対戦力士情報

対戦力士同士の詳細な情報です。

\ この取組の注目ポイント /
  • キャリア16年差!大相撲歴20年6ヶ月の【竜電】と、同4年4ヶ月の【嘉陽】の対決!

嘉陽 快宗 (中村部屋・沖縄県那覇市)

嘉陽 快宗(かよう やすとき)は沖縄県 那覇市出身、中村部屋の力士で最高位は前頭16枚目。令和8年9月場所の番付は西 十両12枚目。

千葉県市川市に生まれ、小学4年次に地元の市川市相撲教室へ通い始めて相撲の基礎を学んだ。中学からは親元を離れ、新潟県糸魚川市の能生中学校へと相撲留学し、卒業後はそのまま新潟県立海洋高校へ進学する。名門校の厳しい稽古に耐え抜いて全国的な実力者へと成長を遂げ、2年次に出場した十和田大会で団体優勝に大きく貢献した。

高校卒業後は日本体育大学へ進学し、相撲部でさらなる研鑽を積む。4年次に出場した全国学生相撲選手権大会で個人ベスト8の好成績を残し、当時の規定における三段目最下位格(90枚目格)付出の資格を獲得した。

大学卒業にあたり、13代二所ノ関(元横綱・稀勢の里)から熱心な誘いを受け、「稀勢の里さんの頼みなら入門を断れない」と責任重大な覚悟を胸に二所ノ関部屋への入門を決意する。なお、憧れの力士には入門会見に同席した部屋付きの13代中村(元関脇・嘉風)の名を挙げていた。令和4年(2022年)5月場所に本名の「嘉陽」で初土俵を踏む。入門当初は出身地を「千葉県市川市」としていたが、同年7月場所より両親の出身地である「沖縄県那覇市」へと変更している。

幕下での足踏みと中村部屋への転籍

初土俵から3場所は持ち前の実力を発揮して大きく勝ち越し、入門4場所目で幕下へ昇進する。幕下に昇進してからも着実に番付を上げたが、関取の座を目前にして番付運に見放されるなど、もどかしい時期を経験した。

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令和5年(2023年)11月場所は西幕下6枚目で6勝1敗、翌令和6年(2024年)3月場所は西幕下3枚目で4勝3敗の好成績を残したが、いずれも新十両には届かなかった。それでも腐ることなく、西幕下筆頭で迎えた同年5月場所で5勝2敗と勝ち越し、ついに新十両昇進を決める。昇進会見では師匠の二所ノ関から「ちょっと遅かった。大の里を超えるくらい昇進してほしい」と厳しくも愛のある期待を寄せられた。

新十両昇進が決定した直後、憧れの存在であった13代中村が独立して中村部屋を新設したことに伴い、同部屋への転籍が決定する。これにより、中学から大学、そして二所ノ関部屋までずっと苦楽を共にしてきた「兄弟のような存在」である同期生の白熊とは別の部屋で土俵に立つこととなった。

新入幕と大の里との絆

また、大学の1年後輩である大の里は「弟のような存在」であり、互いを「ヤス」「ダイキ」と呼び合いボウリングに出かけるなど私生活でも仲が良い。大相撲入り後はスピード出世を果たす大の里に大きく先を越されたが、「早く追いつき、追い越したい」と強い対抗心を燃やして自身の起爆剤とし、新天地の中村部屋で着実に星を伸ばしていった。

新十両として迎えた令和6年(2024年)7月場所は7勝8敗と負け越したものの、続く9月場所では11勝4敗の大勝ちを見せる。その後も十両上位で一進一退の攻防を続け、東十両2枚目で迎えた令和7年(2025年)3月場所で9勝6敗の成績を収め、翌5月場所で見事に新入幕を果たした。

新入幕の場所は東前頭16枚目で7勝8敗、続く7月場所は4勝11敗と上位の壁に跳ね返されて十両へ陥落したが、幕内の土俵で得た経験を糧に再び入幕を目指している。

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特殊な稽古と取り口

取り口は突き・押しを最大の武器とする。二所ノ関部屋時代に稽古で胸を出していた師匠から「下に入る(相手の懐へ低く入り込む)相撲を取る」と証言されるように、低い立ち合いから下から上へと突き上げる相撲を長所としている。さらに中村部屋へ移籍した後は、組み合った状態から相撲を始める特殊な申し合い稽古を通じて、四つの力と技術にも磨きをかけている。

170センチ前半と決して長身ではないものの、170キロを超える分厚い体格を生かした強烈な押し相撲を持ち味とする。幕内と十両の往復を経験しながらも、持ち前の馬力と粘り強さ、そして良きライバルたちからの刺激を力に変えて、幕内の土俵への定着を目指して奮闘を続けている。

💡 沖縄県出身一覧💡 中村部屋の力士

中村部屋 嘉陽 | 直近7場所の歩み

西十両12枚目の今場所は、すでに勝ち越しを決め、9勝2敗としています。3月場所から3場所続けて負け越していましたが、今場所は勝ち越しを決めています。幕内を務めたこともある嘉陽ですが、この1年は十両の土俵が続いています。直近7場所の通算は49勝52敗で、白星と黒星がほぼ並んでいます。

四股名
嘉陽 快宗(かよう やすとき)
最高位
前頭16枚目
最新番付
西 十両12枚目
出身地
沖縄県 那覇市
本名
嘉陽 快宗
生年月日
平成11年(1999)7月14日(27歳)
身長・体重
174cm・168kg
出身高校
新潟海洋高校
出身大学
日本体育大学
所属部屋
二所ノ関 → 中村部屋
初土俵
令和4年(2022)5月・三段目90付出(22歳10ヵ月)
新十両
令和6年(2024)7月(25歳0ヵ月)
新入幕
令和7年(2025)5月(25歳10ヵ月)
優勝
無し
通算成績
163勝134敗0休/297出場(勝率:54.9%)
直近7場所
49勝52敗
7場所勝率
48.5%
得意技
突き・押し
決まり手傾向(直近7場所)
嘉陽が勝ちの決まり手(49勝)
押し出し17
寄り切り6
引き落とし5
押し倒し4
肩透かし3
突き落とし3
その他11
嘉陽が負けの決まり手(52敗)
押し出し16
寄り切り14
叩き込み9
寄り倒し3
引き落とし3
突き落とし2
その他5
令8年9月
西 十両12枚目(変動なし)
9勝2敗
○○○○○|○○●●○|○    
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年7月
西 十両12枚目(3枚降下)
7勝8敗
○○●●○|●●●○●|○●●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年5月
西 十両9枚目(3枚降下)
5勝10敗
●●●○●|●●●○●|●○○●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令8年3月
西 十両6枚目(3枚上昇)
7勝8敗
○●●○○|●○○●○|●○●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
西 十両9枚目(1枚半降下)
9勝6敗
○○●○○|○○●●●|○●○●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
東 十両8枚目(2枚降下)
6勝9敗
●●●●●|○○●○●|○●○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
東 十両6枚目
6勝9敗
●○○●●|●●●●●|●○○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

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竜電 剛至 (高田川部屋・山梨県甲府市)

竜電 剛至(りゅうでん ごうし)は山梨県 甲府市出身、高田川部屋の力士で最高位は小結。令和8年9月場所の番付は東 十両8枚目。

山梨県甲府市に生まれ、小学校から中学校にかけては柔道一筋に打ち込んでいた。中学2年の夏、のちに自身の付け人となる柔道部の後輩・勝武士(元三段目11枚目)をスカウトするために中学校を訪れた16代千田川(のちの9代高田川)と、校長の勧めによって出会う。相撲経験は全くなかったが、親方の「男の中の男になれ」という言葉に胸を打たれ、角界入りを決意した。

中学校を卒業する直前の平成18年(2006年)3月場所において初土俵を踏む。四股名は出身校である竜王中学校の「竜」と、伝説的強豪力士・雷電為右衛門の「電」を組み合わせ、初土俵時から「竜電」と名乗った。入門後は高田川部屋で厳しい稽古に耐え、着実に地力をつけていった。

新十両昇進と大怪我による休場

初土俵から所要40場所となる平成24年(2012年)11月場所において念願の新十両昇進を果たす。しかし、関取として臨んだこの場所の8日目、取組中に右股関節を骨折する大怪我を負い、途中休場を余儀なくされる。幕下へ陥落した翌場所は皆勤したものの負け越し、その後は全休や途中休場を繰り返し、長期間にわたって満足に土俵に上がれない深刻な事態となった。

この間に同じ部位を計3回も骨折しており、医師からは「トラックと衝突した時に折れるような箇所」だと驚かれた。少しずれていれば一生歩けなくなる危険性もあったことから、再起は難しいと宣告されるほどであった。

関取の座を失うだけでなく、全休すれば番付外へ転落してしまう平成26年(2014年)1月場所では、「番付外に落ちると自分が力士ではなくなるような気がした」との思いから、十分に回復していない中で7番相撲のみに出場して白星を挙げ、意地を見せた。この「7番相撲のみの出場」は同年7月場所まで4場所連続で続いた。

序ノ口からの復活と歴史的な新三役

一時は西序ノ口17枚目まで番付を落としていたが、10場所ぶりに皆勤した平成26年(2014年)9月場所において、7戦全勝で序ノ口優勝を飾る。続く翌11月場所で序二段優勝、翌年の1月場所で三段目優勝と、3場所連続での全勝優勝を果たして一気に幕下へと復帰した。そして平成28年(2016年)11月場所において、約4年ぶりとなる再十両昇進を果たす。

平成30年(2018年)1月場所ではついに新入幕を果たした。序ノ口まで陥落した十両経験者の入幕は、琴別府(元前頭筆頭)に続き史上2人目であり、山梨県出身としては大乃花(元前頭13枚目)以来約30年ぶりの幕内力士となった。同場所で10勝を挙げて敢闘賞を受賞する。

令和元年(2019年)7月場所においては新三役となる小結へ昇進した。関取経験者が序ノ口まで陥落した後に新三役へ昇進するのは大相撲史上初のことであり、この場所では序盤で当時大関であった高安と栃ノ心を連破する活躍を見せた。

出場停止処分からの復帰

順調に幕内上位で活躍を続けていたが、令和3年(2021年)5月場所中、日本相撲協会の新型コロナウイルス対応ガイドラインに違反する不適切な行動があったとして、3場所の出場停止という懲戒処分を受けることとなる。

この処分により再び幕下へ陥落したが、復帰場所となった同年11月場所で幕下優勝を果たすと、令和4年(2022年)3月場所で十両優勝を飾り、幕内の土俵へと復帰を果たした。

長く幕内の土俵を務め、令和7年(2025年)には一時十両に陥落したものの1場所で幕内へ復帰する。同年には、同門である大の里の横綱昇進に伴い、横綱土俵入りの露払いを務める名誉にも浴した。

取り口は右四つに組んでからの力強い寄りや投げを主体とする。大怪我の経験から柔軟性と下半身の強化に努めており、驚異的な粘り腰と無尽蔵のスタミナを最大の武器としている。

💡 山梨県出身一覧💡 高田川部屋の力士

高田川部屋 竜電 | 直近7場所の歩み

今場所は東十両8枚目で、11日目に白星を挙げて8勝3敗とし、勝ち越しを決めました。5月場所から2場所続けて負け越していましたが、今場所は白星が先行しています。三役を務めたこともある竜電ですが、この1年は幕内と十両の土俵が続いています。直近7場所の通算は48勝53敗で、黒星がやや多くなっています。

四股名
竜電 剛至(りゅうでん ごうし)
最高位
小結
最新番付
東 十両8枚目
出身地
山梨県 甲府市
本名
渡邊 裕樹
生年月日
平成2年(1990)11月10日(35歳)
身長・体重
189cm・159kg
所属部屋
高田川部屋
初土俵
平成18年(2006)3月(15歳4ヵ月)
新十両
平成24年(2012)11月(22歳0ヵ月)
新入幕
平成30年(2018)1月(27歳2ヵ月)
新小結
令和1年(2019)7月(28歳8ヵ月)
優勝
十両優勝2回,幕下優勝2回,三段目優勝1回,序二段優勝1回,序ノ口優勝1回
受賞・金星
敢闘賞1回,技能賞1回
通算成績
639勝561敗99休/1199出場(勝率:53.3%)
直近7場所
21勝20敗(幕内:27勝33敗)
7場所勝率
47.5%
得意技
モロ差し・寄り
決まり手傾向(直近7場所)
竜電が勝ちの決まり手(48勝)
寄り切り22
押し出し6
叩き込み4
上手投げ4
送り出し3
つきひざ1
その他8
竜電が負けの決まり手(53敗)
寄り切り19
叩き込み7
肩透かし5
押し出し4
寄り倒し2
下手投げ2
その他14
令8年9月
東 十両8枚目(5枚降下)
8勝3敗
○●○●○|●○○○○|○    
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年7月
東 十両3枚目(2枚半降下)
4勝11敗
●○●●●|●●●●○|●●●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年5月
西 前頭16枚目(1枚上昇)
5勝10敗
●●●●●|○○○●●|○○●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令8年3月
東 十両筆頭(3枚降下)
9勝6敗
●●○●○|○●●●○|○○○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
東 前頭15枚目(1枚降下)
6勝9敗
○●●●●|○○○●●|●○○●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
東 前頭14枚目(3枚上昇)
7勝8敗
○●○○○|●●●●●|●○○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
東 前頭17枚目
9勝6敗
○○○●○|●○○○○|●○●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)