錦戸部屋の歴史と注目ポイント、所属力士などをご紹介!

いよいよ十両昇格が決まった水戸龍が在籍する錦戸部屋は高砂一門の相撲部屋です。

今回は錦戸部屋の歴史と特徴、そして所属力士などをご紹介していきます。

錦戸部屋の基本情報創設 :平成14年(2002年)12月1日
所在地:東京都墨田区亀沢1-16-7
師匠 :錦戸 眞幸(元関脇・水戸泉)
主な所属力士:水戸龍、極芯道、本多
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錦戸部屋の歴史

錦戸部屋は、平成12年(2000)9月場所を最後に現役を引退し、高砂部屋の部屋付き親方となっていた元関脇・水戸泉の10代錦戸親方が、平成14年(2002)12月に高砂部屋から分家独立して創設されました。

高砂部屋からの分家独立

現役時代は大量の塩をまく姿から「ソルトシェイカー」との異名を持っていた水戸泉ですが、平成10年(1998)には6代高砂と養子縁組が成され、高砂部屋の後継者に指名されていました。しかし、自身の婚約破棄問題(水戸泉に非があったわけではなく、相手に重婚疑惑があったため最終的に婚約破棄となった)の責任を取るかたちで継承を辞退した過去がありました。

その後、引退して2年ほどは高砂部屋の部屋付き親方をしていましたが、10代錦戸は内弟子4人を連れて平成14年(2002)12月に錦戸部屋を創設しました。

20代千田川の加入

部屋を興したもののなかなか弟子が育たなかった錦戸部屋では、カザフスタン出身の風冨山(かざふざん)が平成20年11月場所で西の幕下10枚目というのがやっとでした。

そんな状態が続いていた平成24年(2012)6月、現役時代には高砂部屋での弟弟子だった20代千田川(元小結・闘牙)が、同門の九重部屋から部屋付き親方として移籍してきました。

実は2人の仲を示すエピソードがあり、それは大のゲーム好きだった水戸泉が「ドラゴンクエスト」に非常にはまった時期があり、この頃水戸泉の付き人だった闘牙は水戸泉からドラクエのレベル上げを頼まれたそうです。

それから時が過ぎ、お互いが親方となりましたが今度は弟子たちの「レベル上げ」のために呼ばれたのかもしれませんね。

アマ・学生横綱トゥルボルドの入門

しかし、その後もなかなか芽が出ない錦戸部屋でしたが、平成29年3月に「超大物新人」が加入します。それは、モンゴル出身で日本大学3年次に全日本相撲選手権大会で優勝しアマチュア横綱のタイトルを獲得、4年次には全国学生相撲選手権大会で優勝し学生横綱のタイトルも獲得したバーサンスレン・トゥルボルドです。

3月の新弟子検査に合格したトゥルボルドでしたが、興行ビザの関係でそこでの初土俵はお預け、しかし場所後の理事会でようやく正式に幕下15枚目格付出しが承認され5月場所には「水戸龍」の四股名で初土俵を踏みました。

この場所での水戸龍は、大方の予想を裏切って3勝4敗の負け越しでしたが、翌場所からは順調に勝ち越しを決めていき平成30年1月場所での新十両昇進が決まっています。

錦戸部屋初の関取が誕生します。

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錦戸部屋の注目力士・水戸龍

錦戸部屋の注目といえばやはり水戸龍でしょうか。ここではもう少し、水戸龍について掘り下げてみましょう。

照ノ富士と逸ノ城と共に

モンゴルから日本にやって来たのは平成21年(2009)で、目的は「相撲の名門校」鳥取城北高校への留学でした。モンゴルでは意外なことに相撲経験はなく、バスケやスピードスケートなどをやっていたそうです。なかでもスピードスケートは地区大会で優勝するほどの実力者だとか!

さて、この来日時の飛行機にはガントルガ・ガンエルデネとアルタンホヤギーン・イチンノロブも乗っていました。現在の照ノ富士と逸ノ城ですね。

鳥取城北高校出身の力士は多く、元大関・琴光喜や大喜鵬(現・山口)、同じモンゴル出身では貴ノ岩もそうです。また、石浦も城北高出身ですが、実は同校の監督・石浦外喜義は父親なんですよ。

この石浦監督の元で相撲を基礎から教わったトゥルボルドは日本大学に進学、名門相撲部に入部しました。そこで3年生でアマチュア横綱、4年生で学生横綱のタイトルを獲得して晴れて幕下15枚目格付出資格を獲得したわけです。

付け出し格での負け越し

こうして平成29年(2017)5月場所で「同じ飛行機でやって来た第三の男」が満を持してのデビューとなったわけですが、期待された初日は黒星発進(相手は立浪部屋の天空海)。その後もいまいち波に乗れずに3勝3敗で迎えた7番勝負で破れて初場所は負け越しとなってしましました。

この負け越しは、幕下付け出しの位が10枚目と15枚目に改められた平成12年(2000)9月以降で皆勤出場した幕下付出力士は19人。そのなかで4人目となる「初土俵場所負け越し」という不名誉な記録なのでした。

しかし、翌場所はしっかりと立て直して5勝2敗と勝ち越し、続く9月場所では東の幕下14枚目で6連勝と好調、あわや優勝か!?という勢いでしたが7番相撲で「モンゴルの先輩力士」鏡桜に貫禄の差を見せつけられて惜しくも破れます。それでも番付を着実にあげた11月場所、東の幕下4枚目で6勝1敗と勝ち越しを決めて平成30年1月場所での十両昇進を決めました。

この昇進によって、錦戸部屋は創設約15年目にして初の関取誕生を迎えるわけです。

同じ飛行機に乗ってやって来た二人は、もうひとつ上にいますが、近い将来には幕内の土俵で三人での対戦が見れるかもしれませんね!

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錦戸部屋の所属人員

ここからは錦戸部屋に所属する人員をご紹介いたします。
また、最新場所の機能的な番付表もご用意しています。様々な情報を並び替えて見ることが出来ます。
⇒機能的な最新番付表

師匠

10代錦戸(元関脇・水戸泉):茨城県

生年月日:昭和37年9月2日(56歳)
生涯戦歴:807勝766敗162休1564出場
優勝歴:優勝1回
受賞歴:殊勲賞1回・敢闘賞6回

力士

所属力士の最新成績とより詳しい情報を知りたい方はこちらをどうぞ。 ⇒ 錦戸部屋所属力士の最新場所成績と基礎情報

部屋付き親方

年寄・20代千田川(元小結・ 闘牙 ):千葉県
生年月日:昭和49年7月4日(44歳)
生涯戦歴:511勝518敗24休1026出場

行司

序二段格行司・木村 錦太郎(きんたろう)(21歳):茨城県

呼出

序ノ口呼出・鶴太郎(つるたろう)(24歳):東京都

床山

一等床山・床中(とこなか)(58歳):佐賀県

カテゴリー : 高砂一門

公開日:2017-12-17
投稿者:レイ

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