対戦力士同士の詳細な情報です。
東方:貴健斗 誠虎 (湊川部屋・熊本県八代市)
貴健斗 誠虎(たかけんと まさとら)は熊本県 八代市出身、湊川部屋の力士で最高位は十両4枚目。令和8年5月場所の番付は東 幕下筆頭。
熊本県八代市に生まれ、小学5年次から地元の相撲道場に通い始めた。八代市立第四中学校3年次には全国中学校相撲選手権大会の団体優勝に貢献し、卒業後は鳥取城北高校へ相撲留学する。1学年先輩にあたる逸ノ城らとともに稽古に励み、3年次には主将として国体少年の部で団体優勝を果たした。中学時代から貴乃花親方(元横綱)に目をかけられており、高校在学中には部屋の合宿にも参加した縁から貴乃花部屋への入門を決断し、平成26年(2014年)1月場所に本名の「水田」で初土俵を踏んだ。
師匠の帯と大怪我の試練
順調に白星を重ねて同年11月場所で幕下へ昇進し、初髷を結うとともに師匠が現役時代に愛用していた博多帯を譲り受けた。しかし、同場所で左膝前十字靭帯を損傷する大怪我を負い、初めての途中休場を余儀なくされる。怪我と向き合いながら土俵へ復帰し、平成28年(2016年)7月場所からは四股名を「貴健斗 輝虎」へと改名した。師匠の「貴」と本名の「健斗」に、師匠が尊敬する上杉謙信の初名「上杉輝虎」を合わせた名であった。当初は「若名乗り感がある」と四股名に抵抗があったものの、番付を上げるうちに定着して改名の機会を見失ったというエピソードを持つ。
貴景勝の助言と新十両昇進
平成30年(2018年)には貴乃花部屋の閉鎖に伴い、千賀ノ浦部屋(のちの常盤山部屋、現在の湊川部屋)へと移籍するなど、土俵外での大きな環境の変化も経験する。幕下中位での足踏みが続いて精神的に落ち込んでいた時期もあったが、付け人を務めていた大関・貴景勝から「目標を決めてやっていけ」と助言を受けたことで覚悟を決め、共に積んだトレーニングの成果で成績を急上昇させた。さらに、故郷が見舞われた令和2年7月豪雨で避難生活を送る人々を元気づけたいという強い思いも発奮材料となり、令和3年(2021年)3月場所で念願の新十両昇進を果たした。
不屈の闘志と突き押し相撲
関取となってからは上位陣の壁に阻まれ、十両と幕下の往復を経験する。令和6年(2024年)には膝の内視鏡手術を受けて2場所連続で全休し、三段目まで番付を下げる苦労も味わった。それでも不屈の闘志で土俵へ復帰すると、そこから連続勝ち越しを続けて再び幕下上位へと番付を戻している。令和7年(2025年)5月場所より四股名の下の名を「誠虎」へと改名した。
取り口は重い突き押しを最大の武器とする。一方で、上体が起きるとあっさりと下がってしまう脆さも課題として指摘されており、師匠からは「当たって突いて押していく相撲にパワーをつければさらに上を目指せる」と期待を寄せられている。幾多の怪我や環境の変化を乗り越えてきた粘り強さを胸に、再び関取の座を掴み取るべく日々の稽古に邁進している。
- 四股名
- 貴健斗 誠虎(たかけんと まさとら)
- 最高位
- 十両4枚目
- 最新番付
- 東 幕下筆頭
- 出身地
- 熊本県 八代市
- 本名
- 水田 健斗
- 生年月日
- 平成8年(1996)2月10日(30歳)
- 身長・体重
- 179cm・156.8kg
- 出身高校
- 鳥取城北高校
- 所属部屋
- 貴乃花 → 千賀ノ浦 → 常盤山 → 湊川部屋
- 改名歴
- 水田 → 貴健斗
- 初土俵
- 平成26年(2014)1月(17歳11ヵ月)
- 新十両
- 令和3年(2021)3月(25歳1ヵ月)
- 優勝
- 無し
- 通算成績
- 318勝282敗17休/600出場(勝率:53%)
- 直近7場所
- 25勝18敗
- 7場所勝率
- 58.1%
- 得意技
- 押し
- 決まり手傾向(直近7場所)
-
貴健斗が勝ちの決まり手(24勝)押し出し10寄り切り5上手投げ2押し倒し2引き落とし2寄り倒し1その他2貴健斗が負けの決まり手(18敗)寄り切り9押し出し3上手投げ2突き出し1渡し込み1押し倒し1その他1
- 令8年5月
- 東 幕下筆頭(2枚上昇)
- 1勝0敗
- ○ | |
-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
- 1日目〇西幕下筆頭 藤天晴
- 令8年3月
- 東 幕下3枚目(1枚上昇)
- 4勝3敗
- -●○-●|-○○--|○--●-
-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
- 1日目-
- 2日目●寄り切り西幕下2 大花竜
- 3日目〇寄り切り西幕下3 英乃海
- 4日目-
- 5日目●押し倒し東幕下5 志摩ノ海
- 6日目-
- 7日目〇上手投げ西幕下筆頭 栃大海
- 8日目〇押し出し西十両12 剣翔
- 9日目-
- 10日目-
- 11日目〇突き落とし東幕下筆頭 日向丸
- 12日目-
- 13日目-
- 14日目●寄り切り東幕下2 白鷹山
- 15日目-
- 令8年1月
- 東 幕下4枚目(3枚降下)
- 4勝3敗
- ●-○--|●-○○-|○---●
-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
- 1日目●押し出し西幕下3 福崎
- 2日目-
- 3日目〇押し倒し東幕下2 日向丸
- 4日目-
- 5日目-
- 6日目●寄り切り東幕下5 吉井
- 7日目-
- 8日目〇押し出し東幕下8 黒姫山
- 9日目〇寄り切り西幕下筆頭 栃武蔵
- 10日目-
- 11日目〇寄り切り西幕下4 伊波
- 12日目-
- 13日目-
- 14日目-
- 15日目●突き出し東十両14 白鷹山
- 令7年11月
- 東 幕下筆頭(1枚上昇)
- 3勝4敗
- ●●--○|-○-●-|●-○--
-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
- 1日目●押し出し東幕下2 大辻
- 2日目●寄り切り東十両14 紫雷
- 3日目-
- 4日目-
- 5日目〇押し出し西幕下2 島津海
- 6日目-
- 7日目〇押し出し西幕下4 宮乃風
- 8日目-
- 9日目●渡し込み西幕下筆頭 旭海雄
- 10日目-
- 11日目●寄り切り西幕下6 吉井
- 12日目-
- 13日目〇押し出し東幕下12 大喜翔
- 14日目-
- 15日目-
- 令7年9月
- 東 幕下2枚目(3枚半上昇)
- 4勝3敗
- -●○-●|-○-○-|○-●--
-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
- 1日目-
- 2日目●寄り切り西幕下2 長村
- 3日目〇押し出し東幕下筆頭 大奄美
- 4日目-
- 5日目●押し出し東幕下3 大辻
- 6日目-
- 7日目〇寄り切り東幕下6 東誠竜
- 8日目-
- 9日目〇寄り倒し東幕下4 上戸
- 10日目-
- 11日目〇押し倒し東幕下7 一翔
- 12日目-
- 13日目●寄り切り東十両13 旭海雄
- 14日目-
- 15日目-
- 令7年7月
- 西 幕下5枚目(6枚半上昇)
- 4勝3敗
- ●--●○|-○-●-|○--○-
-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
- 1日目●上手投げ東幕下6 伊波
- 2日目-
- 3日目-
- 4日目●突き落とし東幕下5 西ノ龍
- 5日目〇引き落とし東幕下4 聖富士
- 6日目-
- 7日目〇寄り切り東幕下7 豪刃雄
- 8日目-
- 9日目●寄り切り東幕下筆頭 旭海雄
- 10日目-
- 11日目〇押し出し西十両14 宮乃風
- 12日目-
- 13日目-
- 14日目〇送り出し西幕下8 栃武蔵
- 15日目-
- 令7年5月
- 東 幕下12枚目
- 5勝2敗
- -○-○-|○-●-●|-○-○-
-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
- 1日目-
- 2日目〇押し出し西幕下12 天道山
- 3日目-
- 4日目〇押し出し西幕下13 鳴滝
- 5日目-
- 6日目〇引き落とし東幕下15 東誠竜
- 7日目-
- 8日目●上手投げ東幕下8 西ノ龍
- 9日目-
- 10日目●寄り切り西幕下8 朝白龍
- 11日目-
- 12日目〇押し出し東幕下13 延原
- 13日目-
- 14日目〇上手投げ西幕下19 松井
- 15日目-
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西方:藤天晴 真逢輝 (藤島部屋・鹿児島県奄美市)
藤天晴 真逢輝(ふじてんせい まある)は鹿児島県 奄美市出身、藤島部屋の力士で最高位は十両13枚目。令和8年5月場所の番付は西 幕下筆頭。
身長172センチと小柄ながら、持ち前の勝負度胸と力強い押し相撲で土俵を沸かせる藤天晴。高校卒業と同時に「幕下最下位格付出」の資格で角界へ飛び込み、わずか1年で関取の座を掴み取った奄美大島出身の若武者である。
多彩なスポーツ経験と、二つの「付出資格」獲得
相撲との出会いは3歳の頃、地元・奄美大島の「豊年祭」に遡る。5歳で初めて勝つ喜びを知ってから「住用相撲クラブ」で本格的に稽古を始めた。幼少期から中学時代にかけては相撲だけでなく、空手、ラグビー、ソフトテニスなど多彩な競技を経験し、総合的な身体能力と勝負勘を養った。
相撲の名門・鹿児島県の樟南高校へ進学するとその才能が大きく花開く。高校3年次には国民スポーツ大会の相撲競技個人戦で優勝を果たし「三段目最下位格付出」の資格を獲得。さらに同年の全日本相撲選手権大会でもベスト8に進出する大躍進を見せ、高校生ながら「幕下最下位格付出」の資格までも手にした。
師匠の誘いと「同期の躍進」
高校2年次の全国大会入賞を機に大相撲を本格的に意識し始めた頃、以前から熱心に誘いを受けていた元大関・武双山が師匠を務める藤島部屋への入門を決意する。令和7年(2025年)3月場所、本名である福崎の四股名で、幕下最下位格付出として初土俵を踏んだ。
幕下の土俵では順調に勝ち越しを続けていたが、令和7年(2025年)9月場所に西幕下6枚目で自身初の負け越しを経験する。その一方で、同期入門の藤凌駕が先に十両へ昇進を果たした。この出来事はうれしい半面、強い悔しさとなって刺激になり、闘志に再び火をつけた。
歴史的な新十両昇進、そして「あっぱれ」な四股名
自己最高位の西幕下3枚目で迎えた令和8年(2026年)1月場所は、序盤で黒星が先行する苦しい展開となった。一時は諦めかけたというが、気持ちを切り替えて思い切りぶつかる自身の相撲に集中した結果、見事に5勝2敗で勝ち越す。この成績により翌3月場所での新十両昇進を決定づけた。
「高卒からの幕下付出」での関取誕生は史上初となる快挙。また、母校である樟南高校からの関取誕生は、昭和55年(1980年)3月場所の若島津(のちの大関・若嶋津)以来、実に46年ぶりという歴史的な出来事として故郷を大いに沸かせた。
初土俵から1年で新十両昇進を果たした令和8年(2026年)3月場所、四股名を「藤天晴」へと改名する。これは師匠が入門前から温めていた四股名であり、「晴れ渡る空のように大きくなってもらいたい」という願いとともに、「天晴」を「あっぱれ」と読むことから、いい相撲を取って「ファンから『あっぱれ』と言われるような力士になってほしい」という期待が込められている。
師匠から「あまり緊張するタイプではなく、緊張感を力に変えられる」と評される物おじしない性格を武器に、目標とする師匠や同郷の先輩・明生のような真っ向勝負の相撲で、さらなる高みを目指していく。
- 四股名
- 藤天晴 真逢輝(ふじてんせい まある)
- 最高位
- 十両13枚目
- 最新番付
- 西 幕下筆頭
- 出身地
- 鹿児島県 奄美市
- 本名
- 福崎 真逢輝
- 生年月日
- 平成19年(2007)1月9日(19歳)
- 身長・体重
- 172cm・139kg
- 出身高校
- 樟南高校
- 所属部屋
- 藤島部屋
- 改名歴
- 福崎 → 藤天晴
- 初土俵
- 令和7年(2025)3月・幕下60付出(18歳2ヵ月)
- 新十両
- 令和8年(2026)3月(19歳2ヵ月)
- 優勝
- 無し
- 通算成績
- 34勝24敗0休/58出場(勝率:58.6%)
- 直近7場所
- 24勝12敗(十両:5勝10敗)
- 7場所勝率
- 56.9%
- 得意技
- 押し
- 決まり手傾向(直近7場所)
-
藤天晴が勝ちの決まり手(29勝)寄り切り10押し出し5叩き込み3引き落とし3上手出し投げ2突き落とし2その他4藤天晴が負けの決まり手(21敗)叩き込み3寄り切り3押し出し3突き落とし3押し倒し3送り出し2その他4
- 令8年5月
- 西 幕下筆頭(2枚降下)
- 0勝1敗
- ● | |
-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
- 1日目●東幕下筆頭 貴健斗
- 令8年3月
- 西 十両13枚目(4枚上昇・最高位更新)
- 5勝10敗
- ○○○○●|●●●●●|●●●○●
-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
- 1日目〇叩き込み東十両14 風賢央
- 2日目〇寄り切り西十両12 剣翔
- 3日目〇寄り切り東幕下2 白鷹山
- 4日目〇送り出し西十両14 荒篤山
- 5日目●寄り倒し東十両12 錦木
- 6日目●送り出し西十両11 寿之富士
- 7日目●叩き込み西十両10 東白龍
- 8日目●寄り切り東十両10 出羽ノ龍
- 9日目●押し出し東十両11 一意
- 10日目●突き倒し西十両9 羽出山
- 11日目●上手出し投げ東十両8 湘南乃海
- 12日目●突き落とし東十両9 玉正鳳
- 13日目●突き落とし西幕下筆頭 栃大海
- 14日目〇寄り切り西幕下3 英乃海
- 15日目●押し出し東十両6 日翔志
- 令8年1月
- 西 幕下3枚目(11枚上昇・最高位更新)
- 5勝2敗
- ○-●-●|-○-○-|○---○
-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
- 1日目〇押し出し東幕下4 貴健斗
- 2日目-
- 3日目●叩き込み西幕下4 伊波
- 4日目-
- 5日目●寄り切り西幕下筆頭 栃武蔵
- 6日目-
- 7日目〇叩き込み東幕下2 日向丸
- 8日目-
- 9日目〇寄り切り東幕下5 吉井
- 10日目-
- 11日目〇突き落とし東幕下7 志摩ノ海
- 12日目-
- 13日目-
- 14日目-
- 15日目〇寄り切り東十両6 荒篤山
- 令7年11月
- 西 幕下14枚目(8枚降下)
- 6勝1敗
- ○--○○|--●-○|-○--○
-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
- 1日目〇とったり東幕下15 聖富士
- 2日目-
- 3日目-
- 4日目〇押し出し東幕下13 千代丸
- 5日目〇上手出し投げ東幕下11 志摩ノ海
- 6日目-
- 7日目-
- 8日目●押し倒し西幕下15 一意
- 9日目-
- 10日目〇寄り切り西幕下12 将豊竜
- 11日目-
- 12日目〇寄り切り東幕下10 琴挙龍
- 13日目-
- 14日目-
- 15日目〇突き落とし西幕下21 大雄翔
- 令7年9月
- 西 幕下6枚目(9枚上昇・最高位更新)
- 2勝5敗
- ●--●-|●-○-●|-○●--
-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
- 1日目●押し倒し東幕下6 東誠竜
- 2日目-
- 3日目-
- 4日目●叩き込み東幕下5 夢道鵬
- 5日目-
- 6日目●寄り倒し西幕下8 吉井
- 7日目-
- 8日目〇寄り切り西幕下4 志摩ノ海
- 9日目-
- 10日目●突き落とし東幕下11 千代丸
- 11日目-
- 12日目〇下手投げ西幕下13 天空海
- 13日目●寄り切り東幕下筆頭 大奄美
- 14日目-
- 15日目-
- 令7年7月
- 西 幕下15枚目(24枚上昇・最高位更新)
- 5勝2敗
- ○-●-○|--●○-|-○--○
-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
- 1日目〇叩き込み東幕下16 炎鵬
- 2日目-
- 3日目●押し出し東幕下17 天照鵬
- 4日目-
- 5日目〇押し出し西幕下16 千代丸
- 6日目-
- 7日目-
- 8日目●押し倒し東幕下11 一翔
- 9日目〇寄り切り西幕下12 大花竜
- 10日目-
- 11日目-
- 12日目〇上手出し投げ西幕下9 天空海
- 13日目-
- 14日目-
- 15日目〇押し出し東幕下14 松井
- 令7年5月
- 西 幕下39枚目
- 6勝1敗
- ○--○○|--○○-|○-●--
-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
- 1日目〇小手投げ東幕下40 春雷
- 2日目-
- 3日目-
- 4日目〇引き落とし西幕下38 将豊竜
- 5日目〇寄り切り東幕下36 大翔丸
- 6日目-
- 7日目-
- 8日目〇引き落とし東幕下33 大皇翔
- 9日目〇引き落とし東幕下41 千代大牙
- 10日目-
- 11日目〇押し出し幕下最下位格付出 行徳
- 12日目-
- 13日目●送り出し東幕下3 大辻
- 14日目-
- 15日目-
▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
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