対戦力士情報

対戦力士同士の詳細な情報です。

狼雅 外喜義 (二子山部屋・ロシアトゥヴァ共和国)

狼雅 外喜義(ろうが ときよし)はロシア トゥヴァ共和国出身、二子山部屋の力士で最高位は前頭8枚目。令和8年5月場所の番付は西 前頭14枚目。

母親の故郷であるロシア連邦のトゥヴァ共和国に生まれ、14歳の頃にモンゴルのウランバートルに移り住み、国籍をモンゴルとした。小学1年から中学2年までは柔道やレスリングに打ち込み、柔道ではロシアの大会で優勝するなどの実績を残した。相撲においては、中学2年次に第4回白鵬杯に出場して団体2位となり、翌年の第5回白鵬杯では個人ベスト8に入賞する。その後、平成27年(2015年)4月に来日し、鳥取城北高校へ相撲留学した。

高校横綱獲得と二子山部屋入門

鳥取城北高校の3年次に出場した平成29年(2017年)の全国高等学校総合体育大会(インターハイ)では、相撲競技の個人戦決勝でスガラグチャー・ビャンバスレン(現・豊昇龍)を破り、高校横綱のタイトルを獲得した。同校の相撲部総監督であった石浦外喜義の知遇を得て、14代二子山(元大関・雅山)が率いる二子山部屋への入門を決断する。

四股名の「狼雅」は、モンゴルの象徴である「狼」と、師匠の現役名から一字を頂いたものである。平成30年(2018年)11月場所において初土俵を踏んだ。入門当初は相撲協会に届け出る出身地をモンゴルとしていたが、令和2年(2020年)1月場所よりロシア出身へと改める。ロシアで産まれ14歳までロシア育った狼雅の心は常にロシア人であった。

照ノ富士との決定戦と新十両昇進

平成30年(2018年)11月場所に初土俵を踏むと、翌場所は序ノ口で7戦全勝優勝。続く同年3月場所でも序二段の地位で7戦全勝とし、怪我等により番付を大きく落としていた照ノ富士との優勝決定戦を制して序二段優勝を飾った。

幸先のよいスタートを切っていた狼雅ではあったが、しばらくは幕下の土俵で力を蓄えていた。西幕下筆頭で迎えた令和4年(2022年)9月場所で4勝3敗と勝ち越し、翌11月場所での新十両昇進を決めた。この昇進は元大関・雅山率いる二子山部屋として初の関取誕生となる。

ロシア出身6人目の幕内力士

十両昇進後も着実に番付を上げ、東十両筆頭で8勝7敗と勝ち越した令和5年(2023年)9月場所を経て、翌11月場所に新入幕を果たした。ロシア出身力士の幕内昇進は史上6人目となる。

左四つに組んでの寄りを最大の武器としており、恵まれた体格を生かしたスケールの大きな相撲で、幕内の土俵において激しい取組を重ねている。

💡 ロシア出身一覧💡 二子山部屋の力士

四股名
狼雅 外喜義(ろうが ときよし)
最高位
前頭8枚目
最新番付
西 前頭14枚目
出身地
ロシア トゥヴァ共和国
本名
アマルトゥブシン・アマルサナー
生年月日
平成11年(1999)3月2日(27歳)
身長・体重
184cm・160kg
出身高校
鳥取城北高校
所属部屋
二子山部屋
初土俵
平成30年(2018)11月(19歳8ヵ月)
新十両
令和3年(2021)3月(22歳0ヵ月)
新入幕
令和5年(2023)11月(24歳8ヵ月)
優勝
序二段優勝1回,序ノ口優勝1回
通算成績
254勝203敗12休/456出場(勝率:55.7%)
直近7場所
43勝47敗
7場所勝率
47.8%
得意技
右四つ・寄り
決まり手傾向(直近7場所)
狼雅が勝ちの決まり手(43勝)
寄り切り16
上手投げ9
上手出し投げ5
叩き込み4
突き落とし2
小手投げ2
その他5

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狼雅が負けの決まり手(47敗)
寄り切り16
押し出し10
引き落とし4
上手投げ4
寄り倒し3
下手投げ2
その他8
令8年5月
西 前頭14枚目(4枚降下)
0勝0敗
令8年3月
西 前頭10枚目(1枚降下)
5勝10敗
●○○●●|●○●●●|○●●○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
西 前頭9枚目(2枚上昇)
7勝8敗
○●●○●|○●●●●|○○○●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令7年11
西 前頭11枚目(変動なし)
8勝7敗
●○○●○|●○●○○|○○●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
西 前頭11枚目(1枚降下)
7勝8敗
○○●●○|○●●○●|●○●●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
西 前頭10枚目(4枚上昇)
7勝8敗
○○●●●|●○○○○|○●●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年5月
西 前頭14枚目
9勝6敗
○○●○○|●○○●○|●●●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

💡 この力士の関連データを深掘り

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正代 直也 (時津風部屋・熊本県宇土市)

正代 直也(しょうだい なおや)は熊本県 宇土市出身、時津風部屋の力士で最高位は大関。令和8年5月場所の番付は西 前頭5枚目。

熊本県宇土市立宇土小学校の1年次に公園で相撲を取って遊んでいたところ、宇土少年相撲クラブの監督にその才能を見出されて道場に通い始めた。5年次にはわんぱく相撲全国大会に出場するなど早くから頭角を現す。宇土市立鶴城中学校3年次に全国中学校相撲選手権大会でベスト8の実績を積むと、熊本農業高校3年次には国体少年の部の個人戦で優勝を果たし、全国的な強豪選手へと成長を遂げた。

学生横綱の栄冠と角界入りへの決意

高校卒業後は東京農業大学へと進学し、2年次に全国学生相撲選手権大会で優勝を飾って学生横綱のタイトルを獲得した。この実績により幕下15枚目格付出の資格を得たものの、学業を優先させるために期限内での行使を見送った。3年次には全日本相撲選手権大会の決勝で遠藤聖大(のちの小結・遠藤)に敗れてアマチュア横綱のタイトルを逃し、4年次も主要タイトルを獲得できなかった。

当初は角界入りを現実的に考えていなかったが、大学4年の夏に赴いた教育実習で重圧から2週間で体重が10キロ落ちるほど苦労を重ね、自身は教師に向いていないと痛感する。その際、毎年春に行われる時津風部屋との合同合宿で縁のあった豊ノ島からプロで通用すると背中を押されたことを思い出し、大学卒業後の平成26年(2014年)3月場所において、時津風部屋から前相撲で初土俵を踏んだ。

驚異のスピード出世とネガティブ関取

付出資格は失効していたため前相撲からの初土俵となったが、持ち前の実力を発揮して初土俵から一度も負け越すことなく、所要9場所で十両へ昇進した。新十両昇進時の記者会見では、対戦したい相手を問われて「誰とも当たりたくない」と答えるなど、悲観的な発言を連発して「超ネガティブ関取」と話題を呼んだ。

しかし土俵上では勢いを見せ、西十両5枚目で迎えた平成27年(2015年)11月場所においては13勝2敗で十両優勝を飾る。翌平成28年(2016年)1月場所には新入幕を果たし、10勝を挙げて敢闘賞を受賞した。初土俵からわずか所要12場所での三賞受賞は、幕下付出を除けば歴代2位のスピード記録であった。

悲願の幕内最高優勝と大関昇進

幕内でも上位に定着し、平成29年(2017年)1月場所では初土俵から所要17場所というスピードで新関脇に昇進する。東関脇で迎えた令和2年(2020年)9月場所では初日から好調を維持して優勝争いの先頭に立ち、千秋楽の結びの一番で新入幕の翔猿を突き落としで破って、13勝2敗の成績で自身初となる幕内最高優勝を果たした。

これは優勝制度が制定された明治42年(1909年)以降、熊本県出身力士として初めての賜杯であり、時津風部屋にとっても実に57年ぶりの幕内最高優勝であった。直近3場所で合計32勝の好成績が評価され、場所後の番付編成会議ならびに臨時理事会を経て大関への昇進が決定した。伝達式では「至誠一貫の精神で相撲道に邁進して参ります」と口上を述べた。

大関陥落と土俵際での持ち味

大関昇進後は怪我の影響もあり、角番と勝ち越しを繰り返す苦しい土俵が続いた。令和4年(2022年)11月場所を角番で負け越し、在位13場所で大関の地位から陥落する。立合いにおいて顎を上げて相手の当たりを胸で受けてしまい、あっさりと後退する場面や、腰高の姿勢が度々課題として指摘されるが、他にはない独特で柔らかな足腰を備えている。土俵際まで押し込まれた状態から凌いで白星を拾う相撲が多く、劣勢になっても引き技に頼らない点に持ち味がある。令和6年(2024年)1月場所の7日目には横綱・照ノ富士を寄り倒しで破り、自身としては大関昇進前の平成29年(2017年)7月場所以来、約6年半ぶり2個目となる金星を獲得した。

💡 熊本県出身一覧💡 時津風部屋の力士

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四股名
正代 直也(しょうだい なおや)
最高位
大関
最新番付
西 前頭5枚目
出身地
熊本県 宇土市
本名
正代 直也
生年月日
平成3年(1991)11月5日(34歳)
身長・体重
184cm・169kg
出身高校
熊本農業高校
出身大学
東京農業大学
所属部屋
時津風部屋
初土俵
平成26年(2014)3月(22歳4ヵ月)
新十両
平成27年(2015)9月(23歳10ヵ月)
新入幕
平成28年(2016)1月(24歳2ヵ月)
新小結
平成29年(2017)3月(25歳4ヵ月)
新関脇
平成29年(2017)1月(25歳2ヵ月)
新大関
令和2年(2020)11月(29歳0ヵ月)
優勝
幕内優勝1回,十両優勝1回,幕下優勝1回,序ノ口優勝1回
受賞・金星
殊勲賞1回,敢闘賞6回,金星2個
通算成績
528勝463敗10休/990出場(勝率:53.3%)
直近7場所
44勝46敗
7場所勝率
48.9%
得意技
右四つ・寄り
決まり手傾向(直近7場所)
正代が勝ちの決まり手(44勝)※不戦勝2含む
突き落とし8
押し出し7
寄り切り5
上手投げ4
寄り倒し4
引き落とし4
その他10
正代が負けの決まり手(46敗)
押し出し20
寄り切り19
突き出し2
突き落とし1
網打ち1
送り投げ1
その他2
令8年5月
西 前頭5枚目(3枚上昇)
0勝0敗
令8年3月
西 前頭8枚目(半枚降下)
8勝7敗
●□○○○|○●●□○|●●●●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
東 前頭8枚目(2枚半降下)
7勝8敗
○○●○●|●●○●●|○○●●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

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令7年11
西 前頭5枚目(5枚半上昇)
4勝11敗
●●○●●|○○●●○|●●●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
東 前頭11枚目(2枚半上昇)
10勝5敗
○○●○○|○○○○●|○●●●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
西 前頭13枚目(3枚降下)
9勝6敗
○○●○●|●○●○○|●○○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年5月
西 前頭10枚目
6勝9敗
●○○●●|●●○●●|●●○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)