対戦力士情報

対戦力士同士の詳細な情報です。

藤青雲 龍輝 (藤島部屋・熊本県熊本市西区)

藤青雲 龍輝(ふじせいうん たつき)は熊本県 熊本市西区出身、藤島部屋の力士で最高位は前頭6枚目。令和8年9月場所の番付は東 前頭7枚目。

大学卒業後に一度は就職するも、大相撲への情熱を捨てきれずに23歳で角界へ飛び込んだ異色の経歴を持つ藤青雲。大怪我による長期休場を味わいながらも、不屈の闘志で這い上がり、28歳にして悲願の幕内の土俵を掴み取った苦労人である。

「脱サラ」からの角界入りと快進撃

熊本市立河内小学1年の頃から中村相撲道場で相撲を始めたものの、中学3年生までは野球や柔道と並行しており、本格的に相撲一本に絞ったのは熊本県の文徳高校に進学してからであった。その後、明治大学へ進学し全国大会でベスト16に入るなどの実績を残す。大学卒業後は実業団相撲の強豪である凸版印刷(現TOPPAN)に就職したが、コロナ禍の影響で全く相撲が取れない日々が続いた。相撲への思いを断ち切れず退職を決意し、令和2年(2020年)に23歳で藤島部屋の門を叩いた。

令和3年(2021年)3月場所に前相撲で初土俵を踏むと、培ってきた実力を遺憾なく発揮する。序ノ口から3場所連続、各段で7戦全勝を記録するなど破竹の勢いで番付を駆け上がり、令和5年(2023年)5月場所に25歳で新十両昇進を果たした。

右膝の大怪我と、どん底からの復活劇

順調な出世街道を歩んでいた矢先、新十両翌場所となる7月場所前の稽古で、右膝前十字靱帯を損傷する大怪我に見舞われる。これにより3場所連続の全休を余儀なくされ、番付は三段目まで大きく降下する挫折を味わった。

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しかし、心は決して折れていなかった。令和6年(2024年)1月場所に西三段目26枚目で復帰すると、7戦全勝で三段目優勝を飾り復活の狼煙を上げる。続く5月場所でも東幕下11枚目で7戦全勝の幕下優勝を果たし、同年7月場所で関取の座への復帰を成し遂げた。

28歳での新入幕と「同時昇進」の歴史的快挙

十両復帰後は持ち前の地力を発揮して着実に白星を重ねていく。昇進を懸けた令和8年(2026年)1月場所については「落ち着いて取れた」と本人が語るように、西十両筆頭で11勝4敗の好成績を収め、翌3月場所において初土俵から所要30場所、28歳で悲願の新入幕を決めた。

この場所は、同部屋の弟弟子である藤凌駕も新入幕を果たしており同時昇進となった。同部屋から2人の新入幕力士が誕生するのは、平成23年(2011年)11月場所で、境川部屋の妙義龍・佐田の富士が同時昇進したとき以来14年ぶりであり、ともに学生相撲出身の力士としては史上初という歴史的快挙として大きな話題を呼んだ。

得意とする右四つからの力強い寄りには、年齢と苦労を重ねたからこその重みがある。度重なる試練を乗り越え、最高峰の舞台へとたどり着いたその歩みは、これからも揺るぎない相撲道として続いていく。

💡 熊本県出身一覧💡 藤島部屋の力士

四股名
藤青雲 龍輝(ふじせいうん たつき)
最高位
前頭6枚目
最新番付
東 前頭7枚目
出身地
熊本県 熊本市西区
本名
東 龍輝
生年月日
平成9年(1997)12月5日(28歳)
身長・体重
185cm・149kg
出身高校
文徳高校
出身大学
明治大学
所属部屋
藤島部屋
初土俵
令和3年(2021)3月(23歳3ヵ月)
新十両
令和5年(2023)5月(25歳5ヵ月)
新入幕
令和8年(2026)3月(28歳3ヵ月)
優勝
幕下優勝1回,三段目優勝2回,序ノ口優勝1回
受賞・金星
敢闘賞1回
通算成績
199勝126敗29休/325出場(勝率:61.2%)
直近7場所
30勝25敗(十両:29勝16敗)
7場所勝率
59.0%
得意技
右四つ・寄り
決まり手傾向(直近7場所)
藤青雲が勝ちの決まり手(59勝)
寄り切り23
押し出し12
送り出し4
寄り倒し3
突き落とし3
切り返し3
その他11
藤青雲が負けの決まり手(41敗)
叩き込み8
寄り切り6
突き落とし5
上手投げ5
押し倒し4
押し出し4
その他9
令8年9月
東 前頭7枚目(半枚降下)
6勝4敗
○○○●●|○○●○●|     
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年7月
西 前頭6枚目(変動なし)
7勝8敗
○○●●●|○○●○●|○●●○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年5月
西 前頭6枚目(7枚上昇・最高位更新)
7勝8敗
○●○○○|●○●●●|●●○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令8年3月
西 前頭13枚目(5枚上昇・最高位更新)
10勝5敗(敢闘賞)
○●○○●|○●○○○|○●○●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
西 十両筆頭(変動なし)
11勝4敗
○○○○○|●○●○●|○○●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
西 十両筆頭(4枚上昇・最高位更新)
8勝7敗
●●○○○|○●●●●|○○○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
西 十両5枚目
10勝5敗
○●○●○|○○○○●|○●○●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

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王鵬 幸之介 (大嶽部屋・東京都江東区)

王鵬 幸之介(おうほう こうのすけ)は東京都 江東区出身、大嶽部屋の力士で最高位は関脇。令和8年9月場所の番付は東 前頭10枚目。

第48代横綱・大鵬を祖父に、元関脇・貴闘力を父に持つ相撲一家の三男として育つ。幼少期より地元の相撲道場で稽古に励み、名門である埼玉栄高校へと進学。3年次には相撲部の主将を務め、国民体育大会での団体優勝に貢献するなどの実績を残した。

高校卒業を控えた平成30年(2018年)1月場所において、17代大嶽(元十両・大道)が師匠を務める大嶽部屋から初土俵を踏んだ。入門当初の四股名は、本名の「納谷」であった。

序ノ口優勝と三世代にわたる関取誕生

初めて番付に名前が載った翌3月場所では、高校時代から切磋琢磨してきた同期入門の豊昇龍を破り、7戦全勝で序ノ口優勝を飾る。その後も順調に白星を重ね、同年9月場所で幕下へ昇進した。

以降は幕下上位の分厚い壁に挑みながら着実に地力を蓄え、幕下筆頭で迎えた令和2年(2020年)11月場所において6勝1敗と勝ち越す。初土俵から丸3年となる令和3年(2021年)1月場所、20歳11ヶ月の若さで新十両へ昇進した。

この関取昇進を機に、四股名を「王鵬」へと改名する。祖父の四股名から「鵬」の一字を受け継ぎ、「王道を進んでほしい」という願いが込められたものであった。これにより、祖父、父に続く三世代にわたる関取が誕生した。

幕内での躍進と初金星

新十両の場所は5勝10敗と大きく負け越して幕下へ陥落したが、再起後は安定した成績を積み重ねて十両を突破し、令和4年(2022年)1月場所で新入幕を果たす。恵まれた体格を生かした突き押しや、四つに組んでも取れる相撲を武器に幕内に定着し、令和6年(2024年)3月場所では横綱・照ノ富士を破って自身初となる金星を獲得した。

因縁の優勝決定戦と新関脇への昇進

西前頭3枚目で迎えた令和7年(2025年)1月場所では、順調に白星を重ねて12勝3敗の好成績を挙げ、因縁のライバルである豊昇龍と優勝決定戦を争った。惜しくも敗れて優勝同点となったものの、その堂々たる戦いぶりから技能賞を受賞している。

続く同年3月場所では新関脇へと昇進した。この場所は6勝9敗と負け越して平幕へ番付を落としたが、直後の5月場所において、先の決定戦を制して横綱へと昇進していた豊昇龍から2つ目となる金星を奪う意地を見せた。その後も関脇や小結など三役の地位を含め、幕内上位で激闘を続けている。血脈の重圧を自らの力へと変え、さらなる高みを目指して現在の土俵を務めている。

💡 東京都出身一覧💡 大嶽部屋の力士

四股名
王鵬 幸之介(おうほう こうのすけ)
最高位
関脇
最新番付
東 前頭10枚目
出身地
東京都 江東区
本名
納谷 幸之介
生年月日
平成12年(2000)2月14日(26歳)
身長・体重
192cm・185kg
出身高校
埼玉栄高校
所属部屋
大嶽部屋
改名歴
納谷 → 王鵬
初土俵
平成30年(2018)1月(17歳11ヵ月)
新十両
令和3年(2021)1月(20歳11ヵ月)
新入幕
令和4年(2022)1月(21歳11ヵ月)
新小結
令和8年(2026)1月(25歳11ヵ月)
新関脇
令和7年(2025)3月(25歳1ヵ月)
優勝
序ノ口優勝1回
受賞・金星
技能賞1回,金星2個
通算成績
330勝294敗0休/623出場(勝率:53%)
直近7場所
42勝58敗
7場所勝率
42.0%
得意技
突き・押し
決まり手傾向(直近7場所)
王鵬が勝ちの決まり手(42勝)※不戦勝1含む
押し出し13
叩き込み8
寄り切り6
突き落とし4
寄り倒し2
肩透かし2
その他6
王鵬が負けの決まり手(58敗)
寄り切り22
押し出し10
寄り倒し4
掬い投げ3
上手投げ3
渡し込み2
その他14
令8年9月
東 前頭10枚目(9枚半降下)
3勝7敗
●○●●●|●○○●●|     
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年7月
西 小結(3枚上昇)
2勝13敗
●●●○●|●●●●●|●●●○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年5月
西 前頭3枚目(変動なし)
9勝6敗
●○●□●|●○●●○|○○○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令8年3月
西 前頭3枚目(3枚半降下)
7勝8敗
●●○●●|○●○●○|○○●○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
東 小結(半枚降下)
4勝11敗
●●●○○|●●○○●|●●●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
西 関脇(3枚上昇)
7勝8敗
○○●●●|○●●○●|●●○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
西 前頭2枚目
10勝5敗
●●○○●|●○○○○|○●○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)