷土力士をご紹介していきます。
過去の力士については最高位や改名歴、初土俵や各段の昇進時期と最終場所、さらに生涯戦歴と生涯勝率、成績等を中心にご紹介していきます。また、現役力士については最高位と昇進時期、主な成績などを載せています。
なお、年寄名跡欄の
現役の神奈川県出身力士の最新番付や成績、詳細なデータをご覧になりたい方はこちら
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この記事の目次
神奈川出身の優勝力士
優勝制度が制定された明治42年(1909)6月場所以降、神奈川県出身の幕内最高優勝力士は2人で、のちの横綱・武藏山と大関・若羽黒です。
初土俵から数々の最年少記録を打ち立てて昇進を重ねてきた武藏山は、小結だった昭和5年(1930)5月場所でついに初優勝を遂げました。この優勝によって増々期待の高まった武藏山は、やがて横綱にまで昇りつめることになります。しかし、その影では優勝の翌場所に負った右肘の怪我により、思うように相撲を取れなくなっていたため、結果的には1度しか優勝することが出来ませんでした。まさに悲運の横綱だったのです。
神奈川県出身の優勝力士一覧
優勝力士を年代順にご紹介しましょう。優勝場所 | 四股名 | 優勝時の地位 | 最高位 | 所属部屋 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
昭和6年5月 (1931) | 武藏山 | 小結 | 横綱 | 出羽海 | |
昭和34年11月 (1959) | 若羽黒 | 大関 | 大関 | 立浪 |
神奈川出身の横綱
武藏山 武
神奈川県横浜市出身、出羽海部屋の元力士で最高位は横綱。初土俵から一気に番付を駆け上がるも、痛めていた右肘は横綱で悲鳴をあげた。
- 四股名 :武藏山 武(むさしやま たけし)
- 最高位 :第33代横綱
- 年寄名跡:10代出来山⇒7代不知火
- 出身地 :神奈川県横浜市
- 本 名 :横山 武
- 生年月日:明治42年(1909)12月5日
- 没年月日:昭和44年(1969)3月15日(享年59歳)
- 所属部屋:出羽海部屋
- 初土俵 :大正15年(1926)1月(16歳1ヵ月)
- 新十両 :昭和4年(1929)1月(19歳1ヵ月)
- 新入幕 :昭和4年(1929)5月(19歳5ヵ月)
- 新三役 :昭和5年(1930)5月(20歳5ヵ月)
- 新大関 :昭和7年(1932)1月(22歳1ヵ月)
- 横綱昇進:昭和11年(1936)1月(26歳1ヵ月)
- 最終場所:昭和14年(1939)5月(29歳5ヵ月)
- 生涯戦歴:240勝79敗71休2分/318出場(41場所)
- 生涯勝率:75.2%
- 優勝等 :幕内優勝1回(次点7),十両優勝1回,幕下優勝1回,序二段優勝1回
- 成 績 :金星2個
- 幕内戦歴:174勝69敗71休2分(29場所)勝率:71.6%
- 横綱:15勝15敗70休(8場所)勝率:50.0%
- 大関:76勝28敗2分(11場所)勝率:73.1%
- 小結:50勝15敗1休(6場所)勝率:76.9%
- 前頭:33勝11敗(4場所)勝率:75.0%
- 十両戦歴:20勝2敗(2場所)勝率:90.9%
神奈川出身の大関
追手風 喜太郎
大関だったのは天保7年11月の1場所のみ。これは不出場だった大関稲妻(第7代横綱免許)の代わりに大関に繰り上げられた為で翌場所には関脇に戻った。引退後は年寄・追手風喜太郎として手腕を発揮し、養子となった雲龍久吉(第10代横綱免許)をはじめ多くの門弟を輩出、やがて安政6年(1859)には相撲会所の筆頭にまで昇りつめた
- 四股名 :追手風 喜太郎(おいてかぜ きたろう)
- 最高位 :大関
- 年寄名跡:
4代追手風 - 出身地 :神奈川県津久井郡
- 本 名 :佐藤 松次郎
- 生年月日:寛政6年(1794)
- 没年月日:慶応元年(1865)閏5月4日(享年72歳)
- 所属部屋:追手風部屋
- 改名歴 :由良湊⇒黒柳⇒逐手風⇒追手風
- 初土俵 :文化14年(1817)10月・序ノ口(23歳頃)
- 二段目 :文政4年(1821)10月(27歳頃)
- 新入幕 :文政7年(1824)10月(30歳頃)
- 新三役 :天保5年(1834)10月(40歳頃)
- 新大関 :天保7年(1836)11月(42歳頃)
- 最終場所:天保10年(1839)3月(45歳頃)
- 生涯戦歴:108勝56敗91休23分11預1無/199出場(32場所)
- 生涯勝率:65.9%
- 優勝等 :なし
- 幕内戦歴:94勝49敗91休23分10預1無(29場所)勝率:65.7%
- 大関:4勝1敗4休1分(1場所)勝率:80.0%
- 関脇:18勝11敗29休8分(7場所)勝率:62.1%
- 小結:17勝6敗5休6分(4場所)勝率:73.9%
- 前頭:55勝31敗53休8分10預1無(17場所)勝率:64.0%
- 十両戦歴:14勝7敗1預(3場所)勝率:66.7%
若羽黒 朋明
粘っこい押し相撲を武器に番付をあげた若羽黒は新大関の場所で初優勝、一気に綱取りかと期待されたがその後は大の稽古嫌いと体調を崩したことにより失速。30歳で廃業後は若くして脳塞栓症により他界した
- 四股名 :若羽黒 朋明(わかはぐろ ともあき)
- 最高位 :大関
- 出身地 :神奈川県横浜市
- 本 名 :草深 朋明
- 生年月日:昭和9年(1934)11月25日
- 没年月日:昭和44年(1969)3月2日(享年34歳)
- 所属部屋:立浪部屋
- 初土俵 :昭和24年(1949)10月(14歳11ヵ月)
- 新十両 :昭和29年(1954)3月(19歳4ヵ月)
- 新入幕 :昭和30年(1955)3月(20歳4ヵ月)
- 新三役 :昭和32年(1957)1月(22歳2ヵ月)
- 新大関 :昭和34年(1959)11月(25歳0ヵ月)
- 最終場所:昭和40年(1965)3月(30歳4ヵ月)
- 生涯戦歴:555勝480敗40休/1034出場(75場所)
- 生涯勝率:53.6%
- 優勝等 :幕内優勝1回(同点1・次点2),十両同点1回
- 成 績 :殊勲賞1回,敢闘賞1回,技能賞2回,金星4個
- 幕内戦歴:423勝381敗36休(56場所)勝率:52.6%
- 大関:102勝78敗15休(13場所)勝率:56.7%
- 関脇:75勝69敗6休(10場所)勝率:52.1%
- 小結:53勝37敗(6場所)勝率:58.9%
- 前頭:193勝197敗15休(27場所)勝率:49.5%
- 十両戦歴:39勝21敗(4場所)勝率:65.0%
神奈川出身の関脇
相模川 佶延
神奈川県厚木市出身、春日野部屋の元力士で最高位は関脇。長身からの突っ張りを武器として大いに期待された時期もあった。
- 四股名 :相模川 佶延(さがみがわ よしのぶ)
- 最高位 :関脇
- 出身地 :神奈川県厚木市
- 本 名 :原島 実
- 生年月日:大正6年(1917)7月13日
- 所属部屋:春日野部屋
- 改名歴 :相模川⇒相模山⇒相模川
- 初土俵 :昭和10年(1935)5月(17歳10ヵ月)
- 新十両 :昭和14年(1939)1月(21歳6ヵ月)
- 新入幕 :昭和14年(1939)5月(21歳10ヵ月)
- 新三役 :昭和18年(1943)1月(25歳6ヵ月)
- 最終場所:昭和24年(1949)5月(31歳10ヵ月)
- 生涯戦歴:163勝133敗9休/295出場(29場所)
- 生涯勝率:55.1%
- 優勝等 :三段目優勝1回,序二段優勝1回
- 成 績 :金星2個
- 幕内戦歴:127勝120敗9休(20場所)勝率:51.4%
- 関脇:22勝18敗(3場所)勝率:55.0%
- 小結:11勝11敗(2場所)勝率:50.0%
- 前頭:94勝91敗9休(15場所)勝率:50.8%
- 十両戦歴:9勝4敗(2場所)勝率:69.2%
神奈川出身の小結
金乃花 武夫
- 四股名 :金乃花 武夫(かねのはな たけお)
- 最高位 :小結
- 出身地 :神奈川県横浜市鶴見区
- 本 名 :金井 武夫
- 生年月日:昭和11年(1936)10月11日
- 所属部屋:出羽海部屋
- 改名歴 :金ノ花⇒金乃花
- 初土俵 :昭和27年(1952)5月(15歳7ヵ月)
- 新十両 :昭和32年(1957)5月(20歳7ヵ月)
- 新入幕 :昭和33年(1958)3月(21歳5ヵ月)
- 新三役 :昭和37年(1962)9月(25歳11ヵ月)
- 最終場所:昭和42年(1967)9月(30歳11ヵ月)
- 生涯戦歴:536勝511敗27休/1044出場(82場所)
- 生涯勝率:51.2%
- 優勝等 :十両優勝1回
- 成 績 :金星1個
- 幕内戦歴:287勝335敗8休(42場所)勝率:46.1%
- 小結:4勝11敗(1場所)勝率:26.7%
- 前頭:283勝324敗8休(41場所)勝率:46.6%
- 十両戦歴:162勝111敗12休(19場所)勝率:59.3%
廣川 泰三
将来性を見込まれて横綱・吉葉山に可愛がられた弟弟子。引退後、先代の逝去により宮城野部屋を継承
- 四股名 :廣川 泰三(ひろかわ たいぞう)
- 最高位 :小結
- 年寄名跡:15代押尾川⇒10代東関⇒
9代宮城野 - 出身地 :神奈川県横須賀市
- 本 名 :山村 泰三
- 生年月日:昭和12年(1937)5月28日
- 没年月日:平成元年(1989)6月19日(享年52歳)
- 所属部屋:高島⇒吉葉山⇒宮城野部屋
- 改名歴 :山村⇒泰山⇒旺葉山⇒廣川
- 初土俵 :昭和28年(1953)3月(15歳10ヵ月)
- 新十両 :昭和36年(1961)7月(24歳2ヵ月)
- 新入幕 :昭和37年(1962)7月(25歳2ヵ月)
- 新三役 :昭和39年(1964)5月(27歳0ヵ月)
- 最終場所:昭和44年(1969)1月(31歳8ヵ月)
- 生涯戦歴:501勝488敗19休/988出場(87場所)
- 生涯勝率:50.7%
- 優勝等 :幕内次点1回,十両同点1回
- 成 績 :敢闘賞1回,金星1個
- 幕内戦歴:218勝251敗11休(32場所)勝率:46.5%
- 小結:7勝8敗(1場所)勝率:46.7%
- 前頭:211勝243敗11休(31場所)勝率:46.5%
- 十両戦歴:107勝103敗(14場所)勝率:51.0%
隆三杉 太一
神奈川県川崎市川崎区出身、二子山部屋の元力士で最高位は小結。四股名は兄弟子だった隆の里と若三杉に付けてもらった。新入幕までは早かったが以降は幕内と十両の往復、そして幕内中堅での攻防に。平成3年1月念願の小結昇進は新入幕から58場所目だった。
引退後は二子山部屋~貴乃花部屋の部屋付親方として後進の指導にあたり、平成28年4月に元関脇・舛田山の千賀ノ浦親方停年を受けて名跡と同部屋を継承。これにより千賀ノ浦部屋は出羽海一門から貴乃花一門へ。貴乃花一門崩壊後は二所ノ関一門へと合流。
千賀ノ浦襲名当初から「5年で常盤山の名跡を戻してもらう」約束があったとのことで令和2年11月26日付で16代常盤山と20代千賀ノ浦の名跡交換が承認され、17代常盤山襲名となった。
17代・常盤山 太一 - 四股名 :隆三杉 太一(たかみすぎ たかかつ)
- 最高位 :小結
- 年寄名跡:15代藤島⇒18代音羽山⇒15代常盤山⇒
20代千賀ノ浦 ⇒17代常盤山 - 出身地 :神奈川県川崎市川崎区
- 本 名 :金尾 隆
- 生年月日:昭和36年(1961)3月1日(60歳)
- 所属部屋:二子山部屋
- 改名歴 :金尾⇒二子錦⇒隆三杉
- 初土俵 :昭和51年(1976)3月(15歳0ヵ月)
- 新十両 :昭和56年(1981)1月(19歳10ヵ月)
- 新入幕 :昭和56年(1981)7月(20歳4ヵ月)
- 新三役 :平成3年(1991)1月(29歳10ヵ月)
- 最終場所:平成7年(1995)11月(34歳8ヵ月)
- 生涯戦歴:720勝753敗57休/1471出場(119場所)
- 生涯勝率:48.9%
- 優勝等 :十両優勝1回,序二段優勝1回
- 成 績 :金星1個
- 幕内戦歴:472勝567敗26休(71場所)勝率:45.4%
- 小結:6勝24敗(2場所)勝率:20.0%
- 前頭:466勝543敗26休(69場所)勝率:46.2%
- 十両戦歴:128勝101敗26休(17場所)勝率:55.9%
神奈川出身の前頭
朝乃翔 一
- 四股名 :朝乃翔 一(あさのしょう はじめ)
- 最高位 :前頭2枚目
- 年寄名跡:準年寄・朝乃翔⇒14代若松⇒17代佐ノ山⇒14代関ノ戸⇒18代押尾川⇒13代若藤
- 出身地 :神奈川県小田原市
- 本 名 :大澤 一⇒小塚 一
- 生年月日:昭和44年(1969)12月23日
- 出身大学:近畿大学
- 所属部屋:若松部屋
- 改名歴 :大澤⇒朝相洋⇒大澤⇒朝乃翔
- 初土俵 :平成4年(1992)3月・幕下60付出(22歳3ヵ月)
- 新十両 :平成5年(1993)3月(23歳3ヵ月)
- 新入幕 :平成7年(1995)3月(25歳3ヵ月)
- 最終場所:平成14年(2002)1月(32歳1ヵ月)
- 生涯戦歴:332勝335敗73休/663出場(60場所)
- 生涯勝率:49.8%
- 優勝等 :なし
- 成 績 :金星1個
- 幕内戦歴:213勝248敗19休(32場所)勝率:46.2%
- 十両戦歴:53勝47敗20休(8場所)勝率:53.0%
友風 勇太
友風 勇太(ともかぜ ゆうた)は神奈川県 川崎市川崎区出身、尾車部屋の力士で最高位は前頭3枚目。令和3年3月場所の番付は西 序二段55枚目。
向の岡工業高校に入学してから本格的に相撲を始めて全国選抜高校相撲弘前大会では準優勝に。この時の優勝者はアルタンホヤグ・イチンノロブ(現・逸ノ城)。
進学した日体大でも数々の実績を残し、大学時代から技術指導を受けていた嘉風のいる尾車部屋へと入門。嘉風と同じく所要9場所での十両昇進を目標とし見事達成。さらに新十両場所で優勝を飾った逸材。
初土俵から所要11場所というスピードで新入幕を果たす。小2から始めたピアノの腕前はたしかで一時は音大進学を考えたことでも有名な「ピアノ力士」
- 四股名
- 友風 勇太(ともかぜ ゆうた)
- 最高位
- 前頭3枚目
- 最新番付
- 西 序二段55枚目
- 出身地
- 神奈川県 川崎市川崎区
- 本名
- 南 友太
- 生年月日
- 平成6年(1994)12月2日(26歳)
- 出身高校
- 向の岡工業高校
- 出身大学
- 日本体育大学
- 所属部屋
- 尾車部屋
- 改名歴
- 南⇒友風
- 初土俵
- 平成29年(2017)5月(22歳5ヵ月)
- 新十両
- 平成30年(2018)11月(23歳11ヵ月)
- 新入幕
- 平成31年(2019)3月(24歳3ヵ月)
- 優勝
- 十両優勝1回,幕下優勝1回,三段目優勝1回,序ノ口優勝1回
- 受賞・金星
- 殊勲賞1回,金星2個
- 通算成績
- 112勝51敗70休/162出場(勝率:69.1%)
- 直近7場所
- 6勝1敗28休(十両:0勝0敗30休)
- 7場所勝率
- 85.7%
- 令3年3月
- 西 序二段55枚目(61枚降下)
- 6勝1敗
- -○○-○|--●○-|-○--○
- 令3年1月
- 西 三段目95枚目(60枚降下)
- 0勝0敗7休
- 休場
- 令2年11月
- 西 三段目35枚目(43枚半降下)
- 0勝0敗7休
- 休場
- 令2年9月
- 東 幕下52枚目(40枚半降下)
- 0勝0敗7休
- 休場
- 令2年7月
- 西 幕下11枚目(12枚降下)
- 0勝0敗7休
- ややややや|ややややや|ややややや
- 令2年3月
- 西 十両13枚目(12枚半降下)
- 0勝0敗15休
- ややややや|ややややや|ややややや
- 令2年1月
- 東 十両筆頭
- 0勝0敗15休
- ややややや|ややややや|ややややや
鬼雷砲 良蔵
神奈川県横浜市南区出身、高田川部屋の元力士で最高位は前頭4枚目。立ち合いからのもろ差しで鋭く寄る相撲が得意。
- 四股名 :鬼雷砲 良蔵(きらいほう りょうぞう)
- 最高位 :前頭4枚目
- 年寄名跡:14代佐ノ山⇒17代山響
- 出身地 :神奈川県横浜市南区
- 本 名 :内間 良三
- 生年月日:昭和41年(1966)1月5日
- 所属部屋:高田川部屋
- 改名歴 :内間⇒前秀峰⇒秀峰⇒浜千鳥⇒鬼雷砲
- 初土俵 :昭和56年(1981)3月(15歳2ヵ月)
- 新十両 :昭和63年(1988)3月(22歳2ヵ月)
- 新入幕 :平成3年(1991)11月(25歳10ヵ月)
- 最終場所:平成8年(1996)7月(30歳6ヵ月)
- 生涯戦歴:496勝489敗3休/985出場(93場所)
- 生涯勝率:50.4%
- 優勝等 :なし
- 幕内戦歴:177勝198敗(25場所)勝率:47.2%
- 十両戦歴:128勝142敗(18場所)勝率:47.4%
若潮 芳雄
- 四股名 :若潮 芳雄(わかしお よしお)
- 最高位 :前頭6枚目
- 出身地 :神奈川県横浜市
- 本 名 :石渡 芳雄⇒榊 芳雄
- 生年月日:大正2年(1913)8月26日
- 没年月日:平成3年(1991)2月25日(享年77歳)
- 所属部屋:陸奥部屋
- 改名歴 :石渡⇒若潮
- 初土俵 :昭和6年(1931)3月(17歳7ヵ月)
- 新十両 :昭和12年(1937)5月(23歳9ヵ月)
- 新入幕 :昭和16年(1941)5月(27歳9ヵ月)
- 最終場所:昭和24年(1949)10月(36歳2ヵ月)
- 生涯戦歴:179勝211敗7休/389出場(33場所)
- 生涯勝率:45.9%
- 優勝等 :なし
- 幕内戦歴:91勝128敗7休(18場所)勝率:41.6%
- 十両戦歴:42勝42敗(6場所)勝率:50.0%
栃纒 勇光
- 四股名 :栃纒 勇光(とちまとい ゆうこう)
- 最高位 :前頭11枚目
- 出身地 :神奈川県川崎市幸区
- 本 名 :今井 勇治
- 生年月日:昭和34年(1959)1月30日
- 没年月日:平成24年(2012)1月7日(享年52歳)
- 所属部屋:春日野部屋
- 改名歴 :今井山⇒栃纒
- 初土俵 :昭和50年(1975)1月(16歳0ヵ月)
- 新十両 :昭和57年(1982)1月(23歳0ヵ月)
- 新入幕 :昭和60年(1985)5月(26歳4ヵ月)
- 最終場所:平成元年(1989)3月(30歳2ヵ月)
- 生涯戦歴:405勝385敗13休/789出場(86場所)
- 生涯勝率:51.3%
- 優勝等 :十両優勝1回(同点1),幕下同点1回
- 幕内戦歴:7勝23敗(2場所)勝率:23.3%
- 十両戦歴:175勝179敗6休(24場所)勝率:49.4%
神奈川出身の十両
金親 和憲
神奈川県横浜市鶴見区出身、三保ヶ関~北の湖部屋の元力士で最高位は十両2枚目。引退後、故9代宮城野の次女と結婚。これにより10代宮城野(元幕内・竹葉山)と交代で11代宮城野を襲名、宮城野部屋を継承する事となった。しかし、週刊誌に掲載された記事が問題となって理事会より師匠交代勧告を受け、再び竹葉山が宮城野を名乗ることとなった。その後、16代熊ヶ谷として部屋付き親方を務めていたが次女とは離婚、そして個人マネージャへの暴行で逮捕され平成25年10月に協会から解雇された。
- 四股名 :金親 和憲(かねちか かずのり)
- 最高位 :十両2枚目
- 年寄名跡:
11代宮城野 ⇒16代熊ヶ谷 - 出身地 :神奈川県横浜市鶴見区
- 本 名 :金親 和行⇒山村 和行
- 生年月日:昭和44年(1969)11月12日
- 所属部屋:三保ヶ関⇒北の湖部屋
- 改名歴 :金親⇒月山⇒金親
- 初土俵 :昭和60年(1985)9月(15歳10ヵ月)
- 新十両 :平成4年(1992)3月(22歳4ヵ月)
- 最終場所:平成16年(2004)9月(34歳10ヵ月)
- 生涯戦歴:491勝481敗18休/972出場(115場所)
- 生涯勝率:50.5%
- 優勝等 :なし
- 十両戦歴:167勝193敗(24場所)勝率:46.4%
前進山 良太
押し相撲で十両を37場所努めた、引退後は若者頭に就任
若者頭・前進山 良太(高田川部屋) - 四股名 :前進山 良太(ぜんしんやま りょうた)
- 最高位 :十両2枚目
- 出身地 :神奈川県横浜市金沢区
- 本 名 :秋元 良太
- 生年月日:昭和41年(1966)4月22日(54歳)
- 所属部屋:高田川部屋
- 改名歴 :秋元⇒前進山
- 初土俵 :昭和57年(1982)11月(16歳7ヵ月)
- 新十両 :平成元年(1989)5月(23歳1ヵ月)
- 最終場所:平成11年(1999)9月(33歳5ヵ月)
- 生涯戦歴:480勝467敗56休/946出場(102場所)
- 生涯勝率:50.7%
- 優勝等 :幕下優勝2回
- 十両戦歴:244勝280敗31休(37場所)勝率:46.6%
朝弁慶 大吉
朝弁慶 大吉(あさべんけい だいきち)は神奈川県 平塚市出身、高砂部屋の力士で最高位は十両7枚目。令和3年3月場所の番付は西 幕下11枚目。
出身地に因んで「湘南の重戦車」と呼ばれている迫力に溢れた相撲が魅力。行司の木村朝之助が「朝弁慶」と命名してくれたが、中華料理店を営んでいた実家のライバル店が「弁慶」という名前だった為「なんでそんな四股名にしたの?」と両親から叱られた
- 四股名
- 朝弁慶 大吉(あさべんけい だいきち)
- 最高位
- 十両7枚目
- 最新番付
- 西 幕下11枚目
- 出身地
- 神奈川県 平塚市
- 本名
- 酒井 泰伸
- 生年月日
- 平成1年(1989)2月12日(32歳)
- 所属部屋
- 高砂部屋
- 改名歴
- 朝酒井⇒朝弁慶
- 初土俵
- 平成19年(2007)3月(18歳1ヵ月)
- 新十両
- 平成27年(2015)11月(26歳9ヵ月)
- 優勝
- 三段目優勝1回
- 通算成績
- 328勝296敗21休/620出場(勝率:52.9%)
- 直近7場所
- 22勝20敗(十両:3勝12敗)
- 7場所勝率
- 45.5%
- 令3年3月
- 西 幕下11枚目(3枚半上昇)
- 2勝5敗
- -●-●●|--●●-|○--○-
- 令3年1月
- 東 幕下15枚目(11枚上昇)
- 4勝3敗
- ●-○--|●○--○|-●-○-
- 令2年11月
- 東 幕下26枚目(22枚降下)
- 5勝2敗
- -●○-●|-○-○-|○---○
- 令2年9月
- 東 幕下4枚目(7枚半降下)
- 1勝6敗
- ●--○●|-●-●-|●-●--
- 令2年7月
- 西 十両10枚目(6枚半上昇)
- 3勝12敗
- ●●○○○|●●●●●|●●●●■
- 令2年3月
- 東 幕下3枚目(3枚半上昇)
- 6勝1敗
- -○○-○|-○-●-|○--○-
- 令2年1月
- 西 幕下6枚目
- 4勝3敗
- -○-●-|○-○■-|●--○-
秀錦 啓光
- 四股名 :秀錦 啓光(ひでにしき ひろみつ)
- 最高位 :十両8枚目
- 出身地 :神奈川県川崎市
- 本 名 :飯倉 洋
- 生年月日:昭和4年(1929)9月17日
- 所属部屋:春日野部屋
- 改名歴 :飯倉⇒多摩昇⇒秀錦
- 初土俵 :昭和22年(1947)11月(18歳2ヵ月)
- 新十両 :昭和30年(1955)1月(25歳4ヵ月)
- 最終場所:昭和34年(1959)5月(29歳8ヵ月)
- 生涯戦歴:265勝253敗63休/515出場(45場所)
- 生涯勝率:51.2%
- 優勝等 :幕下優勝1回,三段目優勝1回
- 十両戦歴:132勝153敗15休(20場所)勝率:46.3%
神奈川出身の幕下
関取にはあと一歩届きませんでしたが、代表的な幕下力士もご紹介しておきましょう。白法山 和壽
神奈川県足柄下郡湯河原町出身、旧春日山部屋(平成2年(1990)閉鎖)の元力士で最高位は幕下2枚目。昭和59年(1984)1月場所では東幕下32枚目で全勝優勝を果たす。3月場所を東幕下3枚目、5月場所では東幕下2枚目と関取まであと少しだったが惜しくもこの場所を3勝4敗と負け越し、あと一歩及ばなかった。
引退後は世話人に就任し、旧春日山部屋を支えた。旧春日山部屋の閉鎖に伴い安治川部屋へと移籍、そして20代春日山(元幕内・春日富士)が再興した春日山部屋へ。再びの春日山部屋消失を経て中川部屋へと渡り歩いて来た、まさに「春日山系譜の生き証人」
令和2年(2020)7月場所を前に中川部屋の閉鎖が決定し、白法山は宮城野部屋への転籍が決まった。
- 四股名 :白法山 和壽(びゃくほうやま かずとし)
- 最高位 :幕下2枚目
- 出身地 :神奈川県足柄下郡湯河原町
- 本 名 :伊沢 郁男
- 生年月日:昭和30年(1955)11月5日(65歳)
- 所属部屋:春日山部屋
- 改名歴 :伊沢山⇒駒光⇒白法山
- 初土俵 :昭和46年(1971)11月(16歳0ヵ月)
- 最終場所:昭和61年(1986)9月(30歳10ヵ月)
- 生涯戦歴:318勝305敗/623出場(90場所)
- 生涯勝率:51.0%
- 優勝等 :幕下優勝1回,三段目同点1回,序二段同点1回
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