外国出身の力士一覧!過去から現在、外国生まれの主な関取を網羅しました-Part2

この記事の目次

外国出身の大関

小錦 八十吉(6代)

入幕2場所目で千代の富士と隆の里から金星を獲得「黒船来襲」と騒がれた外国出身力士初の大関

  • 四股名 :小錦 八十吉(6代)(こにしき やそきち)
  • 最高位 :大関
  • 年寄名跡:15代佐ノ山
  • 出身地 :アメリカ ハワイ州オアフ島
  • 本 名 :サレバ・ファウリ・アティサノエ⇒塩田⇒小錦 八十吉
  • 生年月日:昭和38年(1963)12月31日
  • 所属部屋:高砂部屋
  • 初土俵 :昭和57年(1982)7月(18歳7ヵ月)
  • 新十両 :昭和58年(1983)11月(19歳11ヵ月)
  • 新入幕 :昭和59年(1984)7月(20歳7ヵ月)
  • 新三役 :昭和59年(1984)11月(20歳11ヵ月)
  • 新大関 :昭和62年(1987)7月(23歳7ヵ月)
  • 最終場所:平成9年(1997)11月(33歳11ヵ月)
  • 生涯戦歴:730勝498敗95休/1219出場(93場所)
  • 生涯勝率:59.4%
  • 優勝等 :幕内優勝3回(同点2・次点7),十両優勝2回(同点1),幕下同点1回,序二段優勝1回,序ノ口優勝1回
  • 成 績 :殊勲賞4回,敢闘賞5回,技能賞1回,金星2個
  • 幕内戦歴:649勝476敗89休(81場所)勝率:57.7%
  •   大関:345勝197敗43休(39場所)勝率:63.7%
  •   関脇:62勝48敗25休(9場所)勝率:56.4%
  •   小結:34勝11敗(3場所)勝率:75.6%
  •   前頭:208勝220敗21休(30場所)勝率:48.6%
  • 十両戦歴:39勝15敗6休(4場所)勝率:72.2%

琴欧州 勝紀

ヨーロッパ出身力士として初の幕内優勝者であり初の親方に、平成29年(2017)4月1日に分家独立も果たす。ブログも人気

  • 15代・鳴戸 勝紀
  • 平成29年(2017)4月1日
  • 四股名 :琴欧州 勝紀(ことおうしゅう かつのり)
  • 最高位 :大関
  • 年寄名跡:大関3年・琴欧洲 ⇒15代鳴戸
  • 出身地 :ブルガリア ベリコタロノボ市
  • 本 名 :カロヤン・ステファノフ・マハリャノフ⇒安藤 カロヤン
  • 生年月日:昭和58年(1983)2月19日(41歳)
  • 所属部屋:佐渡ヶ嶽部屋
  • 改名歴 :琴欧州⇒琴欧洲
  • 初土俵 :平成14年(2002)11月(19歳9ヵ月)
  • 新十両 :平成16年(2004)5月(21歳3ヵ月)
  • 新入幕 :平成16年(2004)9月(21歳7ヵ月)
  • 新三役 :平成17年(2005)3月(22歳1ヵ月)
  • 新大関 :平成18年(2006)1月(22歳11ヵ月)
  • 最終場所:平成26年(2014)3月(31歳1ヵ月)
  • 生涯戦歴:537勝337敗67休/864出場(68場所)
  • 生涯勝率:61.4%
  • 優勝等 :幕内優勝1回(同点1・次点3),十両優勝1回,幕下優勝1回,序ノ口優勝1回
  • 成 績 :殊勲賞2回,敢闘賞3回
  • 幕内戦歴:466勝322敗67休(57場所)勝率:59.1%
  •   大関:378勝264敗63休(47場所)勝率:58.9%
  •   関脇:33勝23敗4休(4場所)勝率:58.9%
  •   小結:16勝14敗(2場所)勝率:53.3%
  •   前頭:39勝21敗(4場所)勝率:65.0%
  • 十両戦歴:23勝7敗(2場所)勝率:76.7%

把瑠都 凱斗

懐の深さと強い握力での相撲っぷりが人気だった愛すべきキャラクター

  • 四股名 :把瑠都 凱斗(ばると かいと)
  • 最高位 :大関
  • 出身地 :エストニア ラクヴェレ市
  • 本 名 :カイド・ホーヴェルソン
  • 生年月日:昭和59年(1984)11月5日
  • 所属部屋:三保ヶ関⇒尾上部屋
  • 初土俵 :平成16年(2004)5月(19歳6ヵ月)
  • 新十両 :平成17年(2005)9月(20歳10ヵ月)
  • 新入幕 :平成18年(2006)5月(21歳6ヵ月)
  • 新三役 :平成20年(2008)9月(23歳10ヵ月)
  • 新大関 :平成22年(2010)5月(25歳6ヵ月)
  • 最終場所:平成25年(2013)9月(28歳10ヵ月)
  • 生涯戦歴:431勝213敗102休/637出場(55場所)
  • 生涯勝率:66.9%
  • 優勝等 :幕内優勝1回(次点4),十両優勝3回,幕下優勝1回,序二段優勝1回,序ノ口優勝1回
  • 成 績 :殊勲賞1回,敢闘賞5回,技能賞1回
  • 幕内戦歴:330勝197敗88休(41場所)勝率:62.6%
  •   大関:133勝69敗23休(15場所)勝率:65.8%
  •   関脇:85勝58敗7休(10場所)勝率:59.4%
  •   小結:20勝10敗(2場所)勝率:66.7%
  •   前頭:92勝60敗58休(14場所)勝率:60.5%
  • 十両戦歴:54勝7敗14休(5場所)勝率:88.5%

栃ノ心 剛史

栃ノ心 剛史(とちのしん つよし)はジョージア ムツケタ市出身、春日野部屋の力士で最高位は大関。令和5年5月場所の番付は東 十両5枚目。

追手風部屋で小結だった黒海に次ぐジョージア出身2人目の幕内力士。初土俵から所要13場所での新入幕、さらに小結にまで昇進も平成25年(2013)7月場所で右膝前十字靭帯断裂などの大怪我を負い4場所休場、これにより番付は幕下にまで転落。一時は引退も覚悟したが親方からの「あと10年相撲を取らないとダメだ」との言葉で奮起、休場明けから幕下と十両あわせて4場所連続優勝で一気に幕内へと復帰した。平成30年初場所では念願の幕内初優勝を平幕で達成。大関昇進も決めて次は更に上を目指す

四股名
栃ノ心 剛史(とちのしん つよし)
最高位
大関
最新番付
東 十両5枚目
出身地
ジョージア ムツケタ市
本名
レヴァニ・ゴルガゼ
生年月日
昭和62年(1987)10月13日(37歳)
所属部屋
春日野部屋
初土俵
平成18年(2006)3月(18歳5ヵ月)
新十両
平成20年(2008)1月(20歳3ヵ月)
新入幕
平成20年(2008)5月(20歳7ヵ月)
新小結
平成22年(2010)7月(22歳9ヵ月)
新関脇
平成28年(2016)7月(28歳9ヵ月)
新大関
平成30年(2018)7月(30歳9ヵ月)
優勝
幕内優勝1回,十両優勝3回,幕下優勝2回
受賞・金星
殊勲賞2回,敢闘賞6回,技能賞3回,金星2個
通算成績
681勝615敗106休/1287出場(勝率:52.9%)
直近7場所
5勝16敗(幕内:30勝35敗10休)
7場所勝率
41.7%
令5年5月
東 十両5枚目(2枚半降下)
0勝6敗
●●●●●|■    |     
令5年3月
西 十両2枚目(7枚半降下)
5勝10敗
●●●○●|○○●●●|●●●○○
令5年1月
西 前頭11枚目(3枚降下)
2勝3敗10休
○●○●■|ややややや|ややややや
令4年11月
西 前頭8枚目(半枚降下)
6勝9敗
●○●○●|○●●●○|○●○●●
令4年9月
東 前頭8枚目(変動なし)
7勝8敗
○●○●●|●○●○●|●●○○○
令4年7月
東 前頭8枚目(1枚半上昇)
7勝8敗
○●○●○|●○○●●|○○●●●
令4年5月
西 前頭9枚目
8勝7敗
●●●○○|○○●○○|○○●●●

外国出身の関脇

髙見山 大五郎

外国出身力士として史上初の幕内優勝を果たした人気力士

  • 四股名 :髙見山 大五郎(たかみやま だいごろう)
  • 最高位 :関脇
  • 年寄名跡:12代東関
  • 出身地 :アメリカ ハワイ州
  • 本 名 :ジェシー・ジェームス・ワイラニ・クハウルア⇒渡辺 大五郎
  • 生年月日:昭和19年(1944)6月16日
  • 所属部屋:高砂部屋
  • 改名歴 :ジェシー⇒高見山
  • 初土俵 :昭和39年(1964)3月(19歳9ヵ月)
  • 新十両 :昭和42年(1967)3月(22歳9ヵ月)
  • 新入幕 :昭和43年(1968)1月(23歳7ヵ月)
  • 新三役 :昭和44年(1969)11月(25歳5ヵ月)
  • 最終場所:昭和59年(1984)5月(39歳11ヵ月)
  • 生涯戦歴:812勝845敗22休/1654出場(122場所)
  • 生涯勝率:49.0%
  • 優勝等 :幕内優勝1回,序二段優勝1回,序ノ口優勝1回
  • 成 績 :殊勲賞6回,敢闘賞5回,金星12個
  • 幕内戦歴:683勝750敗22休(97場所)勝率:47.7%
  •   関脇:52勝68敗(8場所)勝率:43.3%
  •   小結:118勝167敗(19場所)勝率:41.4%
  •   前頭:513勝515敗22休(70場所)勝率:49.9%
  • 十両戦歴:53勝52敗(7場所)勝率:50.5%

旭天鵬 勝

旭天鵬 勝(きょくてんほう まさる)モンゴル・ナライハ市ナラフ区ナライハ町出身、大島 → 友綱部屋の元力士で、最高位は関脇

平成4年(1992)3月場所に17歳5ヶ月で初土俵を踏み、平成27年(2015)7月場所を最後に引退(40歳10ヶ月)。

通算成績は927勝944敗22休1870出場。生涯勝率.495。通算140場所中、79場所を勝ち越した(勝ち越し率.568)。

主な成績は幕内優勝1回(次点1),十両同点1回,幕下同点1回。敢闘賞7回,金星2個(貴乃花1個、朝青龍1個)。

昭和49年(1974)9月13日生まれ。本名は太田 勝(モンゴル名はニャムジャブ・ツェベクニャム)。

入門は3代大島(元大関・旭國)の大島部屋。平成24年(2012)4月の部屋閉鎖に伴い友綱部屋へと移籍。その移籍直後となる5月場所で37歳8か月での幕内初優勝を達成。これは史上最年長記録。

引退後は4代大島を襲名し後進の指導にあたっていたが、平成29年(2017)6月に10代友綱(元関脇・魁輝)と名跡交換を行い11代友綱を襲名、モンゴル出身力士初となる師匠の座についた。

令和4年(2022)2月1日付で名跡を再度交換して5代大島を襲名、部屋の名称も大島部屋へと改めた。

年寄
5代・大島 勝
四股名
旭天鵬 勝(きょくてんほう まさる)
最高位
関脇
年寄名跡
4代大島 勝 → 11代友綱 勝5代大島 勝
出身地
モンゴル・ナライハ市ナラフ区ナライハ町
本名
ニャムジャブ・ツェベクニャム→太田 勝
生年月日
昭和49年(1974)9月13日(50歳)
所属部屋
大島 → 友綱部屋
改名歴
旭天鵬 勝
初土俵
平成4年(1992)3月 前相撲(17歳5ヶ月)
新十両
平成8年(1996)3月(所要24場所)
21歳5ヶ月(初土俵から4年0ヶ月)
新入幕
平成10年(1998)1月(所要35場所)
23歳3ヶ月(初土俵から5年10ヶ月)
新小結
平成14年(2002)1月(所要59場所)
27歳4ヶ月(初土俵から9年10ヶ月)
新関脇
平成15年(2003)7月(所要68場所)
28歳9ヶ月(初土俵から11年4ヶ月)
最終場所
平成27年(2015)7月(40歳10ヶ月)
大相撲歴
140場所(23年4ヶ月)
通算成績
927勝944敗22休1870出場(勝率.495)
通算140場所
勝ち越し79場所(勝ち越し率.568)
優勝等
幕内優勝1回(次点1),十両同点1回,幕下同点1回
受賞・金星
敢闘賞7回,金星2個
幕内戦歴
697勝773敗15休1470出場(勝率.474)
在位99場所(在位率.707)
勝ち越し48場所(勝ち越し率.485)
三役戦歴
73勝107敗0休180出場(勝率.406)
在位12場所(在位率.086)
勝ち越し2場所(勝ち越し率.167)
関脇戦歴
16勝29敗0休45出場(勝率.356)
在位3場所(在位率.021)
勝ち越し0場所(勝ち越し率.000)
小結戦歴
57勝78敗0休135出場(勝率.422)
在位9場所(在位率.064)
勝ち越し2場所(勝ち越し率.222)
前頭戦歴
624勝666敗15休1290出場(勝率.484)
在位87場所(在位率.621)
勝ち越し46場所(勝ち越し率.529)
十両戦歴
128勝112敗0休240出場(勝率.533)
在位16場所(在位率.114)
勝ち越し12場所(勝ち越し率.750)
関取戦歴
825勝885敗15休1710出場(勝率.482)
在位115場所(在位率.821)
勝ち越し60場所(勝ち越し率.522)
幕下以下歴
102勝59敗7休160出場(勝率.634)
在位24場所(在位率.171)
勝ち越し19場所(勝ち越し率.792)


朝赤龍 太郎

朝赤龍 太郎(あさせきりゅう たろう)モンゴル・ウランバートル市出身、若松~高砂部屋の元力士で、最高位は関脇

平成12年(2000)1月場所に18歳5ヶ月で初土俵を踏み、平成29年(2017)3月場所を最後に引退(35歳7ヶ月)(※番付上は平成29年5月場所が最後)

通算成績は687勝679敗36休1361出場。生涯勝率.503。通算103場所中、51場所を勝ち越した(勝ち越し率.500)。

主な成績は幕内次点2回,十両優勝1回序二段優勝1回殊勲賞1回,敢闘賞1回,技能賞2回

昭和56年(1981)8月7日生まれ。本名はバダルチ・ダシニャム(日本名同じ)。

第68代横綱・朝青龍とともに明徳義塾高へ相撲留学。十両からの陥落により138年続いた高砂部屋関取在位記録が途絶えたことを、誰よりも悔しがった。平成29年(2017)4月に日本国籍を取得(日本名はモンゴル名と同じ)。

令和2年(2020)11月26日付で8代高砂を襲名。

年寄
8代高砂 浦五郎
四股名
朝赤龍 太郎(あさせきりゅう たろう)
最高位
関脇
年寄名跡
17代錦島 太郎 → 8代高砂 浦五郎
出身地
モンゴル・ウランバートル市
本名
バダルチ・ダシニャム → バダルチ・ダシニャム(日本国籍)
生年月日
昭和56年(1981)8月7日(43歳)
出身高校
明徳義塾高校
所属部屋
若松~高砂部屋
改名歴
朝赤龍 太郎
初土俵
平成12年(2000)1月 前相撲(18歳5ヶ月)
新十両
平成14年(2002)7月(所要15場所)
20歳11ヶ月(初土俵から2年6ヶ月)
新入幕
平成15年(2003)3月(所要19場所)
21歳7ヶ月(初土俵から3年2ヶ月)
新小結
平成18年(2006)7月(所要39場所)
24歳11ヶ月(初土俵から6年6ヶ月)
新関脇
平成19年(2007)9月(所要46場所)
26歳1ヶ月(初土俵から7年8ヶ月)
最終場所
平成29年(2017)3月(35歳7ヶ月)※番付上は平成29年5月場所
大相撲歴
103場所(17年2ヶ月)
通算成績
687勝679敗36休1361出場(勝率.503)
通算103場所
勝ち越し51場所(勝ち越し率.500)
優勝等
幕内次点2回,十両優勝1回序二段優勝1回
受賞・金星
殊勲賞1回,敢闘賞1回,技能賞2回
幕内戦歴
410勝442敗33休848出場(勝率.481)
在位59場所(在位率.573)
勝ち越し26場所(勝ち越し率.441)
三役戦歴
22勝41敗12休62出場(勝率.349)
在位5場所(在位率.049)
勝ち越し1場所(勝ち越し率.200)
関脇戦歴
11勝19敗0休30出場(勝率.367)
在位2場所(在位率.019)
勝ち越し1場所(勝ち越し率.500)
小結戦歴
11勝22敗12休32出場(勝率.333)
在位3場所(在位率.029)
勝ち越し0場所(勝ち越し率.000)
前頭戦歴
388勝401敗21休786出場(勝率.492)
在位54場所(在位率.524)
勝ち越し25場所(勝ち越し率.463)
十両戦歴
203勝199敗3休401出場(勝率.505)
在位27場所(在位率.262)
勝ち越し13場所(勝ち越し率.481)
関取戦歴
613勝641敗36休1249出場(勝率.489)
在位86場所(在位率.835)
勝ち越し39場所(勝ち越し率.453)
幕下以下歴
74勝38敗0休112出場(勝率.661)
在位16場所(在位率.155)
勝ち越し12場所(勝ち越し率.750)


阿覧 欧虎

三保ヶ関部屋閉鎖後、春日野部屋に移籍したが5日後に突如引退「三保ヶ関師匠と一緒に終わりたい」

  • 四股名 :阿覧 欧虎(あらん はくとら)
  • 最高位 :関脇
  • 出身地 :ロシア連邦北オセチア・アラニヤ共和国ヴラジカヴカーズ市
  • 本 名 :アラン・ガバライエフ
  • 生年月日:昭和59年(1984)1月31日
  • 所属部屋:三保ヶ関⇒春日野部屋
  • 初土俵 :平成19年(2007)1月(23歳0ヵ月)
  • 新十両 :平成20年(2008)7月(24歳6ヵ月)
  • 新入幕 :平成20年(2008)11月(24歳10ヵ月)
  • 新三役 :平成22年(2010)9月(26歳8ヵ月)
  • 最終場所:平成25年(2013)11月(29歳10ヵ月)
  • 生涯戦歴:263勝258敗/521出場(40場所)
  • 生涯勝率:50.5%
  • 優勝等 :幕内次点2回,十両優勝1回,序ノ口優勝1回
  • 成 績 :敢闘賞2回
  • 幕内戦歴:196勝239敗(29場所)勝率:45.1%
  •   関脇:7勝8敗(1場所)勝率:46.7%
  •   小結:9勝21敗(2場所)勝率:30.0%
  •   前頭:180勝210敗(26場所)勝率:46.2%
  • 十両戦歴:22勝8敗(2場所)勝率:73.3%

魁聖 一郎

魁聖 一郎(かいせい いちろう)ブラジル・サンパウロ市出身、友綱~大島部屋の元力士で、最高位は関脇

平成18年(2006)9月場所に19歳8ヶ月で初土俵を踏み、令和4年(2022)7月場所を最後に引退(35歳7ヶ月)(※番付上は令和4年9月場所が最後)

通算成績は590勝592敗37休1178出場。生涯勝率.499。通算94場所中、45場所を勝ち越した(勝ち越し率.484)。

主な成績は幕内次点2回,十両優勝1回(同点1),幕下同点1回。敢闘賞3回

昭和61年(1986)12月18日生まれ。本名はスガノ リカルド。

祖父母が日本人の日系ブラジル三世。16歳の頃から魁皇関(現・浅香山親方)に憧れて相撲を始めた。全ブラジル相撲選手権大会無差別級で優勝。平成28年(2016)5月場所で新小結に昇進、これはブラジル出身力士として初の三役。

年寄
13代友綱 一郎(大島部屋)
四股名
魁聖 一郎(かいせい いちろう)
最高位
関脇
年寄名跡
13代友綱 一郎
出身地
ブラジル国サンパウロ市
本名
スガノ リカルド
生年月日
昭和61年(1986)12月18日(37歳)
所属部屋
友綱~大島部屋
改名歴
魁聖 一郎
初土俵
平成18年(2006)9月 前相撲(19歳8ヶ月)
新十両
平成22年(2010)7月(所要23場所)
23歳6ヶ月(初土俵から3年10ヶ月)
新入幕
平成23年(2011)5月(所要27場所)
24歳4ヶ月(初土俵から4年8ヶ月)
新小結
平成28年(2016)5月(所要57場所)
29歳4ヶ月(初土俵から9年8ヶ月)
新関脇
平成28年(2016)7月(所要58場所)
29歳6ヶ月(初土俵から9年10ヶ月)
最終場所
令和4年(2022)7月(35歳7ヶ月)※番付上は令和4年9月場所
大相撲歴
94場所(15年10ヶ月)
通算成績
590勝592敗37休1178出場(勝率.499)
通算94場所
勝ち越し45場所(勝ち越し率.484)(勝ち越し星151)
優勝等
幕内次点2回,十両優勝1回(同点1),幕下同点1回
受賞・金星
敢闘賞3回
持給金
78円50銭(勝ち越し星151個)
幕内戦歴
406勝457敗37休859出場(勝率.470)
在位60場所(在位率.638)
勝ち越し24場所(勝ち越し率.400)
三役戦歴
24勝33敗3休56出場(勝率.421)
在位4場所(在位率.043)
勝ち越し1場所(勝ち越し率.250)
関脇戦歴
7勝8敗0休15出場(勝率.467)
在位1場所(在位率.011)
勝ち越し0場所(勝ち越し率.000)
小結戦歴
17勝25敗3休41出場(勝率.405)
在位3場所(在位率.032)
勝ち越し1場所(勝ち越し率.333)
前頭戦歴
382勝424敗34休803出場(勝率.474)
在位56場所(在位率.596)
勝ち越し23場所(勝ち越し率.411)
十両戦歴
89勝76敗0休165出場(勝率.539)
在位11場所(在位率.117)
勝ち越し7場所(勝ち越し率.636)
関取戦歴
495勝533敗37休1024出場(勝率.482)
在位71場所(在位率.755)
勝ち越し31場所(勝ち越し率.437)
幕下以下歴
95勝59敗0休154出場(勝率.617)
在位22場所(在位率.234)
勝ち越し14場所(勝ち越し率.636)


逸ノ城 駿

逸ノ城 駿(いちのじょう たかし)モンゴル・アルハンガイ県出身、湊部屋の元力士で、最高位は関脇

平成26年(2014)1月場所に20歳9ヶ月で初土俵を踏み、令和5年(2023)3月場所を最後に引退(29歳11ヶ月)(※番付上は令和5年5月場所が最後)

通算成績は408勝328敗73休734出場。生涯勝率.554。通算55場所中、34場所を勝ち越した(勝ち越し率.618)。

主な成績は幕内優勝1回(次点2),十両優勝2回(同点1)。殊勲賞3回,敢闘賞1回,金星9個

平成5年(1993)4月7日生まれ。本名はアルタンホヤグ・イチンノロブ。日本名は三浦 駿。

モンゴルでは遊牧民として、ウランバートルから400キロ離れた草原で家畜を飼いながら暮らしていた。幼い頃からモンゴル相撲に親しむ。ウランバートルで柔道に取り組んでいた頃に鳥取城北高校相撲部の石浦監督に才能を見出されて相撲留学が決定。同じ柔道道場に通っていたのちの照ノ富士とは同じ飛行機で来日し、高校の寮も同じという仲だった。

高校では合計5つのタイトルを獲得したが「高校横綱」は逃す。石浦監督から幕下付け出しの資格を取得してから入門するほうがよいと説得されたこともあり、高校卒業後は鳥取県体育協会員として社会人相撲に取り組み、平成25(2013)年に全日本実業団相撲選手権大会で優勝して実業団横綱を獲得。幕下15枚目格付出資格を得て湊部屋から初土俵を踏むこととなった。

四股名は本名の「イチンノロブ」と「逸材」という意味を込めて「逸」と、鳥取城北高校「城」を取り名付けられた。

平成26(2014)年1月場所、幕下15枚目格付出で初土俵を踏むと怒濤の勢いで昇進を重ねる。所要2場所で新十両昇進、さらに2場所で新入幕を決める。

平成26(2014)年9月場所では初日からの6連勝、11日目に大関・稀勢の里、12日目に大関・豪栄道、13日目に横綱鶴竜を破り、1敗で横綱・白鵬と並ぶ優勝争いトップに立った。14日目に白鵬に敗れて優勝は逃したが、初土俵から5場所目での大関・横綱戦勝利は史上最速であり、新入幕での横綱と2人の大関を倒したのも史上初となる快挙であった。
翌11月場所では西関脇へと昇進。幕下付出から所要5場所での新三役昇進は昭和以降1位のスピード出世。

四股名
逸ノ城 駿(いちのじょう たかし)
最高位
関脇
出身地
モンゴル・アルハンガイ県
本名
アルタンホヤグ・イチンノロブ⇒三浦 駿
生年月日
平成5年(1993)4月7日
所属部屋
湊部屋
改名歴
逸ノ城 駿
初土俵
平成26年(2014)1月 幕下15枚目格付出(20歳9ヶ月)
新十両
平成26年(2014)5月(所要2場所)
21歳1ヶ月(初土俵から0年4ヶ月)
新入幕
平成26年(2014)9月(所要4場所)
21歳5ヶ月(初土俵から0年8ヶ月)
新小結
平成27年(2015)5月(所要8場所)
22歳1ヶ月(初土俵から1年4ヶ月)
新関脇
平成26年(2014)11月(所要5場所)
21歳7ヶ月(初土俵から0年10ヶ月)
最終場所
令和5年(2023)3月(29歳11ヶ月)※番付上は令和5年5月場所
大相撲歴
55場所(9年2ヶ月)
通算成績
408勝328敗73休734出場(勝率.554)
通算55場所
勝ち越し34場所(勝ち越し率.618)(勝ち越し星144)
優勝等
幕内優勝1回(次点2),十両優勝2回(同点1)
受賞・金星
殊勲賞3回,敢闘賞1回,金星9個
持給金
227円(勝ち越し星144個 優勝1回 金星9個)
幕内戦歴
334勝298敗73休630出場(勝率.528)
在位47場所(在位率.855)
勝ち越し27場所(勝ち越し率.574)
三役戦歴
89勝103敗3休191出場(勝率.464)
在位13場所(在位率.236)
勝ち越し7場所(勝ち越し率.538)
関脇戦歴
53勝64敗3休116出場(勝率.453)
在位8場所(在位率.145)
勝ち越し4場所(勝ち越し率.500)
小結戦歴
36勝39敗0休75出場(勝率.480)
在位5場所(在位率.091)
勝ち越し3場所(勝ち越し率.600)
前頭戦歴
245勝195敗70休439出場(勝率.557)
在位34場所(在位率.618)
勝ち越し20場所(勝ち越し率.588)
十両戦歴
62勝28敗0休90出場(勝率.689)
在位6場所(在位率.109)
勝ち越し5場所(勝ち越し率.833)
関取戦歴
396勝326敗73休720出場(勝率.548)
在位53場所(在位率.964)
勝ち越し32場所(勝ち越し率.604)
幕下以下歴
12勝2敗0休14出場(勝率.857)
在位2場所(在位率.036)
勝ち越し2場所(勝ち越し率1.000)


カテゴリー : 外国出身

公開日:2018-08-16
投稿者:レイ

コメントはお気軽にどうぞ

※当サイトは個人が運営するサイトであり、日本相撲協会及び、各相撲部屋とは関連がないことをご了承ください。

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。※当サイトは個人が運営するサイトです。