対戦力士情報

対戦力士同士の詳細な情報です。

東方:欧勝海 成矢 (鳴戸部屋・石川県河北郡津幡町)

欧勝海 成矢(おうしょううみ せいや)は石川県 河北郡津幡町出身、鳴戸部屋の力士で最高位は前頭11枚目。令和8年5月場所の番付は西 前頭15枚目。

石川県河北郡津幡町に生まれ、小学1年次から地元の津幡町少年相撲教室で相撲を始めた。ここで、1学年先輩にあたる中村 泰輝(現・大の里)とともに汗を流している。小学4年次から3年連続でわんぱく相撲全国大会に出場し、6年次にはベスト16に進出する。津幡南中学校時代には、3年次に出場した全国都道府県中学生相撲選手権大会で団体優勝を果たすなど、数々の大会で優秀な実績を残した。

鳴戸部屋への入門と改名

中学時代から15代鳴戸(元大関・琴欧洲)より熱心な勧誘を受けており、相撲留学先の新潟県立海洋高校を卒業した後、鳴戸部屋の門を叩いた。令和2年(2020年)3月場所において本名の「深沢」で初土俵を踏む。その後「欧深沢」と改名して番付を上げ、同年11月場所では序二段の地位で7戦全勝とし、同部屋の欧鈴木との優勝決定戦を制して序二段優勝を飾った。

令和3年(2021年)7月場所からは、四股名を「欧勝海」へと改名した。この四股名は、師匠の現役時代の四股名である「琴欧洲 勝紀」から「欧」と「勝」の二字を頂き、出身校の海洋高校の「海」と、本人が海を好むことに由来している。

怪我との闘いと関取昇進

幕下に昇進して以降は度重なる怪我に苦しめられた。令和3年(2021年)11月場所で左肩の靭帯を部分断裂し、その後完治を目指して関節唇の手術を受けたため2場所連続で全休となる。復帰直後の場所でも部屋関係者の新型コロナウイルス感染に伴う休場を余儀なくされた。

しかし、令和4年(2022年)9月場所に三段目優勝を果たして復活すると着実に番付を戻し、令和5年(2023年)11月場所後の番付編成会議にて新十両昇進が決定した。昇進が決まる直前には母親が目の手術で入院することを知り、「ここで決めなきゃいけない」と奮起したという。新十両会見では、同郷の先輩である大の里に「まだまだ負けているんで、早く追いつきたい」とライバル心を燃やした。

故郷への思いと新入幕

新十両として迎えた令和6年(2024年)1月場所では、「勝ち越して地元に元気を与えたい」と、能登半島地震に見舞われた故郷への強い思いを胸に勝ち越しを決めた。しかし、同年5月場所で5勝10敗と負け越し、十両在位3場所で幕下への陥落を経験する。それでも翌7月場所を西幕下3枚目で5勝2敗と勝ち越し、わずか1場所で十両への復帰を果たした。

その後も苦難は続く。同年9月場所で負け越し、他力士の成績との兼ね合いで奇跡的に十両に残留したものの、以降も左肩の負傷や令和7年(2025年)3月場所での左足リスフラン関節捻挫による途中休場など試練が重なった。しかし、その間にも先輩である幼馴染み・大の里の幕内優勝パレードで旗手を務めるなど大きな刺激を受け、決して腐ることなく土俵に向かい続けた。

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休場明けからは3場所連続で勝ち越し、西十両筆頭で迎えた令和7年(2025年)9月場所での9勝6敗という成績が評価され、翌11月場所において念願の新入幕を果たした。

取り口は四つ相撲を主体とし、立合いで廻しを引いて一気に出る形を理想とする。右四つからの寄りを得意とするが、相手の流れに乗って左四つになることも多く、「なまくら四つ」と評されることもある。深く差して引き付ける腕力の強さを誇り、がっぷりに組み合う展開や、恵まれた体格を生かした豪快な吊り、土俵際での逆転の投げにも持ち味を見せている。

💡 石川県出身一覧💡 鳴戸部屋の力士

四股名
欧勝海 成矢(おうしょううみ せいや)
最高位
前頭11枚目
最新番付
西 前頭15枚目
出身地
石川県 河北郡津幡町
本名
深沢 成矢
生年月日
平成13年(2001)5月12日(25歳)
身長・体重
184cm・148kg
出身高校
新潟海洋高校
所属部屋
鳴戸部屋
改名歴
深沢⇒欧深沢 → 欧勝海
初土俵
令和2年(2020)3月(18歳10ヵ月)
新十両
令和6年(2024)1月(22歳8ヵ月)
新入幕
令和7年(2025)11月(24歳6ヵ月)
優勝
三段目優勝1回,序二段優勝1回
通算成績
189勝132敗34休/316出場(勝率:59.8%)
直近7場所
23勝28敗(十両:27勝18敗)
7場所勝率
52.1%
得意技
左四つ・寄り
決まり手傾向(直近7場所)
欧勝海が勝ちの決まり手(49勝)
寄り切り24
押し出し5
外掛け3
上手投げ2
突き落とし2
寄り倒し2
その他11
欧勝海が負けの決まり手(41敗)
上手投げ8
寄り切り7
叩き込み7
寄り倒し5
押し出し4
下手投げ3
その他7
令8年5月
西 前頭15枚目(4枚降下)
1勝5敗
●○●●●|●    |     
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年3月
西 前頭11枚目(5枚上昇・最高位更新)
5勝10敗
●●●●●|○●○●●|●○●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
西 前頭16枚目(半枚降下)
10勝5敗
○●○○○|○○●○●|○○●○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令7年11
東 前頭16枚目(3枚上昇・最高位更新)
7勝8敗
○●●●●|●●●●○|○○○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
西 十両筆頭(1枚半上昇・最高位更新)
9勝6敗
○○○●○|○●○○○|●○●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
東 十両3枚目(6枚上昇・最高位更新)
8勝7敗
●○○○●|●○○○●|○●●○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年5月
東 十両9枚目
10勝5敗
○●●○○|○○○●○|○●●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

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西方:金峰山 晴樹 (木瀬部屋・カザフスタンアルマティ)

金峰山 晴樹(きんぼうざん はるき)はカザフスタン アルマティ出身、木瀬部屋の力士で最高位は前頭3枚目。令和8年5月場所の番付は西 前頭11枚目。

14歳の頃から柔道に打ち込み、母国カザフスタンで3位に入賞するほどの実力を持っていた。相撲との出会いは18歳の時、元横綱・朝青龍の紹介で来日したことがきっかけである。東京の私立日出高校(現・目黒日本大学高校)に編入して相撲を始め、基礎を学んだ。高校卒業後は相撲の名門・日本大学へと進学し、その才能をさらに開花させていく。

日本大学時代、3年次に全日本相撲選手権大会で2位の好成績を挙げて三段目付け出し資格を取得したが、この時は行使せずに失効した。しかし4年次の令和2年(2020年)、全国学生相撲選手権大会で3位に入賞し、再び三段目付け出し資格を獲得。大学を卒業後、日大OBである11代木瀬(元幕内・肥後ノ海)が率いる木瀬部屋へと入門した。

四股名の由来

四股名の「金峰山」は、師匠の故郷である熊本市内にある火山の名から。金峰山自身は当初、「金峰山」を富士山級の山と想像していたが、実際は高尾山ほどのスケールだと知り驚いたという。また下の名「晴樹」は、元高校横綱で11代木瀬の日大時代の同期でもある成田晴樹氏に由来する。成田氏は日大学在学中に惜しくも亡くなられた。

三段目付出からの快進撃、そして幕内へ

令和3年(2021年)11月場所に三段目最下位格付出(100枚目格付出)で初土俵を踏むやいなや、7戦全勝の三段目優勝で圧倒的な力の差を見せつける。さらに令和4年(2022年)3月場所でも幕下で7戦全勝の優勝を遂げた。西幕下筆頭で迎えた同年7月場所に6勝1敗の好成績を挙げ、翌場所での新十両昇進を決めた。初土俵から所要5場所での新十両昇進であった。その十両もわずか3場所で通過し、令和5年(2023年)3月場所には新入幕、この新入幕場所で11勝4敗の大活躍で初の敢闘賞を受賞した。

不屈の再起、そして優勝決定戦の激闘

その後も幕内上位を目指して少しずつ積み上げていたが、東前頭7枚目で迎えた令和6年(2024年)3月場所では首を負傷し、5日目から途中休場を余儀なくされた。8日目から再出場したものの、この場所を6勝7敗2休で負け越し、その後も2場所連続で4勝11敗と大きく負け越した。これにより10場所守った幕内の座から十両への陥落を経験する。しかし金峰山はめげなかった。再起をかけた同年11月場所では西十両筆頭で12勝3敗の成績を挙げ、自身初となる十両優勝を達成。ひと場所で幕内の土俵へと返り咲いた。

幕内復帰直後の令和7年(2025年)1月場所、西前頭14枚目で初日から9連勝を記録するなど快進撃を見せる。12勝2敗で迎えた千秋楽。本割で王鵬に敗れると豊昇龍、王鵬、金峰山による三つ巴の優勝決定戦へと進出。この決定戦では大関(当時)豊昇龍に敗れて幕内優勝こそは逃したが、優勝同点の成績と二度目の敢闘賞を受賞。不屈の精神で再び幕内上位へと番付を戻した。

相撲スタイル、そしてムスリムの教え

幕内屈指の長身とリーチを活かし、入門当初はもろ手突きからの突き押しに加え、四つに組み止める相撲も使い分けるスタイルであった。しかし、首の怪我を抱えて以降は突き押し一本に絞る相撲へと変化を遂げている。また、大砂嵐(元幕内・大嶽部屋)に次ぐ史上2人目のムスリム(イスラム教徒)の幕内力士としても知られる。宗教上の戒律に従い豚肉や酒は口にしないため、部屋でのちゃんこもハラール食で英気を養う。異国の地でムスリムとして、そして力士として精進を続けている。カザフスタン出身者として初の幕内力士となったその背中には、母国からの期待も厚い。

💡 カザフスタン出身一覧💡 木瀬部屋の力士

四股名
金峰山 晴樹(きんぼうざん はるき)
最高位
前頭3枚目
最新番付
西 前頭11枚目
出身地
カザフスタン アルマティ
本名
バルタグル・イェルシン
生年月日
平成9年(1997)6月24日(28歳)
身長・体重
195cm・173kg
出身高校
日出高校
出身大学
日本大学
所属部屋
木瀬部屋
初土俵
令和3年(2021)11月・三段目100付出(24歳5ヵ月)
新十両
令和4年(2022)9月(25歳3ヵ月)
新入幕
令和5年(2023)3月(25歳9ヵ月)
優勝
十両優勝1回,幕下優勝1回,三段目優勝1回
受賞・金星
敢闘賞2回
通算成績
201勝168敗2休/368出場(勝率:54.6%)
直近7場所
44勝52敗
7場所勝率
45.8%
得意技
突き・押し
決まり手傾向(直近7場所)
金峰山が勝ちの決まり手(41勝)
突き出し10
寄り切り8
押し出し6
叩き込み6
上手投げ5
引き落とし3
その他3
金峰山が負けの決まり手(49敗)
寄り切り17
押し出し7
送り出し4
上手投げ3
引き落とし3
下手投げ2
その他13
令8年5月
西 前頭11枚目(5枚上昇)
3勝3敗
○○●●●|○    |     
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年3月
西 前頭16枚目(8枚降下)
9勝6敗
○●○●○|○●●●○|○○○●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
西 前頭8枚目(変動なし)
4勝11敗
●○●●●|○●○●●|○●●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

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令7年11
西 前頭8枚目(変動なし)
7勝8敗
○●●●●|●○○●○|●○●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
西 前頭8枚目(5枚降下)
7勝8敗
●●○●●|●○○●○|○●○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
西 前頭3枚目(5枚上昇・最高位更新)
4勝11敗
○●●●●|●●●○●|○●●●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年5月
西 前頭8枚目
10勝5敗
○●●○○|○○○●●|○○●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)