大相撲用語解説。相撲にまつわる言葉をご紹介!
大相撲の解説などでよく耳にする「相手十分(あいてじゅうぶん)」という言葉について解説していきます。
令和7年1月場所
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相手十分(あいてじゅうぶん)とは
相手十分(あいてじゅうぶん)とは主に四つ相撲で用いられる言葉で、相手の得意な型を許してしまい、自分にとって不利な体勢になることをいいます。また「向こう十分(むこうじゅうぶん)」という言い方をするときもあります。
相手十分になってしまうとなかなか挽回することは難しく、勝負がついてしまうことが多いです。
自分十分(じぶんじゅうぶん)とは
相手にとって得意な型を許してしまう相手十分に対して、四つ相撲で自分の得意の組み手になることを自分十分(じぶんじゅうぶん)といいます。
相手十分と自分十分を見分けるには
観戦しながら十分な体勢かどうかが分かると相撲観戦が楽しくなりそうですよね。
四つ相撲の力士の「得意な型」を見分けるポイントは、その力士が右四つなのか、左四つなのかを覚えるのがまず近道です。
右四つが得意な力士の場合で説明すると、右手を相手の左のふところに差して廻しを取り、左手は相手の右腕越しに廻しを取って組み合った状態になると十分な体勢といえるでしょう。