対戦力士同士の詳細な情報です。
東方:炎鵬 友哉 (伊勢ヶ濱部屋・石川県金沢市)
炎鵬 友哉(えんほう ゆうや)は石川県 金沢市出身、伊勢ヶ濱部屋の力士で最高位は前頭4枚目。令和8年3月場所の番付は東 幕下4枚目。
相撲との出会いは5歳の頃、地元の「押野相撲スポーツ少年団」で稽古を始めたことに遡る。金沢市立西南部中学校時代には、後に高田川部屋の幕内力士となる輝(達綾哉)と同級生であり、全国都道府県中学生相撲選手権大会ではチームメイトとして団体優勝の栄冠に輝いた。その後、金沢学院東高校3年次に世界ジュニア相撲選手権大会の軽量級で優勝。金沢学院大学時代には合計10個ものタイトルを獲得するなど、小柄な体躯ながら「金沢の天才」としてその名を轟かせた。
大学卒業後、第69代横綱・白鵬の内弟子として宮城野部屋へと入門した。白鵬から授かった「炎鵬」という四股名には「炎のような相撲と取れ」という期待が込められている。平成29年(2017年)3月場所に初土俵を踏むと、序ノ口から21連勝で一気に幕下まで番付を駆け上がった。その幕下も2場所で通過し、平成30年(2018年)3月場所での新十両昇進となった。初土俵から所要わずか6場所での十両昇進は史上最速タイの記録であり、1年足らずで関取の地位を掴み取ったことになる。
「ひねり王子」は幕内の人気力士に
十両の土俵でも順調に勝ち越しを積み上げ、令和元年(2019年)5月場所、西前頭14枚目で新入幕を果たした。身長170センチに満たない小柄な体で大型力士を翻弄する姿は、かつての業師・「技のデパート」舞の海を彷彿とさせ、多くのファンを魅了した。令和元年(2019年)7月場所には、体重100キロ未満の力士としては平成9年(1997年)9月場所の舞の海以来、22年ぶりとなる幕内での勝ち越しを決め、自身初となる技能賞を受賞した。
その変幻自在な取り口から「ひねり王子」の愛称で親しまれる一方、安易な変化はせずに圧力をかけながら前に出る正攻法の相撲で、大いに幕内の場を沸かせた。
度重なる怪我と不幸
令和2年(2020年)3月場所には東前頭4枚目まで番付を上げたが6勝9敗と負け越し、その後も3場所連続で負け越して十両へと番付を下げた。さらに令和3年(2021年)1月場所では、白鵬をはじめ同部屋の力士に新型コロナウイルス感染が確認されたことにより炎鵬も全休を余儀なくされた。その後も眼窩底骨折による全休など苦しい土俵が続き、西十両3枚目で迎えた令和5年(2023年)5月場所は初日から9連敗。頸部椎間板ヘルニアにより10日目から休場、これにより翌場所は幕下へと陥落することが決定的となった。
420日ぶり、不屈の復活へ
西幕下筆頭で迎えた令和5年(2023年)1月場所を全休。そこからさらに5場所連続全休で、番付は落ちるところまで落ちた。これは「頸部椎間板ヘルニアおよび脊髄損傷」によるものであり、医師からは「日常生活に戻るため相撲はあきらめてください」と宣告を受けるほどだった。13代宮城野(元横綱・白鵬)からも「今までよくやった」と声をかけられたが、炎鵬は諦めなかった。
現役続行を決意した炎鵬は、令和6年(2024年)7月場所、西序ノ口13枚目で420日ぶりの本場所の土俵に立った。結果、敗れはしたものの炎鵬は辛い日々を思い返して涙ぐみながら「言葉にならない。感謝しかない」とコメントを残した。初日こそ敗れはしたものの2番相撲で478日ぶりの白星を挙げる。終わってみればこの場所を6勝1敗。炎鵬は再出発を切った。
その後も序二段、三段目、そして幕下へと着実に番付を上げていく。令和8年(2026年)1月場所、東幕下11枚目で6勝1敗。関取復帰を射程圏内に捉える位置にまで這い上がってきた。
信念を貫く「鵬」の誇り
令和6年(2024年)4月、宮城野部屋の閉鎖に伴い伊勢ヶ濱部屋へと転籍。令和8年(2026年)1月場所では旧宮城野部屋力士が一斉に改名したが、炎鵬は「この四股名で自分という存在がある。四股名に恥じないよう自分の名前を大切にしていきたい」と「炎鵬」への想いを語った。相撲スタイルは、低い姿勢から潜り込み、止まらずに動き続けることが特徴である。私生活では食が細く白米が苦手という一面もあるが、サプリメントなどを活用しながら理想の体作りを追求している。
- 四股名
- 炎鵬 友哉(えんほう ゆうや)
- 最高位
- 前頭4枚目
- 最新番付
- 東 幕下4枚目
- 出身地
- 石川県 金沢市
- 本名
- 中村 友哉
- 生年月日
- 平成6年(1994)10月18日(31歳)
- 身長・体重
- 167.3cm・106.2kg
- 出身高校
- 金沢学院東高校
- 出身大学
- 金沢学院大学
- 所属部屋
- 宮城野 → 伊勢ヶ濱部屋
- 初土俵
- 平成29年(2017)3月(22歳5ヵ月)
- 新十両
- 平成30年(2018)3月(23歳5ヵ月)
- 新入幕
- 令和1年(2019)5月(24歳7ヵ月)
- 優勝
- 三段目優勝1回,序二段優勝1回,序ノ口優勝1回
- 受賞・金星
- 技能賞1回
- 通算成績
- 284勝239敗80休/521出場(勝率:54.5%)
- 直近7場所
- 32勝14敗3休
- 7場所勝率
- 69.6%
- 得意技
- 左四つ・下手投げ
- 決まり手傾向(直近7場所)
-
炎鵬が勝ちの決まり手(32勝)下手投げ6寄り切り6押し出し6寄り倒し2引き落とし2下手出し投げ1その他9炎鵬が負けの決まり手(14敗)叩き込み5押し出し3浴せ倒し1寄り倒し1切り返し1突き落とし1その他2
- 令8年3月
- 東 幕下4枚目(7枚上昇)
- 5勝2敗
- ○--○●|-○-○-|○--●-
-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
- 1日目〇下手投げ西幕下3 英乃海
- 2日目-
- 3日目-
- 4日目〇寄り切り東幕下5 志摩ノ海
- 5日目●押し出し西幕下2 大花竜
- 6日目-
- 7日目〇押し出し東幕下筆頭 日向丸
- 8日目-
- 9日目〇下手投げ東幕下6 延原
- 10日目-
- 11日目〇突き落とし西十両14 荒篤山
- 12日目-
- 13日目-
- 14日目●寄り倒し東十両12 錦木
- 15日目-
- 令8年1月
- 東 幕下11枚目(6枚半上昇)
- 6勝1敗
- -○○--|○-○○-|○-●--
-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
- 1日目-
- 2日目〇肩透かし西幕下11 東誠竜
- 3日目〇押し出し西幕下10 大辻
- 4日目-
- 5日目-
- 6日目〇下手出し投げ西幕下13 藤壮大
- 7日目-
- 8日目〇押し倒し東幕下23 春山
- 9日目〇下手投げ西幕下26 豪ノ湖
- 10日目-
- 11日目〇渡し込み東幕下19 栃丸
- 12日目-
- 13日目●浴せ倒し東幕下54 延原
- 14日目-
- 15日目-
- 令7年11月
- 西 幕下17枚目(13枚半上昇)
- 5勝2敗
- -○-○●|--○-●|○---○
-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
- 1日目-
- 2日目〇押し出し西幕下18 豪刃雄
- 3日目-
- 4日目〇切り返し西幕下19 碇潟
- 5日目●押し出し西幕下15 一意
- 6日目-
- 7日目-
- 8日目〇寄り倒し西幕下20 豪ノ湖
- 9日目-
- 10日目●叩き込み東幕下11 志摩ノ海
- 11日目〇寄り倒し東幕下9 上戸
- 12日目-
- 13日目-
- 14日目-
- 15日目〇小股掬い東幕下21 風の湖
- 令7年9月
- 東 幕下31枚目(15枚降下)
- 5勝2敗
- ○-○-●|-●-○-|○---○
-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
- 1日目〇引き落とし西幕下31 日向龍
- 2日目-
- 3日目〇ずぶねり東幕下32 大皇翔
- 4日目-
- 5日目●叩き込み西幕下34 碇潟
- 6日目-
- 7日目●切り返し東幕下30 漣
- 8日目-
- 9日目〇送り出し西幕下29 勇磨
- 10日目-
- 11日目〇押し出し東幕下35 佐田ノ輝
- 12日目-
- 13日目-
- 14日目-
- 15日目〇引き落とし西幕下27 風の湖
- 令7年7月
- 東 幕下16枚目(5枚半降下)
- 2勝2敗3休
- ●--○-|○●-やや|ややややや
-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
- 1日目●叩き込み西幕下15 福崎
- 2日目-
- 3日目-
- 4日目〇寄り切り東幕下15 濱豊
- 5日目-
- 6日目〇下手投げ西幕下19 北大地
- 7日目●押し出し西幕下21 鳴滝
- 8日目-
- 9日目や
- 10日目や
- 11日目や
- 12日目や
- 13日目や
- 14日目や
- 15日目や
- 令7年5月
- 西 幕下10枚目(20枚上昇)
- 3勝4敗
- -○-○-|●-●-●|-●○--
-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
- 1日目-
- 2日目〇押し出し西幕下9 濱豊
- 3日目-
- 4日目〇寄り切り東幕下11 千代丸
- 5日目-
- 6日目●突き落とし東幕下8 西ノ龍
- 7日目-
- 8日目●極め出し西幕下8 朝白龍
- 9日目-
- 10日目●叩き込み東幕下13 延原
- 11日目-
- 12日目●小手投げ東幕下9 伊波
- 13日目〇寄り切り東幕下2 欧勝竜
- 14日目-
- 15日目-
- 令7年3月
- 西 幕下30枚目
- 6勝1敗
- -○-○○|-○-●-|-○○--
-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
- 1日目-
- 2日目〇押し出し東幕下30 欧山田
- 3日目-
- 4日目〇寄り切り西幕下29 北天海
- 5日目〇下手投げ西幕下31 安房乃国
- 6日目-
- 7日目〇上手出し投げ東幕下34 天道山
- 8日目-
- 9日目●叩き込み東幕下28 欧勝竜
- 10日目-
- 11日目-
- 12日目〇下手投げ東幕下24 小原
- 13日目〇寄り切り東幕下35 長村
- 14日目-
- 15日目-
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西方:英乃海 拓也 (木瀬部屋・東京都江戸川区)
英乃海 拓也 (ひでのうみ たくや)は東京都江戸川区出身、木瀬部屋の元力士で、最高位は前頭6枚目。
平成24年(2012)5月場所に22歳11ヶ月で初土俵を踏み、令和8年(2026)3月場所を最後に引退(36歳9ヶ月)。
通算成績は541勝539敗22休1075出場。生涯勝率.503。通算83場所中、42場所を勝ち越した(勝ち越し率.512)。
主な成績は十両優勝1回(同点1)、序二段優勝1回、序ノ口優勝1回。
平成元年(1989)6月11日生まれ。本名は岩崎 拓也。
葛飾白鳥相撲教室の1年先輩は千代大龍、日大の1年先輩は常幸龍。埼玉栄高校では1年次から団体戦レギュラーでインターハイ優勝、2年次には高校相撲金沢大会で個人優勝も。弟は追手風部屋の翔猿。カレーパンマンに似ているともっぱらの噂。
四股名の由来は、日本体育大学相撲部監督の田中英壽さんから「英」、母親の名前から「乃」、師匠である木瀬親方の現役時の四股名・肥後ノ海から「海」というように3人から1字ずつ頂いた。
- 四股名
- 英乃海 拓也 (ひでのうみ たくや)
- 最高位
- 前頭6枚目
- 出身地
- 東京都江戸川区
- 本名
- 岩崎 拓也
- 生年月日
- 平成元年(1989)6月11日
- 出身高校
- 埼玉栄高校
- 出身大学
- 日本大学
- 所属部屋
- 木瀬部屋
- 改名歴
- 岩崎 拓也 → 英乃海 拓也
- 初土俵
- 平成24年(2012)5月 前相撲(22歳11ヶ月)
- 新十両
- 平成26年(2014)11月(所要15場所)
- 25歳5ヶ月(初土俵から2年6ヶ月)
- 新入幕
- 平成27年(2015)7月(所要19場所)
- 26歳1ヶ月(初土俵から3年2ヶ月)
- 最終場所
- 令和8年(2026)3月場所(36歳9ヶ月)
- 大相撲歴
- 83場所(13年10ヶ月)
- 通算成績
- 541勝539敗22休1075出場(勝率.503)
- 通算83場所
- 勝ち越し42場所(勝ち越し率.512)(勝ち越し星123)
- 優勝等
- 十両優勝1回(同点1),序二段優勝1回,序ノ口優勝1回
- 持給金
- 64円50銭(勝ち越し星123個)
- 幕内戦歴
- 70勝108敗17休176出場(勝率.398)
- 在位13場所(在位率.157)
- 勝ち越し2場所(勝ち越し率.154)
- 前頭戦歴
- 70勝108敗17休176出場(勝率.398)
- 在位13場所(在位率.157)
- 勝ち越し2場所(勝ち越し率.154)
- 十両戦歴
- 396勝394敗5休787出場(勝率.503)
- 在位53場所(在位率.639)
- 勝ち越し27場所(勝ち越し率.509)
- 関取戦歴
- 466勝502敗22休963出場(勝率.484)
- 在位66場所(在位率.795)
- 勝ち越し29場所(勝ち越し率.439)
- 幕下以下歴
- 75勝37敗0休112出場(勝率.670)
- 在位16場所(在位率.193)
- 勝ち越し13場所(勝ち越し率.812)
名鑑ページでは、以下のような詳細な分析データをはじめ、豊富な表やグラフをご覧いただけます。
- ✅ 勝った決まり手1位:寄り切り(183回 / 33.7%)
- ✅ 負けた決まり手1位:寄り切り(234回 / 43.3%)
- ✅ 得意な相手:里山(10勝2敗 / 勝率.833)
- ✅ 苦手な相手:蒼国来(1勝11敗 / 勝率.083)