対戦力士情報

対戦力士同士の詳細な情報です。

東方:朝白龍 太郎 (高砂部屋・モンゴルウランバートル市)

朝白龍 太郎(あさはくりゅう たろう)はモンゴル ウランバートル市出身、高砂部屋の力士で最高位は前頭8枚目。令和8年7月場所の番付は東 前頭12枚目。

モンゴル・ウランバートル市で生まれ育ち、平成27年(2015年)に、のちに角界で活躍することになる豊昇龍や欧勝馬らと同じ飛行機で来日した。角界入りを夢見て相撲の強豪・日本体育大学柏高校(千葉県)へ留学し、相撲部に入部する。同郷のライバルたちと切磋琢磨しながら実力をつけ、卒業後は拓殖大学へ進学。相撲部で主将を務めるなど活躍して地力を磨いていった。

高砂部屋への入門と「朝白龍」の誕生

大学卒業後、伝統ある高砂部屋へ入門し、令和5年(2023年)1月場所に前相撲で初土俵を踏んだ。四股名は、元横綱・朝青龍や師匠(元関脇・朝赤龍)など、高砂部屋が輩出してきたモンゴル出身力士に連なる「朝〇龍」の系譜を受け継ぎ、縁起が良いとされる「白」の字を入れた「朝白龍」と命名された。初めて番付に名前が載った同年3月場所において、7戦全勝で序ノ口優勝を飾った。その後も三段目、幕下へと着実に番付を上げていく。

怪我の試練と幕下全勝優勝

令和6年(2024年)5月場所以降は幕下15枚目以内に定着していたが、同年9月場所後に稽古で左膝の後十字靭帯を断裂する大怪我を負った。その後は手術をせずに強行出場を続けたものの精彩を欠き、2場所連続の負け越しを経験するなど苦しい時期を過ごした。それでも地道に力を蓄えて再び幕下上位にまで番付を上げると、令和7年(2025年)7月場所において、東幕下3枚目で7戦全勝の幕下優勝を飾り、翌9月場所での新十両昇進を決めた。

新十両優勝と目覚ましい躍進

西十両11枚目で迎えた新十両場所では、持ち前の力強い相撲で白星を量産し、13勝2敗を挙げて十両優勝を果たした。続く11月場所も10勝5敗と二桁の勝ち星を挙げ、十両をわずか2場所で通過する目覚ましい躍進を見せた。

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29年ぶりの快挙と幕内の土俵

令和8年(2026年)1月場所において、東前頭17枚目で新入幕を果たした。拓殖大学出身力士の新入幕は、平成9年(1997年)の栃乃洋以来、29年ぶりの快挙であった。入幕の場所を8勝7敗で勝ち越すと、続く3月場所でも10勝5敗の成績を残し、幕内でも通用する確かな実力を証明している。

右四つからの力強い寄りを最大の武器とし、恵まれた体格を生かしたスケールの大きな相撲で館内を沸かせている。来日をともにした同郷のライバルたちに続くべく、自らの四股名のごとく白星を重ね、最高峰の土俵で激しい攻防を繰り広げている。

💡 モンゴル出身一覧💡 高砂部屋の力士

四股名
朝白龍 太郎(あさはくりゅう たろう)
最高位
前頭8枚目
最新番付
東 前頭12枚目
出身地
モンゴル ウランバートル市
本名
ラグチャー・ジャミントクトホ
生年月日
平成11年(1999)1月8日(27歳)
身長・体重
185cm・152kg
出身高校
柏日体高校
出身大学
拓殖大学
所属部屋
高砂部屋
初土俵
令和5年(2023)1月(24歳0ヵ月)
新十両
令和7年(2025)9月(26歳8ヵ月)
新入幕
令和8年(2026)1月(27歳0ヵ月)
優勝
十両優勝1回,幕下優勝1回,序ノ口優勝1回
通算成績
121勝64敗0休/185出場(勝率:65.4%)
直近7場所
25勝25敗(十両:23勝7敗)(幕下以下:7勝0敗)
7場所勝率
63.2%
得意技
右四つ・寄り
決まり手傾向(直近7場所)
朝白龍が勝ちの決まり手(48勝)
寄り切り24
押し出し11
突き落とし3
寄り倒し3
上手出し投げ2
送り出し1
その他4
朝白龍が負けの決まり手(19敗)
寄り切り10
押し出し5
下手投げ2
送り出し1
上手出し投げ1
令8年7月
東 前頭12枚目(3枚半降下)
2勝3敗
○●●○●|     |     
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年5月
西 前頭8枚目(7枚半上昇・最高位更新)
5勝10敗
●○○●●|●●○●●|●○●○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年3月
東 前頭16枚目(1枚上昇・最高位更新)
10勝5敗
●○○○○|●○●○○|●○○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令8年1月
東 前頭17枚目(2枚半上昇・最高位更新)
8勝7敗
○○○●●|○○●●●|●●○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
西 十両2枚目(9枚上昇・最高位更新)
10勝5敗
○●●○○|●●○○○|○○○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
西 十両11枚目(5枚半上昇・最高位更新)
13勝2敗(十両優勝)
○○○○●|○○●○○|○○○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
東 幕下3枚目
7勝0敗(幕下優勝)
○-○-○|-○-○-|○-○--
取組詳細(対戦相手・決まり手)

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西方:尊富士 弥輝也 (伊勢ヶ濱部屋・青森県五所川原市)

尊富士 弥輝也(たけるふじ みきや)は青森県 五所川原市出身、伊勢ヶ濱部屋の力士で最高位は前頭4枚目。令和8年7月場所の番付は西 前頭13枚目。

アマチュア相撲経験者であった祖父の影響を受け、幼少期から相撲に親しむ。親元を離れて強豪の鳥取城北高校へ進学したが、2年次の金沢大会において左膝前十字靱帯を断裂する大怪我を負う。その後、3年次に全国高校総体個人3位などの実績を残して復帰を果たしたが、秋の国民体育大会の個人準決勝における納谷幸之介(のちの王鵬)との取組中に再び左膝を負傷した。

度重なる怪我との闘いと伊勢ヶ濱部屋入門

高校卒業後は日本大学法学部へと進学し、2年次には全国学生選手権の団体優勝などに貢献するも、決勝戦で今度は右膝を負傷する。懸命なリハビリを経て再び土俵へ戻ると、3年次にも全国学生選手権での団体優勝を果たして連覇に貢献し、4年次には全国学生相撲個人体重別選手権大会無差別級でベスト16に入った。大学卒業後、同郷の9代伊勢ヶ濱(元横綱・旭富士)が師匠を務め、高校の先輩でもある横綱・照ノ富士(現10代伊勢ヶ濱)が在籍する伊勢ヶ濱部屋の門を叩いた。

初土俵からの快進撃

令和4年(2022年)9月場所に本名の「石岡」で初土俵を踏む。翌11月場所からは、「尊富士」へと改名。「尊」は高い地位を目指すという意味も込めて日本武尊(ヤマトタケル)から一字を取ったもの。この場所を7戦全勝で序ノ口優勝で飾ると、続く令和5年(2023年)1月場所でも序二段優勝を果たした。スピードと力強い突き押しを武器に各段を駆け上がり、幕下上位を通過して令和6年(2024年)1月場所で新十両へ昇進する。

記録尽くしの新入幕優勝

東十両10枚目で迎えた新十両の場所を13勝2敗の好成績で制して十両優勝を果たし、わずか1場所で十両を通過する。新入幕となった続く同年3月場所では、初日から快進撃を続け、昭和の大横綱・大鵬以来64年ぶりとなる新入幕力士としての初日からの11連勝を記録した。14日目の取組で右足首の靱帯を負傷、車いすで退場する事態となったものの、師匠からの叱咤激励を受けて千秋楽も強行出場した。その千秋楽では豪ノ山を押し倒しで破って見事に勝利を収め、13勝2敗で自身初となる幕内最高優勝を飾った。

この優勝は、大正3年(1914年)の夏場所における両国以来、110年ぶりとなる新入幕での賜杯であった。また、初土俵から所要10場所での幕内最高優勝は優勝制度が制定されて以降で史上最速の記録となり、同場所では殊勲賞・敢闘賞・技能賞の三賞をすべて独占している。

試練と復活の歩み

歴史的な快挙を成し遂げた後は、右足の怪我等の影響により苦しい時期が続いた。令和6年5月場所を全休し、東十両2枚目へ陥落した同年7月場所でも途中休場を余儀なくされる。しかし、西十両11枚目まで番付を下げた同年9月場所において13勝2敗で2度目の十両優勝を果たし、再び幕内へと返り咲いた。

その後も再び怪我による休場が重なり、十両の土俵へ下がる経験をしている。度重なる試練に見舞われながらも、持ち味である圧倒的なスピードと鋭い突き押しは色褪せない。大記録を打ち立てた強靱な精神力とともに、さらなる高みを目指して土俵に立ち続けている。

💡 青森県出身一覧💡 伊勢ヶ濱部屋の力士

四股名
尊富士 弥輝也(たけるふじ みきや)
最高位
前頭4枚目
最新番付
西 前頭13枚目
出身地
青森県 五所川原市
本名
石岡 弥輝也
生年月日
平成11年(1999)4月9日(27歳)
身長・体重
187cm・148kg
出身高校
鳥取城北高校
出身大学
日本大学
所属部屋
伊勢ヶ濱部屋
改名歴
石岡 → 尊富士
初土俵
令和4年(2022)9月(23歳5ヵ月)
新十両
令和6年(2024)1月(24歳9ヵ月)
新入幕
令和6年(2024)3月(24歳11ヵ月)
優勝
幕内優勝1回,十両優勝2回,序二段優勝1回,序ノ口優勝1回
受賞・金星
殊勲賞1回,敢闘賞1回,技能賞1回
通算成績
163勝72敗44休/233出場(勝率:70%)
直近7場所
9勝9敗17休(十両:35勝25敗)
7場所勝率
57.1%
得意技
突き・押し
決まり手傾向(直近7場所)
尊富士が勝ちの決まり手(29勝)
寄り切り11
押し出し10
突き出し2
叩き込み2
押し倒し1
掬い投げ1
その他2
尊富士が負けの決まり手(29敗)※不戦敗1含む
突き落とし8
叩き込み8
押し出し3
上手投げ2
突き出し1
掛け投げ1
その他5
令8年7月
西 前頭13枚目(5枚上昇)
4勝1敗
○●○○○|     |     
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年5月
西 十両2枚目(2枚上昇)
11勝4敗
○●○○●|○●○○●|○○○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年3月
西 十両4枚目(1枚上昇)
8勝7敗
●○○●●|●●○●○|○○○●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令8年1月
西 十両5枚目(1枚半上昇)
8勝7敗
●○○●○|●●○○●|○○●○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
東 十両7枚目(12枚半降下)
8勝7敗
●○●○○|●○○●○|●●●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
東 前頭12枚目(6枚降下)
0勝0敗15休
休場
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
東 前頭6枚目
5勝8敗2休
○○●●○|○●●○●|●●■やや
取組詳細(対戦相手・決まり手)