対戦力士情報

対戦力士同士の詳細な情報です。

\ この取組の注目ポイント /
  • ■キャリア11年差!大相撲歴13年4ヶ月の【阿炎】と、同2年6ヶ月の【寿之富士】の対決!

寿之富士 大聖 (伊勢ヶ濱部屋・モンゴルウランバートル市)

寿之富士 大聖(としのふじ たいせい)はモンゴル ウランバートル市出身、伊勢ヶ濱部屋の力士。令和8年9月場所の番付は最高位更新となる西 前頭16枚目。

恵まれた長身を活かした右四つからの力強い相撲で土俵を沸かせる寿之富士。モンゴルの名門相撲一家に生まれ、日本の大学相撲を経て角界入りを果たした若武者は、部屋の移籍という激動を乗り越え、同志社大学出身者として29年ぶりとなる関取の座を掴み取った。

「モンゴル相撲の血」と「白鵬杯」での相撲との出会い

相撲のルーツは確固たる血脈にある。父はモンゴル相撲で4度の優勝を誇る横綱であり、45歳まで現役を退かなかった鉄人。さらに曽祖父は、元横綱・白鵬の父であるムンフバト氏にモンゴル相撲を指導したという深い縁を持つ。

幼少期はバスケットボールを中心に多彩なスポーツに取り組んでいたが、平成29年(2017年)2月に日本で開催された「白鵬杯」観戦に訪れた際、鳥取城北高校からスカウトを受ける。同年4月に同校の2年生として編入し、ここから本格的に相撲の道を歩み始めた。その後は同志社大学神学部へ進学し、大学4年次には全国学生相撲選抜金沢大会で優勝を飾るなど、着実に実績を積み上げた。

宮城野部屋への入門と、激動の移籍

父からの強い勧めもあり、縁の深い元横綱・白鵬が師匠を務めていた宮城野部屋への入門を決意する。令和6年(2024年)3月場所、聖白鵬の四股名で初土俵を踏んだ。恵まれた体格を武器に、同年7月場所では序二段で7戦全勝の優勝を飾るなど順調に番付を上げていく。

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しかしその直後、宮城野部屋の事実上の閉鎖という予期せぬ事態に見舞われ、伊勢ヶ濱部屋へと移籍。環境が大きく変わる激動の最中にあっても、真面目にコツコツと努力を重ねる持ち前の性格で、ひたむきに稽古へ打ち込み続けた。

「寿之富士」への改名と新十両昇進

幕下上位の壁に直面していたが、伊勢ヶ濱親方(元横綱・旭富士)から指導された下半身強化やベンチプレスなどの筋力トレーニングを中心に行ったことが大きな転機となる。昇進を懸けた令和8年(2026年)1月場所を前に、四股名を「聖白鵬」から「寿之富士」へと改名。自身の名前に「聖」の字を残したい思いがあったが、同部屋に兄弟子の聖富士がいたため、師匠と話し合いを重ねて新たな名で再出発を切った。

心技体が噛み合い始めたこの1月場所、西幕下2枚目の地位で5勝2敗と見事に勝ち越し、初土俵から所要12場所で悲願の新十両昇進を決定づけた。

同志社大学出身力士の新十両昇進は、平成9年(1997年)5月場所の大碇(のちの甲山親方)以来、実に29年ぶりという歴史的な大快挙として大学関係者をも大いに沸かせた。師匠からの「立ち合いが高くなるので、低く立つように」という教えを胸に、右四つからの寄りや強烈な上手投げにさらなる磨きをかけ、関取としての新たな戦いへ挑んでいく。

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伊勢ヶ濱部屋 寿之富士 | 直近7場所の歩み

新入幕を果たし、西前頭16枚目で迎えた今場所は、ここまで8勝5敗としています。先場所は西十両4枚目で11勝4敗の好成績を挙げ、十両の優勝決定戦に進みました。3月場所に十両へ昇進しています。今場所も勝ち越して、直近7場所はすべて勝ち越しています。昨年9月場所の東幕下10枚目から、西前頭16枚目まで番付を上げています。

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四股名
寿之富士 大聖(としのふじ たいせい)
最高位
前頭16枚目
最新番付
西 前頭16枚目
出身地
モンゴル ウランバートル市
本名
ウスフバヤル・デミデジャムツ
生年月日
平成12年(2000)8月24日(26歳)
身長・体重
195cm・156kg
出身高校
鳥取城北高校
出身大学
同志社大学
所属部屋
伊勢ヶ濱部屋
改名歴
聖白鵬 → 寿之富士
初土俵
令和6年(2024)3月(23歳7ヵ月)
新十両
令和8年(2026)3月(25歳7ヵ月)
新入幕
令和8年(2026)9月(26歳1ヵ月)
優勝
序二段優勝1回
通算成績
92勝43敗0休/135出場(勝率:68.1%)
直近7場所
8勝5敗(十両:30勝15敗)(幕下以下:14勝7敗)
7場所勝率
65.8%
得意技
右四つ・寄り・上手投げ
決まり手傾向(直近7場所)
寿之富士が勝ちの決まり手(52勝)
寄り切り18
上手投げ6
押し出し6
寄り倒し5
下手投げ4
上手出し投げ4
その他9
寿之富士が負けの決まり手(27敗)
押し出し7
寄り切り5
上手投げ3
引き落とし2
叩き込み2
寄り倒し1
その他7
令8年9月
西 前頭16枚目(4枚半上昇・最高位更新)
8勝5敗
●○○○○|○●○●●|○●○  
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年7月
西 十両4枚目(3枚上昇・最高位更新)
11勝4敗(十両同点)
○○○●●|○○○○○|○●●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年5月
西 十両7枚目(4枚上昇・最高位更新)
9勝6敗
○○○○○|●●●●●|○○○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令8年3月
西 十両11枚目(5枚上昇・最高位更新)
10勝5敗
○○○●●|○●○○○|○○●●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
西 幕下2枚目(3枚上昇・最高位更新)
5勝2敗
-○○-○|-○-●-|●--○-
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11月
西 幕下5枚目(4枚半上昇・最高位更新)
4勝3敗
-○-○○|--●-●|●---○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
東 幕下10枚目
5勝2敗
●-○--|●-○-○|○--○-
取組詳細(対戦相手・決まり手)

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阿炎 政虎 (錣山部屋・埼玉県越谷市)

阿炎 政虎(あび まさとら)は埼玉県 越谷市出身、錣山部屋の力士で最高位は関脇。令和8年9月場所の番付は西 前頭13枚目。

小学校3年生から相撲を始め、千葉県立流山南高校へ進学した。高校卒業後、20代錣山(元関脇・寺尾)が率いる錣山部屋の門を叩き、平成25年(2013年)5月場所で本名の「堀切」を名乗って初土俵を踏む。

師匠の愛称を受け継いだ四股名

幕下の土俵で着実に実力を蓄え、平成27年(2015年)1月場所を西幕下2枚目で5勝2敗と勝ち越し、場所後の番付編成会議で新十両昇進を確定させた。十両昇進と同時に、四股名を本名から「阿炎(あび)」へと改名した。この「アビ」とは師匠の幼少期の愛称と同音であり、「阿修羅のように強く、燃えて戦う」という師匠・錣山の願いが込められたものであった。

十両陥落からの逆襲と新入幕

新十両の場所から苦労が続き、4場所で幕下へ陥落した。そこから約10場所にわたり幕下での厳しい土俵が続いたが、平成29年(2017年)3月場所に東幕下16枚目で7戦全勝の幕下優勝を果たし、翌5月場所を東幕下筆頭で勝ち越して同年7月場所での十両復帰を決めた。同年9月場所は西十両11枚目で10勝5敗の十両優勝を果たし、番付を一気に押し上げた。

平成30年(2018年)1月場所、東前頭14枚目で新入幕を果たす。長い両腕を生かした強烈な突き押しで10勝5敗の好成績を挙げ、初の敢闘賞を獲得した。その後も上位番付で勝ち星を積み重ね、令和元年(2019年)7月場所には東小結へと昇進した。

出場停止処分からの再起と幕内最高優勝

しかし、令和2年(2020年)7月場所中に日本相撲協会のガイドラインに違反する行動が発覚し、途中休場と3場所の出場停止処分を受けた。十両から幕下16枚目以下への降下という異例の事態となったが、復帰した令和3年(2021年)3月場所は西幕下56枚目から7戦全勝で幕下優勝。続く5月場所も7戦全勝で幕下を連続優勝し、同年7月場所で十両へ復帰した。同年9月場所は東十両5枚目で13勝2敗の2度目の十両優勝を果たし、同年11月場所で幕内に返り咲いた。

令和4年(2022年)3月場所において西関脇へと昇進し、「ずっと師匠を超えるのが夢だった」と師匠の最高位に並んだ喜びを語った。同年11月場所、西前頭9枚目の地位で12勝3敗の成績を収め、髙安、貴景勝との巴戦を制して自身初の幕内最高優勝を果たした。錣山部屋所属力士としても初の賜杯であった。優勝会見では「師匠に言われた『一番集中』を守ってきたからこそ」と恩師への感謝を口にした。

師匠との別れ、そして誓い

令和5年(2023年)12月、師匠である20代錣山が急逝した。阿炎は臨終に立ち会い、「たくさんの愛をいただいたし、厳しくもしてもらいました。迷惑ばかり掛けたけど、それでも父親のように広い心で守ってくれました」と感謝の言葉を絞り出した。その後も「師匠を超えるぐらいしないと、師匠の名前も自分の名前も広まらない」と誓い、土俵に向かい続けている。三役経験で磨かれた勝負強さは健在であり、鋭い突き押しを武器に、恩師の教えを胸に激しい取組を見せている。

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錣山部屋 阿炎 | 直近7場所の歩み

今場所は西前頭13枚目で、13日目に黒星を喫し、7勝6敗となっています。先場所まで3場所続けて負け越していますが、今場所は4場所ぶりの勝ち越しに王手をかけています。三役を務めたこともある阿炎ですが、この1年は平幕の土俵が続いています。直近7場所の通算は41勝57敗5休で、黒星が多くなっています。

四股名
阿炎 政虎(あび まさとら)
最高位
関脇
最新番付
西 前頭13枚目
出身地
埼玉県 越谷市
本名
堀切 洸助
生年月日
平成6年(1994)5月4日(32歳)
身長・体重
186cm・167kg
出身高校
流山南高校
所属部屋
錣山部屋
改名歴
堀切 → 阿炎
初土俵
平成25年(2013)5月(19歳0ヵ月)
新十両
平成27年(2015)3月(20歳10ヵ月)
新入幕
平成30年(2018)1月(23歳8ヵ月)
新小結
令和1年(2019)7月(25歳2ヵ月)
新関脇
令和4年(2022)3月(27歳10ヵ月)
優勝
幕内優勝1回,十両優勝2回,幕下優勝3回,三段目優勝1回,序二段優勝1回
受賞・金星
殊勲賞2回,敢闘賞4回,金星5個
通算成績
524勝410敗65休/932出場(勝率:56.2%)
直近7場所
41勝57敗5休
7場所勝率
42.3%
得意技
突き・押し
決まり手傾向(直近7場所)
阿炎が勝ちの決まり手(41勝)
押し出し15
叩き込み7
突き出し4
上手投げ4
送り出し3
突き落とし3
その他5
阿炎が負けの決まり手(57敗)※不戦敗1含む
押し出し23
寄り切り9
突き落とし7
押し倒し4
切り返し2
送り出し2
その他9
令8年9月
西 前頭13枚目(1枚降下)
7勝6敗
●●○○○|○●○○●|●○●  
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年7月
西 前頭12枚目(3枚半降下)
7勝8敗
○○●●○|●○○●●|●●○●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年5月
東 前頭9枚目(4枚降下)
5勝10敗
○●●○○|●●○●●|●●○●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

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令8年3月
東 前頭5枚目(7枚半上昇)
4勝6敗5休
●●■やや|ややや○○|●○●○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
西 前頭12枚目(5枚降下)
10勝5敗
○○○○○|○●○●○|○●●○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11月
西 前頭7枚目(6枚降下)
5勝10敗
○○●●●|●●○○○|●●●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
西 前頭筆頭
3勝12敗
●●●●●|●●●●○|○●○●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)