旧・貴乃花部屋力士の番付・星取表・基礎情報を網羅した現役力士一覧

旧・貴乃花(たかのはな)部屋の力士たちは千賀ノ浦部屋(現・常盤山部屋)へと移籍しましたが、ここではその力士たちの番付と成績、そして基礎情報をまとめてご紹介します。

※常盤山部屋の情報はこちらです。⇒ 常盤山部屋の番付と星取り表

この記事では様々な情報を網羅した力士一覧表をご用意しております。

最新場所である令和8年3月場所の番付はもちろん、過去6場所分の成績を確認することができます。

また、表の内容はボタンによって切り替えることができ、通算成績や力士の基礎情報などもシームレスに知るこができます。

最新場所については日々の対戦相手と勝敗が一目で分かる星取表もご覧頂けます。場所中は日々更新していきますので、観戦のお供にぜひご活用ください。

当サイトでは全ての部屋と出身地についても同様のページをご用意しております。

他の部屋の番付と成績も見てみたい方は部屋目次より選んでください。出身地毎の番付・成績は出身地別目次からどうぞ。

相撲部屋や出身地ごとの場所の成績からランキングを作成しております。初場所、好調な相撲部屋や力士の出身地はどこ?

貴乃花部屋と、その前身である2つの二子山部屋と藤島部屋に在籍した主な力士達はこちらの記事をどうぞ。

貴乃花部屋の基本情報

  • 一門 :二所ノ関⇒無所属⇒貴乃花一門⇒無所属
  • 創設 :昭和37年(1962)9月2日(二子山部屋として創設)
  • 創設者:二子山 勝治(第45代横綱・初代若乃花)
  • 改称 :平成16年(2004)2月1日(貴乃花部屋へ改称)
  • 師 匠:貴乃花 光司(第65代横綱・貴乃花)
  • 閉鎖 :平成30年(2018)10月1日(貴乃花親方の退職に伴い閉鎖)
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力士一覧表(番付・星取表・成績・経歴)(4日目)

No 四股名 直近7場所 成績 直近7場所 勝率 番付 (令8.3) 3月場所 成績 令和8年3月場所星取表 S1 番付 推移 変動 枚数 番付 (令8.1) 1月場所 成績 令和8年1月場所星取表 S2 番付 推移 変動 枚数 番付 (令7.11) 11月場所 成績 令和7年11月場所星取表 S3 番付 推移 変動 枚数 番付 (令7.9) 9月場所 成績 令和7年9月場所星取表 S4 番付 推移 変動 枚数 番付 (令7.7) 7月場所 成績 令和7年7月場所星取表 S5 番付 推移 変動 枚数 番付 (令7.5) 5月場所 成績 令和7年5月場所星取表 s6 番付 推移 変動 枚数 番付 (令7.3) 3月場所 成績 令和7年3月場所星取表 初日 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 中日 9日目 10日目 11日目 12日目 13日目 14日目 千秋楽 最高位 出身地 部屋 一門 年齢 生年月日 大相撲歴 本名 旧四股名 旧所属 身長(㎝) 体重(㎏) BMI 出身高校 出身大学 初土俵 初土俵 年齢 新十両 新十両 年齢 新入幕 新入幕 年齢 新小結 新小結 年齢 新関脇 新関脇 年齢 大関昇進 大関昇進 年齢 横綱昇進 横綱昇進 年齢 幕内 優勝 十両 優勝 幕下 優勝 三段目 優勝 序二段 優勝 序ノ口 優勝 技能賞 殊勲賞 敢闘賞 金星 通算 勝利数 通算 敗数 通算 休数 出場回数 通算 勝率(%) s誕生日 s初土俵 s新十両 s新入幕 s新小結 s新関脇 s大関昇進 s横綱昇進 s初土俵年齢 s新十両年齢 s新入幕年齢 s新小結年齢 s新関脇年齢 s大関昇進年齢 s横綱昇進年齢 s7場所勝敗 s1勝敗 s2勝敗 s3勝敗 s4勝敗 s5勝敗 s6勝敗 s7勝敗 s2順 s3順 s4順 s5順 s6順 s7順 s1シフト s2シフト s3シフト s4シフト s5シフト s6シフト sしこな s最高位 s出身ふりがな s部屋ふりがな s7勝率 s勝 s敗 s休 s出 s勝率 s幕優 s十 s下 s三 s二 s口 s技 s殊 s敢 s金
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旧・貴乃花部屋所属力士のプロフィール

旧・貴乃花部屋に在籍していた主な現役力士を初土俵順にご紹介します。

貴大将

貴大将 貴勝(たかたいしょう たかかつ)は東京都 中央区出身、湊川部屋の力士で最高位は三段目34枚目。令和8年3月場所の番付は東 序二段11枚目。

母親の従兄弟はサッカー解説でお馴染みの松木安太郎。名前は「しゅうと」だが、小学生の頃からサッカーではなく相撲一筋。曽祖父は大正時代の出羽海部屋の十両「葵龍」

💡 東京都出身一覧💡 湊川部屋の力士

四股名
貴大将 貴勝(たかたいしょう たかかつ)
最高位
三段目34枚目
最新番付
東 序二段11枚目
出身地
東京都 中央区
本名
松木 柊斗
生年月日
平成7年(1995)6月15日(30歳)
身長・体重
174.5cm・138.8kg
所属部屋
貴乃花 → 千賀ノ浦 → 常盤山 → 湊川部屋
改名歴
松木⇒貴大将⇒葵龍 → 貴大将
初土俵
平成23年(2011)5月(15歳11ヵ月)
優勝
無し
通算成績
276勝299敗36休/574出場(勝率:48.1%)
直近7場所
21勝20敗3休
7場所勝率
52.5%
決まり手傾向(直近7場所)
貴大将が勝ちの決まり手(21勝)※不戦勝1含む
叩き込み12
押し出し3
寄り切り1
突き落とし1
寄り倒し1
送り出し1
その他1
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貴大将が負けの決まり手(20敗)※不戦敗1含む
押し出し7
寄り切り4
押し倒し3
叩き込み2
寄り倒し2
上手投げ1
令8年3月
東 序二段11枚目(24枚降下)
1勝1敗
●-○- |     |     
取組詳細(対戦相手・決まり手)
  • 1日目上手投げ西序二段11 流武丸
  • 2日目
  • 3日目叩き込み西序二段12 新屋敷
  • 4日目
令8年1月
西 三段目67枚目(36枚半上昇)
3勝4敗
●--●-|○○-●-|●---○
取組詳細(対戦相手・決まり手)
  • 1日目押し出し東三段目67 福津海
  • 2日目
  • 3日目
  • 4日目押し倒し西三段目68 琴羽黒
  • 5日目
  • 6日目寄り倒し西三段目66 魁陽龍
  • 7日目寄り切り西三段目71 象竜
  • 8日目
  • 9日目寄り切り西三段目70 古田
  • 10日目
  • 11日目押し出し東三段目71 雷嵐
  • 12日目
  • 13日目
  • 14日目
  • 15日目叩き込み西三段目73 安琉海
令7年11
東 序二段24枚目(40枚半上昇)
5勝2敗
-○-○-|●-●-○|-○-□-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
  • 1日目
  • 2日目突き落とし西序二段23 小城虎
  • 3日目
  • 4日目押し出し東序二段22 朝乃丈
  • 5日目
  • 6日目寄り切り東序二段25 象竜
  • 7日目
  • 8日目押し出し西序二段24 風紅大
  • 9日目
  • 10日目押し出し西序二段22 砂坂
  • 11日目
  • 12日目叩き込み東序二段23 山根
  • 13日目
  • 14日目不戦西序二段26 若神
  • 15日目
令7年9月
西 序二段64枚目(49枚半降下)
5勝2敗
○--●○|--●○-|-○-○-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
  • 1日目送り出し東序二段65 琴大河
  • 2日目
  • 3日目
  • 4日目叩き込み東序二段66 鷹司
  • 5日目叩き込み東序二段64 若肥前
  • 6日目
  • 7日目
  • 8日目押し出し西序二段67 朝勝令
  • 9日目叩き込み西序二段62 薩摩桜
  • 10日目
  • 11日目
  • 12日目叩き込み東序二段61 千代天照
  • 13日目
  • 14日目叩き込み東序二段62 大天狗
  • 15日目
令7年7月
東 序二段15枚目(33枚降下)
1勝3敗3休
-●-○-|●-■やや|ややややや
取組詳細(対戦相手・決まり手)
  • 1日目
  • 2日目押し出し西序二段14 大ノ蔵
  • 3日目
  • 4日目叩き込み東序二段13 爽
  • 5日目
  • 6日目押し倒し東序二段14 坂林
  • 7日目
  • 8日目不戦東序二段12 備巌山
  • 9日目
  • 10日目
  • 11日目
  • 12日目
  • 13日目
  • 14日目
  • 15日目
令7年5月
東 三段目62枚目(19枚半上昇)
2勝5敗
●-●-○|-●-○-|●---●
取組詳細(対戦相手・決まり手)
  • 1日目寄り切り西三段目61 恵比寿丸
  • 2日目
  • 3日目寄り切り東三段目61 坂林
  • 4日目
  • 5日目叩き込み東三段目64 照寶
  • 6日目
  • 7日目押し倒し西三段目64 醍醐山
  • 8日目
  • 9日目叩き込み西三段目65 冨蘭志壽
  • 10日目
  • 11日目叩き込み西三段目67 風佑城
  • 12日目
  • 13日目
  • 14日目
  • 15日目寄り倒し東三段目59 白竜
令7年3月
西 序二段筆頭
4勝3敗
○-●-○|-○-●-|-○●--
取組詳細(対戦相手・決まり手)
  • 1日目押し出し東序二段筆頭 玄武丸
  • 2日目
  • 3日目押し出し西序二段2 安強羅
  • 4日目
  • 5日目叩き込み東三段目80 藤雄峰
  • 6日目
  • 7日目引き落とし西序二段3 聖冴
  • 8日目
  • 9日目押し出し西序二段5 剛士丸
  • 10日目
  • 11日目
  • 12日目叩き込み東三段目76 朝翔
  • 13日目寄り倒し東三段目73 東華山
  • 14日目
  • 15日目

貴健斗

貴健斗 誠虎(たかけんと まさとら)は熊本県 八代市出身、湊川部屋の力士で最高位は十両4枚目。令和8年3月場所の番付は東 幕下3枚目。

高校は鳥取城北高に相撲留学、1年先輩には逸ノ城が。幕下昇進時には前師匠の貴乃花(元横綱)が現役時に使用していた博多帯を譲り受けた。

💡 熊本県出身一覧💡 湊川部屋の力士

四股名
貴健斗 誠虎(たかけんと まさとら)
最高位
十両4枚目
最新番付
東 幕下3枚目
出身地
熊本県 八代市
本名
水田 健斗
生年月日
平成8年(1996)2月10日(30歳)
身長・体重
179cm・156.8kg
出身高校
鳥取城北高校
所属部屋
貴乃花 → 千賀ノ浦 → 常盤山 → 湊川部屋
改名歴
水田 → 貴健斗
初土俵
平成26年(2014)1月(17歳11ヵ月)
新十両
令和3年(2021)3月(25歳1ヵ月)
優勝
無し
通算成績
314勝280敗17休/594出場(勝率:52.9%)
直近7場所
24勝20敗
7場所勝率
54.5%
得意技
押し
決まり手傾向(直近7場所)
貴健斗が勝ちの決まり手(24勝)
押し出し11
寄り切り5
押し倒し2
引き落とし2
送り出し2
寄り倒し1
その他1
貴健斗が負けの決まり手(20敗)
寄り切り10
押し出し3
上手投げ2
渡し込み1
突き出し1
突き落とし1
その他2
令8年3月
東 幕下3枚目(1枚上昇)
1勝1敗
-●○- |     |     
取組詳細(対戦相手・決まり手)
  • 1日目
  • 2日目寄り切り西幕下2 大花竜
  • 3日目寄り切り西幕下3 英乃海
  • 4日目
  • 5日目東幕下5 志摩ノ海
令8年1月
東 幕下4枚目(3枚降下)
4勝3敗
●-○--|●-○○-|○---●
取組詳細(対戦相手・決まり手)
  • 1日目押し出し西幕下3 福崎
  • 2日目
  • 3日目押し倒し東幕下2 日向丸
  • 4日目
  • 5日目
  • 6日目寄り切り東幕下5 吉井
  • 7日目
  • 8日目押し出し東幕下8 黒姫山
  • 9日目寄り切り西幕下筆頭 栃武蔵
  • 10日目
  • 11日目寄り切り西幕下4 伊波
  • 12日目
  • 13日目
  • 14日目
  • 15日目突き出し東十両14 白鷹山
令7年11
東 幕下筆頭(1枚上昇)
3勝4敗
●●--○|-○-●-|●-○--
取組詳細(対戦相手・決まり手)
  • 1日目押し出し東幕下2 大辻
  • 2日目寄り切り東十両14 紫雷
  • 3日目
  • 4日目
  • 5日目押し出し西幕下2 島津海
  • 6日目
  • 7日目押し出し西幕下4 宮乃風
  • 8日目
  • 9日目渡し込み西幕下筆頭 旭海雄
  • 10日目
  • 11日目寄り切り西幕下6 吉井
  • 12日目
  • 13日目押し出し東幕下12 大喜翔
  • 14日目
  • 15日目
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令7年9月
東 幕下2枚目(3枚半上昇)
4勝3敗
-●○-●|-○-○-|○-●--
取組詳細(対戦相手・決まり手)
  • 1日目
  • 2日目寄り切り西幕下2 長村
  • 3日目押し出し東幕下筆頭 大奄美
  • 4日目
  • 5日目押し出し東幕下3 大辻
  • 6日目
  • 7日目寄り切り東幕下6 東誠竜
  • 8日目
  • 9日目寄り倒し東幕下4 上戸
  • 10日目
  • 11日目押し倒し東幕下7 一翔
  • 12日目
  • 13日目寄り切り東十両13 旭海雄
  • 14日目
  • 15日目
令7年7月
西 幕下5枚目(6枚半上昇)
4勝3敗
●--●○|-○-●-|○--○-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
  • 1日目上手投げ東幕下6 伊波
  • 2日目
  • 3日目
  • 4日目突き落とし東幕下5 西ノ龍
  • 5日目引き落とし東幕下4 聖富士
  • 6日目
  • 7日目寄り切り東幕下7 豪刃雄
  • 8日目
  • 9日目寄り切り東幕下筆頭 旭海雄
  • 10日目
  • 11日目押し出し西十両14 宮乃風
  • 12日目
  • 13日目
  • 14日目送り出し西幕下8 栃武蔵
  • 15日目
令7年5月
東 幕下12枚目(5枚降下)
5勝2敗
-○-○-|○-●-●|-○-○-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
  • 1日目
  • 2日目押し出し西幕下12 天道山
  • 3日目
  • 4日目押し出し西幕下13 鳴滝
  • 5日目
  • 6日目引き落とし東幕下15 東誠竜
  • 7日目
  • 8日目上手投げ東幕下8 西ノ龍
  • 9日目
  • 10日目寄り切り西幕下8 朝白龍
  • 11日目
  • 12日目押し出し東幕下13 延原
  • 13日目
  • 14日目上手投げ西幕下19 松井
  • 15日目
令7年3月
東 幕下7枚目
3勝4敗
●--○-|●●--●|○-○--
取組詳細(対戦相手・決まり手)
  • 1日目掛け投げ西幕下6 天空海
  • 2日目
  • 3日目
  • 4日目押し出し西幕下5 天照鵬
  • 5日目
  • 6日目寄り切り東幕下6 荒篤山
  • 7日目寄り切り西幕下4 三田
  • 8日目
  • 9日目
  • 10日目逆とったり西幕下8 魁勝
  • 11日目押し出し東幕下4 西ノ龍
  • 12日目
  • 13日目送り出し西幕下2 栃丸
  • 14日目
  • 15日目

貴景勝 光信

貴景勝 貴信 (たかけいしょう たかのぶ)兵庫県芦屋市出身、貴乃花 → 千賀ノ浦 → 常盤山部屋の元力士で、最高位は大関

平成26年(2014)9月場所に18歳1ヶ月で初土俵を踏み、令和6年(2024)9月場所を最後に引退(28歳1ヶ月)。

通算成績は441勝254敗116休683出場。生涯勝率.646。通算60場所中、41場所を勝ち越した(勝ち越し率.695)。

主な成績は幕内優勝4回(同点3 次点5)、十両優勝1回、幕下優勝1回(同点1)、序二段優勝1回、序ノ口優勝1回殊勲賞3回、敢闘賞2回、技能賞2回、金星3個(日馬富士2個、稀勢の里1個)

平成8年(1996)8月5日生まれ。本名は佐藤 貴信。


身長175センチという小柄な体格ながら、闘志あふれる突き押し相撲で大相撲ファンを魅了し続けた元大関・貴景勝。幕内最高優勝4回を誇り、常に真っ向勝負を貫いたその土俵人生は、不屈の精神と数々の試練に彩られている。

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「天下を取れ」父の願いと極真空手からの転向

本名の「貴信」には、当時の横綱・貴乃花の「貴」と織田信長の「信」が含まれており、父の「男に生まれたからには、天下を取らないと駄目だぞ」という強い願いが込められている。

5歳から極真空手に打ち込み、全国大会で準優勝の実績を残すが、決勝での不可解な判定を機に「判定がある競技はやりたくない」と決別。自身の体が直接ぶつかり合い、白黒がはっきりする相撲の世界へ飛び込んだ。

小学4年生からは兵庫県芦屋市の実家から東京の貴乃花部屋キッズクラブへ通い詰めるほどの熱中ぶりを見せる。報徳学園中学校3年次には全国中学生相撲選手権大会で優勝し、中学生横綱のタイトルを獲得。この決勝の土俵で顔を合わせたのが、後に大相撲でしのぎを削る阿武咲(当時の打越奎也)であった。その後、名門・埼玉栄高校へ進学し、世界ジュニア相撲選手権大会の無差別級で優勝するなど、アマチュア相撲界を席巻した。

師匠の願いが込められた四股名とスピード出世

高校在学中であった平成26年(2014年)9月場所、憧れの貴乃花部屋から本名の「佐藤」で初土俵を踏む。序ノ口から破竹の勢いで番付を駆け上がり、初土俵から所要10場所で新十両へ昇進。

平成29年(2017年)1月場所の新入幕と同時に、四股名を本名から「貴景勝」へと改名する。越後を代表する戦国武将・上杉謙信の後継者である上杉景勝にちなみ、「激しく魂をぶつける相撲を取ってほしい」という師匠の願いが込められた。

平成30年(2018年)10月、貴乃花部屋の消滅に伴い千賀ノ浦部屋(のち常盤山部屋)へ移籍。その直後の同年11月場所、小結の地位で13勝2敗の好成績を挙げ、幕内初優勝の栄冠に輝く。

翌平成31年(2019年)3月場所では、千秋楽に角番大関の栃ノ心を破って10勝5敗。押し相撲一本での安定感が審判部から高く評価され、大関昇進を果たす。昇進伝達式では「武士道精神を重んじ、感謝の気持ちと思いやりを忘れず相撲道に精進してまいります」と力強く口上を述べた。

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怪我との闘い、己の相撲道を貫いた引退

順風満帆に見えたが、新大関として迎えた令和元年(2019年)5月場所で右膝内側側副靭帯を損傷。わずか2場所で大関から陥落する試練を味わうも、翌場所で12勝を挙げて1場所での大関特例復帰という執念を見せた。

その後も首や足首の怪我に苦しめられながら、照ノ富士らと激しい優勝争いを繰り広げ、幕内最高優勝は計4回を数えた。満身創痍の中、大関在位は30場所に及んだが、長年の激しい突き押し相撲の代償として首の状態は限界を迎えていた。

令和6年(2024年)7月場所で2度目の大関陥落。特例復帰を懸けた翌9月場所も頸椎椎間板ヘルニアにより途中休場となり、引退を決意する。大関陥落直後の引退は、平成22年(2010年)の千代大海以来であった。

圧倒的な出足と徹底した「押し相撲」

身長175センチと幕内では小柄ながら、鍛え上げられた下半身から生み出される圧倒的な出足が最大の武器であった。逃げずに真っ向からぶつかる「突き押し相撲」は、「判定がある競技はやりたくない」と誓った少年が辿り着いた、究極の勝負の形であったと言える。

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部屋を継承、湊川部屋へと改称

引退後は年寄「湊川」を襲名。令和8年(2026年)1月には常盤山部屋を継承し、名称を改め「湊川部屋」の師匠に就任した。土俵上で見せ続けた不屈の闘志と武士道精神は、今も後進たちへと受け継がれている。


四股名
貴景勝 貴信 (たかけいしょう たかのぶ)
最高位
大関
年寄名跡
14代湊川 貴信(常盤山) → 14代湊川 貴信
出身地
兵庫県芦屋市
本名
佐藤 貴信
生年月日
平成8年(1996)8月5日(29歳)
出身高校
埼玉栄高校
所属部屋
貴乃花 → 千賀ノ浦 → 常盤山部屋
改名歴
佐藤 貴信 → 貴景勝 光信 → 貴景勝 貴信
初土俵
平成26年(2014)9月 前相撲(18歳1ヶ月)
新十両
平成28年(2016)5月(所要10場所)
19歳9ヶ月(初土俵から1年8ヶ月)
新入幕
平成29年(2017)1月(所要14場所)
20歳5ヶ月(初土俵から2年4ヶ月)
新小結
平成30年(2018)1月(所要20場所)
21歳5ヶ月(初土俵から3年4ヶ月)
新関脇
平成31年(2019)1月(所要26場所)
22歳5ヶ月(初土俵から4年4ヶ月)
新大関
令和元年(2019)5月(所要28場所)
22歳9ヶ月(初土俵から4年8ヶ月)
最終場所
令和6年(2024)9月場所(28歳1ヶ月)
大相撲歴
60場所(10年0ヶ月)
通算成績
441勝254敗116休683出場(勝率.646)
通算60場所
勝ち越し41場所(勝ち越し率.695)(勝ち越し星229)
優勝等
幕内優勝4回(同点3 次点5),十両優勝1回,幕下優勝1回(同点1),序二段優勝1回,序ノ口優勝1回
受賞・金星
殊勲賞3回,敢闘賞2回,技能賞2回,金星3個(日馬富士2個、稀勢の里1個)
持給金
296円(勝ち越し星229個 優勝4回 金星3個)
大関戦歴
216勝132敗102休338出場(勝率.639)
在位30場所(在位率.500)
勝ち越し19場所(勝ち越し率.633)
幕内戦歴
353勝219敗116休560出場(勝率.630)
在位46場所(在位率.767)
勝ち越し30場所(勝ち越し率.652)
三役戦歴
60勝33敗10休92出場(勝率.652)
在位7場所(在位率.117)
勝ち越し5場所(勝ち越し率.714)
関脇戦歴
33勝15敗10休47出場(勝率.702)
在位4場所(在位率.067)
勝ち越し3場所(勝ち越し率.750)
小結戦歴
27勝18敗0休45出場(勝率.600)
在位3場所(在位率.050)
勝ち越し2場所(勝ち越し率.667)
前頭戦歴
77勝54敗4休130出場(勝率.592)
在位9場所(在位率.150)
勝ち越し6場所(勝ち越し率.667)
十両戦歴
39勝21敗0休60出場(勝率.650)
在位4場所(在位率.067)
勝ち越し3場所(勝ち越し率.750)
関取戦歴
392勝240敗116休620出場(勝率.632)
在位50場所(在位率.833)
勝ち越し33場所(勝ち越し率.660)
幕下以下歴
49勝14敗0休63出場(勝率.778)
在位9場所(在位率.150)
勝ち越し8場所(勝ち越し率.889)

📊 貴景勝のさらに詳細なデータは力士名鑑で!
最高位: 大関
通算: 441勝254敗
幕内優勝: 4回
殊勲賞3回 / 敢闘賞2回 / 技能賞2回 / 金星3個


【力士名鑑】貴景勝の番付変遷グラフ・持ち給金・決まり手傾向グラフ・対戦相手成績表・全星取表はこちら! >


旧・貴乃花部屋の世話人

嵐望

二子山部屋(師匠は初代・若乃花)での初土俵は1988年3月場所の「花の六三組」で貴乃花とは同期。

引退後は貴乃花部屋の世話人に就任、貴乃花部屋の閉鎖に伴い、千賀ノ浦部屋(現・常盤山部屋)へと移籍。

  • 世話人・嵐望 将輔(常盤山部屋)
  • 四股名 :嵐望 将輔(らんぼー しょうすけ)
  • 最高位 :幕下13枚目
  • 出身地 :東京都福生市
  • 本 名 :井上 高雄
  • 生年月日:昭和47年(1972)7月2日
  • 所属部屋:二子山⇒貴乃花部屋
  • 改名歴 :若井上⇒福の隆⇒福生乃花⇒嵐望
  • 初土俵 :昭和63年(1988)3月(15歳8ヵ月)
  • 最終場所:平成25年(2013)5月(40歳10ヵ月)
  • 生涯戦歴:502勝487敗61休/988出場(151場所)
  • 生涯勝率:50.8%
  • 優勝等 :三段目優勝1回,序二段優勝1回

元・貴乃花親方の経歴

平成初期相撲ブームの立役者。引退後は二子山部屋を継承して改称、貴乃花部屋を率いて独自の「相撲道」を探求していたが平成30年(2018)10月1日付けで相撲協会を退職。伝統ある部屋は閉鎖となった

  • 四股名 :貴乃花 光司(たかのはな こうじ)
  • 最高位 :第65代横綱
  • 年寄名跡:一代年寄・貴乃花
  • 出身地 :東京都中野区
  • 本 名 :花田 光司
  • 生年月日:昭和47年(1972)8月12日(53歳)
  • 所属部屋:藤島⇒二子山部屋
  • 改名歴 :貴花田⇒貴ノ花⇒貴乃花
  • 初土俵 :昭和63年(1988)3月(15歳7ヵ月)
  • 新十両 :平成元年(1989)11月(17歳3ヵ月)
  • 新入幕 :平成2年(1990)5月(17歳9ヵ月)
  • 新三役 :平成3年(1991)7月(18歳11ヵ月)
  • 新大関 :平成5年(1993)3月(20歳7ヵ月)
  • 横綱昇進:平成7年(1995)1月(22歳5ヵ月)
  • 最終場所:平成15年(2003)1月(30歳5ヵ月)
  • 生涯戦歴:794勝262敗201休/1049出場(90場所)
  • 生涯勝率:75.2%
  • 優勝等 :幕内優勝22回(同点5・次点11),幕下優勝2回
  • 成 績 :殊勲賞4回,敢闘賞2回,技能賞3回,金星1個
  • 幕内戦歴:701勝217敗201休(75場所)勝率:76.4%
  •   横綱:429勝99敗201休(49場所)勝率:81.3%
  •   大関:137勝28敗(11場所)勝率:83.0%
  •   関脇:33勝27敗(4場所)勝率:55.0%
  •   小結:33勝12敗(3場所)勝率:73.3%
  •   前頭:69勝51敗(8場所)勝率:57.5%
  • 十両戦歴:44勝31敗(5場所)勝率:58.7%

二子山と藤島部屋、そして貴乃花部屋に在籍していた力士達はこちら

ここまでは旧・貴乃花部屋に在籍していた現役力士(千賀ノ浦部屋)をご紹介してきましたが、この貴乃花部屋と、その前身である2つの二子山部屋と藤島部屋に所属していた力士をまとめた記事もご用意しています。興味を持たれた方はどうぞ。

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2 thoughts on “旧・貴乃花部屋力士の番付・星取表・基礎情報を網羅した現役力士一覧

  1. きよみ

    始まりましたね。貴乃花部屋をずっと応援しています‼️
    貴公俊関は幕下49枚目なんですね‼️早く上に上がってこれると良いですね
    今日はどうだったんですか⁉️教えて下さい。

    返信
    1. レイ 投稿作成者

      きよみ様、コメントをありがとうございます。

      いよいよ7月場所が始まりましたね!貴乃花部屋ファンなのですね。
      貴公俊さんは初日には取組が組まれなかったようですが、2日目に佐渡ヶ嶽部屋の琴欣旺との取組が組まれています。
      貴乃花部屋の上位陣3名は初日黒星発進となりましたが、まだ始まったばかり。
      応援していきたいですね。
      貴公俊さんも実力は十分ですから、きっとすぐに十両に上がって双子関取復活となるでしょう。
      また、その頃には貴源治関は幕内かもしれませんね!?

      きよみ様、コメントをありがとうございました。
      今後とも、よろしくお願いいたします。

      返信

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