芝田山部屋の力士一覧!過去から現在、芝田山部屋の主な関取を網羅しました

芝田山(しばたやま)部屋の過去から現在までの主な所属力士をご紹介する芝田山部屋の大相撲力士まとめ!

この記事では芝田山部屋の主な関取を中心に紹介していきます。過去の力士については最高位や改名歴、初土俵や各段の昇進時期と最終場所、さらに生涯戦歴と生涯勝率、成績等を中心にご紹介していきます。また、現役力士については最高位と昇進時期、主な成績などを載せています。

なお、年寄名跡欄のマークは、その代で師匠(部屋持ち親方)になったことがあるという意味です。

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芝田山部屋の基本情報

芝田山部屋の十両

若乃島 史也

鹿児島県大島郡龍郷町出身、放駒~芝田山部屋の元力士で最高位は十両7枚目。奄美大島の島相撲育ち。中学3年時に全国中学校相撲選手権大会で団体優勝。当初は高校へ進学するつもりだったが17代放駒(元大関・魁傑)の熱心なスカウトにより角界入りを決意。

下積み時代が長く、ようやく幕下上位に定着した頃には親方の停年退職が迫り部屋は閉鎖、これにより芝田山部屋に移籍となった。平成26年5月場所中に先代放駒が急逝、その場所後に若乃島は新十両への昇進を決めた。15歳で入門した若乃島は29歳になっていた。

  • 四股名 :若乃島 史也(わかのしま ふみや)
  • 最高位 :十両7枚目
  • 出身地 :鹿児島県大島郡龍郷町
  • 本 名 :再田 史也
  • 生年月日:昭和59年(1984)9月28日
  • 所属部屋:放駒⇒芝田山部屋
  • 改名歴 :再田⇒若乃島
  • 初土俵 :平成12年(2000)3月(15歳6ヵ月)
  • 新十両 :平成26年(2014)7月(29歳10ヵ月)
  • 最終場所:平成29年(2017)9月(33歳0ヵ月)
  • 生涯戦歴:398勝366敗20休/763出場(105場所)
  • 生涯勝率:52.1%
  • 優勝等 :なし
  • 十両戦歴:42勝61敗2休(7場所)勝率:40.8%

大勇武 龍泉

モンゴル・ウランバートル市出身、芝田山部屋の元力士で最高位は十両10枚目。祖父はモンゴル相撲の横綱だが本人はモンゴル相撲の経験はなかった。芝田山親方がモンゴルで新弟子を募集した際に応募して入門が決まった。平成20年5月に新十両に昇進。これは芝田山部屋初の関取だったが5勝10敗と大きく負け越して幕下に陥落、その後も番付を上げることが出来ず、関取として土俵を務めたのはわずかひと場所で終わった。

  • 四股名 :大勇武 龍泉(だいゆうぶ りゅうせん)
  • 最高位 :十両10枚目
  • 出身地 :モンゴル・ウランバートル市
  • 本 名 :ダワードルジ・オンドラハ
  • 生年月日:昭和58年(1983)3月30日
  • 所属部屋:芝田山部屋
  • 改名歴 :大勇地⇒大勇武
  • 初土俵 :平成13年(2001)3月(18歳0ヵ月)
  • 新十両 :平成20年(2008)5月(25歳2ヵ月)
  • 最終場所:平成22年(2010)7月(27歳4ヵ月)
  • 生涯戦歴:211勝177敗12休/388出場(57場所)
  • 生涯勝率:54.4%
  • 優勝等 :幕下優勝1回(同点1)
  • 十両戦歴:5勝10敗(1場所)勝率:33.3%

魁 猛

魁 猛(さきがけ たけし)モンゴル・ウランバートル市出身、放駒 → 芝田山部屋の元力士で、最高位は十両10枚目

平成15年(2003)5月場所に17歳1ヶ月で初土俵を踏み、令和4年(2022)3月場所を最後に引退(35歳11ヶ月)。

通算成績は417勝408敗0休825出場。生涯勝率.505。通算112場所中、56場所を勝ち越した(勝ち越し率.505)。

主な成績は幕下優勝1回

昭和61年(1986)4月5日生まれ。本名はヤガーンバートル・バトトゥシグ。

母親の熱心な勧めもあり医者になるため猛勉強をしていたが、ウランバートル市で行われた旭鷲山主催の相撲オーディションに合格、親に相談せずに日本行きを決めた。

放駒部屋入門当初の四股名は若虎だったが放駒親方(元大関・魁傑)に改名を申し出ると「魁傑の四股名をやろうか」と打診、これは恐れ多いと1字を受け継ぎ「魁」とした。四股名が上も下も1字の関取経験者は昭和以降2人目。

四股名
魁 猛(さきがけ たけし)
最高位
十両10枚目
出身地
モンゴル・ウランバートル市
本名
ヤガーンバートル・バトトゥシグ
生年月日
昭和61年(1986)4月5日
所属部屋
放駒 → 芝田山部屋
改名歴
若虎 猛 → 魁 猛
初土俵
平成15年(2003)5月 前相撲(17歳1ヶ月)
新十両
平成26年(2014)1月(所要63場所)
27歳9ヶ月(初土俵から10年8ヶ月)
最終場所
令和4年(2022)3月(35歳11ヶ月)
大相撲歴
112場所(18年10ヶ月)
通算成績
417勝408敗0休825出場(勝率.505)
通算112場所
勝ち越し56場所(勝ち越し率.505)
優勝等
幕下優勝1回
十両戦歴
35勝55敗0休90出場(勝率.389)
在位6場所(在位率.054)
勝ち越し0場所(勝ち越し率.000)
幕下以下歴
382勝353敗0休735出場(勝率.520)
在位105場所(在位率.938)
勝ち越し56場所(勝ち越し率.533)


芝田山部屋の幕下

関取にはあと一歩届きませんでしたが、代表的な幕下力士もご紹介しておきましょう。

前田 勝

山形県鶴岡市出身、放駒~芝田山部屋の元力士で最高位は幕下3枚目。わんぱく相撲全国大会では2年連続優勝してわんぱく横綱の称号を獲得、中学生になっても様々な大会で活躍した前田は「山形の怪童」と呼ばれた。埼玉栄高校では主将としてチームを引っ張り、また世界ジュニア相撲選手権大会無差別級でも優勝を飾った。前田への期待は大きく、十両まであと一歩のところだったが及ばず、平成30年(2018)9月場所を最後に引退を表明した。

引退後は岩手県八幡平市の三研ソイルに就職。分析課で肥料成分の管理業務に携わりながら同社の相撲部にも所属し、市内の小中学生にも相撲を教えていた。令和2年8月26日も平館高校の相撲道場で子供たちの指導にあたっていたが、稽古終了直前に突然転倒。心臓マッサージやAEDなどの施術にも意識は戻らず市内の病院で亡くなられた。享年38歳。

  • 四股名 :前田 勝(まえた まさる)
  • 最高位 :幕下3枚目
  • 出身地 :山形県鶴岡市
  • 本 名 :前田 勝
  • 生年月日:昭和57年(1982)6月24日
  • 没年月日:令和2年(2020)8月26日(享年38歳)
  • 出身大学:日本大学
  • 所属部屋:放駒⇒芝田山部屋
  • 初土俵 :平成17年(2005)3月(22歳9ヵ月)
  • 最終場所:平成30年(2018)9月(36歳3ヵ月)
  • 生涯戦歴:270勝263敗27休/532出場(81場所)
  • 生涯勝率:50.7%
  • 優勝等 :幕下優勝1回,三段目優勝1回(同点1)

芝田山親方の経歴

12代・芝田山 康

大乃国 康(おおのくに やすし)北海道河西郡芽室町出身、花籠 → 放駒部屋の元力士で、最高位は第62代横綱

昭和37年(1962)10月9日生まれ、本名は青木 康。

昭和53年(1978)3月場所に15歳5ヶ月で初土俵を踏み、平成3年(1991)7月場所を最後に引退(28歳9ヶ月)。通算81場所中、59場所を勝ち越した(勝ち越し率.728)。

通算成績は560勝319敗107休876出場。生涯勝率.637。

主な成績は幕内優勝2回(次点7),十両優勝1回殊勲賞5回,敢闘賞2回,金星4個(千代の富士1個、隆の里2個、北の湖1個)。

北海道の芽室中学時代には柔道で活躍し、1年後輩の保志(現八角親方)と共に名が知れ渡っていた。元大関・魁傑(17代放駒)の熱心なスカウトにより内弟子として花籠部屋へと入門、放駒部屋の創設に伴って移籍した。十分な素質と出稽古先である二子山部屋での猛稽古によって頭角を現し22歳で大関へと昇進、25歳で横綱にまで昇りつめた。しかし周囲の期待に反して横綱昇進後は皆勤で負け越すなど成績は振るわず28歳で引退となった。相撲解説には定評がありスイーツ親方としても有名。

年寄
12代芝田山 康
四股名
大乃国 康(おおのくに やすし)
最高位
第62代横綱
年寄名跡
五年年寄 大乃国 康 → 12代芝田山 康
出身地
北海道河西郡芽室町
本名
青木 康
生年月日
昭和37年(1962)10月9日(61歳)
所属部屋
花籠 → 放駒部屋
改名歴
青木 康 → 大ノ国 康 → 大乃国 康
初土俵
昭和53年(1978)3月 前相撲(15歳5ヶ月)
新十両
昭和57年(1982)3月(所要24場所)
19歳5ヶ月(初土俵から4年0ヶ月)
新入幕
昭和58年(1983)3月(所要30場所)
20歳5ヶ月(初土俵から5年0ヶ月)
新小結
昭和58年(1983)9月(所要33場所)
20歳11ヶ月(初土俵から5年6ヶ月)
新関脇
昭和59年(1984)1月(所要35場所)
21歳2ヶ月(初土俵から5年10ヶ月)
新大関
昭和60年(1985)9月(所要45場所)
22歳10ヶ月(初土俵から7年6ヶ月)
横綱昇進
昭和62年(1987)11月(所要58場所)
25歳0ヶ月(初土俵から9年8ヶ月)
最終場所
平成3年(1991)7月(28歳9ヶ月)
大相撲歴
81場所(13年4ヶ月)
通算成績
560勝319敗107休876出場(勝率.637)
通算81場所
勝ち越し59場所(勝ち越し率.728)
優勝等
幕内優勝2回(次点7),十両優勝1回
受賞・金星
殊勲賞5回,敢闘賞2回,金星4個
幕内戦歴
426勝228敗105休651出場(勝率.651)
在位51場所(在位率.630)
勝ち越し38場所(勝ち越し率.745)
横綱戦歴
155勝79敗105休231出場(勝率.662)
在位23場所(在位率.284)
勝ち越し13場所(勝ち越し率.565)
大関戦歴
140勝55敗0休195出場(勝率.718)
在位13場所(在位率.160)
勝ち越し13場所(勝ち越し率1.000)
三役戦歴
89勝61敗0休150出場(勝率.593)
在位10場所(在位率.123)
勝ち越し8場所(勝ち越し率.800)
関脇戦歴
83勝52敗0休135出場(勝率.615)
在位9場所(在位率.111)
勝ち越し8場所(勝ち越し率.889)
小結戦歴
6勝9敗0休15出場(勝率.400)
在位1場所(在位率.012)
勝ち越し0場所(勝ち越し率.000)
前頭戦歴
42勝33敗0休75出場(勝率.560)
在位5場所(在位率.062)
勝ち越し4場所(勝ち越し率.800)
十両戦歴
26勝19敗0休45出場(勝率.578)
在位3場所(在位率.037)
勝ち越し2場所(勝ち越し率.667)
関取戦歴
452勝247敗105休696出場(勝率.647)
在位54場所(在位率.667)
勝ち越し40場所(勝ち越し率.741)
幕下以下歴
108勝72敗2休180出場(勝率.600)
在位27場所(在位率.333)
勝ち越し19場所(勝ち越し率.704)


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