対戦力士情報

対戦力士同士の詳細な情報です。

東方:大青山 大介 (荒汐部屋・中国内モンゴル自治区)

大青山 大介(だいせいざん だいすけ)は中国 内モンゴル自治区出身、荒汐部屋の力士。令和8年7月場所の番付は最高位更新となる東 前頭16枚目。

中国内モンゴル自治区に生まれ、幼少期はモンゴル相撲やレスリングなどの格闘技に親しんで育った。中学2年次に中国代表として白鵬杯に出場したことをきっかけに本格的に相撲を始め、平成28年(2016年)に日本へ相撲留学する。

この留学は、父親がレスリング時代に蒼国来(のちの8代荒汐)の先輩にあたるという深い縁があったことから、同郷の蒼国来を頼って実現したものであった。静岡県の飛龍高校へと進学し、2年次に出場した全国大会の団体戦では、途中出場ながら同校の全国優勝に大きく貢献するなど確かな実績を残した。

高校卒業後は荒汐部屋への入門を希望したが、当時は蒼国来が現役力士として在籍しており、「外国出身力士は1部屋につき1人まで」という規定によりすぐには入門できなかった。そのため、在留資格(留学ビザ)を維持する事情から、約3年間にわたって部屋の研修生として生活することとなる。

日本語学校やスポーツ専門学校に通いながら稽古を積むという苦労を重ね、令和2年(2020年)3月に蒼国来が引退して親方となり外国枠が空いたことで正式に入門。興行ビザの取得を待って令和4年(2022年)1月場所の前相撲において初土俵を踏んだ。

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「大青山」としての歩みと同世代との対戦

四股名は、自身の故郷にある陰山山脈の「大青山」と、飛龍高校時代の恩師の名に由来して「大青山 大介」と名付けられた。初めて番付に名前が載った令和4年(2022年)3月場所は序ノ口で6勝1敗の好成績を挙げる。

続く同年5月場所は序二段で七番相撲に敗れて6勝1敗となったが、この時の対戦相手は初土俵同期生の琴手計(のちの琴栄峰)であった。さらに翌7月場所でも七番相撲で出場停止明けの大関経験者・朝乃山に敗れて6勝1敗となるなど、実力者との対戦を経験しながら順調に番付を上げていった。

右手首の骨折と新十両昇進

令和4年(2022年)9月場所では三段目上位まで番付を上げたが、場所前の稽古中に右手首を骨折して手術を受けた影響で、2場所連続の全休を余儀なくされる。復帰場所となった翌令和5年(2023年)1月場所では、七番相撲で尊富士に敗れて6勝1敗となるなど、同世代の出世頭たちと鎬を削りながら実力を伸ばした。

同年7月場所で新幕下に昇進し、着実に上位へと定着していく。東幕下2枚目の地位で迎えた令和6年(2024年)7月場所においては、初日から持ち前の力強い相撲で白星を重ねて見事に7戦全勝で幕下優勝を飾った。

この好成績が評価され、場所後の番付編成会議にて念願の新十両昇進が決定した。中国出身の関取は、湊部屋の仲の国(元十両12枚目)以来4人目で、内モンゴル自治区出身としては師匠である8代荒汐以来2人目の関取誕生となった。

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十両での奮闘と取り口

新十両として迎えた令和6年(2024年)9月場所では、関取の壁にぶつかり7勝8敗と負け越したものの、番付運に恵まれて翌11月場所も東十両12枚目に据え置かれる。この場所を9勝6敗の成績で終え、十両での初勝ち越しを決めた。

その後は十両の土俵に定着し、一進一退の攻防を続けながらも実力を伸ばしていく。令和7年(2025年)7月場所では西十両6枚目で10勝5敗の好成績を収め、翌9月場所には東十両筆頭にまで番付を上げた。

取り口は、190センチを超える長身と160キロ以上の恵まれた体格を生かした右四つからの寄りや、強烈な押しを最大の武器とする。長い下積み期間や怪我による休場という試練を乗り越え、持ち前のスケールの大きな相撲で上位の土俵を目指している。

💡 中国出身一覧💡 荒汐部屋の力士

四股名
大青山 大介(だいせいざん だいすけ)
最高位
前頭16枚目
最新番付
東 前頭16枚目
出身地
中国 内モンゴル自治区
本名
アスハダ
生年月日
平成12年(2000)5月22日(26歳)
身長・体重
192cm・164kg
出身高校
飛龍高校
所属部屋
荒汐部屋
初土俵
令和4年(2022)1月(21歳8ヵ月)
新十両
令和6年(2024)9月(24歳4ヵ月)
新入幕
令和8年(2026)7月(26歳2ヵ月)
優勝
幕下優勝1回
通算成績
159勝107敗14休/266出場(勝率:59.8%)
直近7場所
4勝6敗(十両:50勝40敗)
7場所勝率
54.0%
得意技
押し・右四つ・寄り
決まり手傾向(直近7場所)
大青山が勝ちの決まり手(41勝)※不戦勝2含む
寄り切り16
上手投げ4
叩き込み4
掬い投げ3
押し出し3
押し倒し2
その他7
大青山が負けの決まり手(34敗)
寄り切り10
押し出し5
突き落とし4
寄り倒し4
叩き込み4
送り出し2
その他5
令8年7月
東 前頭16枚目(1枚半上昇・最高位更新)
4勝6敗
○●●●○|●○●●○|     
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年5月
西 十両筆頭(1枚半上昇)
9勝6敗
○○○○○|●○●●○|●●●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年3月
東 十両3枚目(1枚降下)
8勝7敗
○●●○○|○○●○●|○●●●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令8年1月
東 十両2枚目(1枚半上昇)
7勝8敗
○●●○●|○●○●□|●○○●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
西 十両3枚目(2枚半降下)
9勝6敗
○○□●○|○○○○●|●○●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
東 十両筆頭(5枚半上昇・最高位更新)
7勝8敗
○●●○○|●●●●○|●○●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
西 十両6枚目
10勝5敗
●○○○○|○○○●○|○●○●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

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西方:阿炎 政虎 (錣山部屋・埼玉県越谷市)

阿炎 政虎(あび まさとら)は埼玉県 越谷市出身、錣山部屋の力士で最高位は関脇。令和8年7月場所の番付は西 前頭12枚目。

小学校3年生から相撲を始め、千葉県立流山南高校へ進学した。高校卒業後、20代錣山(元関脇・寺尾)が率いる錣山部屋の門を叩き、平成25年(2013年)5月場所で本名の「堀切」を名乗って初土俵を踏む。

師匠の愛称を受け継いだ四股名

幕下の土俵で着実に実力を蓄え、平成27年(2015年)1月場所を西幕下2枚目で5勝2敗と勝ち越し、場所後の番付編成会議で新十両昇進を確定させた。十両昇進と同時に、四股名を本名から「阿炎(あび)」へと改名した。この「アビ」とは師匠の幼少期の愛称と同音であり、「阿修羅のように強く、燃えて戦う」という師匠・錣山の願いが込められたものであった。

十両陥落からの逆襲と新入幕

新十両の場所から苦労が続き、4場所で幕下へ陥落した。そこから約10場所にわたり幕下での厳しい土俵が続いたが、平成29年(2017年)3月場所に東幕下16枚目で7戦全勝の幕下優勝を果たし、翌5月場所を東幕下筆頭で勝ち越して同年7月場所での十両復帰を決めた。同年9月場所は西十両11枚目で10勝5敗の十両優勝を果たし、番付を一気に押し上げた。

平成30年(2018年)1月場所、東前頭14枚目で新入幕を果たす。長い両腕を生かした強烈な突き押しで10勝5敗の好成績を挙げ、初の敢闘賞を獲得した。その後も上位番付で勝ち星を積み重ね、令和元年(2019年)7月場所には東小結へと昇進した。

出場停止処分からの再起と幕内最高優勝

しかし、令和2年(2020年)7月場所中に日本相撲協会のガイドラインに違反する行動が発覚し、途中休場と3場所の出場停止処分を受けた。十両から幕下16枚目以下への降下という異例の事態となったが、復帰した令和3年(2021年)3月場所は西幕下56枚目から7戦全勝で幕下優勝。続く5月場所も7戦全勝で幕下を連続優勝し、同年7月場所で十両へ復帰した。同年9月場所は東十両5枚目で13勝2敗の2度目の十両優勝を果たし、同年11月場所で幕内に返り咲いた。

令和4年(2022年)3月場所において西関脇へと昇進し、「ずっと師匠を超えるのが夢だった」と師匠の最高位に並んだ喜びを語った。同年11月場所、西前頭9枚目の地位で12勝3敗の成績を収め、髙安、貴景勝との巴戦を制して自身初の幕内最高優勝を果たした。錣山部屋所属力士としても初の賜杯であった。優勝会見では「師匠に言われた『一番集中』を守ってきたからこそ」と恩師への感謝を口にした。

師匠との別れ、そして誓い

令和5年(2023年)12月、師匠である20代錣山が急逝した。阿炎は臨終に立ち会い、「たくさんの愛をいただいたし、厳しくもしてもらいました。迷惑ばかり掛けたけど、それでも父親のように広い心で守ってくれました」と感謝の言葉を絞り出した。その後も「師匠を超えるぐらいしないと、師匠の名前も自分の名前も広まらない」と誓い、土俵に向かい続けている。三役経験で磨かれた勝負強さは健在であり、鋭い突き押しを武器に、恩師の教えを胸に激しい取組を見せている。

💡 埼玉県出身一覧💡 錣山部屋の力士

四股名
阿炎 政虎(あび まさとら)
最高位
関脇
最新番付
西 前頭12枚目
出身地
埼玉県 越谷市
本名
堀切 洸助
生年月日
平成6年(1994)5月4日(32歳)
身長・体重
188cm・167kg
出身高校
流山南高校
所属部屋
錣山部屋
改名歴
堀切 → 阿炎
初土俵
平成25年(2013)5月(19歳0ヵ月)
新十両
平成27年(2015)3月(20歳10ヵ月)
新入幕
平成30年(2018)1月(23歳8ヵ月)
新小結
令和1年(2019)7月(25歳2ヵ月)
新関脇
令和4年(2022)3月(27歳10ヵ月)
優勝
幕内優勝1回,十両優勝2回,幕下優勝3回,三段目優勝1回,序二段優勝1回
受賞・金星
殊勲賞2回,敢闘賞4回,金星5個
通算成績
515勝401敗65休/914出場(勝率:56.3%)
直近7場所
41勝54敗5休
7場所勝率
43.6%
得意技
突き・押し
決まり手傾向(直近7場所)
阿炎が勝ちの決まり手(31勝)
押し出し8
叩き込み7
上手投げ4
送り出し4
突き落とし3
押し倒し2
その他3
阿炎が負けの決まり手(39敗)※不戦敗1含む
押し出し18
寄り切り7
押し倒し3
引き落とし2
突き落とし2
吊り出し1
その他5
令8年7月
西 前頭12枚目(3枚半降下)
5勝5敗
○○●●○|●○○●●|     
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年5月
東 前頭9枚目(4枚降下)
5勝10敗
○●●○○|●●○●●|●●○●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年3月
東 前頭5枚目(7枚半上昇)
4勝6敗5休
●●■やや|ややや○○|●○●○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令8年1月
西 前頭12枚目(5枚降下)
10勝5敗
○○○○○|○●○●○|○●●○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
西 前頭7枚目(6枚降下)
5勝10敗
○○●●●|●●○○○|●●●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
西 前頭筆頭(1枚上昇)
3勝12敗
●●●●●|●●●●○|○●○●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
西 前頭2枚目
9勝6敗(金星)
○●○○●|●○●○○|●○○●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)