歴代横綱の成績表!在位数が長い横綱、短い横綱。優勝回数が多い横綱、少ない横綱は?

大相撲の最高位として誰もが知っている横綱は、時代を彩る存在であり四股名を聞くだけで色んな思い出も蘇ってくるのではないでしょうか。

さて、思い返すと次々と名が上がる過去の横綱たちですが、実際はどれほどの成績を挙げていたのか気になりませんか?そこで今回は歴代の横綱の在位数はどれぐらいなのか、また優勝回数などの成績はどうだったのかをまとめてみました。

なお、江戸や明治の終わり頃までは「優勝」という制度はなく、興行形態も現在とは違う為、本記事では優勝掲額が行われるようになった明治後期(1910年頃)からの東京相撲の横綱を対象にしました。具体的には19代横綱・常陸山以降の横綱です。

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横綱在位数が長い力士

順位横綱
代数
四股名横綱在位
場所数
生涯場所数横綱
在位率(%)
169代白鵬6710563.8
255代北の湖6310957.8
358代千代の富士5912547.2
448代大鵬588766.7
565代貴乃花499054.4
664代487861.5
754代輪島476869.1
747代柏戸478456.0
868代朝青龍426762.7
941代千代の山325459.3
1070代日馬富士3010030.0
1061代北勝海308037.5
1036代羽黒山304665.2
1156代2代若乃花288831.8
1144代栃錦286642.4
1267代武蔵丸278631.4
1271代鶴竜2710126.7
1252代北の富士2710525.7
1345代初代若乃花266540.0
1438代照國254161.0

※表は並び替えが可能です

まずは横綱在位数が長い力士から見ていきましょう。

平成30年3月場所で、北の湖を抜いて単独トップに立った白鵬を筆頭に時代を彩った名横綱がずらりと並んでいますね。

また、この表では生涯場所数に対して横綱在位数はどれほどの割合なのかを「横綱在位率」として算出してみました(横綱在位数÷生涯場所数)。この数値で力士人生のうち横綱として土俵を務めた割合がどれぐらいなのかが分かると思います。

1位の54代横綱輪島は69.1%という高い在位率ですが、これは大学卒の学生相撲出身で幕下付出(60枚目格)での角界入りも影響しているでしょう。

そう考えると、前相撲からである大鵬の66.7%や白鵬や朝青龍の在位率は輪島と同等か、それ以上の数値とも言えるのではないでしょうか。

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横綱在位数が短い力士

順位横綱
代数
四股名横綱在位
場所数
生涯場所数横綱
在位率(%)
125代2代西ノ海53813.2
239代前田山65211.5
357代三重ノ海81057.6
353代琴櫻8938.6
337代安藝ノ海83225.0
333代武藏山84119.5
463代旭富士96713.4
460代双羽黒95416.7
572代稀勢の里109910.1
551代玉の海107613.2
666代3代若乃花117315.1
624代113531.4
734代男女ノ川124626.1
732代玉錦125322.6
726代大錦122744.4
822代太刀山143638.9
959代隆の里1510614.2
930代3代西ノ海154235.7
927代栃木山153050.0

次は横綱在位数が短い力士を見ていきますが、その前に補足として場所数の違いをご紹介。

相撲の歴史は長く、年間の場所数も変動しています。現在のような年6場所制が確立したのは昭和33年(1958)からであり、それ以前は2~5場所と場所数に大幅な違いがあるのです。

それを踏まえたうえで表を見てみると、1位の2代西ノ海は横綱在位が5場所、2位の前田山は在位数が6場所で現在の感覚では1年で退いたように思いそうですが、実際は両者が横綱だった頃は年間2~3場所であるため、2年ほどは務めているのです。

そこで近代横綱に目を移してみると、三重ノ海や琴櫻、旭富士に双葉黒あたりが短命に感じられますね。また、現役横綱として進退が囁かれている稀勢の里が、どこまで在位数を延ばせるのかも気になるところです。

稀勢の里が保有する名跡は?

少し話は逸れますが、稀勢の里は荒磯の年寄株を保有しているのですが、つい最近までは元幕内の玉飛鳥が名跡を借りて15代荒磯を名乗っていました。ところが平成30年4月20日に、玉飛鳥は荒磯から熊ヶ谷に名跡を変更したと発表されました。

このニュースを深読みすると、稀勢の里がいつでも荒磯を襲名できるように、つまり引退できるように名跡を空けたと言えるのではないでしょうか。

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優勝回数が多い横綱

順位横綱
代数
四股名優勝
回数
優勝率
(%)
勝率
(%)
生涯
場所数
横綱在位
場所数
勝数敗数休場出場回数
169代白鵬4139.082.6105671095228981300
248代大鵬3236.882.787588721821361045
358代千代の富士3124.870.51255910454371701473
468代朝青龍2537.379.5674266917376838
555代北の湖2422.073.1109639513501071293
665代貴乃花2224.475.290497942622011049
754代輪島1420.674.2684767323485899
835代双葉山1223.575.0511734811633463
867代武蔵丸1214.072.686277792941151068
922代太刀山1130.687.636142113073257
964代1114.173.87848654232181882
1031代常ノ花1020.476.549202638166361
1045代初代若乃花1015.470.1652659325370844
1044代栃錦1015.270.2662857824544821
1052代北の富士109.564.810527786427691208
1127代栃木山930.088.330151972624235
1132代玉錦917.075.4531235011417466
1170代日馬富士99.065.210030827441731263
1219代常陸山817.891.4452215915131199
1261代北勝海810.067.48030591286109874

さて、本題に戻って次は優勝回数が多い横綱を見ていきます。

言わずもがなですが、1位は現役横綱の白鵬です。

優勝回数は色々なメディアでも目にすることが多いので、ここでは更に「優勝率」を求めてみました。これは優勝回数を生涯場所数で割って算出したもので、どれほどの頻度で優勝しているのかが分かります。

この優勝率でも1位は白鵬ですが、2位には朝青龍がランクインしています。生涯場所数が67場所と少ないですが、その間に25回もの優勝を挙げている朝青龍は、白鵬にとっては高い壁でありライバルでもありました。もしも朝青龍の現役がもっと長く続いていたら?白鵬の優勝回数はどうなっていたでしょうか。

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優勝回数が少ない横綱

順位横綱
代数
四股名優勝
回数
優勝
率(%)
勝率
(%)
生涯
場所数
横綱在位
場所数
出場回数
160代双羽黒00.065.454934818424529
239代前田山11.966.752630615350451
243代吉葉山12.167.6471735717185521
230代3代西ノ海12.471.8421517669121250
233代武藏山12.475.24182407971318
225代2代西ノ海12.673.13851174370200
237代安藝ノ海13.167.432820910138309
372代稀勢の里22.062.29910800487721267
362代大乃国22.563.78123560319113876
334代男女ノ川24.365.5461229415534449
338代照國24.974.0412531811274422
324代25.769.835111134968180
329代宮城山29.157.822171047626176
457代三重ノ海32.957.01058695525561214
449代栃ノ海34.764.76417478261104733
420代2代梅ヶ谷36.485.5472418331116264
559代隆の里43.858.410615693493801180
556代2代若乃花44.567.0882865632385975
563代旭富士46.064.067957332346893
542代鏡里48.068.7502141518933602

最後に優勝回数が少ない横綱を見てみましょう。

1位の双葉黒(北尾)は優勝が一度もない横綱として有名ですね。優勝次点(12勝3敗)と優勝同点(14勝1敗)の好成績を2場所続けた大関・北尾は、一度も優勝経験がないまま横綱に推挙されて昇進、双葉黒と四股名を改めて期待されましたが、結局は一度も優勝することがないまま廃業してしまいました。

優勝1回の横綱に目を移してみると、大正から昭和中期頃の横綱で現在とは時代背景などの違いがあるかもしれません。

近代横綱で見ると大乃国の2回が際立って少ないように感じますね。また、現役である稀勢の里も現時点では2回ですので、優勝回数をのばして貰いたいところです。

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今回の記事では明治後期(1910年頃)からの東京相撲の横綱を対象に、優勝回数や在位場所数にポイントを置いてご紹介いたしました。

当サイトではこの他に、すべての横綱についての詳細な一覧表もご用意しております。歴代の横綱についてご興味のある方はぜひご覧ください。

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