いよいよ平成29年の大相撲九州場所が11月12日より始まります。
先場所も大活躍で新小結に昇進した阿武咲や、歴代最高齢で再入幕を果たした安美錦など、場所前から話題が豊富ですよね。
そこで、今場所をより楽しむために役立つ情報を集めてみました。
相撲観戦のお供にどうぞご覧ください。
また、九州場所のためにとっておきの番付表をご用意しました。番付情報はもちろんですが、それ以外にも先場所の成績や変動枚数、最高位からBMIから昇進のタイミングに通算成績、そして相撲界に入ってからの年月など、いろんな情報を載せてあります。並べ替えも検索も出来ますので、新しい発見もあるはずですよ。ぜひあわせてご覧ください。
平成29年(2017)11月12日~年11月26日
場所:福岡国際センター(福岡)
この記事の目次
九州場所から土俵の土が変わった!
いきなり力士のことではなく土の話からです。
年6場所の大相撲興行ですが、その中の3場所は地方場所と呼ばれ両国国技館以外で開催されています。今回の九州(福岡)をはじめ、大阪、名古屋ですね。
両国国技館の土俵で使用されている土は埼玉県川越市産の「荒木田土(あらきだつち)」と呼ばれるもの。これは、田んぼの耕土下や河川敷などの下層でみられる粘土質な土で、沖積土と呼ばれる種類の土です。この土は土俵作りに適した粘り気と乾燥が早いことが特徴で、国技館で使用する荒木田土は川越市のとある河川敷から運ばれているとテレビで見たことがあります。
力士たちの足元を止めすぎず滑りすぎずに支えてくれる荒木田土は、安心して相撲に集中できる土俵を生み出すのに欠かせないものなのです。
ところがこれまでの地方場所では荒木田土ではなく、その地方ごとの土を使用していたため国技館とは感覚の違う土俵になっていました。「地方場所の土俵は滑る」と言われていたり、去年の名古屋場所では取組中に土俵の一部が崩れるトラブルがあったりと、いろいろと問題がありました。土俵が滑るために、地方場所を苦手にしている力士もいるようですよ。
こうした問題を抱えていた地方場所の土ですが、今場所から年3回の地方場所も両国国技館と同じ荒木田土を使用することになったのです。
今回の福岡にはトラック5台で約60トンの荒木田土が運ばれ、土俵が作られました。今までは滑りやすかった地方場所の土俵ですが、国技館と同じ土になったことで、九州場所の場所担当部長の境川親方は「これで力士は何も言い訳はできないでしょう」と話しているようです。
「滑る土俵」が生み出す番狂わせも楽しみではありましたが、地方場所でも国技館と変わらない相撲が観れるようになった今回の変更は、力士の今後にとっても大きな転機となりそうな場所です。
注目力士
さて、お待たせしました。ここからは各段ごとの注目力士を見ていきたいと思います。
3場所連続の関脇
関脇:御嶽海(長野県)出羽海部屋
3場所連続での関脇、三役としては5場所連続の御嶽海。場内での人気も高いですよね。
今回は直近6場所の星取表と対戦成績をまとめてみました。
こうして見ると上位との対戦でも互角に渡り合っていますが、なぜか対大関戦での分が悪いようです。
今場所はどうでしょうか?注目しましょう。
場所 | 番付 | 星取表 | 勝敗 | 三賞 | 金星 |
---|---|---|---|---|---|
平成28年11月 | 東小結1 | ●〇●●●●●●〇〇●〇●〇〇 | 6勝9敗 | ||
平成29年1月 | 西前頭筆頭 | 〇☆●☆●〇●〇〇〇〇〇●〇〇 | 11勝4敗 | 技能賞 | 2個 |
平成29年3月 | 東小結1 | ●〇〇●□●●●〇〇●〇〇〇〇 | 9勝6敗 | ||
平成29年5月 | 東小結1 | 〇〇〇●●●●●●〇〇〇〇〇● | 8勝7敗 | 殊勲賞 | |
平成29年7月 | 西関脇1 | 〇〇●●〇〇〇●〇〇〇●●●〇 | 9勝6敗 | 殊勲賞 | |
平成29年9月 | 東関脇1 | ●●〇●〇〇〇●〇●●〇〇●〇 | 8勝7敗 | ||
総計 | 42勝48敗 |
対戦 | H2811 | H2901 | H2903 | H2905 | H2907 | H2909 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
横綱 | 0勝3敗 | 2勝1敗 | 1不戦勝3敗 | 2勝2敗 | 2勝1敗 | 1敗 | 7勝11敗 |
大関 | 1勝3敗 | 2勝2敗 | 1敗 | 2敗 | 2敗 | 1敗 | 3勝11敗 |
関脇 | 1勝1敗 | 2勝 | 1勝2敗 | 2勝1敗 | 1勝 | 1勝 | 8勝4敗 |
小結 | 1勝 | 1勝 | 1勝 | 1敗 | 2勝 | 1勝1敗 | 6勝2敗 |
横綱・三役 | 3勝7敗 | 7勝3敗 | 3勝6敗 | 4勝6敗 | 5勝3敗 | 2勝3敗 | 24勝28敗 |
平幕 | 3勝2敗 | 4勝1敗 | 6勝 | 4勝1敗 | 4勝3敗 | 6勝4敗 | 27勝11敗 |
新小結
小結:阿武咲(青森)阿武松部屋
阿武松部屋としては平成6年10月に部屋創設以来、2人目となる小結の誕生です。(1人目は元小結・若荒雄)
21歳3ヶ月での新三役は、平成以降の初土俵力士のなかで6位の若年昇進となりました。
先場所は、新入幕から3場所連続の2桁勝利という快挙を成し遂げた阿武咲。これは場所15日制が定着した昭和24年(1949)夏場所以降、誰も達成できなかった記録です。この記録をさらに更新することが出来るのか!?注目です。
四股名 | 最高位 | 所属部屋 | 初土俵 | 新三役 | 昇進年齢 | 新三役の場所数 |
---|---|---|---|---|---|---|
白鵬 | 横綱 | 宮城野 | 平成13年3月 (15歳11ヶ月) | 平成17年1月 | 19歳9ヶ月 | 24場所目 |
稀勢の里 | 横綱 | 田子ノ浦 | 平成14年3月 (15歳7ヶ月) | 平成18年7月 | 19歳11ヶ月 | 27場所目 |
朝青龍 | 横綱 | 高砂 | 平成11年1月 (18歳3ヶ月) | 平成13年5月 | 20歳6ヶ月 | 15場所目 |
栃東 | 大関 | 玉ノ井 | 平成6年11月 (17歳11ヶ月) | 平成9年7月 | 20歳7ヶ月 | 17場所目 |
武蔵丸 | 横綱 | 武蔵川 | 平成元年9月 (18歳3ヶ月) | 平成4年5月 | 20歳11ヶ月 | 17場所目 |
阿武咲 | 小結 | 阿武松 | 平成25年1月 (16歳5ヶ月) | 平成29年11月 | 21歳3ヶ月 | 30場所目 |
千代鳳 | 小結 | 九重 | 平成20年5月 (15歳6ヶ月) | 平成26年5月 | 21歳6ヶ月 | 36場所目 |
逸ノ城 | 関脇 | 湊 | 平成26年1月 (20歳8ヶ月) (幕下15付出) | 平成26年11月 | 21歳6ヶ月 | 7場所目 |
千代大海 | 大関 | 九重 | 平成4年11月 (16歳6ヶ月) | 平成10年5月 | 21歳11ヶ月 | 34場所目 |
琴欧州 | 大関 | 佐渡ヶ嶽 | 平成14年11月 (19歳8ヶ月) | 平成17年3月 | 22歳0ヶ月 | 15場所目 |
新入幕
西前頭14枚目:大奄美(鹿児島)追手風部屋
学生時代の怪我の為、一時は日大職員となっていた大奄美ですが、平成27年には実業団横綱となり、平成28年1月場所にて幕下15枚目格付出で初土俵。先々場所での千秋楽では、本割で学生相撲出身の朝乃山を破って優勝決定戦に進出。巴戦では豊山、そして再度、朝乃山を破り優勝を飾りました。
その朝乃山は先場所の新入幕で11勝4敗の好成績。これに追いつけとばかりに新入幕を決めた大奄美ですが、どこまで白星を上げることが出来るか楽しみです。
再入幕
西前頭13枚目:安美錦(青森)伊勢ヶ濱部屋
平成28年7月場所以来8場所ぶりの幕内復帰となった安美錦。
平成28年5月場所2日目の栃ノ心戦で左アキレス腱を断裂。3日目より休場で翌場所も休場。これによって幕内陥落となっていましたが、よくぞ戻ってきました。39歳0ヶ月での再入幕は昭和以降1位の高齢昇進です。
四股名 | 最高位 | 所属部屋 | 年齢(番付発表時) | 新入幕 | 最終入幕 |
---|---|---|---|---|---|
安美錦 | 関脇 | 伊勢ヶ濱 | 39歳0ヶ月 | 平成12年7月 (21歳8ヶ月) | 平成29年11月 |
土佐ノ海 | 関脇 | 伊勢ノ海 | 38歳6ヶ月 | 平成7年7月 (23歳4ヶ月) | 平成22年9月 |
錦華山 | 前頭2 | 小野川 | 38歳4ヶ月 | 昭和6年5月 (30歳8ヶ月) | 昭和14年1月 |
寺尾 | 関脇 | 井筒 | 38歳0ヶ月 | 昭和60年3月 (22歳0ヶ月) | 平成13年3月 |
廣瀬川 | 前頭3 | 荒磯 | 38歳0ヶ月 | 昭和18年1月 (23歳10ヶ月) | 昭和32年3月 |
若の里 | 関脇 | 田子ノ浦 | 37歳11ヶ月 | 平成10年5月 (21歳9ヶ月) | 平成26年7月 |
東前頭14枚目:琴勇輝(香川県)佐渡ヶ嶽部屋
2場所ぶりに幕内復帰となった琴勇輝。先場所は優勝同点と好成績。優勝決定戦では惜しくも破れましたが、地力の違いを見せつけました。
西前頭15枚目:妙義龍(兵庫県)境川部屋
3場所ぶりの幕内復帰となった妙義龍。9月に高校の同級生との結婚を発表。さらに9月17日に第一子となる男の子が誕生したとのことで、今場所は気合が違いそうです。
カド番
大関:高安(茨城県)田子ノ浦部屋
先場所は怪我による途中休場によって2場所連続の負け越しとなった大関・高安。7月に大関に昇進したばかりで早くもカド番の危機ですが、ここは実力を見せて欲しいところです。
再大関を目指して
関脇:照ノ富士(モンゴル)伊勢ヶ濱部屋
カド番だった先場所、怪我による途中休場によって敗け越した照ノ富士。平成27年5月場所以来、15場所ぶりの関脇となった今場所は、大関復帰のために10勝以上をあげなくてはなりません。
3月場所では琴奨菊に引導を渡した照ノ富士ですが、その琴奨菊との対戦も見どころになりそうです。
(大関降下の翌場所に3分の2以上の勝ち星、つまり10勝以上あげれば再度の大関昇進となる)
新十両
西十両13枚目:隆の勝(千葉県)千賀ノ浦部屋
千賀ノ浦部屋としては、平成22年11月場所の舛ノ山以来となる十両。現師匠の20代千賀ノ浦(元小結隆三杉)が部屋を継承した平成28年4月8日からでは初となる関取誕生です。
千賀ノ浦親方は、のちの第59代横綱・隆の里と2代目若乃花につけてもらった隆三杉の『隆』の字を、どうしても弟子につけたいという夢があったとのこと。「舛の勝」から「隆の勝」へと四股名も変わり、師匠の期待を背負って頑張ってほしいです。
再十両
東十両14枚目:貴源治(栃木県)貴乃花部屋 平成29年5月場所以来、3場所ぶりに十両に戻って来ました貴源治。北の富士さん注目の力士なので活躍を期待したいですね!
幕下の注目力士
西幕下14枚目:炎鵬(石川県)宮城野部屋
何と言ってもまずは炎鵬(えんほう)でしょうか。初土俵以来負けなしの21連勝、序二段、三段目での優勝決定戦も入れると23連勝、もちろん各段すべて優勝で前相撲から5場所で幕下まで上がって来ました。
金沢市立西南部中学校では幕内力士の輝と同期で、中学生相撲選手権で石川県代表として共に出場し団体優勝。その後も高校、大学で輝かしい成績を残しています。
大学卒業後は白鵬の内弟子として宮城野部屋へ入門し、白鵬から「炎鵬」という四股名を命名してもらいました。
ここまで負けなしで来た炎鵬ですが、幕下でどこまで通用するのか、そして連勝記録はどこまで行くのか大注目です!
【追記】残念ながら初戦となる2日目に常幸龍に敗れてしまいました。しかし、常幸龍は序ノ口デビュー27連勝という大相撲史上一位の記録保持者。敗れる相手としては文句なしかもしれませんね。ここからが炎鵬の本当の闘いです!
場所 | 番付 | 星取表 | 勝敗 | 成績 |
---|---|---|---|---|
平成29年3月 | 前相撲 | 2勝0敗 | 一番出世 | |
平成29年5月 | 東序ノ口9 | -〇-〇-〇-〇-〇〇-〇-- | 7勝0敗 | 優勝 |
平成29年7月 | 東序二段10 | 〇-〇--〇〇-〇-〇-〇-- | 7勝0敗 | 優勝(優勝決定戦) |
平成29年9月 | 西三段目18 | 〇--〇-〇〇-〇-〇-〇-- | 7勝0敗 | 優勝(優勝決定戦) |
西幕下53枚目:満津田(長野県)峰崎部屋
次に注目なのは宮城野部屋の満津田です。先場所の三段目では、炎鵬との全勝同士の優勝決定戦で大健闘を見せました。
57場所目の幕下ということで、着実に力をつけて上がって来た満津田ですが、二枚蹴りや二丁投げなど珍しい決まり手も繰り出しますので今場所の取組も楽しみですね。
東幕下50枚目:竜虎(熊本県)尾上部屋
熊本の宇土市出身で、同郷の幕内・正代とは同じ相撲クラブで共に汗を流してきた竜虎(りゅうこう)。1月場所の前相撲から6場所目で幕下に上がって来ました。ここまで23勝5敗と圧倒的な強さを見せています。
三段目の注目力士
西三段目16枚目:田邉(岐阜県)木瀬部屋
平成29年3月の初土俵から18勝3敗と好成績の田邉ですが、その3敗の相手はいずれも炎鵬。
炎鵬と言えば初土俵以負け無しの21連勝中で、今場所は幕下にまで駆け上がりましたが、実は田邉とは高校・大学の同級生なんです。
今のところ炎鵬には差をつけられた田邉ですが、自身も負けず劣らずな好成績なので今場所の活躍も期待が持てますよ!
西三段目53枚目:友風(神奈川県)尾車部屋
音大と角界とで相撲を選んだ「ピアノ力士」として騒がれた友風ですが、実力もなかなかなもの。名古屋では全勝で序ノ口優勝、先場所も6勝と力のあるところを見せています。
友風の目標は、関取の座まで8場所で到達すること。これは同部屋の兄弟子、嘉風が遂げた関取までの所要場所だそうです。そのためにはこの勢いのまま、三段目も通過していく必要がありますね!注目です。
序二段の注目力士
西序二段15枚目:庄司(秋田県)武蔵川部屋
先場所は序ノ口優勝で好発進を見せた庄司。埼玉大学の4年生の時に大学選手権ベスト32入りしたことで、角界入りを決意した庄司は、大学を中退して22才という年齢で武蔵川部屋の門を叩きました。
東序二段49枚目:虎来欧(ブルガリア)鳴戸部屋
鳴戸親方と同じブルガリア出身の虎来欧(とらきおう)。母国ではレスリングのジュニアチャンピオンということで、素質は十分です。
序ノ口の注目力士
西序ノ口20枚目:林(福井県)藤島部屋
高校二年生の時に藤島部屋付きの二子山親方(元大関・雅山)からスカウトされた林は、昨年春の高校相撲金沢大会で3位と大健闘。しかし、夏の全国高校総体では右膝の前十字靱帯断裂の大怪我を負ってしまいます。
その後、上京して手術を受けた林は二子山親方の自宅でリハビリを続け、親方の内弟子として藤島部屋に入門。先場所の前相撲では全勝の一番出世で今場所に挑みます。 怪我のためデビューは少し遅れてしまいましたが、二子山親方が入れ込んだ実力の程はどうか?注目ですね。
また、福井県出身者としては平成15年3月の元・越前山と元・福乃龍以来、14年ぶりとなる新人が誕生しました。同部屋の同郷、越ノ龍とともに頑張ってもらいたいです。
西序ノ口5枚目:松澤(千葉県)朝日山部屋
部屋の親方である朝日山親方(元関脇・琴錦)は実の父親。高校時代はラグビー部に所属し、相撲経験はありませんでしたが、入門の1か月ほど前に父親に自ら申し出たとのこと。「息子が入門するなんて考えてもいなかった」と朝日山親方が語るように相撲経験は浅く、3月の初土俵から序ノ口と序二段で揉まれています。
しかし、ここで注目したいのは四股名です。同部屋の力士たちは皆、四股名を貰っていて今場所デビューの弟弟子ですら四股名があります。けれど、松澤だけはまだ本名のままなんです。ここに父親である親方の厳しい眼差しを感じるわけですね。さあ、いつ?どんな四股名になるのか?秘かに注目です。
⇒並べ替えが出来て分かりやすい!大相撲九州場所番付表(毎日星取表更新中)
改名力士
- 西十13 隆の勝(たかのしょう)←(旧)舛の勝(千賀ノ浦)
- 東下27 寶司(ほうつかさ)←(旧)大元(入間川)
- 東下38 旭蒼天(きょくそうてん)←(旧)種子島(中川)
- 西三46 空乃海(そらのうみ)←(旧)大空(峰崎)
- 東二18 海豪(かいごう)←(旧)拓ノ海(峰崎)
- 西二79 朝日城(あさひじょう)←(旧)高木(朝日山)
- 西口15 三重乃丸(みえのまる)←(旧)人見(武蔵川)
- 西口22 朝日凰(あさひおう)←(旧)菅原(朝日山)
先場所前相撲力士(再出世除く)
- 西序ノ口20 林(はやし)藤島: 福井県 (19才)
- 西序ノ口21 優力(ゆりき)千賀ノ浦: 東京都(16才)
- 東序ノ口22 清水(しみず)武蔵川: 長野県 (18才)
- 西序ノ口22 朝日凰(あさひおう)朝日山:茨城県 (17才)
- 東序ノ口23 野中(のなか)陸奥:青森県(19才)
- 東序ノ口25 瀧田(たきた)峰崎:北海道 (22才)