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外国出身の十両
保志光 信一
- 四股名 :保志光 信一(ほしひかり しんいち)
- 最高位 :十両筆頭
- 出身地 :モンゴル ウランバートル市
- 本 名 :ドゥグチン・パグワー
- 生年月日:昭和59年(1984)7月25日
- 所属部屋:八角部屋
- 初土俵 :平成12年(2000)11月(16歳4ヵ月)
- 新十両 :平成19年(2007)7月(23歳0ヵ月)
- 最終場所:平成23年(2011)5月(26歳10ヵ月)
- 生涯戦歴:278勝237敗16休/514出場(62場所)
- 生涯勝率:54.0%
- 優勝等 :幕下優勝1回
- 十両戦歴:92勝103敗(13場所)勝率:47.2%
城ノ龍 康允
モンゴル・トゥブ市出身、境川部屋の元力士で最高位は十両筆頭。鳥取城北高校から師匠の人望に魅せられて入門。
- 四股名 :城ノ龍 康允(しろのりゅう やすまさ)
- 最高位 :十両筆頭
- 出身地 :モンゴル・トゥブ市
- 本 名 :エレデンツォグト・オドゲレル⇒小林 光星
- 生年月日:昭和58年(1983)9月7日
- 出身高校:鳥取城北高校
- 所属部屋:境川部屋
- 改名歴 :城錦⇒城ノ龍
- 初土俵 :平成15年(2003)1月(19歳4ヵ月)
- 新十両 :平成22年(2010)9月(27歳0ヵ月)
- 最終場所:平成25年(2013)9月(30歳0ヵ月)
- 生涯戦歴:261勝234敗18休/493出場(64場所)
- 生涯勝率:52.7%
- 優勝等 :なし
- 十両戦歴:51勝76敗8休(9場所)勝率:40.2%
星安出寿 保世
国際相撲選手権にアルゼンチン代表として出場、左膝の怪我をきっかけに番付を下げた
- 四股名 :星安出寿 保世(ほしあんです ほせ)
- 最高位 :十両2枚目
- 出身地 :アルゼンチン ブエノスアイレス
- 本 名 :ホセ・アントニオ・ホアレス
- 生年月日:昭和43年(1968)6月1日
- 所属部屋:陸奥部屋
- 初土俵 :昭和63年(1988)5月(19歳11ヵ月)
- 新十両 :平成4年(1992)11月(24歳5ヵ月)
- 最終場所:平成12年(2000)9月(32歳3ヵ月)
- 生涯戦歴:334勝312敗/646出場(75場所)
- 生涯勝率:51.7%
- 優勝等 :なし
- 十両戦歴:113勝127敗(16場所)勝率:47.1%
星風 芳宏
星風 芳宏(ほしかぜ よしひろ)はモンゴル・トゥブ市出身、尾車部屋の元力士で、最高位は十両3枚目。
平成14年(2002)11月場所に18歳10ヶ月で初土俵を踏み、平成23年(2011)1月場所を最後に引退(27歳1ヶ月)。
通算成績は225勝182敗0休407出場。生涯勝率.553。通算50場所中、32場所を勝ち越した(勝ち越し率.653)。
主な成績は幕下同点1回,序二段優勝1回。
昭和58年(1983)12月15日生まれ。本名はボルド・アマラメンデ。
高校は鳥取城北高校で相撲を学ぶ。平成21年(2009)9月場所で新十両昇進を果たした。
平成23年(2011)の大相撲八百長問題に関与したとされたが特別調査委員会では処分が決定されずに調査続行とされていた。しかし師匠の尾車親方(元大関・琴風)が「これだけ騒がれては、どちらにしても相撲は取れない」と調査委員会の調査を待たずに星風を引退させる意向を明らかにした。
その後、引退勧告処分が出されたが星風はこれを不服として訴訟を起こす。一時は相撲協会側が、解雇前の地位である十両と同額の給料を1年間支払うことで和解の可能性もあったが、結局は星風側が敗訴し解雇が決定した。
- 四股名
- 星風 芳宏(ほしかぜ よしひろ)
- 最高位
- 十両3枚目
- 出身地
- モンゴル・トゥブ市
- 本名
- ボルド・アマラメンデ
- 生年月日
- 昭和58年(1983)12月15日
- 出身高校
- 鳥取城北高校
- 所属部屋
- 尾車部屋
- 改名歴
- 星風 芳宏
- 初土俵
- 平成14年(2002)11月 前相撲(18歳10ヶ月)
- 新十両
- 平成21年(2009)9月(所要41場所)
- 25歳8ヶ月(初土俵から6年10ヶ月)
- 最終場所
- 平成23年(2011)1月(27歳1ヶ月)
- 大相撲歴
- 50場所(8年2ヶ月)
- 通算成績
- 225勝182敗0休407出場(勝率.553)
- 通算50場所
- 勝ち越し32場所(勝ち越し率.653)
- 優勝等
- 幕下同点1回,序二段優勝1回
- 十両戦歴
- 58勝62敗0休120出場(勝率.483)
- 在位8場所(在位率.160)
- 勝ち越し4場所(勝ち越し率.500)
- 幕下以下歴
- 167勝120敗0休287出場(勝率.582)
- 在位41場所(在位率.820)
- 勝ち越し28場所(勝ち越し率.683)
智異ノ山 正一郎
日本統治下の朝鮮出身力士として唯一の関取
- 四股名 :智異ノ山 正一郎(ちいのやま しょういちろう)
- 最高位 :十両3枚目
- 出身地 :韓国 慶尚南道
- 本 名 :豊川 正一郎 (韓国名:廬 于)
- 生年月日:大正11年(1922)3月25日
- 所属部屋:出羽海部屋
- 改名歴 :咸陽山⇒智異ノ山
- 初土俵 :昭和15年(1940)1月(17歳10ヵ月)
- 新十両 :昭和19年(1944)11月(22歳8ヵ月)
- 最終場所:昭和20年(1945)11月(23歳8ヵ月)
- 生涯戦歴:46勝24敗10休/70出場(12場所)
- 生涯勝率:65.7%
- 優勝等 :なし
- 十両戦歴:9勝8敗10休(3場所)勝率:52.9%
星誕期 偉真智
大相撲史上初のアルゼンチン出身力士、長野オリンピックではアルゼンチン選手団を先導した
- 四股名 :星誕期 偉真智(ほしたんご いまち)
- 最高位 :十両3枚目
- 出身地 :アルゼンチン ブエノスアイレス
- 本 名 :イマチ・マルセロ・サロモン
- 生年月日:昭和40年(1965)9月5日
- 所属部屋:陸奥部屋
- 初土俵 :昭和62年(1987)5月(21歳8ヵ月)
- 新十両 :平成4年(1992)9月(27歳0ヵ月)
- 最終場所:平成16年(2004)1月(38歳4ヵ月)
- 生涯戦歴:430勝388敗11休/818出場(101場所)
- 生涯勝率:52.6%
- 優勝等 :幕下同点1回
- 十両戦歴:105勝135敗(16場所)勝率:43.8%
栃ノ華 朝王
史上初の台湾出身関取、学生時代は柔道の選手
- 四股名 :栃ノ華 朝王(とちのはな ちょうおう)
- 最高位 :十両4枚目
- 出身地 :台湾台北市
- 本 名 :劉 朝恵
- 生年月日:昭和37年(1962)9月4日
- 所属部屋:春日野部屋
- 初土俵 :昭和55年(1980)5月(17歳8ヵ月)
- 新十両 :昭和60年(1985)5月(22歳8ヵ月)
- 最終場所:昭和63年(1988)5月(25歳8ヵ月)
- 生涯戦歴:224勝207敗9休/430出場(49場所)
- 生涯勝率:52.0%
- 優勝等 :なし
- 十両戦歴:88勝105敗2休(13場所)勝率:45.6%
国東 始
ブラジル・サンパウロ市出身、玉ノ井部屋の元力士で最高位は十両4枚目。イタリア系ブラジル人で、純ブラジル人としては初の関取。
- 四股名 :国東 始(くにあずま はじめ)
- 最高位 :十両4枚目
- 出身地 :ブラジル・サンパウロ市
- 本 名 :ヴァンデル・ラモス
- 生年月日:昭和50年(1975)9月4日
- 所属部屋:玉ノ井部屋
- 改名歴 :国東⇒功弐東
- 初土俵 :平成3年(1991)9月(16歳0ヵ月)
- 新十両 :平成12年(2000)9月(25歳0ヵ月)
- 最終場所:平成16年(2004)3月(28歳6ヵ月)
- 生涯戦歴:276勝183敗146休/455出場(76場所)
- 生涯勝率:60.1%
- 優勝等 :幕下優勝1回,三段目優勝1回,序二段優勝1回,序ノ口優勝2回(同点1)
- 十両戦歴:52勝53敗45休(10場所)勝率:49.5%
鬼嵐 力
- 四股名 :鬼嵐 力(おにあらし ちから)
- 最高位 :十両7枚目
- 出身地 :モンゴル ウランバートル市
- 本 名 :ウルジーバヤル・ウルジージャルガル
- 生年月日:昭和57年(1982)6月13日
- 所属部屋:朝日山部屋
- 改名歴 :大恩児⇒大毅⇒鬼嵐
- 初土俵 :平成12年(2000)7月(18歳1ヵ月)
- 新十両 :平成24年(2012)7月(30歳1ヵ月)
- 最終場所:平成26年(2014)7月(32歳1ヵ月)
- 生涯戦歴:310勝301敗10休/609出場(84場所)
- 生涯勝率:50.7%
- 優勝等 :幕下優勝1回
- 十両戦歴:27勝48敗(5場所)勝率:36.0%
隆濤 剛
ブラジル・サンパウロ市出身、玉ノ井部屋の元力士で最高位は十両8枚目。日系ブラジル三世で柔道から高校進学で相撲に転身。
- 四股名 :隆濤 剛(りゅうどう ごう)
- 最高位 :十両8枚目
- 出身地 :ブラジル・サンパウロ市
- 本 名 :池森 剛
- 生年月日:昭和46年(1971)5月26日
- 出身大学:拓殖大学
- 所属部屋:玉ノ井部屋
- 改名歴 :池森⇒隆濤⇒池森⇒龍興
- 初土俵 :平成4年(1992)5月・幕下60付出(21歳0ヵ月)
- 新十両 :平成6年(1994)3月(22歳10ヵ月)
- 最終場所:平成11年(1999)1月(27歳8ヵ月)
- 生涯戦歴:167勝150敗26休/317出場(41場所)
- 生涯勝率:52.7%
- 優勝等 :なし
- 十両戦歴:44勝49敗12休(7場所)勝率:47.3%
大喜 進
曙に刺激を受けて来日も深刻なホームシックで若くして引退。帰国後、知人との金銭トラブルから刺殺される悲劇が
- 四股名 :大喜 進(だいき すすむ)
- 最高位 :十両10枚目
- 出身地 :アメリカ ハワイ州オアフ島
- 本 名 :キパパ・パアシィー・ポマイカイ
- 生年月日:昭和48年(1973)7月16日
- 没年月日:平成17年(2005)5月16日(享年31歳)
- 所属部屋:東関部屋
- 改名歴 :若大成⇒大喜
- 初土俵 :平成3年(1991)11月(18歳4ヵ月)
- 新十両 :平成7年(1995)9月(22歳2ヵ月)
- 最終場所:平成10年(1998)1月(24歳6ヵ月)
- 生涯戦歴:153勝119敗19休/271出場(38場所)
- 生涯勝率:56.3%
- 優勝等 :幕下優勝2回
- 十両戦歴:26勝34敗(4場所)勝率:43.3%
大勇武 龍泉
モンゴル・ウランバートル市出身、芝田山部屋の元力士で最高位は十両10枚目。祖父はモンゴル相撲の横綱だが本人はモンゴル相撲の経験はなかった。芝田山親方がモンゴルで新弟子を募集した際に応募して入門が決まった。平成20年5月に新十両に昇進。これは芝田山部屋初の関取だったが5勝10敗と大きく負け越して幕下に陥落、その後も番付を上げることが出来ず、関取として土俵を務めたのはわずかひと場所で終わった。
- 四股名 :大勇武 龍泉(だいゆうぶ りゅうせん)
- 最高位 :十両10枚目
- 出身地 :モンゴル・ウランバートル市
- 本 名 :ダワードルジ・オンドラハ
- 生年月日:昭和58年(1983)3月30日
- 所属部屋:芝田山部屋
- 改名歴 :大勇地⇒大勇武
- 初土俵 :平成13年(2001)3月(18歳0ヵ月)
- 新十両 :平成20年(2008)5月(25歳2ヵ月)
- 最終場所:平成22年(2010)7月(27歳4ヵ月)
- 生涯戦歴:211勝177敗12休/388出場(57場所)
- 生涯勝率:54.4%
- 優勝等 :幕下優勝1回(同点1)
- 十両戦歴:5勝10敗(1場所)勝率:33.3%
魁 猛
魁 猛(さきがけ たけし)はモンゴル・ウランバートル市出身、放駒 → 芝田山部屋の元力士で、最高位は十両10枚目。
平成15年(2003)5月場所に17歳1ヶ月で初土俵を踏み、令和4年(2022)3月場所を最後に引退(35歳11ヶ月)。
通算成績は417勝408敗0休825出場。生涯勝率.505。通算112場所中、56場所を勝ち越した(勝ち越し率.505)。
主な成績は幕下優勝1回。
昭和61年(1986)4月5日生まれ。本名はヤガーンバートル・バトトゥシグ。
母親の熱心な勧めもあり医者になるため猛勉強をしていたが、ウランバートル市で行われた旭鷲山主催の相撲オーディションに合格、親に相談せずに日本行きを決めた。
放駒部屋入門当初の四股名は若虎だったが放駒親方(元大関・魁傑)に改名を申し出ると「魁傑の四股名をやろうか」と打診、これは恐れ多いと1字を受け継ぎ「魁」とした。四股名が上も下も1字の関取経験者は昭和以降2人目。
- 四股名
- 魁 猛(さきがけ たけし)
- 最高位
- 十両10枚目
- 出身地
- モンゴル・ウランバートル市
- 本名
- ヤガーンバートル・バトトゥシグ
- 生年月日
- 昭和61年(1986)4月5日
- 所属部屋
- 放駒 → 芝田山部屋
- 改名歴
- 若虎 猛 → 魁 猛
- 初土俵
- 平成15年(2003)5月 前相撲(17歳1ヶ月)
- 新十両
- 平成26年(2014)1月(所要63場所)
- 27歳9ヶ月(初土俵から10年8ヶ月)
- 最終場所
- 令和4年(2022)3月(35歳11ヶ月)
- 大相撲歴
- 112場所(18年10ヶ月)
- 通算成績
- 417勝408敗0休825出場(勝率.505)
- 通算112場所
- 勝ち越し56場所(勝ち越し率.505)
- 優勝等
- 幕下優勝1回
- 十両戦歴
- 35勝55敗0休90出場(勝率.389)
- 在位6場所(在位率.054)
- 勝ち越し0場所(勝ち越し率.000)
- 幕下以下歴
- 382勝353敗0休735出場(勝率.520)
- 在位105場所(在位率.938)
- 勝ち越し56場所(勝ち越し率.533)
仲の国 将
日本語の勉強のために来日したが身体の大きさを見込まれて湊部屋へ入門、漢民族としては初の関取
- 四股名 :仲の国 将(なかのくに しょう)
- 最高位 :十両12枚目
- 出身地 :中国・北京市順義区
- 本 名 :呂 超
- 生年月日:昭和58年(1983)9月17日
- 所属部屋:湊部屋
- 初土俵 :平成14年(2002)7月(18歳10ヵ月)
- 新十両 :平成22年(2010)9月(27歳0ヵ月)
- 最終場所:平成24年(2012)5月(28歳8ヵ月)
- 生涯戦歴:218勝196敗/414出場(59場所)
- 生涯勝率:52.7%
- 優勝等 :三段目優勝1回
- 十両戦歴:3勝12敗(1場所)勝率:20.0%
若東 吉信
ブラジル・サンパウロ市出身、玉ノ井部屋の元力士で最高位は十両13枚目。ブラジル生まれだが国籍は日本で日系ブラジル人ではない。幼少の頃から相撲をはじめ、数々のスポーツで身体を鍛えた。中学時代には相撲研修の為、来日して藤島部屋を訪れたことも。ブラジルの中学を卒業すると角界入りの為に来日、平成13年(2001)5月場所で新十両昇進を果たした。引退後はブラジルに戻り、現地のアマチュア相撲協会会長などを務める。ブラジル出身の魁聖を友綱部屋へと紹介したのもこの若東。
- 四股名 :若東 吉信(わかあずま よしのぶ)
- 最高位 :十両13枚目
- 出身地 :ブラジル・サンパウロ市
- 本 名 :黒田 吉信
- 生年月日:昭和51年(1976)4月21日
- 所属部屋:玉ノ井部屋
- 改名歴 :黒田⇒若東
- 初土俵 :平成3年(1991)9月(15歳5ヵ月)
- 新十両 :平成13年(2001)5月(25歳1ヵ月)
- 最終場所:平成15年(2003)5月(27歳1ヵ月)
- 生涯戦歴:251勝217敗30休/468出場(71場所)
- 生涯勝率:53.6%
- 優勝等 :序ノ口同点1回
- 十両戦歴:4勝11敗(1場所)勝率:26.7%
千昇 秀貴
モンゴル・ウランバートル市出身、式秀部屋の元力士で最高位は十両14枚目。白鵬ら7人と共に来日して最初に入門の内定を貰うほど期待されていた。四股名の由来は、師匠である8代式秀(元小結・大潮)自身がが持つ、通算964勝の記録を超えて欲しいとの願いから千昇(1000勝)に。佐久間山(現・常幸龍)のデビュー以来27戦無敗記録を止めたのはこの千昇。
- 四股名 :千昇 秀貴(せんしょう ひでき)
- 最高位 :十両14枚目
- 出身地 :モンゴル・ウランバートル市
- 本 名 :エンフバートル・バヤルバト
- 生年月日:昭和58年(1983)10月14日
- 所属部屋:式秀部屋
- 改名歴 :千昇⇒大想源⇒千昇
- 初土俵 :平成13年(2001)3月(17歳5ヵ月)
- 新十両 :平成24年(2012)3月(28歳5ヵ月)
- 最終場所:平成27年(2015)1月(31歳3ヵ月)
- 生涯戦歴:300勝250敗41休/548出場(83場所)
- 生涯勝率:54.5%
- 優勝等 :幕下優勝1回(同点1),三段目優勝1回,序ノ口同点1回
- 十両戦歴:6勝19敗5休(2場所)勝率:24.0%
外国出身の幕下
関取にはあと一歩届きませんでしたが、代表的な幕下力士もご紹介しておきましょう。南富 健三
小錦の勧誘によって入門を決意、幕下までの昇進は2年と早かったが怪我によって関取目前でリタイア
- 四股名 :南富 健三(なんふう けんぞう)
- 最高位 :幕下筆頭
- 出身地 :アメリカ ハワイ州
- 本 名 :ケカウオハ・ビジオ・カレオ
- 生年月日:昭和45年(1970)1月22日
- 所属部屋:高砂部屋
- 初土俵 :平成2年(1990)9月(20歳8ヵ月)
- 最終場所:平成8年(1996)9月(26歳8ヵ月)
- 生涯戦歴:132勝106敗14休/238出場(37場所)
- 生涯勝率:55.5%
- 優勝等 :三段目優勝1回
風冨山 泰雅
入門のきっかけは、カザフスタン代表のレスリングジュニア選手権で好成績をあげたことで、カザフスタンの相撲協会から大相撲入りを勧められて入門。史上初であり唯一のカザフスタン出身力士となった。平成26年(2014)1月に泥酔状態で飲食店の門松を壊したとして器物損壊容疑で逮捕。それ以降、稽古にも身が入らなくなり9月場所限りで引退となった
- 四股名 :風冨山 泰雅(かざふざん たいが)
- 最高位 :幕下10枚目
- 出身地 :カザフスタン アクタウ市
- 本 名 :スエネシュ・クディバエフ
- 生年月日:昭和59年(1984)4月6日
- 所属部屋:錦戸部屋
- 改名歴 :風斧山⇒風冨山
- 初土俵 :平成15年(2003)11月(19歳7ヵ月)
- 最終場所:平成26年(2014)9月(30歳5ヵ月)
- 生涯戦歴:234勝185敗29休/418出場(65場所)
- 生涯勝率:55.8%
- 優勝等 :序二段同点1回
南乃島 勇
父親も朝日山部屋の元力士で四股名も同じ「南ノ島」
- 四股名 :南乃島 勇(みなみのしま いさむ)
- 最高位 :幕下21枚目
- 出身地 :トンガ
- 本 名 :ミナミノシマ・イサム・ファレバイ
- 生年月日:昭和58年(1983)6月2日
- 所属部屋:武蔵川部屋
- 改名歴 :南ノ島⇒南乃島
- 初土俵 :平成13年(2001)3月(17歳9ヵ月)
- 最終場所:平成20年(2008)9月(25歳3ヵ月)
- 生涯戦歴:159勝147敗9休/305出場(46場所)
- 生涯勝率:52.0%
- 優勝等 :三段目優勝1回
空乃海 一力
日本語が堪能、帰化した時には自ら名字を決めた
- 四股名 :空乃海 一力(そらのうみ いちりき)
- 最高位 :幕下25枚目
- 出身地 :韓国
- 本 名 :金 樹泳⇒下田 樹泳
- 生年月日:昭和58年(1983)9月7日
- 所属部屋:花籠⇒峰崎部屋
- 改名歴 :龍樹⇒龍樹山⇒白龍⇒大空⇒空乃海
- 初土俵 :平成11年(1999)5月(15歳8ヵ月)
- 最終場所:令和元年(2019)5月(35歳8ヵ月)
- 生涯戦歴:409勝401敗23休/810出場(120場所)
- 生涯勝率:50.5%
- 優勝等 :なし
大露羅 敏
ロシア出身、北の湖~山響部屋の元力士で最高位は幕下43枚目。大相撲史上最重量の288㎏!日本語堪能な愛すべきロシア人力士。先代の師匠・北の湖にたいへん可愛がられ、亡くなるまでの14年間付け人を務めた。生前に交わした約束「北の湖が停年を迎えるまでは現役を続ける」を守り、先代が存命であれば停年を迎えた5月場所を経て、先代が亡くなった11月場所を前にして引退を決意した。
- 四股名 :大露羅 敏(おおろら さとし)
- 最高位 :幕下43枚目
- 出身地 :ロシア連邦ブリヤート共和国ザイグライフスキー
- 本 名 :アナトリイ・ヴァレリエヴィチ・ミハハノフ
- 生年月日:昭和58年(1983)4月26日
- 所属部屋:北の湖⇒山響部屋
- 初土俵 :平成12年(2000)3月(16歳11ヵ月)
- 最終場所:平成30年(2018)9月(35歳5ヵ月)
- 生涯戦歴:376勝382敗12休/756出場(111場所)
- 生涯勝率:49.6%
- 優勝等 :なし
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