境川(さかいがわ)部屋の過去から現在までの主な所属力士をご紹介する境川部屋の大相撲力士まとめ!
この記事では境川部屋と、その前身である中立部屋の主な関取を中心に紹介していきます。過去の力士については最高位や改名歴、初土俵や各段の昇進時期と最終場所、さらに生涯戦歴と生涯勝率、成績等を中心にご紹介していきます。また、現役力士については最高位と昇進時期、主な成績などを載せています。
なお、年寄名跡欄の
現役の境川部屋力士の最新番付や成績、詳細なデータをご覧になりたい方はこちら
相撲部屋や出身地ごとの場所の成績からランキングを作成しております。初場所、好調な相撲部屋や力士の出身地はどこ?
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- 一門 :出羽海一門
- 創設 :平成10年(1998)5月25日 ※創設時は中立部屋
- 創設者:12代・中立 秀昭(元小結・両国)
- 改称 :平成15年(2003)1月27日 ※境川部屋へと改称
- 改称者:13代・境川 豪章(元小結・両国)
- 現師匠:同上
- 所在地:東京都足立区舎人4-3-16
この記事の目次
境川部屋とは
境川部屋は、平成4(1992)年12月に現役を引退し、出羽海部屋の部屋付き親方を務めていた12代中立(元小結・両国:出羽海部屋)が、平成10(1998)年5月に内弟子2人を連れて独立して創設した中立部屋を前身とする相撲部屋です。
12代中立の師匠である12代境川(元横綱・佐田の海)が停年を迎える直前の平成15(2003)年1月に、お互いの名跡を交換して12代中立は13代境川を襲名、部屋の名を境川部屋と改めました。
境川部屋の系譜
境川部屋の成り立ちを系譜でご紹介します。
境川部屋の優勝力士
優勝制度が制定された明治42年(1909)6月場所以降、現在の境川部屋からは1人の幕内最高優勝力士が誕生しています。
境川部屋の初優勝はいつで誰?
境川部屋の初優勝力士は、平成28年(2016)9月場所で東大関だった豪栄道です。
境川部屋の優勝力士一覧
では、歴代の境川部屋の幕内優勝力士を年月順で一覧表にして見てみましょう。
№ | 四股名 | 優勝場所 | 回数 | 優勝時の番付 | 出身 | 部屋 | 最高位 | 成績 | 四股名 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 豪栄道 | 平成28年9月 | 初 | 東大関2 | 大阪府 | 境川 | 大関 | 15勝0敗 | 豪栄道 | 86年ぶりの大阪府出身力士の優勝 全勝での初優勝は武蔵丸以来22年ぶり 境川部屋としても初の幕内優勝力士誕生 |
境川部屋の優勝力士ランキング
次は境川部屋力士の優勝回数と成績のランキングです。
順位 | 四股名 | 優勝 | 最高位 | 出身地 | 勝数 | 敗数 | 横綱 | 大関 | 関脇 | 小結 | 前頭 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 豪栄道 | 1回 | 大関 | 大阪府 | 15勝 | 0敗 | 0回 | 1回 | 0回 | 0回 | 0回 |
最高位が小結の現役力士
平戸海 雄貴
平戸海 雄貴(ひらどうみ ゆうき)は長崎県 平戸市出身、境川部屋の力士で最高位は小結。令和6年11月場所の番付は西 前頭筆頭。
小1の頃より平戸市の紐差相撲クラブで相撲を始め、小4から3年連続わんぱく相撲全国大会に出場。4年生の時にはベスト16に入った。平戸市立中部中学3年次には全中でベスト8入りで境川親方(元小結・両国)に誘われて入門。
- 四股名
- 平戸海 雄貴(ひらどうみ ゆうき)
- 最高位
- 小結
- 最新番付
- 西 前頭筆頭
- 出身地
- 長崎県 平戸市
- 本名
- 坂口 雄貴
- 生年月日
- 平成12年(2000)4月20日(24歳)
- 所属部屋
- 境川部屋
- 改名歴
- 坂口⇒平戸海
- 初土俵
- 平成28年(2016)3月(15歳11ヵ月)
- 新十両
- 令和3年(2021)11月(21歳7ヵ月)
- 新入幕
- 令和4年(2022)9月(22歳5ヵ月)
- 優勝
- 無し
- 受賞・金星
- 技能賞1回
- 通算成績
- 273勝225敗8休/497出場(勝率:54.9%)
- 直近7場所
- 53勝49敗
- 7場所勝率
- 52.0%
- 令6年11月
- 西 前頭筆頭(1枚降下)
- 1勝11敗
- ●●●●○|●●●●●|●●
- 令6年9月
- 西 小結(変動なし)
- 7勝8敗
- ●○○○○|●●○●○|●●●●○
- 令6年7月
- 西 小結(1枚半上昇・最高位更新)
- 10勝5敗(技能賞)
- ●●○○●|○○○●○|○○●○○
- 令6年5月
- 東 前頭2枚目(2枚半上昇・最高位更新)
- 9勝6敗
- ○●●●●|○●○○●|○○○○○
- 令6年3月
- 西 前頭4枚目(4枚上昇・最高位更新)
- 9勝6敗
- ○●●○○|●○●●○|○○●○○
- 令6年1月
- 西 前頭8枚目(2枚半上昇)
- 8勝7敗
- ○○●○●|○●●●●|○○●○○
- 令5年11月
- 東 前頭11枚目
- 9勝6敗
- ●●●○○|○○○○○|●○●●○
最高位が前頭の現役力士
佐田の海 貴士
佐田の海 貴士(さだのうみ たかし)は熊本県 熊本市東区出身、境川部屋の力士で最高位は前頭筆頭。令和6年11月場所の番付は西 前頭12枚目。
父は出羽海部屋の小結だった佐田の海で序二段に昇格した際に父の四股名を継いだ。境川親方(元小結・両國)は父の弟弟子。大相撲史上初の親子で新入幕場所三賞獲得を達成した。
- 四股名
- 佐田の海 貴士(さだのうみ たかし)
- 最高位
- 前頭筆頭
- 最新番付
- 西 前頭12枚目
- 出身地
- 熊本県 熊本市東区
- 本名
- 松村 要
- 生年月日
- 昭和62年(1987)5月11日(37歳)
- 所属部屋
- 境川部屋
- 改名歴
- 松村⇒佐田の海
- 初土俵
- 平成15年(2003)3月(15歳10ヵ月)
- 新十両
- 平成22年(2010)7月(23歳2ヵ月)
- 新入幕
- 平成26年(2014)5月(27歳0ヵ月)
- 優勝
- 十両優勝1回,幕下優勝1回,三段目優勝1回
- 受賞・金星
- 敢闘賞2回,金星1個
- 通算成績
- 721勝734敗22休/1455出場(勝率:49.6%)
- 直近7場所
- 46勝56敗
- 7場所勝率
- 45.1%
- 令6年11月
- 西 前頭12枚目(1枚半降下)
- 3勝9敗
- ○●●○○|●●●●●|●●
- 令6年9月
- 東 前頭11枚目(3枚半降下)
- 7勝8敗
- ○○○●●|●○○●●|○●○●●
- 令6年7月
- 西 前頭7枚目(3枚半上昇)
- 5勝10敗
- ○○●●●|●●○●●|○●○●●
- 令6年5月
- 東 前頭11枚目(半枚上昇)
- 9勝6敗
- ●●○○○|●●○○●|○○○○●
- 令6年3月
- 西 前頭11枚目(1枚降下)
- 8勝7敗
- ○○●○●|○○○●●|●○●●○
- 令6年1月
- 西 前頭10枚目(半枚上昇)
- 6勝9敗
- ○●●●●|●○○●○|●○○●●
- 令5年11月
- 東 前頭11枚目
- 8勝7敗
- ○○●●●|○○○●●|○●●○○
最高位が十両の現役力士
對馬洋 勝満
對馬洋 勝満(つしまなだ まさみつ)は長崎県 諫早市出身、境川部屋の力士で最高位は十両9枚目。令和6年11月場所の番付は西 幕下21枚目。
諫早市立湯江小学校の頃から地元の両国少年相撲クラブに通い始めた。中学時代はバスケットボール部だったが引退後に出場した全国中学校相撲選手権大会で勝ち進んだことで諫早農業高校相撲より勧誘があり、同校へと進学して相撲を本格的に再開することとなった。
進学した日本大学では1年次に東日本学生相撲個人体重別選手権大会100㎏未満級優勝、2年次には東日本学生相撲競技会優勝、3年次には東日本学生相撲個人体重別選手権大会115㎏未満級優勝と順調に実績を積み上げていたが、4年次に出場した全日本大学選抜相撲宇和島大会で左膝半月板損傷と左膝前十字靭帯損傷という大怪我を負い、大学最後の年は満足な成績を残すことは出来なかった。
大学卒業後は同郷長崎出身で大学の先輩にもあたる境川親方(元小結・両国)の境川部屋へと入門。平成29年3月場所からは同じ長崎出身の大正時代の大関「對馬洋」の四股名を名乗ることに。直接の血縁関係はないが自身の父親は対馬出身。
- 四股名
- 對馬洋 勝満(つしまなだ まさみつ)
- 最高位
- 十両9枚目
- 最新番付
- 西 幕下21枚目
- 出身地
- 長崎県 諫早市
- 本名
- 梅野 勝満
- 生年月日
- 平成5年(1993)6月27日(31歳)
- 出身高校
- 諫早農業高校
- 出身大学
- 日本大学
- 所属部屋
- 境川部屋
- 改名歴
- 梅野⇒對馬洋
- 初土俵
- 平成28年(2016)5月(22歳11ヵ月)
- 新十両
- 令和4年(2022)11月(29歳5ヵ月)
- 優勝
- 無し
- 通算成績
- 209勝178敗21休/386出場(勝率:54.1%)
- 直近7場所
- 13勝14敗(十両:15勝30敗)
- 7場所勝率
- 38.9%
- 令6年11月
- 西 幕下21枚目(11枚半降下)
- 2勝4敗
- ●--○-|●●-○-|●-
- 令6年9月
- 東 幕下10枚目(11枚半降下)
- 2勝5敗
- ●--●●|--●○-|○---●
- 令6年7月
- 西 十両12枚目(変動なし)
- 1勝14敗
- ●●●○●|●●●●●|●●●●●
- 令6年5月
- 西 十両12枚目(変動なし)
- 7勝8敗
- ●●●○○|○○●●●|●○○○●
- 令6年3月
- 西 十両12枚目(3枚半上昇)
- 7勝8敗
- ○●●●○|●○○○●|○●●○●
- 令6年1月
- 東 幕下2枚目(2枚上昇)
- 5勝2敗
- -●○--|○○○--|●---○
- 令5年11月
- 東 幕下4枚目
- 4勝3敗
- -●-○○|-○-●●|----○
境川部屋の大関
豪栄道 豪太郎
豪栄道 豪太郎(ごうえいどう ごうたろう)は大阪府寝屋川市出身、境川部屋の元力士で、最高位は大関。
平成17年(2005)1月場所に18歳9ヶ月で初土俵を踏み、令和2年(2020)1月場所を最後に引退(33歳9ヶ月)。
通算成績は696勝493敗66休1180出場。生涯勝率.585。通算90場所中、62場所を勝ち越した(勝ち越し率.697)。
主な成績は幕内優勝1回(同点1,次点6),十両同点1回,幕下優勝2回,三段目優勝1回,序ノ口優勝1回。殊勲賞5回,敢闘賞3回,技能賞3回,金星1個(朝青龍1個)。
昭和61年(1986)4月6日生まれ。本名は澤井 豪太郎。
小5でわんぱく横綱。「相撲の名門」埼玉栄高校では11個の個人タイトルを獲得。初の「高卒幕下付出」を期待された全日本相撲選手権大会では高校生として史上4人目となる3位を獲得した。
春日野部屋の栃煌山とは幼少時から切磋琢磨してきたライバル。昭和以降1位となる関脇在位連続14場所を経て平成26年9月場所に大関昇進。平成28年9月場所では悲願の幕内初優勝を全勝で達成。日本人力士の全勝優勝は平成8年(1996)9月場所の横綱・貴乃花以来20年ぶりのもの。
カド番で迎えた令和2年初場所、12日目に朝乃山に敗れて負け越しが決定、千秋楽では阿武咲に敗れて5勝10敗と大きく負け越した。大関在位33場所、約5年半戦い抜いた座からの陥落が決まった翌日、潔い現役引退が報じられた。14代武隈を襲名。
令和4年(2022)2月1日付で境川部屋から分家独立、武隈部屋を創設した。
- 年寄
14代・武隈 豪太郎 - 四股名
- 豪栄道 豪太郎(ごうえいどう ごうたろう)
- 最高位
- 大関
- 年寄名跡
14代武隈 豪太郎 →14代武隈 豪太郎 - 出身地
- 大阪府寝屋川市
- 本名
- 澤井 豪太郎
- 生年月日
- 昭和61年(1986)4月6日(38歳)
- 出身高校
- 埼玉栄高校
- 所属部屋
- 境川部屋
- 改名歴
- 澤井 豪太郎 → 豪栄道 豪太郎
- 初土俵
- 平成17年(2005)1月 前相撲(18歳9ヶ月)
- 新十両
- 平成18年(2006)11月(所要11場所)
- 20歳7ヶ月(初土俵から1年10ヶ月)
- 新入幕
- 平成19年(2007)9月(所要16場所)
- 21歳5ヶ月(初土俵から2年8ヶ月)
- 新小結
- 平成20年(2008)11月(所要23場所)
- 22歳7ヶ月(初土俵から3年10ヶ月)
- 新関脇
- 平成21年(2009)5月(所要26場所)
- 23歳1ヶ月(初土俵から4年4ヶ月)
- 新大関
- 平成26年(2014)9月(所要57場所)
- 28歳5ヶ月(初土俵から9年8ヶ月)
- 最終場所
- 令和2年(2020)1月(33歳9ヶ月)
- 大相撲歴
- 90場所(15年0ヶ月)
- 通算成績
- 696勝493敗66休1180出場(勝率.585)
- 通算90場所
- 勝ち越し62場所(勝ち越し率.697)
- 優勝等
- 幕内優勝1回(同点1,次点6),十両同点1回,幕下優勝2回,三段目優勝1回,序ノ口優勝1回
- 受賞・金星
- 殊勲賞5回,敢闘賞3回,技能賞3回,金星1個
- 幕内戦歴
- 587勝442敗66休1020出場(勝率.570)
- 在位73場所(在位率.811)
- 勝ち越し49場所(勝ち越し率.671)
- 大関戦歴
- 260勝194敗41休447出場(勝率.573)
- 在位33場所(在位率.367)
- 勝ち越し23場所(勝ち越し率.697)
- 三役戦歴
- 158勝126敗1休283出場(勝率.556)
- 在位19場所(在位率.211)
- 勝ち越し13場所(勝ち越し率.684)
- 関脇戦歴
- 132勝92敗1休223出場(勝率.589)
- 在位15場所(在位率.167)
- 勝ち越し12場所(勝ち越し率.800)
- 小結戦歴
- 26勝34敗0休60出場(勝率.433)
- 在位4場所(在位率.044)
- 勝ち越し1場所(勝ち越し率.250)
- 前頭戦歴
- 169勝122敗24休290出場(勝率.581)
- 在位21場所(在位率.233)
- 勝ち越し13場所(勝ち越し率.619)
- 十両戦歴
- 57勝33敗0休90出場(勝率.633)
- 在位6場所(在位率.067)
- 勝ち越し5場所(勝ち越し率.833)
- 関取戦歴
- 644勝475敗66休1110出場(勝率.576)
- 在位79場所(在位率.878)
- 勝ち越し54場所(勝ち越し率.684)
- 幕下以下歴
- 52勝18敗0休70出場(勝率.743)
- 在位10場所(在位率.111)
- 勝ち越し8場所(勝ち越し率.800)
境川部屋の小結
岩木山 竜太
青森県弘前市出身、境川部屋の元力士で最高位は小結。青森大学相撲部出身初の幕内力士。卒業後の2年間は就職してアマチュア相撲で活躍したが、高校相撲部時代の友人が急逝したことにより角界入りを決意。体力を活かした立ち合いからの破壊力を武器に三役にまで駆け上がった。平成22年夏場所を小脳梗塞により休場、翌場所も全休で幕下陥落が濃厚となり引退を決意した。
18代・関ノ戸 竜太(境川部屋) - 四股名 :岩木山 竜太(いわきやま りゅうた)
- 最高位 :小結
- 年寄名跡:18代関ノ戸
- 出身地 :青森県弘前市
- 本 名 :對馬 竜太
- 生年月日:昭和51年(1976)3月2日(48歳)
- 出身大学:青森大学
- 所属部屋:中立⇒境川部屋
- 改名歴 :對馬⇒岩木山
- 初土俵 :平成12年(2000)7月・幕下60付出(24歳4ヵ月)
- 新十両 :平成14年(2002)3月(26歳0ヵ月)
- 新入幕 :平成14年(2002)11月(26歳8ヵ月)
- 新三役 :平成15年(2003)11月(27歳8ヵ月)
- 最終場所:平成22年(2010)9月(34歳6ヵ月)
- 生涯戦歴:407勝365敗78休/769出場(62場所)
- 生涯勝率:52.7%
- 優勝等 :幕内次点1回,十両優勝2回,三段目優勝1回
- 成 績 :敢闘賞1回,技能賞1回,金星1個
- 幕内戦歴:293勝318敗34休(43場所)勝率:48.0%
- 小結:10勝20敗(2場所)勝率:33.3%
- 前頭:283勝298敗34休(41場所)勝率:48.7%
- 十両戦歴:72勝33敗30休(9場所)勝率:68.6%
境川部屋の前頭
佐田の富士 哲博
長崎県南島原市出身、境川部屋の元力士で最高位は前頭2枚目。小学5年生から柔道を始め、長崎の小浜高校柔道部では県大会準優勝の成績をあげた。卒業後に境川部屋に入門すると柔道の「お家芸」である投げ技を封印、突きと押し相撲に徹した。境川部屋初の長崎出身関取。入幕後は一進一退を繰り返して幕内と十両を往復。やがて股関節の状態は悪化し、日常生活に支障をきたすまでとなり引退を決意。
- 四股名 :佐田の富士 哲博(さだのふじ あきひろ)
- 最高位 :前頭2枚目
- 年寄名跡:12代中村⇒14代山科
- 出身地 :長崎県南島原市
- 本 名 :山本 哲博
- 生年月日:昭和59年(1984)12月25日
- 所属部屋:境川部屋
- 改名歴 :山本⇒佐田の富士
- 初土俵 :平成15年(2003)1月(18歳1ヵ月)
- 新十両 :平成22年(2010)3月(25歳3ヵ月)
- 新入幕 :平成23年(2011)11月(26歳11ヵ月)
- 最終場所:平成29年(2017)5月(32歳5ヵ月)
- 生涯戦歴:434勝459敗14休/893出場(86場所)
- 生涯勝率:48.6%
- 優勝等 :十両優勝1回,幕下同点1回
- 幕内戦歴:137勝193敗(22場所)勝率:41.5%
- 十両戦歴:124勝131敗(17場所)勝率:48.6%
豊響 隆太
豊響 隆太(とよひびき りゅうた)は山口県下関市出身、境川部屋の元力士で、最高位は前頭2枚目。
昭和59年(1984)11月16日生まれ、本名は門元 隆太。
平成17年(2005)1月場所に20歳1ヶ月で初土俵を踏み、令和3年(2021)5月場所を最後に引退(36歳6ヶ月)。(※番付上は令和3年7月場所が最後)。通算96場所中、47場所を勝ち越した(勝ち越し率.490)。
通算成績は569勝565敗66休1134出場。生涯勝率.502。
主な成績は幕内次点1回,十両優勝3回(同点1),序二段優勝1回。敢闘賞3回,金星1個。
四股名の「豊」は出身地である豊浦町と母である豊美さんの一字から。響高校を卒業後、2年間はトラックの運転手などをしていたが埼玉国体でベスト16に入ったことから心機一転、境川部屋への入門を決めた。初土俵から2年での新十両場所で十両優勝、そして新入幕で敢闘賞など一気に番付を駆け上がった。
- 四股名
- 豊響 隆太(とよひびき りゅうた)
- 最高位
- 前頭2枚目
- 年寄名跡
- 15代山科 隆太
- 出身地
- 山口県豊浦郡豊浦町 → 山口県下関市
- 本名
- 門元 隆太
- 生年月日
- 昭和59年(1984)11月16日
- 所属部屋
- 境川部屋
- 改名歴
- 門元 隆太 → 豊響 隆太
- 初土俵
- 平成17年(2005)1月 前相撲(20歳1ヶ月)
- 新十両
- 平成19年(2007)1月(所要12場所)
- 22歳1ヶ月(初土俵から2年0ヶ月)
- 新入幕
- 平成19年(2007)7月(所要15場所)
- 22歳7ヶ月(初土俵から2年6ヶ月)
- 最終場所
- 令和3年(2021)5月(36歳6ヶ月)※番付上は令和3年7月場所
- 大相撲歴
- 96場所(16年4ヶ月)
- 通算成績
- 569勝565敗66休1134出場(勝率.502)
- 通算96場所
- 勝ち越し47場所(勝ち越し率.490)
- 優勝等
- 幕内次点1回,十両優勝3回(同点1),序二段優勝1回
- 受賞・金星
- 敢闘賞3回,金星1個
- 前頭戦歴
- 347勝403敗30休750出場(勝率.463)
- 在位52場所(在位率.536)
- 勝ち越し21場所(勝ち越し率.404)
- 十両戦歴
- 111勝84敗15休195出場(勝率.569)
- 在位14場所(在位率.144)
- 勝ち越し9場所(勝ち越し率.643)
- 関取戦歴
- 458勝487敗45休945出場(勝率.485)
- 在位66場所(在位率.680)
- 勝ち越し30場所(勝ち越し率.455)
- 幕下以下歴
- 111勝78敗21休189出場(勝率.587)
- 在位30場所(在位率.313)
- 勝ち越し17場所(勝ち越し率.567)
寶智山 幸観
青森県弘前市出身、境川部屋の元力士で最高位は前頭14枚目。高校は「相撲の名門」青森県立木造高校。同校の先輩である舞の海に「君は大学相撲よりもプロに向いている」とスカウトされたことで中立部屋への入門を決意。序ノ口優勝を皮切りに各段で優勝同点などの好成績をあげ、平成18年3月に新十両に昇進すると2場所目で優勝同点、3場所目で十両優勝をあげて翌平成18年9月場所での新入幕を決めた。
20代・立田川 幸観(境川部屋) - 四股名 :寶智山 幸観(ほうちやま こうかん)
- 最高位 :前頭14枚目
- 年寄名跡:11代君ヶ濱⇒17代振分⇒17出来山⇒20代立田川
- 出身地 :青森県弘前市
- 本 名 :棟方 幸観
- 生年月日:昭和57年(1982)1月18日(42歳)
- 所属部屋:中立⇒境川部屋
- 改名歴 :寶智山⇒寶千山
- 初土俵 :平成12年(2000)3月(18歳2ヵ月)
- 新十両 :平成18年(2006)3月(24歳2ヵ月)
- 新入幕 :平成18年(2006)9月(24歳8ヵ月)
- 最終場所:平成26年(2014)1月(32歳0ヵ月)
- 生涯戦歴:399勝400敗7休/799出場(83場所)
- 生涯勝率:49.9%
- 優勝等 :十両優勝1回(同点1),幕下同点1回,三段目優勝1回,序二段同点1回,序ノ口優勝1回
- 幕内戦歴:27勝63敗(6場所)勝率:30.0%
- 十両戦歴:169勝176敗(23場所)勝率:49.0%
境川部屋の十両
城ノ龍 康允
モンゴル・トゥブ市出身、境川部屋の元力士で最高位は十両筆頭。鳥取城北高校から師匠の人望に魅せられて入門。
- 四股名 :城ノ龍 康允(しろのりゅう やすまさ)
- 最高位 :十両筆頭
- 出身地 :モンゴル・トゥブ市
- 本 名 :エレデンツォグト・オドゲレル⇒小林 光星
- 生年月日:昭和58年(1983)9月7日
- 出身高校:鳥取城北高校
- 所属部屋:境川部屋
- 改名歴 :城錦⇒城ノ龍
- 初土俵 :平成15年(2003)1月(19歳4ヵ月)
- 新十両 :平成22年(2010)9月(27歳0ヵ月)
- 最終場所:平成25年(2013)9月(30歳0ヵ月)
- 生涯戦歴:261勝234敗18休/493出場(64場所)
- 生涯勝率:52.7%
- 優勝等 :なし
- 十両戦歴:51勝76敗8休(9場所)勝率:40.2%
境川部屋の幕下
関取にはあと一歩届きませんでしたが、代表的な幕下力士もご紹介しておきましょう。
諫誠 章道
長崎県諫早市出身、境川部屋の元力士で最高位は幕下3枚目。小学生の頃から相撲と空手を習い、わんぱく相撲へも出場したが本当は相撲もスポーツも嫌いだった。しかし、サポートしてくれていた母親のことを想うと「辞めたい」とはとても言えなかった。母子家庭で育てあげてくれた母親孝行のため、高校相撲部の大先輩でもある境川親方のもとへ入門。左膝の負傷による休場で、一時は番付を序ノ口にまで落としたが平成27初場所と3月場所で序ノ口、序二段全勝優勝を遂げ復活をアピールした。
- 四股名 :諫誠 章道(かんせい あきみち)
- 最高位 :幕下3枚目
- 出身地 :長崎県諫早市
- 本 名 :三木 章道
- 生年月日:平成元年(1989)8月25日
- 所属部屋:境川部屋
- 改名歴 :三木⇒諫乃國⇒諫誠
- 初土俵 :平成20年(2008)3月(18歳7ヵ月)
- 最終場所:平成31年(2019)1月(29歳5ヵ月)
- 生涯戦歴:233勝169敗46休/401出場(65場所)
- 生涯勝率:58.0%
- 優勝等 :序二段優勝1回,序ノ口優勝1回
境川部屋の師匠
12代・中立~13代・境川 豪章
両国 梶之助(りょうごく かじのすけ)は長崎県長崎市出身、出羽海部屋の元力士で、最高位は小結。
昭和60年(1985)3月場所に22歳7ヶ月で初土俵を踏み、平成4年(1992)11月場所を最後に引退(30歳3ヶ月)(※番付上は平成5年1月場所が最後)。
通算成績は316勝313敗20休626出場。生涯勝率.502。通算47場所中、24場所を勝ち越した(勝ち越し率.511)。
主な成績は十両優勝1回(同点2)。殊勲賞1回,敢闘賞1回,金星3個(千代の富士3個)。
昭和37年(1962)7月30日生まれ。本名は小林 秀昭。
日大相撲部出身で明大だった春日野親方(栃乃和歌)とは同級生でライバル。奪った3個の金星はすべて千代の富士から!男気溢れる熱血親方。
- 年寄名跡
13代・境川 豪章 - 四股名
- 両国 梶之助(りょうごく かじのすけ)
- 最高位
- 小結
- 年寄名跡
- 12代中立 梶之助 →
12代中立 秀昭 →12代中立 秀昭 →12代中立 嗣人 →13代境川 豪章 - 出身地
- 長崎県長崎市
- 本名
- 小林 秀昭
- 生年月日
- 昭和37年(1962)7月30日(62歳)
- 出身高校
- 諫早農業高校
- 出身大学
- 日本大学
- 所属部屋
- 出羽海部屋
- 改名歴
- 小林山 秀昭 → 両国 秀昭 → 両国 梶之助
- 初土俵
- 昭和60年(1985)3月 幕下60枚目格付出(22歳7ヶ月)
- 新十両
- 昭和61年(1986)3月(所要6場所)
- 23歳7ヶ月(初土俵から1年0ヶ月)
- 新入幕
- 昭和62年(1987)3月(所要12場所)
- 24歳7ヶ月(初土俵から2年0ヶ月)
- 新小結
- 昭和62年(1987)7月(所要14場所)
- 24歳11ヶ月(初土俵から2年4ヶ月)
- 最終場所
- 平成4年(1992)11月(30歳3ヶ月)※番付上は平成5年1月場所
- 大相撲歴
- 47場所(7年8ヶ月)
- 通算成績
- 316勝313敗20休626出場(勝率.502)
- 通算47場所
- 勝ち越し24場所(勝ち越し率.511)(勝ち越し星92)
- 優勝等
- 十両優勝1回(同点2)
- 受賞・金星
- 殊勲賞1回,敢闘賞1回,金星3個
- 持給金
- 79円(勝ち越し星92個 金星3個)
- 幕内戦歴
- 217勝252敗11休467出場(勝率.463)
- 在位32場所(在位率.681)
- 勝ち越し12場所(勝ち越し率.375)
- 小結戦歴
- 21勝39敗0休60出場(勝率.350)
- 在位4場所(在位率.085)
- 勝ち越し0場所(勝ち越し率.000)
- 前頭戦歴
- 196勝213敗11休407出場(勝率.479)
- 在位28場所(在位率.596)
- 勝ち越し12場所(勝ち越し率.429)
- 十両戦歴
- 64勝47敗9休110出場(勝率.577)
- 在位8場所(在位率.170)
- 勝ち越し6場所(勝ち越し率.750)
- 関取戦歴
- 281勝299敗20休577出場(勝率.484)
- 在位40場所(在位率.851)
- 勝ち越し18場所(勝ち越し率.450)
- 幕下以下歴
- 35勝14敗0休49出場(勝率.714)
- 在位7場所(在位率.149)
- 勝ち越し6場所(勝ち越し率.857)
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