宮城野(みやぎの)部屋の過去から現在までの主な所属力士をご紹介する宮城野部屋の大相撲力士まとめ!
この記事では宮城野部屋の主な関取を中心に紹介していきます。過去の力士については最高位や改名歴、初土俵や各段の昇進時期と最終場所、さらに生涯戦歴と生涯勝率、成績等を中心にご紹介していきます。また、現役力士については最高位と昇進時期、主な成績などを載せています。
なお、年寄名跡欄の
現役の宮城野部屋力士の最新番付や成績、詳細なデータをご覧になりたい方はこちら
相撲部屋や出身地ごとの場所の成績からランキングを作成しております。初場所、好調な相撲部屋や力士の出身地はどこ?
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- 一門 :伊勢ヶ濱一門
- 創設 :昭和35年(1960)1月2日 ※前身は吉葉山相撲道場
- 創設者:8代・宮城野 潤之輔(第43代横綱・吉葉山)
- 現師匠:13代・宮城野 翔(元横綱・白鵬)
- 所在地:東京都墨田区東駒形4-6-4
この記事の目次
宮城野部屋とは
高島部屋の横綱だった吉葉山は、当時の横綱特権であった一代年寄制度を利用して、現役時代に自身の名を冠した吉葉山相撲道場を設立。のちに宮城野の名跡を取得すると昭和35年(1960)1月に道場を宮城野部屋へと改称しました。
宮城野部屋の系譜
宮城野部屋の成り立ちを系譜でご紹介します。
宮城野部屋の優勝力士
優勝制度が制定された明治42年(1909)6月場所以降、宮城野部屋の幕内最高優勝力士は1人が誕生しています。
宮城野部屋の初優勝はいつで誰?
現在の宮城野部屋の初優勝力士は、平成18年(2006)5月場所で当時大関だった白鵬です。ここから歴史が始まったのですね。
宮城野部屋の優勝力士一覧
では歴代の宮城野部屋力士、つまりは白鵬の幕内優勝を年月順で一覧表にして見てみましょう。
№ | 四股名 | 優勝場所 | 回数 | 優勝時の番付 | 出身 | 部屋 | 最高位 | 成績 | 四股名 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 白鵬 | 平成18年5月 | 初 | 西大関3 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 14勝1敗 | 白鵬 | 白鵬、新大関の場所を初優勝で飾る(21歳4ヵ月での初優勝) 新大関での14勝は歴代最多勝利記録 |
2 | 白鵬 | 平成19年3月 | 2回目 | 西大関 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 13勝2敗 | 白鵬 | |
3 | 白鵬 | 平成19年5月 | 3回目 | 東大関 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 15勝0敗 | 白鵬 | |
4 | 白鵬 | 平成19年9月 | 4回目 | 西横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 13勝2敗 | 白鵬 | |
5 | 白鵬 | 平成19年11月 | 5回目 | 東横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 12勝3敗 | 白鵬 | |
6 | 白鵬 | 平成20年1月 | 6回目 | 東横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 14勝1敗 | 白鵬 | 2007年9月場所から3場所連続優勝 |
7 | 白鵬 | 平成20年7月 | 7回目 | 西横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 15勝0敗 | 白鵬 | |
8 | 白鵬 | 平成20年9月 | 8回目 | 東横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 14勝1敗 | 白鵬 | |
9 | 白鵬 | 平成20年11月 | 9回目 | 東横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 13勝2敗 | 白鵬 | 2008年7月場所から 3場所連続優勝 |
10 | 白鵬 | 平成21年3月 | 10回目 | 西横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 15勝0敗 | 白鵬 | 白鵬、10回目の優勝 |
11 | 白鵬 | 平成21年7月 | 11回目 | 東横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 14勝1敗 | 白鵬 | |
12 | 白鵬 | 平成21年11月 | 12回目 | 西横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 15勝0敗 | 白鵬 | |
13 | 白鵬 | 平成22年3月 | 13回目 | 東横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 15勝0敗 | 白鵬 | 5度目の全勝優勝 |
14 | 白鵬 | 平成22年5月 | 14回目 | 東横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 15勝0敗 | 白鵬 | |
15 | 白鵬 | 平成22年7月 | 15回目 | 東横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 15勝0敗 | 白鵬 | |
16 | 白鵬 | 平成22年9月 | 16回目 | 東横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 15勝0敗 | 白鵬 | |
17 | 白鵬 | 平成22年11月 | 17回目 | 東横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 14勝1敗 | 白鵬 | 2日目に稀勢の里に敗れるまで63連勝を記録 昭和以降、横綱として歴代1位となる63連勝 |
18 | 白鵬 | 平成23年1月 | 18回目 | 東横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 14勝1敗 | 白鵬 | |
19 | 白鵬 | 平成23年5月 | 19回目 | 東横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 13勝2敗 | 白鵬 | 7連覇を達成 (2010年3月場所から) |
20 | 白鵬 | 平成23年9月 | 20回目 | 東横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 13勝2敗 | 白鵬 | 白鵬、20回目の優勝 |
21 | 白鵬 | 平成23年11月 | 21回目 | 東横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 14勝1敗 | 白鵬 | |
22 | 白鵬 | 平成24年3月 | 22回目 | 東横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 13勝2敗 | 白鵬 | |
23 | 白鵬 | 平成24年11月 | 23回目 | 東横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 14勝1敗 | 白鵬 | |
24 | 白鵬 | 平成25年3月 | 24回目 | 西横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 15勝0敗 | 白鵬 | |
25 | 白鵬 | 平成25年5月 | 25回目 | 東横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 15勝0敗 | 白鵬 | 10度目の全勝優勝 |
26 | 白鵬 | 平成25年7月 | 26回目 | 東横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 13勝2敗 | 白鵬 | |
27 | 白鵬 | 平成25年9月 | 27回目 | 東横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 14勝1敗 | 白鵬 | 4連覇を達成 (2013年3月場所から) |
28 | 白鵬 | 平成26年1月 | 28回目 | 西横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 14勝1敗 | 白鵬 | |
29 | 白鵬 | 平成26年5月 | 29回目 | 東横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 14勝1敗 | 白鵬 | |
30 | 白鵬 | 平成26年7月 | 30回目 | 東横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 13勝2敗 | 白鵬 | 白鵬、30回目の優勝 |
31 | 白鵬 | 平成26年9月 | 31回目 | 東横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 14勝1敗 | 白鵬 | 白鵬、千代の富士に並ぶ31回目の優勝 |
32 | 白鵬 | 平成26年11月 | 32回目 | 東横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 14勝1敗 | 白鵬 | 白鵬、大鵬と並ぶ32回目の優勝 |
33 | 白鵬 | 平成27年1月 | 33回目 | 東横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 15勝0敗 | 白鵬 | 大鵬を抜いて歴代1位となった33回目の優勝 |
34 | 白鵬 | 平成27年3月 | 34回目 | 東横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 14勝1敗 | 白鵬 | 6連覇を達成 (2014年5月場所から) |
35 | 白鵬 | 平成27年7月 | 35回目 | 東横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 14勝1敗 | 白鵬 | |
36 | 白鵬 | 平成28年3月 | 36回目 | 西横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 14勝1敗 | 白鵬 | |
37 | 白鵬 | 平成28年5月 | 37回目 | 東横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 15勝0敗 | 白鵬 | |
38 | 白鵬 | 平成29年5月 | 38回目 | 西横綱2 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 15勝0敗 | 白鵬 | |
39 | 白鵬 | 平成29年7月 | 39回目 | 東横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 14勝1敗 | 白鵬 | |
40 | 白鵬 | 平成29年11月 | 40回目 | 西横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 14勝1敗 | 白鵬 | 白鵬、40回目の優勝 |
41 | 白鵬 | 平成30年9月 | 41回目 | 西横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 15勝0敗 | 白鵬 | |
42 | 白鵬 | 平成31年3月 | 42回目 | 東横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 15勝0敗 | 白鵬 | 15度目の全勝優勝 |
43 | 白鵬 | 令和元年11月 | 43回目 | 西横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 14勝1敗 | 白鵬 | 日本国籍を取得後、初の優勝 横綱として40回目の優勝 |
44 | 白鵬 | 令和2年3月 | 44回目 | 東横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 13勝2敗 | 白鵬 | 無観客場所での優勝 |
45 | 白鵬 | 令和3年7月 | 45回目 | 東横綱 | モンゴル | 宮城野 | 69代横綱 | 15勝0敗 | 白鵬 | 6場所連続休場明けの場所 千秋楽、大関・照ノ富士との全勝同士対決を制して45度目の優勝 |
宮城野部屋の優勝力士ランキング
次は白鵬の優勝回数と成績をまとめた表です。
順位 | 四股名 | 優勝 | 最高位 | 出身地 | 勝数 | 敗数 | 横綱 | 大関 | 関脇 | 小結 | 前頭 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 白鵬 | 45回 | 69代横綱 | モンゴル | 635勝 | 40敗 | 42回 | 3回 | 0回 | 0回 | 0回 |
宮城野部屋の横綱
白鵬 翔
白鵬 翔(はくほう しょう)はモンゴル・ウランバートル市出身、宮城野部屋の元力士で、最高位は第69代横綱。
平成13年(2001)3月場所に16歳0ヶ月で初土俵を踏み、令和3年(2021)9月場所を最後に引退(36歳6ヶ月)。
通算成績は1187勝247敗253休1424出場。生涯勝率.828。通算122場所中、100場所を勝ち越した(勝ち越し率.826)。
主な成績は幕内優勝45回(全勝16回)(同点4,次点18),十両優勝1回。殊勲賞3回,敢闘賞1回,技能賞2回,金星1個(朝青龍1個)。
昭和60年(1985)3月11日生まれ。本名はムンフバト・ダヴァジャルガル。日本名は白鵬 翔。
優勝回数、勝利数共に史上最多、数々の記録を塗り替えた横綱。
令和3年(2021)7月場所、全勝で45回目の優勝を達成。9月場所後に引退を発表。年寄・間垣を襲名した。
- 年寄
13代・宮城野 翔(伊勢ヶ濱部屋) - 四股名
- 白鵬 翔(はくほう しょう)
- 最高位
- 第69代横綱
- 年寄名跡
- 21代間垣 翔⇒
13代宮城野 翔 ⇒13代宮城野 翔 - 出身地
- モンゴル・ウランバートル市
- 本名
- ムンフバト・ダヴァジャルガル → 白鵬 翔
- 生年月日
- 昭和60年(1985)3月11日(39歳)
- 所属部屋
- 宮城野部屋
- 改名歴
- 白鵬 翔
- 初土俵
- 平成13年(2001)3月 前相撲(16歳0ヶ月)
- 新十両
- 平成16年(2004)1月(所要17場所)
- 18歳10ヶ月(初土俵から2年10ヶ月)
- 新入幕
- 平成16年(2004)5月(所要19場所)
- 19歳1ヶ月(初土俵から3年2ヶ月)
- 新小結
- 平成17年(2005)1月(所要23場所)
- 19歳9ヶ月(初土俵から3年10ヶ月)
- 新関脇
- 平成17年(2005)3月(所要24場所)
- 20歳0ヶ月(初土俵から4年0ヶ月)
- 新大関
- 平成18年(2006)5月(所要31場所)
- 21歳1ヶ月(初土俵から5年2ヶ月)
- 横綱昇進
- 平成19年(2007)7月(所要38場所)
- 22歳3ヶ月(初土俵から6年4ヶ月)
- 最終場所
- 令和3年(2021)9月(36歳6ヶ月)
- 大相撲歴
- 122場所(20年6ヶ月)
- 通算成績
- 1187勝247敗253休1424出場(勝率.828)
- 通算122場所
- 勝ち越し100場所(勝ち越し率.826)(勝ち越し星942)
- 優勝等
- 幕内優勝45回(全勝16回)(同点4,次点18),十両優勝1回
- 受賞・金星
- 殊勲賞3回,敢闘賞1回,技能賞2回,金星1個
- 持給金
- 2187円(勝ち越し星942個 優勝45回(全勝16回) 金星1個)
- 幕内戦歴
- 1093勝199敗253休1282出場(勝率.846)
- 在位103場所(在位率.844)
- 勝ち越し84場所(勝ち越し率.816)
- 横綱戦歴
- 899勝129敗232休1019出場(勝率.875)
- 在位84場所(在位率.689)
- 勝ち越し67場所(勝ち越し率.798)
- 大関戦歴
- 73勝17敗15休90出場(勝率.811)
- 在位7場所(在位率.057)
- 勝ち越し6場所(勝ち越し率.857)
- 三役戦歴
- 69勝30敗6休98出場(勝率.697)
- 在位7場所(在位率.057)
- 勝ち越し6場所(勝ち越し率.857)
- 関脇戦歴
- 49勝20敗6休68出場(勝率.710)
- 在位5場所(在位率.041)
- 勝ち越し4場所(勝ち越し率.800)
- 小結戦歴
- 20勝10敗0休30出場(勝率.667)
- 在位2場所(在位率.016)
- 勝ち越し2場所(勝ち越し率1.000)
- 前頭戦歴
- 52勝23敗0休75出場(勝率.693)
- 在位5場所(在位率.041)
- 勝ち越し5場所(勝ち越し率1.000)
- 十両戦歴
- 21勝9敗0休30出場(勝率.700)
- 在位2場所(在位率.016)
- 勝ち越し2場所(勝ち越し率1.000)
- 関取戦歴
- 1114勝208敗253休1312出場(勝率.843)
- 在位105場所(在位率.861)
- 勝ち越し86場所(勝ち越し率.819)
- 幕下以下歴
- 73勝39敗0休112出場(勝率.652)
- 在位16場所(在位率.131)
- 勝ち越し14場所(勝ち越し率.875)
宮城野部屋の関脇
明武谷 力伸
長身で吊りには定評があった元祖イケメン力士、引退後は審判委員を務めていたがエホバの証人に入信したのをきっかけに廃業
- 四股名 :明武谷 力伸(みょうぶだに りきのぶ)
- 最高位 :関脇
- 年寄名跡:7代中村
- 出身地 :北海道阿寒郡阿寒町
- 本 名 :明歩谷 清
- 生年月日:昭和12年(1937)4月29日
- 所属部屋:高島⇒吉葉山⇒宮城野部屋
- 改名歴 :明歩谷⇒明武谷⇒吉葉洋⇒明武谷
- 初土俵 :昭和29年(1954)3月(16歳11ヵ月)
- 新十両 :昭和32年(1957)11月(20歳7ヵ月)
- 新入幕 :昭和34年(1959)7月(22歳3ヵ月)
- 新三役 :昭和36年(1961)11月(24歳7ヵ月)
- 最終場所:昭和44年(1969)11月(32歳7ヵ月)
- 生涯戦歴:624勝580敗6休/1202出場(88場所)
- 生涯勝率:51.8%
- 優勝等 :幕内同点2・次点2回,十両同点1回,序二段優勝1回
- 成 績 :殊勲賞4回,敢闘賞4回,金星3個
- 幕内戦歴:414勝450敗6休(58場所)勝率:47.9%
- 関脇:35勝40敗(5場所)勝率:46.7%
- 小結:57勝63敗(8場所)勝率:47.5%
- 前頭:322勝347敗6休(45場所)勝率:48.1%
- 十両戦歴:133勝92敗(15場所)勝率:59.1%
陸奥嵐 幸雄
豪快な取り口で「東北の暴れん坊」と呼ばれた。引退後は安治川部屋を創設
- 四股名 :陸奥嵐 幸雄(むつあらし ゆきお)
- 最高位 :関脇
- 年寄名跡:
3代安治川 - 出身地 :青森県上北郡東北町
- 本 名 :南 幸雄
- 生年月日:昭和18年(1943)1月12日
- 没年月日:平成14年(2002)7月30日(享年59歳)
- 所属部屋:宮城野部屋
- 改名歴 :南⇒陸奥嵐
- 初土俵 :昭和36年(1961)9月(18歳8ヵ月)
- 新十両 :昭和40年(1965)11月(22歳10ヵ月)
- 新入幕 :昭和42年(1967)3月(24歳2ヵ月)
- 新三役 :昭和42年(1967)9月(24歳8ヵ月)
- 最終場所:昭和51年(1976)3月(33歳2ヵ月)
- 生涯戦歴:557勝551敗5休/1106出場(88場所)
- 生涯勝率:50.3%
- 優勝等 :幕内次点2回,十両優勝1回,幕下優勝1回
- 成 績 :敢闘賞4回,技能賞1回,金星2個
- 幕内戦歴:375勝417敗3休(53場所)勝率:47.3%
- 関脇:4勝11敗(1場所)勝率:26.7%
- 小結:14勝31敗(3場所)勝率:31.1%
- 前頭:357勝375敗3休(49場所)勝率:48.8%
- 十両戦歴:79勝69敗2休(10場所)勝率:53.4%
宮城野部屋の小結
廣川 泰三
将来性を見込まれて横綱・吉葉山に可愛がられた弟弟子。引退後、先代の逝去により宮城野部屋を継承
- 四股名 :廣川 泰三(ひろかわ たいぞう)
- 最高位 :小結
- 年寄名跡:15代押尾川⇒10代東関⇒
9代宮城野 - 出身地 :神奈川県横須賀市
- 本 名 :山村 泰三
- 生年月日:昭和12年(1937)5月28日
- 没年月日:平成元年(1989)6月19日(享年52歳)
- 所属部屋:高島⇒吉葉山⇒宮城野部屋
- 改名歴 :山村⇒泰山⇒旺葉山⇒廣川
- 初土俵 :昭和28年(1953)3月(15歳10ヵ月)
- 新十両 :昭和36年(1961)7月(24歳2ヵ月)
- 新入幕 :昭和37年(1962)7月(25歳2ヵ月)
- 新三役 :昭和39年(1964)5月(27歳0ヵ月)
- 最終場所:昭和44年(1969)1月(31歳8ヵ月)
- 生涯戦歴:501勝488敗19休/988出場(87場所)
- 生涯勝率:50.7%
- 優勝等 :幕内次点1回,十両同点1回
- 成 績 :敢闘賞1回,金星1個
- 幕内戦歴:218勝251敗11休(32場所)勝率:46.5%
- 小結:7勝8敗(1場所)勝率:46.7%
- 前頭:211勝243敗11休(31場所)勝率:46.5%
- 十両戦歴:107勝103敗(14場所)勝率:51.0%
宮城野部屋の前頭
宇田川 勝太郎
入幕は大鵬と同時、東京の下町育ちで人気があった。電池仕掛けで龍の目が光る化粧まわしをつけていたことも
- 四股名 :宇田川 勝太郎(うだがわ かつたろう)
- 最高位 :前頭3枚目
- 年寄名跡:6代中村⇒11代楯山⇒10代大鳴戸⇒13代雷
- 出身地 :東京都足立区
- 本 名 :宇田川 秀男
- 生年月日:昭和14年(1939)12月3日
- 没年月日:平成元年(1989)7月24日(享年49歳)
- 所属部屋:高島⇒吉葉山⇒宮城野部屋
- 改名歴 :宇田川⇒宇多川⇒宇田川
- 初土俵 :昭和29年(1954)9月(14歳9ヵ月)
- 新十両 :昭和34年(1959)5月(19歳5ヵ月)
- 新入幕 :昭和35年(1960)1月(20歳1ヵ月)
- 最終場所:昭和42年(1967)7月(27歳7ヵ月)
- 生涯戦歴:447勝443敗15休/890出場(72場所)
- 生涯勝率:50.2%
- 優勝等 :十両優勝1回
- 幕内戦歴:207勝258敗(31場所)勝率:44.5%
- 十両戦歴:131勝124敗(17場所)勝率:51.4%
大雪 嶺登
四股名は北海道最高峰の大雪山・旭岳に因む、手首を痛めていたため蹴手繰りや蹴返しなど足技が多かった
- 四股名 :大雪 嶺登(だいせつ みねと)
- 最高位 :前頭3枚目
- 出身地 :北海道夕張市
- 本 名 :秋田 芳夫
- 生年月日:昭和19年(1944)11月30日
- 没年月日:昭和55年(1980)4月16日(享年35歳)
- 所属部屋:宮城野部屋
- 改名歴 :秋田⇒吉葉嶺⇒大雪
- 初土俵 :昭和37年(1962)9月(17歳10ヵ月)
- 新十両 :昭和43年(1968)1月(23歳2ヵ月)
- 新入幕 :昭和45年(1970)1月(25歳2ヵ月)
- 最終場所:昭和48年(1973)1月(28歳2ヵ月)
- 生涯戦歴:326勝323敗17休/648出場(63場所)
- 生涯勝率:50.2%
- 優勝等 :幕下優勝1回
- 幕内戦歴:77勝103敗(12場所)勝率:42.8%
- 十両戦歴:123勝129敗3休(17場所)勝率:48.8%
港龍 安啓
巡業での申し合い数は常に1、2を争う稽古熱心な力士。稽椎間板ヘルニアを患い再起をかけて手術も土俵に戻ることはできなかった
- 四股名 :港龍 安啓(こうりゅう やすひろ)
- 最高位 :前頭4枚目
- 出身地 :徳島県小松島市
- 本 名 :澤原 安啓
- 生年月日:昭和36年(1961)9月12日
- 所属部屋:宮城野部屋
- 改名歴 :沢原⇒港龍
- 初土俵 :昭和52年(1977)3月(15歳6ヵ月)
- 新十両 :昭和58年(1983)9月(22歳0ヵ月)
- 新入幕 :昭和61年(1986)7月(24歳10ヵ月)
- 最終場所:昭和63年(1988)1月(26歳4ヵ月)
- 生涯戦歴:284勝249敗58休/533出場(66場所)
- 生涯勝率:53.3%
- 優勝等 :なし
- 幕内戦歴:29勝31敗15休(5場所)勝率:48.3%
- 十両戦歴:79勝86敗15休(12場所)勝率:47.9%
若吉葉 重幸
軽量だったが持ち前の運動神経の良さによる投げと足技は見事だった
- 四股名 :若吉葉 重幸(わかよしば しげゆき)
- 最高位 :前頭6枚目
- 出身地 :北海道夕張市
- 本 名 :千葉 重幸
- 生年月日:昭和20年(1945)10月26日
- 所属部屋:宮城野部屋
- 改名歴 :千葉の山⇒若吉葉⇒千葉の山⇒若吉葉⇒千葉の山
- 初土俵 :昭和37年(1962)1月(16歳3ヵ月)
- 新十両 :昭和40年(1965)3月(19歳5ヵ月)
- 新入幕 :昭和42年(1967)7月(21歳9ヵ月)
- 最終場所:昭和45年(1970)7月(24歳9ヵ月)
- 生涯戦歴:263勝260敗34休/520出場(52場所)
- 生涯勝率:50.3%
- 優勝等 :幕下優勝2回(同点1)
- 幕内戦歴:22勝32敗6休(4場所)勝率:40.7%
- 十両戦歴:143勝151敗21休(21場所)勝率:48.6%
大心 昇
大鵬と同期生、序ノ口での土俵で大鵬(納谷)に初黒星を付けたのはこの大心(長葉山)
- 四股名 :大心 昇(だいしん のぼる)
- 最高位 :前頭8枚目
- 出身地 :北海道山越郡長万部町
- 本 名 :長田 留雄
- 生年月日:昭和12年(1937)8月2日
- 没年月日:平成24年(2012)3月20日(享年74歳)
- 所属部屋:高島⇒吉葉山⇒宮城野部屋
- 改名歴 :長葉山⇒八雲潟⇒長葉山⇒大心⇒長田
- 初土俵 :昭和31年(1956)9月(19歳1ヵ月)
- 新十両 :昭和39年(1964)11月(27歳3ヵ月)
- 新入幕 :昭和40年(1965)7月(27歳11ヵ月)
- 最終場所:昭和44年(1969)3月(31歳7ヵ月)
- 生涯戦歴:343勝321敗11休/663出場(74場所)
- 生涯勝率:51.7%
- 優勝等 :十両優勝1回(同点1),幕下優勝1回,序二段優勝1回
- 幕内戦歴:49勝69敗2休(8場所)勝率:41.5%
- 十両戦歴:79勝71敗(10場所)勝率:52.7%
龍皇 昇
同部屋の白鵬より1年入門が早かったが、入幕は白鵬の3年あとだった。因みに白鵬と同じ誕生日
- 四股名 :龍皇 昇(りゅうおう のぼる)
- 最高位 :前頭8枚目
- 出身地 :モンゴル ウランバートル市
- 本 名 :エルヘムーオチル・サンチルボルド
- 生年月日:昭和58年(1983)3月11日
- 所属部屋:宮城野部屋
- 初土俵 :平成12年(2000)3月(17歳0ヵ月)
- 新十両 :平成18年(2006)7月(23歳4ヵ月)
- 新入幕 :平成19年(2007)5月(24歳2ヵ月)
- 最終場所:平成25年(2013)7月(30歳4ヵ月)
- 生涯戦歴:340勝322敗11休/661出場(80場所)
- 生涯勝率:51.4%
- 優勝等 :幕下同点1回
- 幕内戦歴:23勝37敗(4場所)勝率:38.3%
- 十両戦歴:81勝84敗(11場所)勝率:49.1%
光法 賢一
5代安治川のときに門外から「貴の乱」に同調、貴乃花部屋へと移籍も最後は音羽山の名跡を失う
- 四股名 :光法 賢一(こうぼう けんいち)
- 最高位 :前頭9枚目
- 年寄名跡:5代安治川⇒13代二子山⇒18代立田川⇒11代西岩⇒20代音羽山
- 出身地 :鹿児島県熊毛郡南種子町
- 本 名 :峯山 賢一
- 生年月日:昭和48年(1973)8月18日
- 所属部屋:宮城野部屋
- 改名歴 :峯山⇒光法
- 初土俵 :平成元年(1989)3月(15歳7ヵ月)
- 新十両 :平成11年(1999)1月(25歳5ヵ月)
- 新入幕 :平成13年(2001)11月(28歳3ヵ月)
- 最終場所:平成20年(2008)1月(34歳5ヵ月)
- 生涯戦歴:582勝572敗14休/1153出場(113場所)
- 生涯勝率:50.4%
- 優勝等 :序ノ口優勝1回
- 幕内戦歴:21勝39敗(4場所)勝率:35.0%
- 十両戦歴:318勝335敗7休(44場所)勝率:48.7%
嵐山 次郎
吉葉山ファンの少年だった頃、創設間もない宮城野部屋へと入門
- 四股名 :嵐山 次郎(あらしやま じろう)
- 最高位 :前頭12枚目
- 出身地 :岐阜県安八郡安八町
- 本 名 :海老 二郎
- 生年月日:昭和18年(1943)12月14日
- 所属部屋:宮城野部屋
- 改名歴 :海老⇒海老山⇒開路山⇒嵐山⇒海老⇒嵐山
- 初土俵 :昭和35年(1960)3月(16歳3ヵ月)
- 新十両 :昭和42年(1967)3月(23歳3ヵ月)
- 新入幕 :昭和45年(1970)3月(26歳3ヵ月)
- 最終場所:昭和47年(1972)5月(28歳5ヵ月)
- 生涯戦歴:327勝298敗15休/625出場(74場所)
- 生涯勝率:52.3%
- 優勝等 :十両優勝1回
- 幕内戦歴:4勝11敗(1場所)勝率:26.7%
- 十両戦歴:111勝129敗(16場所)勝率:46.3%
竹葉山 真邦
現役では前頭13枚目ながら師匠として横綱・白鵬を育てた
- 四股名 :竹葉山 真邦(ちくばやま まさくに)
- 最高位 :前頭13枚目
- 年寄名跡:10代中川⇒
10代宮城野 ⇒15代熊ヶ谷⇒12代宮城野 ⇒22代間垣 - 出身地 :福岡県浮羽郡浮羽町
- 本 名 :田崎 誠
- 生年月日:昭和32年(1957)8月21日(67歳)
- 所属部屋:宮城野部屋
- 改名歴 :田崎⇒筑葉山⇒竹葉山
- 初土俵 :昭和48年(1973)3月(15歳7ヵ月)
- 新十両 :昭和53年(1978)11月(21歳3ヵ月)
- 新入幕 :昭和61年(1986)9月(29歳1ヵ月)
- 最終場所:平成元年(1989)1月(31歳5ヵ月)
- 生涯戦歴:442勝402敗21休/842出場(96場所)
- 生涯勝率:52.4%
- 優勝等 :十両優勝1回(同点1),幕下同点1回
- 幕内戦歴:11勝19敗(2場所)勝率:36.7%
- 十両戦歴:170勝162敗13休(23場所)勝率:51.2%
大喜鵬 雅弘
小学生の頃から相撲を始めて中学は鳥取へと相撲留学し3年次に全国大会優勝。鳥取城北高校1年次には全国高等学校総合体育大会相撲競技大会に優勝し高校横綱の称号を手にした。日大4年次に国体横綱に輝き幕下15枚目格付出の資格を獲得。この頃に白鵬からスカウトを受けたことで宮城野部屋へと入門、白鵬初の内弟子となった。
十両昇進時に「大勢の人に喜んでもらえるように」との想いで大喜鵬へと改名。平成25年5月場所で新入幕を果たすが怪我などの影響もあり番付は徐々に降下、さらにバセドウ病との診断が下った。一時は相撲を諦めかけたが投薬治療と丹念な稽古で平成28年11月場所で再十両を遂げた。
- 四股名 :大喜鵬 雅弘(だいきほう まさひろ)
- 最高位 :前頭16枚目
- 出身地 :東京都江東区 ⇒ 福岡県飯塚市
- 本 名 :山口 雅弘
- 生年月日:平成元年(1989)5月13日
- 出身高校:鳥取城北高校
- 出身大学:日本大学
- 所属部屋:宮城野部屋
- 改名歴 :山口⇒大喜鵬⇒山口⇒大喜鵬
- 初土俵 :平成24年(2012)3月・幕下15付出(22歳10ヵ月)
- 新十両 :平成24年(2012)9月(23歳4ヵ月)
- 新入幕 :平成25年(2013)5月(24歳0ヵ月)
- 最終場所:令和元年(2019)9月(30歳4ヵ月)
- 生涯戦歴:220勝247敗7休/465出場(46場所)
- 生涯勝率:47.1%
- 優勝等 :幕下優勝2回
- 幕内戦歴:3勝12敗(1場所)勝率:20.0%
- 十両戦歴:122勝147敗1休(18場所)勝率:45.4%
宮城野部屋の十両
松山 佳弘
昭和57年(1982)5月場所で、初日から7連敗のあと8日目から7連勝!しかし千秋楽に敗れて負け越したことが
- 四股名 :松山 佳弘(まつやま よしひろ)
- 最高位 :十両筆頭
- 出身地 :東京都板橋区
- 本 名 :松山 育夫
- 生年月日:昭和27年(1952)4月6日
- 所属部屋:宮城野部屋
- 改名歴 :松山⇒松葉山⇒松山
- 初土俵 :昭和46年(1971)1月(18歳9ヵ月)
- 新十両 :昭和54年(1979)5月(27歳1ヵ月)
- 最終場所:昭和58年(1983)3月(30歳11ヵ月)
- 生涯戦歴:334勝319敗10休/652出場(74場所)
- 生涯勝率:51.1%
- 優勝等 :幕下優勝1回(同点1),三段目同点1回
- 十両戦歴:130勝152敗3休(19場所)勝率:46.1%
若隼人 幸治
引退間際で幕尻だった同郷の元大関・霧島を破ったのが思い出の一番
- 四股名 :若隼人 幸治(わかはやと こうじ)
- 最高位 :十両3枚目
- 出身地 :鹿児島県熊毛郡中種子町
- 本 名 :稲子 幸治
- 生年月日:昭和46年(1971)1月3日
- 所属部屋:宮城野部屋
- 改名歴 :稲子⇒若隼人⇒若勇闘⇒若隼人
- 初土俵 :昭和61年(1986)3月(15歳2ヵ月)
- 新十両 :平成6年(1994)9月(23歳8ヵ月)
- 最終場所:平成14年(2002)5月(31歳4ヵ月)
- 生涯戦歴:447勝441敗7休/887出場(98場所)
- 生涯勝率:50.3%
- 優勝等 :十両同点1回
- 十両戦歴:190勝215敗(27場所)勝率:46.9%
貴羽山 善之
- 四股名 :貴羽山 善之(たかばやま よしゆき)
- 最高位 :十両10枚目
- 出身地 :広島県呉市
- 本 名 :高間 義之
- 生年月日:昭和29年(1954)3月31日
- 所属部屋:宮城野部屋
- 改名歴 :高間⇒高葉山⇒貴羽山
- 初土俵 :昭和46年(1971)11月(17歳8ヵ月)
- 最終場所:昭和56年(1981)9月(27歳6ヵ月)
- 生涯戦歴:231勝198敗16休/429出場(60場所)
- 生涯勝率:53.8%
- 優勝等 :幕下1回
- 十両戦歴:19勝41敗(4場所)勝率:31.7%
力駒 雄偉
力駒 雄偉(ちからこま ゆうい)は北海道小樽市出身、宮城野部屋の元力士で最高位は十両11枚目。
番付に初めて載った昭和42年(1967)1月場所で序ノ口優勝と幸先のよいスタートだったがその後は長らく幕下で低迷。一時は廃業も考えたが当時部屋付親方だった3代安治川(元関脇・陸奥嵐)に励まされたことで奮起し、東幕下43枚目だった昭和51年(1976)9月場所を6勝1敗、さらに西幕下15枚目で迎えた翌場所では全勝優勝を果たして新十両昇進を決めた。初土俵から10年が経っていた。
残念ながら十両では勝ち越すことはできずに昭和52年(1977)9月場所を最後に廃業。この直後に師匠の8代宮城野(元横綱・吉葉山)を亡くした力駒は「師匠に切って頂けないと髷は落とせない」と20年以上も髷を結ったままで過ごしていた。その後、50歳になった頃に現役時代の弟弟子で10代宮城野を継いだ元幕内・竹葉山によって止め挟を入れてもらい、髷を落とすことができた。
- 四股名 :力駒 雄偉(ちからこま ゆうい)
- 最高位 :十両11枚目
- 出身地 :北海道小樽市
- 本 名 :相馬 雄偉⇒相馬 鉄雄
- 生年月日:昭和23年(1948)2月28日
- 所属部屋:宮城野部屋
- 改名歴 :相馬⇒地駒⇒相馬山⇒力駒
- 初土俵 :昭和41年(1966)11月(18歳9ヵ月)
- 新十両 :昭和52年(1977)1月(28歳11ヵ月)
- 最終場所:昭和52年(1977)9月(29歳7ヵ月)
- 生涯戦歴:239勝205敗27休/444出場(66場所)
- 生涯勝率:53.8%
- 優勝等 :幕下優勝1回(同点1),序ノ口優勝1回
- 十両戦歴:10勝20敗(2場所)勝率:33.3%
剣岳 寛
新十両は4勝11敗で大きく負け越し、1場所で陥落してしまった
- 四股名 :剣岳 寛(けんがく ひろし)
- 最高位 :十両11枚目
- 出身地 :徳島県徳島市
- 本 名 :田村 寛
- 生年月日:昭和43年(1968)12月30日
- 所属部屋:宮城野部屋
- 改名歴 :田村⇒剣峰山⇒剣岳
- 初土俵 :昭和59年(1984)3月(15歳3ヵ月)
- 新十両 :平成3年(1991)9月(22歳9ヵ月)
- 最終場所:平成7年(1995)5月(26歳5ヵ月)
- 生涯戦歴:237勝240敗/477出場(68場所)
- 生涯勝率:49.7%
- 優勝等 :幕下同点1回
- 十両戦歴:4勝11敗(1場所)勝率:26.7%
宮城野部屋の歴代師匠
宮城野部屋の歴代師匠をご紹介いたします。
8代・宮城野 潤之輔
伸び盛りの時期に応召、6年間の戦地で銃弾を浴びたことも。自身初であり唯一の優勝は全勝優勝、大雪降るなか行われた優勝パレードは全国からファンが集まり「雪の全勝行進」と呼ばれた
- 四股名 :吉葉山 潤之輔(よしばやま じゅんのすけ)
- 最高位 :第43代横綱
- 年寄名跡:横綱特権・吉葉山⇒
8代宮城野 - 出身地 :北海道厚田郡
- 本 名 :池田 潤之輔
- 生年月日:大正9年(1920)4月3日
- 没年月日:昭和52年(1977)11月26日(享年57歳)
- 所属部屋:高島部屋
- 改名歴 :北糖山⇒吉葉山
- 初土俵 :昭和13年(1938)5月(18歳1ヵ月)
- 新十両 :昭和22年(1947)6月(27歳2ヵ月)
- 新入幕 :昭和22年(1947)11月(27歳7ヵ月)
- 新三役 :昭和25年(1950)9月(30歳5ヵ月)
- 新大関 :昭和26年(1951)5月(31歳1ヵ月)
- 横綱昇進:昭和29年(1954)3月(33歳11ヵ月)
- 最終場所:昭和33年(1958)1月(37歳9ヵ月)
- 生涯戦歴:357勝171敗85休1預/521出場(47場所)
- 生涯勝率:67.6%
- 優勝等 :幕内優勝1回(同点1・次点4),十両同点1回,幕下優勝1回
- 成 績 :殊勲賞3回,金星2個
- 幕内戦歴:304勝151敗85休1預(37場所)勝率:66.8%
- 横綱:109勝67敗79休(17場所)勝率:61.9%
- 大関:109勝34敗6休1預(10場所)勝率:76.2%
- 関脇:26勝4敗(2場所)勝率:86.7%
- 前頭:60勝46敗(8場所)勝率:56.6%
- 十両戦歴:9勝1敗(1場所)勝率:90.0%
9代・宮城野 泰孝
将来性を見込まれて横綱・吉葉山に可愛がられた弟弟子。引退後、先代の逝去により宮城野部屋を継承
- 四股名 :廣川 泰三(ひろかわ たいぞう)
- 最高位 :小結
- 年寄名跡:15代押尾川⇒10代東関⇒
9代宮城野 - 出身地 :神奈川県横須賀市
- 本 名 :山村 泰三
- 生年月日:昭和12年(1937)5月28日
- 没年月日:平成元年(1989)6月19日(享年52歳)
- 所属部屋:高島⇒吉葉山⇒宮城野部屋
- 改名歴 :山村⇒泰山⇒旺葉山⇒廣川
- 初土俵 :昭和28年(1953)3月(15歳10ヵ月)
- 新十両 :昭和36年(1961)7月(24歳2ヵ月)
- 新入幕 :昭和37年(1962)7月(25歳2ヵ月)
- 新三役 :昭和39年(1964)5月(27歳0ヵ月)
- 最終場所:昭和44年(1969)1月(31歳8ヵ月)
- 生涯戦歴:501勝488敗19休/988出場(87場所)
- 生涯勝率:50.7%
- 優勝等 :幕内次点1回,十両同点1回
- 成 績 :敢闘賞1回,金星1個
- 幕内戦歴:218勝251敗11休(32場所)勝率:46.5%
- 小結:7勝8敗(1場所)勝率:46.7%
- 前頭:211勝243敗11休(31場所)勝率:46.5%
- 十両戦歴:107勝103敗(14場所)勝率:51.0%
10代・宮城野 泰孝
現役では前頭13枚目ながら師匠として横綱・白鵬を育てた
- 四股名 :竹葉山 真邦(ちくばやま まさくに)
- 最高位 :前頭13枚目
- 年寄名跡:10代中川⇒
10代宮城野 ⇒15代熊ヶ谷⇒12代宮城野 ⇒22代間垣 - 出身地 :福岡県浮羽郡浮羽町
- 本 名 :田崎 誠
- 生年月日:昭和32年(1957)8月21日(67歳)
- 所属部屋:宮城野部屋
- 改名歴 :田崎⇒筑葉山⇒竹葉山
- 初土俵 :昭和48年(1973)3月(15歳7ヵ月)
- 新十両 :昭和53年(1978)11月(21歳3ヵ月)
- 新入幕 :昭和61年(1986)9月(29歳1ヵ月)
- 最終場所:平成元年(1989)1月(31歳5ヵ月)
- 生涯戦歴:442勝402敗21休/842出場(96場所)
- 生涯勝率:52.4%
- 優勝等 :十両優勝1回(同点1),幕下同点1回
- 幕内戦歴:11勝19敗(2場所)勝率:36.7%
- 十両戦歴:170勝162敗13休(23場所)勝率:51.2%
11代・宮城野 正浩
神奈川県横浜市鶴見区出身、三保ヶ関~北の湖部屋の元力士で最高位は十両2枚目。引退後、故9代宮城野の次女と結婚。これにより10代宮城野(元幕内・竹葉山)と交代で11代宮城野を襲名、宮城野部屋を継承する事となった。しかし、週刊誌に掲載された記事が問題となって理事会より師匠交代勧告を受け、再び竹葉山が宮城野を名乗ることとなった。その後、16代熊ヶ谷として部屋付き親方を務めていたが次女とは離婚、そして個人マネージャへの暴行で逮捕され平成25年10月に協会から解雇された。
- 四股名 :金親 和憲(かねちか かずのり)
- 最高位 :十両2枚目
- 年寄名跡:
11代宮城野 ⇒16代熊ヶ谷 - 出身地 :神奈川県横浜市鶴見区
- 本 名 :金親 和行⇒山村 和行
- 生年月日:昭和44年(1969)11月12日
- 所属部屋:三保ヶ関⇒北の湖部屋
- 改名歴 :金親⇒月山⇒金親
- 初土俵 :昭和60年(1985)9月(15歳10ヵ月)
- 新十両 :平成4年(1992)3月(22歳4ヵ月)
- 最終場所:平成16年(2004)9月(34歳10ヵ月)
- 生涯戦歴:491勝481敗18休/972出場(115場所)
- 生涯勝率:50.5%
- 優勝等 :なし
- 十両戦歴:167勝193敗(24場所)勝率:46.4%
12代・宮城野 誠志
現役では前頭13枚目ながら師匠として横綱・白鵬を育てた
- 四股名 :竹葉山 真邦(ちくばやま まさくに)
- 最高位 :前頭13枚目
- 年寄名跡:10代中川⇒
10代宮城野 ⇒15代熊ヶ谷⇒12代宮城野 ⇒22代間垣 - 出身地 :福岡県浮羽郡浮羽町
- 本 名 :田崎 誠
- 生年月日:昭和32年(1957)8月21日(67歳)
- 所属部屋:宮城野部屋
- 改名歴 :田崎⇒筑葉山⇒竹葉山
- 初土俵 :昭和48年(1973)3月(15歳7ヵ月)
- 新十両 :昭和53年(1978)11月(21歳3ヵ月)
- 新入幕 :昭和61年(1986)9月(29歳1ヵ月)
- 最終場所:平成元年(1989)1月(31歳5ヵ月)
- 生涯戦歴:442勝402敗21休/842出場(96場所)
- 生涯勝率:52.4%
- 優勝等 :十両優勝1回(同点1),幕下同点1回
- 幕内戦歴:11勝19敗(2場所)勝率:36.7%
- 十両戦歴:170勝162敗13休(23場所)勝率:51.2%
13代・宮城野 翔
白鵬 翔(はくほう しょう)はモンゴル・ウランバートル市出身、宮城野部屋の元力士で、最高位は第69代横綱。
平成13年(2001)3月場所に16歳0ヶ月で初土俵を踏み、令和3年(2021)9月場所を最後に引退(36歳6ヶ月)。
通算成績は1187勝247敗253休1424出場。生涯勝率.828。通算122場所中、100場所を勝ち越した(勝ち越し率.826)。
主な成績は幕内優勝45回(全勝16回)(同点4,次点18),十両優勝1回。殊勲賞3回,敢闘賞1回,技能賞2回,金星1個(朝青龍1個)。
昭和60年(1985)3月11日生まれ。本名はムンフバト・ダヴァジャルガル。日本名は白鵬 翔。
優勝回数、勝利数共に史上最多、数々の記録を塗り替えた横綱。
令和3年(2021)7月場所、全勝で45回目の優勝を達成。9月場所後に引退を発表。年寄・間垣を襲名した。
- 年寄
13代・宮城野 翔(伊勢ヶ濱部屋) - 四股名
- 白鵬 翔(はくほう しょう)
- 最高位
- 第69代横綱
- 年寄名跡
- 21代間垣 翔⇒
13代宮城野 翔 ⇒13代宮城野 翔 - 出身地
- モンゴル・ウランバートル市
- 本名
- ムンフバト・ダヴァジャルガル → 白鵬 翔
- 生年月日
- 昭和60年(1985)3月11日(39歳)
- 所属部屋
- 宮城野部屋
- 改名歴
- 白鵬 翔
- 初土俵
- 平成13年(2001)3月 前相撲(16歳0ヶ月)
- 新十両
- 平成16年(2004)1月(所要17場所)
- 18歳10ヶ月(初土俵から2年10ヶ月)
- 新入幕
- 平成16年(2004)5月(所要19場所)
- 19歳1ヶ月(初土俵から3年2ヶ月)
- 新小結
- 平成17年(2005)1月(所要23場所)
- 19歳9ヶ月(初土俵から3年10ヶ月)
- 新関脇
- 平成17年(2005)3月(所要24場所)
- 20歳0ヶ月(初土俵から4年0ヶ月)
- 新大関
- 平成18年(2006)5月(所要31場所)
- 21歳1ヶ月(初土俵から5年2ヶ月)
- 横綱昇進
- 平成19年(2007)7月(所要38場所)
- 22歳3ヶ月(初土俵から6年4ヶ月)
- 最終場所
- 令和3年(2021)9月(36歳6ヶ月)
- 大相撲歴
- 122場所(20年6ヶ月)
- 通算成績
- 1187勝247敗253休1424出場(勝率.828)
- 通算122場所
- 勝ち越し100場所(勝ち越し率.826)(勝ち越し星942)
- 優勝等
- 幕内優勝45回(全勝16回)(同点4,次点18),十両優勝1回
- 受賞・金星
- 殊勲賞3回,敢闘賞1回,技能賞2回,金星1個
- 持給金
- 2187円(勝ち越し星942個 優勝45回(全勝16回) 金星1個)
- 幕内戦歴
- 1093勝199敗253休1282出場(勝率.846)
- 在位103場所(在位率.844)
- 勝ち越し84場所(勝ち越し率.816)
- 横綱戦歴
- 899勝129敗232休1019出場(勝率.875)
- 在位84場所(在位率.689)
- 勝ち越し67場所(勝ち越し率.798)
- 大関戦歴
- 73勝17敗15休90出場(勝率.811)
- 在位7場所(在位率.057)
- 勝ち越し6場所(勝ち越し率.857)
- 三役戦歴
- 69勝30敗6休98出場(勝率.697)
- 在位7場所(在位率.057)
- 勝ち越し6場所(勝ち越し率.857)
- 関脇戦歴
- 49勝20敗6休68出場(勝率.710)
- 在位5場所(在位率.041)
- 勝ち越し4場所(勝ち越し率.800)
- 小結戦歴
- 20勝10敗0休30出場(勝率.667)
- 在位2場所(在位率.016)
- 勝ち越し2場所(勝ち越し率1.000)
- 前頭戦歴
- 52勝23敗0休75出場(勝率.693)
- 在位5場所(在位率.041)
- 勝ち越し5場所(勝ち越し率1.000)
- 十両戦歴
- 21勝9敗0休30出場(勝率.700)
- 在位2場所(在位率.016)
- 勝ち越し2場所(勝ち越し率1.000)
- 関取戦歴
- 1114勝208敗253休1312出場(勝率.843)
- 在位105場所(在位率.861)
- 勝ち越し86場所(勝ち越し率.819)
- 幕下以下歴
- 73勝39敗0休112出場(勝率.652)
- 在位16場所(在位率.131)
- 勝ち越し14場所(勝ち越し率.875)
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