田子ノ浦部屋の力士一覧!過去から現在、鳴戸~田子ノ浦部屋の主な関取を網羅しました

田子ノ浦(たごのうら)部屋の過去から現在までの主な所属力士をご紹介する田子ノ浦部屋の大相撲力士まとめ!

この記事では田子ノ浦部屋と、その前身である鳴戸部屋の主な関取を中心に紹介していきます。過去の力士については最高位や改名歴、初土俵や各段の昇進時期と最終場所、さらに生涯戦歴と生涯勝率、成績等を中心にご紹介していきます。また、現役力士については最高位と昇進時期、主な成績などを載せています。

なお、年寄名跡欄のマークは、その代で師匠(部屋持ち親方)になったことがあるという意味です。

現役の田子ノ浦部屋力士の最新番付や成績、詳細なデータをご覧になりたい方はこちら


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田子ノ浦部屋の基本情報

田子ノ浦部屋とは

田子ノ浦部屋は、二子山部屋の元横綱・隆の里が創設した鳴戸部屋を前身とする相撲部屋です。

昭和61(1986)年1月場所を最後に現役を引退した隆の里は13代・鳴戸を襲名し、二子山部屋の部屋付き親方として後進の指導にあたっていました。その後、平成元(1989)年2月1日に内弟子6人を連れて独立し鳴戸部屋を興します。

13代の急逝

関脇・若の里や隆乃若、そして稀勢の里や高安など多くの力士を育てた13代でしたが、九州場所を6日後に控えた平成23(2011)年11月7日に急逝、この世を去りました。

9代・西岩(隆の鶴)が継承

初日を6日後に控えての13代・鳴戸(元横綱・隆の里)の急逝は、所属力士はもちろん二所ノ関一門にとっても衝撃でした。当時35歳であった若の里のもとには「現役を引退して鳴戸部屋を継いでくれないか」という打診が二所ノ関一門内からあったようですが、若の里は現役続行を希望しました。その結果、9代・西岩(元前頭8・隆の鶴)が鳴戸部屋を継承することが決まりました。

この悲しみのなか10勝5敗(技能賞)で勝ち越した稀勢の里は、場所後に大関昇進を決めます。

年寄名跡証書問題

平成26(2014)年からの公益財団法人への移行を控えていた日本相撲協会は、年寄名跡を協会側で一括管理するために平成25(2013)年12月20日までに、全年寄に対して年寄名跡証書を提出することを求めていました。しかし14代(元前頭8・隆の鶴)と、「鳴戸」の名跡証書を所有していた13代(隆の里)夫人との間で話し合いが付かず、14代は期限までに証書を提出することが出来ませんでした。

田子ノ浦部屋に改称

このままでは部屋の存続も危ぶまれた隆の鶴は「田子ノ浦」の名跡取得に動きます。前年の平成24(2012)年2月に急逝された14代・田子ノ浦(元前頭筆頭・久島海)夫人が所有していた「田子ノ浦」の名跡を正式に取得した隆の鶴は協会へ田子ノ浦の名跡証書を提出し16代・田子ノ浦を襲名、部屋の名称も田子ノ浦部屋へと改めました。

これまで使用していた鳴戸部屋の施設は13代鳴戸夫人が所有していた為、証書を提出した翌日(平成25(2013)年12月26日)には旧・三保ヶ関部屋の施設に移転したのでした。その後、平成26(2014)年12月14日に新築した施設で部屋開きを行いました。

横綱・稀勢の里

平成29(2017)年1月場所で悲願の初優勝を飾った大関・稀勢の里は、場所後に全会一致で横綱に推挙されました。これは貴乃花が平成15(2003)年1月場所を最後に引退してから14年間途絶えていた日本出身横綱の誕生となりました。

西岩部屋が分家

平成30(2018)年2月1日付で12代西岩(元関脇・若の里)が分家独立し、西岩部屋を興しました。

荒磯部屋が分家

令和3(2021)年8月1日付で16代荒磯(元横綱・稀勢の里)が分家独立し、荒磯部屋部屋を興しました。その後、同年12月24日に二所ノ関部屋へと改称しています。

田子ノ浦部屋の系譜

田子ノ浦部屋の成り立ちを系譜でご紹介します。

田子ノ浦部屋の系譜

田子ノ浦部屋の優勝力士

優勝制度が制定された明治42年(1909)6月場所以降、現在の田子ノ浦部屋からは1人の幕内最高優勝力士が誕生しています。

田子ノ浦部屋の初優勝はいつで誰?

田子ノ浦部屋の初優勝力士は、平成29年(2017)1月場所で東大関だった稀勢の里です。

田子ノ浦部屋の優勝力士一覧

では、歴代の田子ノ浦部屋の幕内優勝力士を年月順で一覧表にして見てみましょう。

四股名 優勝場所 回数 優勝時の番付 出身 部屋 最高位 成績 四股名 備考
1 稀勢の里 平成29年1月 東大関 茨城県 田子ノ浦 72代横綱 14勝1敗 稀勢の里
2 稀勢の里 平成29年3月 2回目 西横綱2 茨城県 田子ノ浦 72代横綱 13勝2敗 稀勢の里 22年ぶり史上9人目の
新横綱昇進場所優勝

田子ノ浦部屋の優勝力士ランキング

次は田子ノ浦部屋力士の優勝回数と成績のランキングです。

順位 四股名 優勝 最高位 出身地 勝数 敗数 横綱 大関 関脇 小結 前頭
1位 稀勢の里 2回 72代横綱 茨城県 27勝 3敗 1回 1回 0回 0回 0回

最高位が大関の現役力士

高安 晃

高安 晃(たかやす あきら)は茨城県 土浦市出身、田子ノ浦部屋の力士で最高位は大関。令和6年3月場所の番付は西 前頭8枚目。

小中は野球少年で相撲には興味がなかったが、父の勧めで中学卒業後に鳴戸部屋へと入門。恵まれた体格だったが部屋からの脱走が後を絶たずに当初はあまり期待されていなかった。

しかし、父親が癌の大手術を行ったことで心機一転、兄弟子稀勢の里との猛烈な稽古によって平成生まれ初の関取、そして新三役となった。平成29年夏場所後に大関に昇進

四股名
高安 晃(たかやす あきら)
最高位
大関
最新番付
西 前頭8枚目
出身地
茨城県 土浦市
本名
高安 晃
生年月日
平成2年(1990)2月28日(34歳)
所属部屋
旧・鳴戸⇒田子ノ浦部屋
初土俵
平成17年(2005)3月(15歳1ヵ月)
新十両
平成22年(2010)11月(20歳9ヵ月)
新入幕
平成23年(2011)7月(21歳5ヵ月)
新小結
平成25年(2013)9月(23歳7ヵ月)
新関脇
平成28年(2016)9月(26歳7ヵ月)
新大関
平成29年(2017)7月(27歳5ヵ月)
優勝
幕下優勝1回
受賞・金星
殊勲賞4回,敢闘賞6回,技能賞2回,金星5個
通算成績
726勝552敗138休/1267出場(勝率:57.3%)
直近7場所
53勝34敗18休
7場所勝率
63.1%
令6年3月
西 前頭8枚目(8枚半降下)
11勝4敗
○○○●○|●○●○○|○●○○○
令6年1月
東 小結(3枚上昇)
2勝4敗9休
○●■やや|○●■やや|ややややや
令5年11月
東 前頭3枚目(4枚上昇)
10勝5敗
○●●○●|○○○○●|○○●○○
令5年9月
東 前頭7枚目(変動なし)
10勝5敗
○○●○○|○○○○●|●○●○●
令5年7月
東 前頭7枚目(5枚降下)
7勝8敗
○○○○○|●●●●●|●●○●○
令5年5月
東 前頭2枚目(5枚半上昇)
3勝3敗9休
■やややや|ややややや|○●●○○
令5年3月
西 前頭7枚目
10勝5敗
○○○○○|○●●○●|●●○○○

鳴戸~田子ノ浦部屋の横綱

稀勢の里 寛

稀勢の里 寛(きせのさと ゆたか)茨城県牛久市出身、鳴戸~田子ノ浦部屋の元力士で、最高位は第72代横綱

平成14年(2002)3月場所に15歳8ヶ月で初土俵を踏み、平成31年(2019)1月場所を最後に引退(32歳6ヶ月)。

通算成績は800勝496敗97休1289出場。生涯勝率.617。通算101場所中、72場所を勝ち越した(勝ち越し率.720)。

主な成績は幕内優勝2回(次点12),幕下優勝1回,三段目同点1回。殊勲賞5回,敢闘賞3回,技能賞1回,金星3個(朝青龍1個、白鵬2個)。

昭和61年(1986)7月3日生まれ。本名は萩原 寛。

十両昇進に新入幕、ともに貴花田に次ぐ戦後2位の年少記録。四股名は「稀な勢いで駆け上がる」との想いで先代の師匠が名付けてくれた。しかし入幕から7年目での大関昇進を目前にして先代の師匠が急逝。また大関で5年も足踏みするなど、その名の通りにはいかなかったが平成29年1月場所でようやく悲願の初優勝をあげ横綱へと昇進。翌場所は怪我をおして奇跡の大逆転で連覇を果たした。しかしその代償はあまりにも大きく、平成31年1月場所で引退となった。

令和3年(2021)8月1日付で田子ノ浦部屋から分家独立、荒磯部屋を創設した。さらに同年12月24日に二所ノ関の名跡を襲名、部屋を二所ノ関部屋へと改める。

年寄
13代・二所ノ関 寛
四股名
稀勢の里 寛(きせのさと ゆたか)
最高位
第72代横綱
年寄名跡
16代荒磯 寛16代荒磯 寛13代二所ノ関 寛
出身地
茨城県牛久市
本名
萩原 寛
生年月日
昭和61年(1986)7月3日(37歳)
所属部屋
鳴戸~田子ノ浦部屋
改名歴
萩原 寛 → 稀勢の里 寛
初土俵
平成14年(2002)3月 前相撲(15歳8ヶ月)
新十両
平成16年(2004)5月(所要13場所)
17歳10ヶ月(初土俵から2年2ヶ月)
新入幕
平成16年(2004)11月(所要16場所)
18歳4ヶ月(初土俵から2年8ヶ月)
新小結
平成18年(2006)7月(所要26場所)
20歳0ヶ月(初土俵から4年4ヶ月)
新関脇
平成21年(2009)3月(所要42場所)
22歳8ヶ月(初土俵から7年0ヶ月)
新大関
平成24年(2012)1月(所要58場所)
25歳6ヶ月(初土俵から9年10ヶ月)
横綱昇進
平成29年(2017)3月(所要89場所)
30歳8ヶ月(初土俵から15年0ヶ月)
最終場所
平成31年(2019)1月(32歳6ヶ月)
大相撲歴
101場所(16年10ヶ月)
通算成績
800勝496敗97休1289出場(勝率.617)
通算101場所
勝ち越し72場所(勝ち越し率.720)
優勝等
幕内優勝2回(次点12),幕下優勝1回,三段目同点1回
受賞・金星
殊勲賞5回,敢闘賞3回,技能賞1回,金星3個
幕内戦歴
714勝453敗97休1160出場(勝率.612)
在位85場所(在位率.842)
勝ち越し59場所(勝ち越し率.694)
横綱戦歴
36勝36敗97休66出場(勝率.500)
在位12場所(在位率.119)
勝ち越し2場所(勝ち越し率.167)
大関戦歴
332勝133敗0休464出場(勝率.714)
在位31場所(在位率.307)
勝ち越し30場所(勝ち越し率.968)
三役戦歴
177勝153敗0休330出場(勝率.536)
在位22場所(在位率.218)
勝ち越し14場所(勝ち越し率.636)
関脇戦歴
86勝64敗0休150出場(勝率.573)
在位10場所(在位率.099)
勝ち越し7場所(勝ち越し率.700)
小結戦歴
91勝89敗0休180出場(勝率.506)
在位12場所(在位率.119)
勝ち越し7場所(勝ち越し率.583)
前頭戦歴
169勝131敗0休300出場(勝率.563)
在位20場所(在位率.198)
勝ち越し13場所(勝ち越し率.650)
十両戦歴
26勝19敗0休45出場(勝率.578)
在位3場所(在位率.030)
勝ち越し3場所(勝ち越し率1.000)
関取戦歴
740勝472敗97休1205出場(勝率.611)
在位88場所(在位率.871)
勝ち越し62場所(勝ち越し率.705)
幕下以下歴
60勝24敗0休84出場(勝率.714)
在位12場所(在位率.119)
勝ち越し10場所(勝ち越し率.833)


鳴戸~田子ノ浦部屋の関脇

隆乃若 勇紀

中学ではバスケ部だったが3年生の時に相撲大会に出場し大活躍、これを知った鳴戸親方(元横綱・隆の里)に熱心にスカウトされたことで入門を決意。同期は若の里と隆の鶴。早くから注目されており順調な出世で関脇にまで上がったが、場所中に負った怪我により以降は平幕と十両生活が続いた

  • 四股名 :隆乃若 勇紀(たかのわか ゆうき)
  • 最高位 :関脇
  • 出身地 :長崎県北松浦郡生月町
  • 本 名 :尾崎 勇記
  • 生年月日:昭和51年(1976)4月2日
  • 所属部屋:鳴戸部屋
  • 改名歴 :尾崎⇒隆尾崎⇒隆乃若
  • 初土俵 :平成4年(1992)3月(15歳11ヵ月)
  • 新十両 :平成11年(1999)5月(23歳1ヵ月)
  • 新入幕 :平成11年(1999)11月(23歳7ヵ月)
  • 新三役 :平成13年(2001)1月(24歳9ヵ月)
  • 最終場所:平成19年(2007)9月(31歳5ヵ月)
  • 生涯戦歴:505勝470敗69休/972出場(94場所)
  • 生涯勝率:51.8%
  • 優勝等 :幕内次点1回,十両優勝1回,幕下優勝1回(同点1)
  • 成 績 :敢闘賞3回,金星1個
  • 幕内戦歴:229勝242敗39休(34場所)勝率:48.6%
  •   関脇:9勝6敗15休(2場所)勝率:60.0%
  •   小結:15勝15敗(2場所)勝率:50.0%
  •   前頭:205勝221敗24休(30場所)勝率:48.1%
  • 十両戦歴:109勝101敗15休(15場所)勝率:51.9%

若の里 忍

四股名は師匠である隆の里と、その師匠だった初代・若乃花から。大関取りも期待されたが膝の怪我が悔やまれる。引退後は田子ノ浦部屋の部屋付親方を経て念願の部屋を創設

  • 12代・西岩 忍
  • 四股名 :若の里 忍(わかのさと しのぶ)
  • 最高位 :関脇
  • 年寄名跡:12代西岩
  • 出身地 :青森県弘前市
  • 本 名 :古川 忍
  • 生年月日:昭和51年(1976)7月10日(47歳)
  • 所属部屋:鳴戸⇒田子ノ浦部屋
  • 改名歴 :古川⇒若の里
  • 初土俵 :平成4年(1992)3月(15歳8ヵ月)
  • 新十両 :平成9年(1997)11月(21歳4ヵ月)
  • 新入幕 :平成10年(1998)5月(21歳10ヵ月)
  • 新三役 :平成12年(2000)11月(24歳4ヵ月)
  • 最終場所:平成27年(2015)9月(39歳2ヵ月)
  • 生涯戦歴:914勝783敗124休/1691出場(140場所)
  • 生涯勝率:53.9%
  • 優勝等 :幕内次点2回,十両優勝4回,幕下優勝1回,序ノ口優勝1回
  • 成 績 :殊勲賞4回,敢闘賞4回,技能賞2回,金星2個
  • 幕内戦歴:613勝568敗124休(87場所)勝率:51.9%
  •   関脇:144勝103敗8休(17場所)勝率:58.3%
  •   小結:76勝59敗(9場所)勝率:56.3%
  •   前頭:393勝406敗116休(61場所)勝率:49.2%
  • 十両戦歴:165勝120敗(19場所)勝率:57.9%

鳴戸~田子ノ浦部屋の前頭

力櫻 猛

13代鳴戸親方(元横綱・隆の里)の内弟子として二子山部屋へと入門、鳴戸部屋創設に同行はしたが本当は二子山部屋に残りたかった。厳しい指導法に反発しながらもその稽古は実り、鳴戸部屋初の幕内力士に。しかし平成9年9月場所を前に師匠と大喧嘩して部屋を飛び出しそのまま引退となった。その後は「力皇」のリングネームで全日本プロレス~ノアのマットで活躍した

  • 四股名 :力櫻 猛(りきおう たけし)
  • 最高位 :前頭4枚目
  • 出身地 :奈良県桜井市
  • 本 名 :井上 猛
  • 生年月日:昭和47年(1972)12月20日
  • 所属部屋:二子山⇒鳴戸部屋
  • 改名歴 :井上⇒二子桜⇒力桜⇒力櫻
  • 初土俵 :昭和63年(1988)3月(15歳3ヵ月)
  • 新十両 :平成5年(1993)7月(20歳7ヵ月)
  • 新入幕 :平成8年(1996)7月(23歳7ヵ月)
  • 最終場所:平成9年(1997)9月(24歳9ヵ月)
  • 生涯戦歴:307勝248敗20休/555出場(58場所)
  • 生涯勝率:55.3%
  • 優勝等 :十両優勝2回,序二段同点1回
  • 幕内戦歴:54勝51敗15休(8場所)勝率:51.4%
  • 十両戦歴:114勝96敗(14場所)勝率:54.3%

隆の鶴 伸一

若の里と隆乃若とは同じ初土俵の同期生。三段目のときに幼い頃からの足の病が悪化したため、両足親指を切断、神経を除去して再度親指を縫い合わせるという大手術を行った。このため5場所連続休場となり一時は番付外に。しかしそこから奮起して約6年をかけて入幕を果たした。先代師匠の急逝により急遽14代鳴戸を襲名するも、先代夫人との話し合いがつかずに16代田子ノ浦へと名跡を変え現在に至る

  • 16代・田子ノ浦 伸一
  • 四股名 :隆の鶴 伸一(たかのつる しんいち)
  • 最高位 :前頭8枚目
  • 年寄名跡:準年寄・隆の鶴⇒9代西岩⇒14代鳴戸16代田子ノ浦
  • 出身地 :鹿児島県出水市
  • 本 名 :積山 伸一
  • 生年月日:昭和51年(1976)6月18日(47歳)
  • 所属部屋:鳴戸部屋
  • 改名歴 :積山⇒隆の鶴
  • 初土俵 :平成4年(1992)3月(15歳9ヵ月)
  • 新十両 :平成13年(2001)3月(24歳9ヵ月)
  • 新入幕 :平成15年(2003)1月(26歳7ヵ月)
  • 最終場所:平成18年(2006)5月(29歳11ヵ月)
  • 生涯戦歴:393勝364敗70休/754出場(86場所)
  • 生涯勝率:51.9%
  • 優勝等 :序二段優勝1回(同点1)
  • 幕内戦歴:26勝45敗4休(5場所)勝率:36.6%
  • 十両戦歴:174勝186敗15休(25場所)勝率:48.3%

隆の山 俊太郎

チェコ出身初の幕内力士で「チェコの山」との異名も。幼い頃に柔道を始め、また相撲にも取り組むと平成12年(2000)の世界ジュニア相撲選手権では軽量級で3位に入賞。この活躍により世界志向があった鳴戸親方のもとへと入門、体重は100キロに満たなかったが幕内力士にまでなった

  • 四股名 :隆の山 俊太郎(たかのやま しゅんたろう)
  • 最高位 :前頭12枚目
  • 出身地 :チェコ プラハ市
  • 本 名 :パヴェル・ボヤル
  • 生年月日:昭和58年(1983)2月21日
  • 所属部屋:鳴戸⇒田子ノ浦部屋
  • 初土俵 :平成13年(2001)11月(18歳9ヵ月)
  • 新十両 :平成23年(2011)7月(28歳5ヵ月)
  • 新入幕 :平成23年(2011)9月(28歳7ヵ月)
  • 最終場所:平成26年(2014)7月(31歳5ヵ月)
  • 生涯戦歴:325勝318敗9休/642出場(76場所)
  • 生涯勝率:50.5%
  • 優勝等 :なし
  • 幕内戦歴:26勝49敗(5場所)勝率:34.7%
  • 十両戦歴:76勝89敗(11場所)勝率:46.1%

鳴戸~田子ノ浦部屋の歴代師匠

田子ノ浦部屋の歴代師匠をご紹介いたします。同部屋出身者については、詳細を前述していますので各地位の項を参照ください。

13代・鳴戸 俊英

隆の里 俊英(たかのさと としひで)青森県南津軽郡浪岡町出身、二子山部屋の元力士で、最高位は第59代横綱

昭和43年(1968)7月場所に15歳9ヶ月で初土俵を踏み、昭和61年(1986)1月場所を最後に引退(33歳3ヶ月)。

通算成績は693勝493敗80休1180出場。生涯勝率.584。通算106場所中、68場所を勝ち越した(勝ち越し率.648)。

主な成績は幕内優勝4回(次点8),十両優勝1回(同点1)。殊勲賞2回,敢闘賞5回,金星2個(輪島1個、北の湖1個)。

本名は高谷 俊英。昭和27年(1952)9月29日生まれ。平成23年(2011)11月7日逝去(享年59歳)。

吊りが得意で千代の富士には16勝12敗と強かったが、若い頃の暴飲暴食がたたって糖尿病に苦しんだ。引退後は鳴戸部屋を興して若の里や稀勢の里を育てるも平成23年(2011)九州場所開幕直前に急逝。

四股名
隆の里 俊英(たかのさと としひで)
最高位
第59代横綱
年寄名跡
13代鳴戸 俊英
出身地
青森県南津軽郡浪岡町
本名
高谷 俊英
生年月日
昭和27年(1952)9月29日
没年月日
平成23年(2011)11月7日(享年59歳)
所属部屋
二子山部屋
改名歴
高谷 俊英 → 隆ノ里 俊英 → 隆の里 俊英
初土俵
昭和43年(1968)7月 前相撲(15歳9ヶ月)
新十両
昭和49年(1974)11月(所要38場所)
22歳1ヶ月(初土俵から6年4ヶ月)
新入幕
昭和50年(1975)5月(所要41場所)
22歳7ヶ月(初土俵から6年10ヶ月)
新小結
昭和52年(1977)3月(所要52場所)
24歳5ヶ月(初土俵から8年8ヶ月)
新関脇
昭和54年(1979)9月(所要67場所)
26歳11ヶ月(初土俵から11年2ヶ月)
新大関
昭和57年(1982)3月(所要82場所)
29歳5ヶ月(初土俵から13年8ヶ月)
横綱昇進
昭和58年(1983)9月(所要91場所)
30歳11ヶ月(初土俵から15年2ヶ月)
最終場所
昭和61年(1986)1月(33歳3ヶ月)
大相撲歴
106場所(17年6ヶ月)
通算成績
693勝493敗80休1180出場(勝率.584)
通算106場所
勝ち越し68場所(勝ち越し率.648)
優勝等
幕内優勝4回(次点8),十両優勝1回(同点1)
受賞・金星
殊勲賞2回,敢闘賞5回,金星2個
幕内戦歴
464勝313敗80休771出場(勝率.597)
在位58場所(在位率.547)
勝ち越し36場所(勝ち越し率.621)
横綱戦歴
95勝42敗75休132出場(勝率.693)
在位15場所(在位率.142)
勝ち越し8場所(勝ち越し率.533)
大関戦歴
106勝29敗0休135出場(勝率.785)
在位9場所(在位率.085)
勝ち越し9場所(勝ち越し率1.000)
三役戦歴
87勝63敗0休150出場(勝率.580)
在位10場所(在位率.094)
勝ち越し7場所(勝ち越し率.700)
関脇戦歴
73勝47敗0休120出場(勝率.608)
在位8場所(在位率.075)
勝ち越し6場所(勝ち越し率.750)
小結戦歴
14勝16敗0休30出場(勝率.467)
在位2場所(在位率.019)
勝ち越し1場所(勝ち越し率.500)
前頭戦歴
176勝179敗5休354出場(勝率.496)
在位24場所(在位率.226)
勝ち越し12場所(勝ち越し率.500)
十両戦歴
85勝65敗0休150出場(勝率.567)
在位10場所(在位率.094)
勝ち越し9場所(勝ち越し率.900)
関取戦歴
549勝378敗80休921出場(勝率.592)
在位68場所(在位率.642)
勝ち越し45場所(勝ち越し率.662)
幕下以下歴
144勝115敗0休259出場(勝率.556)
在位37場所(在位率.349)
勝ち越し23場所(勝ち越し率.622)


14代鳴戸~16代・田子ノ浦 伸一

若の里と隆乃若とは同じ初土俵の同期生。三段目のときに幼い頃からの足の病が悪化したため、両足親指を切断、神経を除去して再度親指を縫い合わせるという大手術を行った。このため5場所連続休場となり一時は番付外に。しかしそこから奮起して約6年をかけて入幕を果たした。先代師匠の急逝により急遽14代鳴戸を襲名するも、先代夫人との話し合いがつかずに16代田子ノ浦へと名跡を変え現在に至る

  • 16代・田子ノ浦 伸一
  • 四股名 :隆の鶴 伸一(たかのつる しんいち)
  • 最高位 :前頭8枚目
  • 年寄名跡:準年寄・隆の鶴⇒9代西岩⇒14代鳴戸16代田子ノ浦
  • 出身地 :鹿児島県出水市
  • 本 名 :積山 伸一
  • 生年月日:昭和51年(1976)6月18日(47歳)
  • 所属部屋:鳴戸部屋
  • 改名歴 :積山⇒隆の鶴
  • 初土俵 :平成4年(1992)3月(15歳9ヵ月)
  • 新十両 :平成13年(2001)3月(24歳9ヵ月)
  • 新入幕 :平成15年(2003)1月(26歳7ヵ月)
  • 最終場所:平成18年(2006)5月(29歳11ヵ月)
  • 生涯戦歴:393勝364敗70休/754出場(86場所)
  • 生涯勝率:51.9%
  • 優勝等 :序二段優勝1回(同点1)
  • 幕内戦歴:26勝45敗4休(5場所)勝率:36.6%
  • 十両戦歴:174勝186敗15休(25場所)勝率:48.3%

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