対戦力士情報

対戦力士同士の詳細な情報です。

\ この取組の注目ポイント /
  • 年の差15歳!35歳のベテラン【錦木】と、20歳の【丹治】の対決!

東方:丹治 純 (荒汐部屋・福島県福島市)

丹治 純(たんじ じゅん)は福島県 福島市出身、荒汐部屋の力士。令和8年7月場所の番付は最高位更新となる東 幕下筆頭。

ロシア出身で新体操経験者である母親の影響で、小学生時代は福島新体操クラブで新体操に取り組み、優秀な成績を収めた。一方で、市内でちゃんこ店を営む元幕下・若信夫(若隆景ら「大波三兄弟」の父)との縁をきっかけに、小学3年次から福島県県北相撲協会で相撲を始めた。小学4年次から3年連続でわんぱく相撲全国大会に出場し、6年次にはベスト16に進出する。さらに小学4年次で白鵬杯3位、5年次で全日本小学生相撲優勝大会ベスト16など早くから頭角を現した。

福島市立福島第一中学校へ進学した後も、3年次に東北大会3年生の部で個人優勝、全国中学校相撲選手権大会で個人ベスト16に入るなどの活躍を見せた。なお、のちに同じ荒汐部屋に所属した元幕下32枚目の大賀は実の兄である。

荒汐部屋入門とスピード出世

大会出場時の相撲部屋への宿泊や、兄と共に参加した荒汐部屋での体験入門を経て力士を志し、中学卒業後に同部屋へ入門した。令和4年(2022年)3月場所の前相撲において、本名である「丹治」の四股名で初土俵を踏んだ。

初めて番付に名前が載った翌5月場所は序ノ口で6勝1敗の好成績を収めて優勝決定戦に進出し、続く7月場所でも序二段で6勝1敗をマークする。順調に白星を重ね、17歳という若さで幕下へ昇進するなど早くから高い素質を示した。

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不戦敗の経験と精神的成長

幕下に昇進した当初は壁にぶつかって三段目への陥落も経験したが、着実に地力をつけて幕下の土俵へと定着していった。令和7年(2025年)9月場所では、取組当日に部屋で寝過ごして遅刻し、不戦敗を喫するという失態を起こしてメディアにも大きく報じられた。しかし、この経験を機に猛省して奮起し、同場所を勝ち越して自身の糧とした。

大鵬への憧れと関取への道

自身の顔立ちが昭和の大横綱・大鵬に似ていると言われることから、小学生時代から大鵬に関する本を読み漁るほどの敬愛ぶりを見せてきた。稽古場では大鵬を彷彿とさせる両腕をクロスする独特な立ち合いを試すなど、偉大な先達のエッセンスを貪欲に吸収する姿勢がうかがえる。また、取組前には決めた立ち合いをイメージして反復練習を行い、花道で集中力を高める独自のルーティンも確立した。

精神的な成長と地道な努力が実を結んで着実に番付を上げ、関取昇進を射程圏内に捉えている。恵まれた体格と優れた運動神経を生かし、念願の新十両を目指して土俵に邁進する日々である。

💡 福島県出身一覧💡 荒汐部屋の力士

四股名
丹治 純(たんじ じゅん)
最高位
幕下筆頭
最新番付
東 幕下筆頭
出身地
福島県 福島市
本名
丹治 純
生年月日
平成18年(2006)6月5日(20歳)
身長・体重
185cm・144kg
所属部屋
荒汐部屋
初土俵
令和4年(2022)3月(15歳9ヵ月)
優勝
無し
通算成績
107勝66敗5休/171出場(勝率:62.6%)
直近7場所
28勝14敗3休
7場所勝率
68.3%
得意技
右四つ・寄り
決まり手傾向(直近7場所)
丹治が勝ちの決まり手(20勝)
寄り切り6
押し出し5
押し倒し2
内無双1
突き落とし1
引き落とし1
その他4
丹治が負けの決まり手(12敗)※不戦敗1含む
押し出し3
寄り切り2
突き落とし2
引き落とし1
掬い投げ1
渡し込み1
その他1
令8年7月
東 幕下筆頭(5枚上昇・最高位更新)
2勝1敗
○-○-●|     |     
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年5月
東 幕下6枚目(6枚半上昇・最高位更新)
6勝1敗(幕下同点)
-○-○○|--○○-|●-○--
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年3月
西 幕下12枚目(20枚半上昇・最高位更新)
5勝2敗
○--○●|--○○-|-●--○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令8年1月
東 幕下33枚目(15枚降下)
6勝1敗
○-○-○|--●-○|-○-○-
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
東 幕下18枚目(6枚半上昇)
2勝2敗3休
ややややや|や-○-●|○---●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
西 幕下24枚目(4枚半降下)
4勝3敗
○--●-|■-○-○|●--○-
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
東 幕下20枚目
3勝4敗
●--○○|-●--○|-●-●-
取組詳細(対戦相手・決まり手)

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西方:錦木 徹也 (伊勢ノ海部屋・岩手県盛岡市)

錦木 徹也(にしきぎ てつや)は岩手県 盛岡市出身、伊勢ノ海部屋の力士で最高位は小結。令和8年7月場所の番付は西 十両14枚目。

岩手県盛岡市に生まれ育つ。父親は国体に3回出場した実績を持つアマチュア相撲選手であったが、自身は盛岡市立米内中学校時代に卓球部のエースとして活躍した。当時から極度の近視により、トレードマークとなる眼鏡をかけている。

中学卒業を控え、伊勢ノ海部屋の部屋付きであった10代甲山(元前頭11枚目・大碇)が相撲健康体操の指導で岩手県を訪れた際に勧誘を受けた縁から、角界入りを決断する。平成18年(2006年)3月場所、伊勢ノ海部屋から本名の「熊谷」で初土俵を踏んだ。

恵まれた体格を持ちながらも出世は決して早くはなく、序ノ口から幕下まで地道に番付を上げていく長い下積み生活を経験することになる。

伝統の四股名と関取昇進

幕下の土俵で一進一退の攻防を続けていたが、平成24年(2012年)7月場所より四股名を「錦木」へ改名する。この四股名は、文化年間に活躍した伊勢ノ海部屋の大関であり、のちに初代二所ノ関となった同郷の先達・錦木塚右エ門に由来する由緒ある名である。

歴史ある四股名を頂いたことで「おめおめと故郷には帰れない。絶対に関取にならなければ」と覚悟を決め、同年11月場所では7戦全勝の見事な成績で幕下優勝を飾った。

この優勝を機に幕下上位へと定着してさらに実力を磨き、平成27年(2015年)5月場所で念願の新十両昇進を果たす。初土俵から所要54場所という苦労の末に掴み取った関取の座であり、盛岡市出身の力士としては実に63年ぶりの快挙であった。

幕内定着と遅咲きの三役昇進

十両の土俵を1年間務め上げ、平成28年(2016年)5月場所で新入幕を果たす。その後は幕内と十両の往復も経験したが、平成29年(2017年)5月場所では千秋楽に取り直しの熱戦を制して十両優勝を飾り、同時に通算300勝という節目に花を添えた。これを機に徐々に幕内の土俵へと定着していった。

幕内でも地道に努力を重ね、東前頭筆頭で迎えた令和5年(2023年)7月場所で大きな飛躍を見せる。横綱・照ノ富士から金星を獲得し、関脇陣にも全勝する活躍で10勝5敗の成績を収め、自身初となる殊勲賞を受賞した。初土俵から所要103場所での初三賞は、制度制定以降で最も遅い受賞記録であった。

続く同年9月場所では、初土俵から所要104場所というスロー記録で新三役となる小結へ昇進する。昇進会見では自身の歩みを「記録に名前が残ることはうれしい」と喜びを噛み締めた。令和6年(2024年)9月場所でも11勝4敗の好成績で敢闘賞を受賞するなど、ベテランの域に達してからも上位陣を脅かす確かな存在感を示した。

剛腕の左四つと愛される素顔

取り口は、左四つからの寄りや押しを主体とする。立ち合いの遅さを指摘されることもあるが、それを補って余りある並外れた腕力と重い腰を最大の持ち味としている。長年の課題であった脇の甘さもベテランとなってから克服し、相撲の質をさらに高めた。

コンタクトレンズを敬遠しており、土俵外や花道では常に眼鏡を着用している。取組後に相手を気遣う優しさや、いも焼酎を愛する素朴な酒豪エピソードも相まって、多くの相撲ファンから愛されている。

近年は十両への陥落も味わうなど苦しい土俵が続いているが、日々の朝稽古を欠かさない生真面目さで、由緒ある四股名を胸に地道に奮闘を続けている。

💡 岩手県出身一覧💡 伊勢ノ海部屋の力士

四股名
錦木 徹也(にしきぎ てつや)
最高位
小結
最新番付
西 十両14枚目
出身地
岩手県 盛岡市
本名
熊谷 徹也
生年月日
平成2年(1990)8月25日(35歳)
身長・体重
186cm・180kg
所属部屋
伊勢ノ海部屋
改名歴
熊谷 → 錦木
初土俵
平成18年(2006)3月(15歳7ヵ月)
新十両
平成27年(2015)5月(24歳9ヵ月)
新入幕
平成28年(2016)5月(25歳9ヵ月)
新小結
令和5年(2023)9月(33歳1ヵ月)
優勝
十両優勝1回,幕下優勝1回
受賞・金星
殊勲賞1回,敢闘賞1回,金星2個
通算成績
665勝699敗2休/1363出場(勝率:48.8%)
直近7場所
35勝45敗(幕内:2勝13敗)
7場所勝率
38.9%
得意技
押し
決まり手傾向(直近7場所)
錦木が勝ちの決まり手(29勝)
寄り切り11
押し出し9
寄り倒し2
引き落とし2
上手投げ2
送り引き落とし1
その他2
錦木が負けの決まり手(46敗)
寄り切り16
押し出し10
叩き込み8
引き落とし2
掬い投げ2
押し倒し1
その他7
令8年7月
西 十両14枚目(3枚降下)
3勝2敗
●●○○○|     |     
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年5月
西 十両11枚目(半枚上昇)
5勝10敗
●●●●○|●○●●○|○●○●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年3月
東 十両12枚目(変動なし)
8勝7敗
●●●○○|●●●○●|○○○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令8年1月
東 十両12枚目(5枚半降下)
7勝8敗
●○●●○|○●○●○|●○●●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
西 十両6枚目(7枚半降下)
4勝11敗
○●○●●|●●●●○|●●○●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
西 前頭16枚目(2枚上昇)
2勝13敗
●●●●●|●●○●●|●●●○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
東 十両筆頭
8勝7敗
●●●●○|○○○○○|●○●●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)