大阪出身の過去から現在までの主な力士をご紹介する大阪府の大相撲力士まとめ!この記事では大阪出身の関取を中心に、大阪の郷土力士をご紹介していきます。
過去の力士については最高位や改名歴、初土俵や各段の昇進時期と最終場所、さらに生涯戦歴と生涯勝率、成績等を中心にご紹介していきます。また、現役力士については最高位と昇進時期、主な成績などを載せています。
なお、年寄名跡欄の
現役の大阪府出身力士の最新番付や成績、詳細なデータをご覧になりたい方はこちら
相撲部屋や出身地ごとの場所の成績からランキングを作成しております。初場所、好調な相撲部屋や力士の出身地はどこ?
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この記事の目次
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大阪出身の優勝力士一覧
優勝制度が制定された明治42年(1909)6月場所以降、大阪出身の幕内最高優勝力士は3人が誕生しており、総優勝回数は7回になります。
大阪出身初優勝はいつで誰?
大阪出身力士で初の優勝は大正6年(1917)1月場所で、西大関だった大錦でした。横綱太刀山を破っての優勝は国技館を大熱狂に包みこみ、土俵には座布団はもちろん蜜柑に灰皿、果ては火鉢まで投げ込まれたようです。
大阪府出身の優勝力士一覧
では大阪府出身の幕内優勝力士を年月順で一覧表にして見てみましょう。
№ | 四股名 | 優勝場所 | 回数 | 優勝時の番付 | 部屋 | 出身地 | 最高位 | 成績 | 四股名 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 大錦 | 大正6年1月 | 初 | 西大関 | 出羽海 | 大阪府 | 26代横綱 | 10勝0敗 | 大錦 | 大阪府出身力士初の優勝 |
2 | 大錦 | 大正9年1月 | 2回目 | 東横綱(張出) | 出羽海 | 大阪府 | 26代横綱 | 8勝1敗1分 | 大錦 | |
3 | 大錦 | 大正9年5月 | 3回目 | 西横綱 | 出羽海 | 大阪府 | 26代横綱 | 9勝1敗 | 大錦 | |
4 | 大錦 | 大正10年1月 | 4回目 | 西横綱 | 出羽海 | 大阪府 | 26代横綱 | 10勝0敗 | 大錦 | |
5 | 大錦 | 大正11年5月 | 5回目 | 西横綱(張出) | 出羽海 | 大阪府 | 26代横綱 | 8勝1敗1分 | 大錦 | |
6 | 山錦 | 昭和5年5月 | 初 | 東前頭5枚目 | 出羽海 | 大阪府 | 関脇 | 11勝0敗 | 山錦 | 史上初の平幕全勝優勝 |
7 | 豪栄道 | 平成28年9月 | 初 | 東大関2 | 境川 | 大阪府 | 大関 | 15勝0敗 | 豪栄道 | 86年ぶりの大阪府出身力士の優勝 全勝での初優勝は武蔵丸以来22年ぶり 境川部屋としても初の幕内優勝力士誕生 |
大阪府出身の優勝力士ランキング
次に優勝回数をランキングにしてみてみましょう。最多は5回の横綱・大錦ですが、歴史がほんの少し違っていたら……あるいはこの記録はもっと伸びていたかもしれません。
大正11年(1922)5月場所で5度目の優勝を果たした大錦はまだまだ全盛期でした。しかし翌年1月に力士養老金などをめぐり協会と力士会の間で対立が起きるたことが大錦の力士人生を大きく変えてしまいます。
大正12年1月9日に行われた力士会の総会で力士養老金の倍増要求が出ましたが協会側はこれを却下、これを不服とした関脇以下の力士たちは三河島の工場に立て籠り1月場所をボイコットする「三河島事件」が勃発してしまいます。
協会は残った力士たちだけで春場所を開催しようとするも行き詰まり、力士の長として大錦は立行司たちと共に調停に向かいます。しかし、なかなか聞き入れてもらえないまま話はまとまらず、最終的にはときの警視総監までが調停に乗り出し、ようやく力士たちの態度は軟化して1月場所は開催されることになりました。
警視庁で手打ち式が行われましたが、内部での調停に失敗したことに責任を感じた大錦はその式の途中で席を外し、自らマゲを切り落として電撃的な廃業を表明したのでした。
順位 | 四股名 | 優勝 | 最高位 | 部屋 | 出身地 | 勝数 | 敗数 | 横綱 | 大関 | 関脇 | 小結 | 前頭 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 大錦 | 5回 | 26代横綱 | 出羽海 | 大阪府 | 45勝 | 3敗 | 4回 | 1回 | 0回 | 0回 | 0回 |
2位 | 豪栄道 | 1回 | 大関 | 境川 | 大阪府 | 15勝 | 0敗 | 0回 | 1回 | 0回 | 0回 | 0回 |
2位 | 山錦 | 1回 | 関脇 | 出羽海 | 大阪府 | 11勝 | 0敗 | 0回 | 0回 | 0回 | 0回 | 1回 |
最高位が前頭の現役力士
宇良 和輝
宇良 和輝(うら かずき)は大阪府 寝屋川市出身、木瀬部屋の力士で最高位は小結。令和6年11月場所の番付は西 前頭2枚目。
4歳の頃から相撲を始め、寝屋川相撲連盟の厳しい稽古で徹底的に押し相撲を叩きこまれた。これが強靭な下半身の礎となる。しかし身体が小さいために思うように勝てなかった宇良は、階級制があるレスリングならば勝てるのでは?と興味を持ち、小学3年の頃からレスリングにも取り組み始めて小4で見事全国2位に輝く。
中学時代はレスリングをメインに取り組んでいたが、鳥羽高校に進学すると再び相撲に専念して稽古に励んだ。進学した関西学院大学1年次には65キロ未満級でタイトルを手にしたが、「無差別」である大相撲にむけて徹底した肉体改造に取り組み3年次に世界選手権軽量級で優勝、これを機に「プロ」への想いはさらに強まる。
木瀬部屋に入門してからも細かな目標と地道な努力により着実に番付を上げていき、所要7場所で新十両昇進を決めた。さらにそこから所要5場所で新入幕を果たす。平成29年名古屋場所では横綱・日馬富士をとったりで破り、涙の金星を手に入れた。小学生の頃に、細身の身体で大きな力士に立ち向かっていく安馬(のちの日馬富士)の相撲を食い入るように観ていた宇良にとって、これは記念すべき金星。
しかし翌場所2日目、以前から痛めていた足をさらに痛めてしまったことがきっかけで、6場所連続で休場となってしまった。平成30年9月場所、約1年ぶりに東三段目91枚目で復帰すると翌場所を三段目優勝、波に乗るかと思われたが平成31年初場所の豊昇龍戦に敗れた際に右膝をまた痛めて再びの長期休場となった。
2度の長期離脱にも腐ることなく地道なトレーニングと稽古で以前以上の肉体を造りあげて、5場所ぶりとなる令和元年11月場所を西序二段106枚目で復帰、令和2年初場所では全勝同士での優勝決定戦を制して序二段優勝をあげ復活への弾みをつけた。
- 四股名
- 宇良 和輝(うら かずき)
- 最高位
- 小結
- 最新番付
- 西 前頭2枚目
- 出身地
- 大阪府 寝屋川市
- 本名
- 宇良 和輝
- 生年月日
- 平成4年(1992)6月22日(32歳)
- 出身高校
- 鳥羽高校
- 出身大学
- 関西学院大学
- 所属部屋
- 木瀬部屋
- 初土俵
- 平成27年(2015)3月(22歳9ヵ月)
- 新十両
- 平成28年(2016)5月(23歳11ヵ月)
- 新入幕
- 平成29年(2017)3月(24歳9ヵ月)
- 新小結
- 令和6年(2024)1月(31歳7ヵ月)
- 優勝
- 十両優勝1回,三段目優勝2回,序二段優勝1回,序ノ口優勝1回
- 受賞・金星
- 技能賞1回,金星2個
- 通算成績
- 351勝238敗95休/586出場(勝率:59.9%)
- 直近7場所
- 46勝56敗
- 7場所勝率
- 45.1%
- 令6年11月
- 西 前頭2枚目(2枚半上昇)
- 4勝8敗
- ●○●●●|○●●●●|○○
- 令6年9月
- 東 前頭5枚目(半枚降下)
- 9勝6敗
- ○●○●○|○●●○○|○○○●●
- 令6年7月
- 西 前頭4枚目(変動なし)
- 6勝9敗
- ○○●○●|●●●●○|●●●○○
- 令6年5月
- 西 前頭4枚目(3枚半降下)
- 7勝8敗
- ○○○○○|○●●●●|●●●●○
- 令6年3月
- 東 前頭筆頭(半枚降下)
- 6勝9敗
- ○●○●○|●●●○○|●○●●●
- 令6年1月
- 西 小結(半枚上昇・最高位更新)
- 6勝9敗
- ●●●□●|●●●○●|●○○○○
- 令5年11月
- 東 前頭筆頭
- 8勝7敗
- ●●●●●|○○●○○|●○○○○
大翔丸 翔伍
大翔丸 翔伍(だいしょうまる しょうご)は大阪府 八尾市出身、追手風部屋の力士で最高位は前頭5枚目。令和6年11月場所の番付は東 幕下9枚目。
平成25年(2013)のアマチュア横綱になったことで角界入りの決心がついた
- 四股名
- 大翔丸 翔伍(だいしょうまる しょうご)
- 最高位
- 前頭5枚目
- 最新番付
- 東 幕下9枚目
- 出身地
- 大阪府 八尾市
- 本名
- 川端 翔伍
- 生年月日
- 平成3年(1991)7月10日(33歳)
- 出身高校
- 金沢学院東高校
- 出身大学
- 日本大学
- 所属部屋
- 追手風部屋
- 改名歴
- 川端⇒大翔丸
- 初土俵
- 平成26年(2014)3月・幕下15付出(22歳8ヵ月)
- 新十両
- 平成27年(2015)5月(23歳10ヵ月)
- 新入幕
- 平成28年(2016)3月(24歳8ヵ月)
- 優勝
- 幕下優勝1回
- 通算成績
- 372勝402敗1休/774出場(勝率:48.1%)
- 直近7場所
- 25勝23敗
- 7場所勝率
- 52.1%
- 令6年11月
- 東 幕下9枚目(4枚降下)
- 0勝6敗
- -●●--|●-●●-|●-
- 令6年9月
- 東 幕下5枚目(3枚上昇)
- 3勝4敗
- -●-●●|--○○-|○--●-
- 令6年7月
- 東 幕下8枚目(3枚降下)
- 4勝3敗
- ●--●-|○-●-○|-○-○-
- 令6年5月
- 東 幕下5枚目(3枚上昇)
- 3勝4敗
- ●--●-|○●-○-|●-○--
- 令6年3月
- 東 幕下8枚目(12枚上昇)
- 4勝3敗
- ●--●-|○-○-○|○---●
- 令6年1月
- 東 幕下20枚目(8枚上昇)
- 6勝1敗
- -○●--|○○--○|-○-○-
- 令5年11月
- 東 幕下28枚目
- 5勝2敗
- ○-○-●|-○-○-|●-○--
豪ノ山 登輝
豪ノ山 登輝(ごうのやま とうき)は大阪府 寝屋川市出身、武隈部屋の力士で最高位は前頭2枚目。令和6年11月場所の番付は西 前頭8枚目。
寝屋川市立啓明小学1年の頃から寝屋川相撲連盟で相撲を始め、小4次に全日本小学生優勝大会でベスト8入り。寝屋川市立第九中学3年次には全国中学校相撲選手権大会でベスト8の成績を残した。
高校は埼玉栄高校へと相撲留学し数々の大会で活躍、中央大学に進学し3年次に宇和島大会3位、九州大会優勝など活躍し4年次には主将となり全国学生選手権で2位の成績をおさめて三段目100枚目格付け出しの資格を得た。
- 四股名
- 豪ノ山 登輝(ごうのやま とうき)
- 最高位
- 前頭2枚目
- 最新番付
- 西 前頭8枚目
- 出身地
- 大阪府 寝屋川市
- 本名
- 西川 登輝
- 生年月日
- 平成10年(1998)4月7日(26歳)
- 出身高校
- 埼玉栄高校
- 出身大学
- 中央大学
- 所属部屋
- 境川⇒武隈部屋
- 改名歴
- 西川⇒豪ノ山
- 初土俵
- 令和3年(2021)3月(22歳11ヵ月)
- 新十両
- 令和4年(2022)7月(24歳3ヵ月)
- 新入幕
- 令和5年(2023)7月(25歳3ヵ月)
- 優勝
- 十両優勝1回,幕下優勝1回
- 受賞・金星
- 敢闘賞1回
- 通算成績
- 164勝112敗2休/275出場(勝率:59.6%)
- 直近7場所
- 49勝53敗
- 7場所勝率
- 48.0%
- 令6年11月
- 西 前頭8枚目(2枚降下)
- 9勝3敗
- ●○○○○|○●●○○|○○
- 令6年9月
- 西 前頭6枚目(3枚降下)
- 6勝9敗
- ●○●○●|●○●●●|●○○○●
- 令6年7月
- 西 前頭3枚目(1枚降下)
- 5勝10敗
- ○●●○●|●●●○●|●●○●○
- 令6年5月
- 西 前頭2枚目(4枚上昇・最高位更新)
- 6勝9敗
- ○□●●●|○●●○●|○●●○●
- 令6年3月
- 西 前頭6枚目(3枚半降下)
- 10勝5敗
- ●●○○□|○●○○□|○○●○●
- 令6年1月
- 東 前頭3枚目(1枚上昇・最高位更新)
- 5勝10敗
- ●●□●○|●●●●○|○●●○●
- 令5年11月
- 東 前頭4枚目
- 8勝7敗
- ●●○●●|○○○●●|□○○●○
最高位が十両の現役力士
朝紅龍 琢馬
朝紅龍 琢馬(あさこうりゅう たくま)は大阪府 四條畷市出身、高砂部屋の力士。令和6年11月場所の番付は最高位更新となる東 前頭17枚目。
令和2年(2020)の全国学生相撲選手権で3位に入り、三段目最下位格付出の資格を獲得。明徳義塾高校の先輩でもある高砂親方(元関脇・朝赤龍)の高砂部屋への入門を決めた。
初土俵である令和3年(2021)5月場所では7戦全勝で優勝決定戦に進出、佐渡ヶ嶽部屋の琴太豪を破り初土俵を三段目優勝で飾った。
- 四股名
- 朝紅龍 琢馬(あさこうりゅう たくま)
- 最高位
- 前頭17枚目
- 最新番付
- 東 前頭17枚目
- 出身地
- 大阪府 四條畷市
- 本名
- 石崎 拓馬
- 生年月日
- 平成10年(1998)9月24日(26歳)
- 出身高校
- 明徳義塾高校
- 出身大学
- 日本体育大学
- 所属部屋
- 高砂部屋
- 改名歴
- 石崎⇒朝紅龍
- 初土俵
- 令和3年(2021)5月(22歳8ヵ月)
- 新十両
- 令和5年(2023)9月(25歳0ヵ月)
- 新入幕
- 令和6年(2024)11月(26歳2ヵ月)
- 優勝
- 三段目優勝1回
- 通算成績
- 123勝89敗3休/212出場(勝率:58%)
- 直近7場所
- 5勝7敗(十両:50勝40敗)
- 7場所勝率
- 53.9%
- 令6年11月
- 東 前頭17枚目(8枚上昇・最高位更新)
- 5勝7敗
- ●●○○●|○●●●○|○●
- 令6年9月
- 東 十両8枚目(3枚半降下)
- 11勝4敗
- ○○○●○|○○●●○|●○○○○
- 令6年7月
- 西 十両4枚目(変動なし)
- 6勝9敗
- ○○○○●|●●●○●|●●●●○
- 令6年5月
- 西 十両4枚目(3枚半上昇・最高位更新)
- 7勝8敗
- ●●●○○|○●○○●|●●○○●
- 令6年3月
- 東 十両8枚目(1枚上昇・最高位更新)
- 9勝6敗
- ○○○○○|○○□●●|●○●●●
- 令6年1月
- 東 十両9枚目(4枚上昇・最高位更新)
- 8勝7敗
- ●○○○●|●○●○○|●○●○●
- 令5年11月
- 東 十両13枚目
- 9勝6敗
- ●○○○●|○○●●○|○○○●●
勇磨 猛
勇磨 猛(ゆうま たける)は大阪府 枚方市出身、阿武松部屋の力士で最高位は十両13枚目。令和6年11月場所の番付は西 幕下22枚目。
枚方市立交北小学校5年生の頃から枚方市相撲連盟で相撲を始めて小5でわんぱく相撲全国大会に出場。枚方市立中宮中学2年の頃からは近大附属高校相撲部へと練習に通っていた。同校相撲部監督の奥谷猛氏の紹介で阿武松部屋へと入門、四股名の下の名は監督の名前を頂く。
地道な稽古により三段目まで中位まで番付をあげていたが、左膝靭帯断裂の大怪我により平成29年11月場所から4場所連続休場で一時は番付外を経験。復帰を果たしてからは得意の押し相撲をさらに磨き、令和2年初場所で三段目優勝を飾った。
- 四股名
- 勇磨 猛(ゆうま たける)
- 最高位
- 十両13枚目
- 最新番付
- 西 幕下22枚目
- 出身地
- 大阪府 枚方市
- 本名
- 中尾 勇磨
- 生年月日
- 平成10年(1998)6月13日(26歳)
- 所属部屋
- 阿武松部屋
- 初土俵
- 平成26年(2014)3月(15歳9ヵ月)
- 新十両
- 令和5年(2023)7月(25歳1ヵ月)
- 優勝
- 三段目優勝1回
- 通算成績
- 223勝178敗49休/401出場(勝率:55.6%)
- 直近7場所
- 16勝18敗(十両:12勝18敗)
- 7場所勝率
- 43.8%
- 令6年11月
- 西 幕下22枚目(12枚降下)
- 4勝2敗
- ○-○--|○●-●-|-○
- 令6年9月
- 西 幕下10枚目(6枚半上昇)
- 2勝5敗
- -●-○-|○●--●|-●--●
- 令6年7月
- 東 幕下17枚目(4枚半降下)
- 5勝2敗
- -○-○○|--●-●|-○-○-
- 令6年5月
- 西 幕下12枚目(10枚半降下)
- 3勝4敗
- ●--●-|○-○-○|●--●-
- 令6年3月
- 東 幕下2枚目(3枚降下)
- 2勝5敗
- ●-●-●|-○-○-|●-●--
- 令6年1月
- 東 十両13枚目(変動なし)
- 5勝10敗
- ○●●●○|●●●●○|●●●○○
- 令5年11月
- 東 十両13枚目
- 7勝8敗
- ○○○●○|●●○●○|○●●●●
大阪出身の横綱
大錦 夘一郎
大阪府大阪市出身、出羽海部屋の元力士で最高位は横綱。無敵の太刀山を破る活躍で入幕わずか6場所で横綱へと昇進。
- 四股名 :大錦 夘一郎(おおにしき ういちろう)
- 最高位 :第26代横綱
- 出身地 :大阪府大阪市
- 本 名 :細川 夘一郎
- 生年月日:明治24年(1891)11月25日
- 没年月日:昭和16年(1941)5月13日(享年49歳)
- 所属部屋:出羽海部屋
- 初土俵 :明治43年(1910)1月(18歳2ヵ月)
- 新十両 :大正3年(1914)1月(22歳2ヵ月)
- 新入幕 :大正4年(1915)1月(23歳2ヵ月)
- 新三役 :大正4年(1915)6月(23歳7ヵ月)
- 新大関 :大正5年(1916)1月(24歳2ヵ月)
- 横綱昇進:大正6年(1917)5月(25歳6ヵ月)
- 最終場所:大正12年(1923)1月(31歳2ヵ月)
- 生涯戦歴:134勝16敗32休3分2預/155出場(21場所)
- 生涯勝率:89.3%
- 優勝等 :幕内優勝5回(次点4),十両優勝1回,序二段優勝1回
- 幕内戦歴:119勝16敗32休3分(17場所)勝率:88.1%
- 横綱:77勝9敗31休3分(12場所)勝率:89.5%
- 大関:25勝5敗(3場所)勝率:83.3%
- 小結:9勝1敗(1場所)勝率:90.0%
- 前頭:8勝1敗1休(1場所)勝率:88.9%
- 十両戦歴:10勝0敗2預(2場所)勝率:100.0%
大阪出身の大関
前乃山 太郎
大関昇進直後の稽古で右足を骨折、これが元で本来の相撲を失う
- 四股名 :前乃山 太郎(まえのやま たろう)
- 最高位 :大関
- 年寄名跡:
8代高田川 ⇒17代千田川 - 出身地 :大阪府守口市
- 本 名 :金島 和一⇒中矢 和一⇒清水 和一
- 生年月日:昭和20年(1945)3月9日
- 所属部屋:高砂部屋
- 改名歴 :金島⇒金の島⇒前ノ山⇒前の山⇒前ノ山⇒前の山⇒前乃山⇒前の山
- 初土俵 :昭和36年(1961)3月(16歳0ヵ月)
- 新十両 :昭和40年(1965)11月(20歳8ヵ月)
- 新入幕 :昭和41年(1966)9月(21歳6ヵ月)
- 新三役 :昭和43年(1968)3月(23歳0ヵ月)
- 新大関 :昭和45年(1970)9月(25歳6ヵ月)
- 最終場所:昭和49年(1974)3月(29歳0ヵ月)
- 生涯戦歴:487勝397敗48休/880出場(79場所)
- 生涯勝率:55.1%
- 優勝等 :幕内同点1・次点1回,十両優勝1回
- 成 績 :殊勲賞3回,敢闘賞2回,金星1個
- 幕内戦歴:343勝305敗34休(46場所)勝率:52.9%
- 大関:67勝56敗27休(10場所)勝率:54.5%
- 関脇:95勝70敗(11場所)勝率:57.6%
- 小結:30勝30敗(4場所)勝率:50.0%
- 前頭:151勝149敗7休(21場所)勝率:50.3%
- 十両戦歴:46勝29敗(5場所)勝率:61.3%
豪栄道 豪太郎
豪栄道 豪太郎(ごうえいどう ごうたろう)は大阪府寝屋川市出身、境川部屋の元力士で、最高位は大関。
平成17年(2005)1月場所に18歳9ヶ月で初土俵を踏み、令和2年(2020)1月場所を最後に引退(33歳9ヶ月)。
通算成績は696勝493敗66休1180出場。生涯勝率.585。通算90場所中、62場所を勝ち越した(勝ち越し率.697)。
主な成績は幕内優勝1回(同点1,次点6),十両同点1回,幕下優勝2回,三段目優勝1回,序ノ口優勝1回。殊勲賞5回,敢闘賞3回,技能賞3回,金星1個(朝青龍1個)。
昭和61年(1986)4月6日生まれ。本名は澤井 豪太郎。
小5でわんぱく横綱。「相撲の名門」埼玉栄高校では11個の個人タイトルを獲得。初の「高卒幕下付出」を期待された全日本相撲選手権大会では高校生として史上4人目となる3位を獲得した。
春日野部屋の栃煌山とは幼少時から切磋琢磨してきたライバル。昭和以降1位となる関脇在位連続14場所を経て平成26年9月場所に大関昇進。平成28年9月場所では悲願の幕内初優勝を全勝で達成。日本人力士の全勝優勝は平成8年(1996)9月場所の横綱・貴乃花以来20年ぶりのもの。
カド番で迎えた令和2年初場所、12日目に朝乃山に敗れて負け越しが決定、千秋楽では阿武咲に敗れて5勝10敗と大きく負け越した。大関在位33場所、約5年半戦い抜いた座からの陥落が決まった翌日、潔い現役引退が報じられた。14代武隈を襲名。
令和4年(2022)2月1日付で境川部屋から分家独立、武隈部屋を創設した。
- 年寄
14代・武隈 豪太郎 - 四股名
- 豪栄道 豪太郎(ごうえいどう ごうたろう)
- 最高位
- 大関
- 年寄名跡
14代武隈 豪太郎 →14代武隈 豪太郎 - 出身地
- 大阪府寝屋川市
- 本名
- 澤井 豪太郎
- 生年月日
- 昭和61年(1986)4月6日(38歳)
- 出身高校
- 埼玉栄高校
- 所属部屋
- 境川部屋
- 改名歴
- 澤井 豪太郎 → 豪栄道 豪太郎
- 初土俵
- 平成17年(2005)1月 前相撲(18歳9ヶ月)
- 新十両
- 平成18年(2006)11月(所要11場所)
- 20歳7ヶ月(初土俵から1年10ヶ月)
- 新入幕
- 平成19年(2007)9月(所要16場所)
- 21歳5ヶ月(初土俵から2年8ヶ月)
- 新小結
- 平成20年(2008)11月(所要23場所)
- 22歳7ヶ月(初土俵から3年10ヶ月)
- 新関脇
- 平成21年(2009)5月(所要26場所)
- 23歳1ヶ月(初土俵から4年4ヶ月)
- 新大関
- 平成26年(2014)9月(所要57場所)
- 28歳5ヶ月(初土俵から9年8ヶ月)
- 最終場所
- 令和2年(2020)1月(33歳9ヶ月)
- 大相撲歴
- 90場所(15年0ヶ月)
- 通算成績
- 696勝493敗66休1180出場(勝率.585)
- 通算90場所
- 勝ち越し62場所(勝ち越し率.697)
- 優勝等
- 幕内優勝1回(同点1,次点6),十両同点1回,幕下優勝2回,三段目優勝1回,序ノ口優勝1回
- 受賞・金星
- 殊勲賞5回,敢闘賞3回,技能賞3回,金星1個
- 幕内戦歴
- 587勝442敗66休1020出場(勝率.570)
- 在位73場所(在位率.811)
- 勝ち越し49場所(勝ち越し率.671)
- 大関戦歴
- 260勝194敗41休447出場(勝率.573)
- 在位33場所(在位率.367)
- 勝ち越し23場所(勝ち越し率.697)
- 三役戦歴
- 158勝126敗1休283出場(勝率.556)
- 在位19場所(在位率.211)
- 勝ち越し13場所(勝ち越し率.684)
- 関脇戦歴
- 132勝92敗1休223出場(勝率.589)
- 在位15場所(在位率.167)
- 勝ち越し12場所(勝ち越し率.800)
- 小結戦歴
- 26勝34敗0休60出場(勝率.433)
- 在位4場所(在位率.044)
- 勝ち越し1場所(勝ち越し率.250)
- 前頭戦歴
- 169勝122敗24休290出場(勝率.581)
- 在位21場所(在位率.233)
- 勝ち越し13場所(勝ち越し率.619)
- 十両戦歴
- 57勝33敗0休90出場(勝率.633)
- 在位6場所(在位率.067)
- 勝ち越し5場所(勝ち越し率.833)
- 関取戦歴
- 644勝475敗66休1110出場(勝率.576)
- 在位79場所(在位率.878)
- 勝ち越し54場所(勝ち越し率.684)
- 幕下以下歴
- 52勝18敗0休70出場(勝率.743)
- 在位10場所(在位率.111)
- 勝ち越し8場所(勝ち越し率.800)
大阪出身の関脇
山錦 善治郎
- 四股名 :山錦 善治郎(やまにしき ぜんじろう)
- 最高位 :関脇
- 出身地 :大阪府大阪市
- 本 名 :山田 善次郎
- 生年月日:明治31年(1898)4月17日
- 没年月日:昭和47年(1972)5月27日(享年74歳)
- 出身大学:関西大学
- 所属部屋:出羽海部屋
- 初土俵 :大正6年(1917)5月(19歳1ヵ月)
- 新十両 :大正11年(1922)1月(23歳9ヵ月)
- 新入幕 :大正12年(1923)1月(24歳9ヵ月)
- 新三役 :大正15年(1926)1月(27歳9ヵ月)
- 最終場所:昭和7年(1932)1月(33歳9ヵ月)
- 生涯戦歴:189勝145敗15休1分5預/339出場(39場所)
- 生涯勝率:56.6%
- 優勝等 :幕内優勝1回
- 成 績 :金星6個
- 幕内戦歴:155勝132敗15休1分3預(28場所)勝率:54.0%
- 関脇:13勝8敗1休(2場所)勝率:61.9%
- 小結:30勝39敗7休1分(7場所)勝率:43.5%
- 前頭:112勝85敗7休3預(19場所)勝率:56.9%
- 十両戦歴:8勝4敗(2場所)勝率:66.7%
磐石 熊太郎
- 四股名 :磐石 熊太郎(ばんじゃく くまたろう)
- 最高位 :関脇
- 年寄名跡:7代北陣
- 出身地 :大阪府大阪市
- 本 名 :小六 熊雄⇒吉田 熊雄⇒小六 熊雄
- 生年月日:明治41年(1908)5月23日
- 没年月日:昭和19年(1944)9月26日(享年36歳)
- 所属部屋:朝日山部屋
- 改名歴 :東潟⇒盤石⇒磐石
- 初土俵 :昭和2年(1927)1月・三段目(18歳8ヵ月)
- 新十両 :昭和4年(1929)5月(21歳0ヵ月)
- 新入幕 :昭和9年(1934)5月(26歳0ヵ月)
- 新三役 :昭和13年(1938)5月(30歳0ヵ月)
- 最終場所:昭和18年(1943)1月(34歳8ヵ月)
- 生涯戦歴:206勝207敗9休/408出場(42場所)
- 生涯勝率:49.9%
- 優勝等 :なし
- 成 績 :金星1個
- 幕内戦歴:106勝123敗9休(18場所)勝率:46.3%
- 関脇:5勝7敗1休(1場所)勝率:41.7%
- 前頭:101勝116敗8休(17場所)勝率:46.5%
- 十両戦歴:34勝43敗(8場所)勝率:44.2%
豊嶋 雅男
- 四股名 :豊嶋 雅男(とよしま まさお)
- 最高位 :関脇
- 出身地 :大阪府大阪市
- 本 名 :西村 雅男
- 生年月日:大正8年(1919)12月23日
- 没年月日:昭和20年(1945)3月10日(享年25歳)
- 所属部屋:出羽海部屋
- 改名歴 :西村⇒豊嶋
- 初土俵 :昭和12年(1937)1月(17歳1ヵ月)
- 新十両 :昭和15年(1940)5月(20歳5ヵ月)
- 新入幕 :昭和16年(1941)5月(21歳5ヵ月)
- 新三役 :昭和17年(1942)5月(22歳5ヵ月)
- 最終場所:昭和19年(1944)11月(24歳11ヵ月)
- 生涯戦歴:112勝65敗/176出場(17場所)
- 生涯勝率:63.3%
- 優勝等 :なし
- 成 績 :金星2個
- 幕内戦歴:61勝49敗(8場所)勝率:55.5%
- 関脇:6勝9敗(1場所)勝率:40.0%
- 小結:19勝21敗(3場所)勝率:47.5%
- 前頭:36勝19敗(4場所)勝率:65.5%
- 十両戦歴:23勝7敗(2場所)勝率:76.7%
勢 翔太
勢 翔太(いきおい しょうた)は大阪府交野市出身、伊勢ノ海部屋の元力士で、最高位は関脇。
昭和61年(1986)10月11日生まれ、本名は東口 翔太。
平成17年(2005)3月場所に18歳5ヶ月で初土俵を踏み、令和3年(2021)7月場所を最後に引退(34歳9ヶ月)。通算96場所中、51場所を勝ち越した(勝ち越し率.531)。
通算成績は546勝545敗14休1090出場。生涯勝率.500。
主な成績は幕内次点1回,十両優勝2回(同点2),序二段同点1回。敢闘賞4回,金星5個。
小学生の頃は古市道場で同級生の澤井(元大関・豪栄道)とともに汗を流した。
- 年寄
24代春日山 翔太(伊勢ノ海部屋) - 四股名
- 勢 翔太(いきおい しょうた)
- 最高位
- 関脇
- 年寄名跡
- 24代春日山 翔太
- 出身地
- 大阪府交野市
- 本名
- 東口 翔太
- 生年月日
- 昭和61年(1986)10月11日(38歳)
- 所属部屋
- 伊勢ノ海部屋
- 改名歴
- 東口 翔太 → 勢 翔太
- 初土俵
- 平成17年(2005)3月 前相撲(18歳5ヶ月)
- 新十両
- 平成23年(2011)11月(所要39場所)
- 25歳1ヶ月(初土俵から6年8ヶ月)
- 新入幕
- 平成24年(2012)3月(所要41場所)
- 25歳5ヶ月(初土俵から7年0ヶ月)
- 新小結
- 平成26年(2014)11月(所要57場所)
- 28歳0ヶ月(初土俵から9年8ヶ月)
- 新関脇
- 平成28年(2016)5月(所要66場所)
- 29歳6ヶ月(初土俵から11年2ヶ月)
- 最終場所
- 令和3年(2021)7月(34歳9ヶ月)
- 大相撲歴
- 96場所(16年4ヶ月)
- 通算成績
- 546勝545敗14休1090出場(勝率.500)
- 通算96場所
- 勝ち越し51場所(勝ち越し率.531)
- 優勝等
- 幕内次点1回,十両優勝2回(同点2),序二段同点1回
- 受賞・金星
- 敢闘賞4回,金星5個
- 幕内戦歴
- 308勝352敗0休660出場(勝率.467)
- 在位44場所(在位率.458)
- 勝ち越し22場所(勝ち越し率.500)
- 三役戦歴
- 15勝30敗0休45出場(勝率.333)
- 在位3場所(在位率.031)
- 勝ち越し0場所(勝ち越し率.000)
- 関脇戦歴
- 4勝11敗0休15出場(勝率.267)
- 在位1場所(在位率.010)
- 勝ち越し0場所(勝ち越し率.000)
- 小結戦歴
- 11勝19敗0休30出場(勝率.367)
- 在位2場所(在位率.021)
- 勝ち越し0場所(勝ち越し率.000)
- 前頭戦歴
- 293勝322敗0休615出場(勝率.476)
- 在位41場所(在位率.427)
- 勝ち越し22場所(勝ち越し率.537)
- 十両戦歴
- 87勝78敗0休164出場(勝率.527)
- 在位11場所(在位率.115)
- 勝ち越し6場所(勝ち越し率.545)
- 関取戦歴
- 395勝430敗0休824出場(勝率.479)
- 在位55場所(在位率.573)
- 勝ち越し28場所(勝ち越し率.509)
- 幕下以下歴
- 151勝115敗14休266出場(勝率.568)
- 在位41場所(在位率.427)
- 勝ち越し23場所(勝ち越し率.561)
大阪出身の小結
尼ヶ嵜 清吉
大阪府大阪市西淀川区福町出身、井筒部屋の元力士で最高位は小結。体格には恵まれなかったが研究熱心で取り口に工夫を凝らしていた。また、当時相撲名人と謳われた逆鉾与治郎から押し相撲の極意を授かり、その妙を得ることができた。24歳で序ノ口に付き28歳で新入幕、その後36歳にして新小結昇進を果たした大器晩成の力士。引退後は10代振分を襲名、のちに12代間垣として部屋を構えたこともある。
- 四股名 :尼ヶ嵜 清吉(あまがさき せいきち)
- 最高位 :小結
- 年寄名跡:10代振分⇒
12代間垣 ⇒12代間垣 - 出身地 :大阪府大阪市西淀川区福町
- 本 名 :半田 清吉
- 生年月日:明治4年(1871)11月13日
- 没年月日:昭和22年(1947)3月4日(享年75歳)
- 所属部屋:井筒部屋
- 初土俵 :明治29年(1896)1月・序ノ口(24歳2ヵ月)
- 新十両 :明治32年(1899)5月(27歳6ヵ月)
- 新入幕 :明治33年(1900)1月(28歳2ヵ月)
- 新三役 :明治41年(1908)1月(36歳2ヵ月)
- 最終場所:明治45年(1912)1月(40歳2ヵ月)
- 優勝等 :なし
- 幕内戦歴:72勝73敗55休16分4預(22場所)勝率:49.7%
- 小結:0勝2敗6休2分(1場所)勝率:0.0%
- 前頭:72勝71敗49休14分4預(21場所)勝率:50.3%
- 十両戦歴:7勝2敗1分(3場所)勝率:77.8%
佐田の海 鴻嗣
- 四股名 :佐田の海 鴻嗣(さだのうみ こうじ)
- 最高位 :小結
- 年寄名跡:11代二十山⇒10代中立⇒13代田子ノ浦
- 出身地 :大阪府堺市
- 本 名 :松村⇒池田⇒松村 宏司
- 生年月日:昭和31年(1956)7月19日
- 所属部屋:出羽海部屋
- 改名歴 :池田⇒松村⇒佐田の海
- 初土俵 :昭和47年(1972)3月(15歳8ヵ月)
- 新十両 :昭和53年(1978)3月(21歳8ヵ月)
- 新入幕 :昭和55年(1980)11月(24歳4ヵ月)
- 新三役 :昭和57年(1982)1月(25歳6ヵ月)
- 最終場所:昭和63年(1988)7月(32歳0ヵ月)
- 生涯戦歴:544勝581敗7休/1124出場(99場所)
- 生涯勝率:48.4%
- 優勝等 :幕下優勝1回,序ノ口優勝1回
- 成 績 :殊勲賞1回,敢闘賞2回,技能賞1回
- 幕内戦歴:304勝371敗(45場所)勝率:45.0%
- 小結:24勝36敗(4場所)勝率:40.0%
- 前頭:280勝335敗(41場所)勝率:45.5%
- 十両戦歴:70勝86敗7休(11場所)勝率:44.9%
大善 尊太
大阪府大阪市浪速区出身、二所ノ関部屋の元力士で最高位は小結。現役時には真面目で稽古熱心な力士として定評があった。
9代・富士ヶ根 全陽(春日野部屋) - 四股名 :大善 尊太(だいぜん たかひろ)
- 最高位 :小結
- 年寄名跡:富士ヶ根
- 出身地 :大阪府大阪市浪速区
- 本 名 :高橋 徳夫
- 生年月日:昭和39年(1964)12月14日(59歳)
- 所属部屋:二所ノ関部屋
- 改名歴 :高橋山⇒大善
- 初土俵 :昭和56年(1981)3月(16歳3ヵ月)
- 新十両 :昭和63年(1988)3月(23歳3ヵ月)
- 新入幕 :平成3年(1991)11月(26歳11ヵ月)
- 新三役 :平成6年(1994)3月(29歳3ヵ月)
- 最終場所:平成15年(2003)3月(38歳3ヵ月)
- 生涯戦歴:739勝732敗61休/1468出場(133場所)
- 生涯勝率:50.2%
- 優勝等 :十両優勝3回,幕下優勝1回(同点1)
- 成 績 :金星2個
- 幕内戦歴:235勝290敗(35場所)勝率:44.8%
- 小結:5勝10敗(1場所)勝率:33.3%
- 前頭:230勝280敗(34場所)勝率:45.1%
- 十両戦歴:299勝280敗36休(41場所)勝率:51.6%
剣晃 敏志
大阪府守口市出身、高田川部屋の元力士で最高位は小結。土俵上では悪役だったが本当は人望が厚く、部屋の後継者と言われていたが病によって早逝。
- 四股名 :剣晃 敏志(けんこう さとし)
- 最高位 :小結
- 出身地 :大阪府守口市
- 本 名 :星村 敏志
- 生年月日:昭和42年(1967)6月27日
- 没年月日:平成10年(1998)3月10日(享年30歳)
- 所属部屋:高田川部屋
- 改名歴 :星村⇒剣晃
- 初土俵 :昭和59年(1984)11月(17歳5ヵ月)
- 新十両 :平成3年(1991)3月(23歳9ヵ月)
- 新入幕 :平成4年(1992)7月(25歳1ヵ月)
- 新三役 :平成7年(1995)5月(27歳11ヵ月)
- 最終場所:平成10年(1998)3月(30歳9ヵ月)
- 生涯戦歴:411勝410敗59休/821出場(81場所)
- 生涯勝率:50.1%
- 優勝等 :序ノ口同点1回
- 成 績 :殊勲賞1回,敢闘賞1回,金星2個
- 幕内戦歴:181勝224敗15休(28場所)勝率:44.7%
- 小結:11勝19敗(2場所)勝率:36.7%
- 前頭:170勝205敗15休(26場所)勝率:45.3%
- 十両戦歴:79勝71敗30休(12場所)勝率:52.7%
千代天山 大八郎
新入幕から3場所連続の三賞受賞は史上初
- 四股名 :千代天山 大八郎(ちよてんざん だいはちろう)
- 最高位 :小結
- 出身地 :大阪府大阪市東住吉区
- 本 名 :角 大八郎
- 生年月日:昭和51年(1976)2月6日
- 所属部屋:九重部屋
- 改名歴 :角⇒千代天山
- 初土俵 :平成3年(1991)3月(15歳1ヵ月)
- 新十両 :平成9年(1997)1月(20歳11ヵ月)
- 新入幕 :平成11年(1999)1月(22歳11ヵ月)
- 新三役 :平成11年(1999)7月(23歳5ヵ月)
- 最終場所:平成20年(2008)1月(31歳11ヵ月)
- 生涯戦歴:519勝541敗33休/1055出場(102場所)
- 生涯勝率:49.0%
- 優勝等 :十両優勝1回(同点1),序二段同点1回
- 成 績 :殊勲賞1回,敢闘賞2回,金星3個
- 幕内戦歴:144勝181敗20休(23場所)勝率:44.3%
- 小結:3勝12敗(1場所)勝率:20.0%
- 前頭:141勝169敗20休(22場所)勝率:45.5%
- 十両戦歴:184勝206敗(26場所)勝率:47.2%