対戦力士情報

対戦力士同士の詳細な情報です。

東方:熱海富士 朔太郎 (伊勢ヶ濱部屋・静岡県熱海市)

熱海富士 朔太郎(あたみふじ さくたろう)は静岡県 熱海市出身、伊勢ヶ濱部屋の力士で最高位は関脇。令和8年7月場所の番付は最高位に並ぶ東 関脇。

相撲との出会いは熱海市立第二小学校時代、地元の「熱海市相撲教室」に通い始めたことに始まる。熱海市立熱海中学校進学後も同教室で稽古を積み、中学2年時(2016年)には静岡県大会で上位に食い込むなど、県内でも注目される存在となった。

中学卒業後は、相撲の名門として知られる私立の飛龍高校へと進学し、本格的な強化に励んだ。飛龍高校では部の要として様々な大会で活躍し、全国区の有力選手として頭角を現した。

高校3年次の令和2年(2020年)、9代伊勢ヶ濱(第63代横綱・旭富士)の勧誘を受け、高校に在籍したまま角界入りを決意。同年11月場所、初土俵から「熱海富士」の四股名を名乗った。四股名は、出身地の「熱海」と伊勢ヶ濱部屋伝統の「富士」を組み合わせたもので、郷土の期待を象徴する名となった。

初土俵からのスピード出世と幕内の壁

初土俵から驚異的なスピードで番付を駆け上がることになる。令和3年(2021年)1月場所に序ノ口優勝、続く3月場所には序二段で全勝優勝を飾った。

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その後も勢いは止まらず三段目と幕下を順調に通過し、令和4年(2022年)3月場所、初土俵から所要わずか8場所で新十両へと昇進、西十両12枚目で土俵に上がった。これは熱海市出身として史上初となる関取誕生である。

令和4年(2022年)11月場所に新入幕。ここまで順調に番付を駆け上がってきた熱海富士であったが、ここで幕内の洗礼を受けることになる。新入幕場所を4勝11敗と大きく負け越し、幕内の厚い壁を経験してひと場所で十両へと番付を落とした。

不屈の再起と十両優勝

再起を期した令和5年(2023年)1月場所では思わぬ伏兵が待っていた。東十両3枚目の地位で10日目まで3勝7敗と苦戦していたが、11日目からインフルエンザへの感染が判明し、自身初の休場を余儀なくされた。

この休場もあり、一時は十両中位まで番付を下げたが、5月場所では13勝2敗を挙げて勢いを取り戻すと、7月場所には西十両筆頭で11勝4敗の成績をあげて自身初の十両優勝を飾った。

幕内上位への定着と新関脇への昇進

再入幕となった9月場所では、東前頭15枚目で千秋楽まで優勝争いに加わり、11勝4敗の好成績で初の敢闘賞を受賞。続く11月場所でも11勝を挙げ、2場所連続で優勝次点の成績を収めて敢闘賞を手にした。その後も幕内上位に定着し、令和7年(2025年)7月場所でも11勝を挙げ、通算3度目となる優勝次点の成績を残すなど、安定した実力を発揮している。

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そして迎えた令和8年(2026年)1月場所は、西前頭4枚目で2個の金星を獲得するなどの躍動を見せ、12勝3敗の好成績を挙げる。千秋楽の優勝決定戦では、史上最速の快進撃を続ける新大関・安青錦と激突。惜しくも敗れて優勝同点となり初優勝こそ逃したものの、通算3度目となる敢闘賞を受賞して場内を大いに熱狂させた。

この目覚ましい活躍が評価され、続く同年3月場所では新小結昇進を果たす。新三役の同場所でも9勝6敗と見事に勝ち越し、上位戦線に通用する地力の高さを証明すると、続く同年5月場所においては新関脇への昇進を果たした。

「右四つ」の破壊力と愛されるキャラクター

土俵上では180キロを超える体格を活かした右四つの型を得意とし、寄り切りや押し出しで圧倒する相撲が持ち味である。先代伊勢ヶ濱(第63代横綱・旭富士)、そして10代伊勢ヶ濱(元横綱・照ノ富士)の指導のもと、基本に忠実かつ力強い相撲を磨き続けており、対戦相手からもその圧力を警戒される存在となった。

私生活では非常に家族思いであり、女手一つで自分と妹を育て上げた母親を敬い、感謝を口にすることも多い。取組後のインタビューで見せる率直で温和なキャラクターは、土俵上での堂々とした立ち振る舞いとのギャップもあり、多くのファンに親しまれている。郷土の星として、そして次世代の角界を担う存在として、その歩みには熱い視線が注がれている。

💡 静岡県出身一覧💡 伊勢ヶ濱部屋の力士

四股名
熱海富士 朔太郎(あたみふじ さくたろう)
最高位
関脇
最新番付
東 関脇
出身地
静岡県 熱海市
本名
武井 朔太郎
生年月日
平成14年(2002)9月3日(23歳)
身長・体重
187cm・197kg
出身高校
飛龍高校
所属部屋
伊勢ヶ濱部屋
初土俵
令和2年(2020)11月(18歳2ヵ月)
新十両
令和4年(2022)3月(19歳6ヵ月)
新入幕
令和4年(2022)11月(20歳2ヵ月)
新小結
令和8年(2026)3月(23歳6ヵ月)
新関脇
令和8年(2026)5月(23歳8ヵ月)
優勝
十両優勝1回,序二段優勝1回,序ノ口優勝1回
受賞・金星
敢闘賞3回,金星2個
通算成績
260勝188敗4休/447出場(勝率:58.2%)
直近7場所
64勝39敗
7場所勝率
62.1%
得意技
右四つ・寄り
決まり手傾向(直近7場所)
熱海富士が勝ちの決まり手(45勝)
寄り切り19
押し出し16
小手投げ3
突き出し2
上手投げ1
叩き込み1
その他3
熱海富士が負けの決まり手(30敗)
寄り切り10
押し出し5
肩透かし3
掬い投げ2
突き落とし2
下手投げ2
その他6
令8年7月
東 関脇(変動なし)
10勝3敗
○○○●●|○○●○○|○○○  
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年5月
東 関脇(1枚半上昇・最高位更新)
9勝6敗
●●○●○|●○○○●|●○○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年3月
西 小結(4枚上昇・最高位更新)
9勝6敗
●○●○●|○○○●○|○●○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令8年1月
西 前頭4枚目(1枚半上昇)
12勝3敗(幕内同点・敢闘賞・金星2)
●●○○○|○○○○○|○●○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
東 前頭6枚目(3枚降下)
8勝7敗
○●○○○|○●●○●|○●●●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
東 前頭3枚目(7枚上昇)
5勝10敗
○●●●●|●○●●●|●○○●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
東 前頭10枚目
11勝4敗
●●○○○|○○●○○|○○○●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

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西方:獅司 大 (雷部屋・ウクライナザポリジャ州メリトポリ市)

獅司 大(しし まさる)はウクライナ ザポリジャ州メリトポリ市出身、雷部屋の力士で最高位は前頭11枚目。令和8年7月場所の番付は西 前頭14枚目。

ウクライナ国のザポリージャ州に生まれ育つ。幼少期からレスリングに打ち込み、15歳の頃に相撲へと転向した。アマチュア相撲では、平成27年(2015年)8月に大阪で行われた世界ジュニア相撲選手権の重量級で3位、翌年の世界相撲選手権重量級でも3位という実績を残した。

来日と入間川部屋入門

平成30年(2018年)5月に出場したUS・スモウ・オープンのヘビー級で3位になった際、15代時津風(元幕内・時津海)を紹介されて同年7月に来日する。約1ヶ月間にわたり時津風部屋の稽古に参加したが、当時の外国出身力士枠の兼ね合いもあり、16代入間川(元関脇・栃司)が率いる入間川部屋を紹介された。

1年間の研修期間を経て、令和2年(2020年)1月場所で新弟子検査を受検し、翌3月場所において入間川部屋から初土俵を踏んだ。大相撲史上初となるウクライナ出身力士の誕生である。四股名の「獅司」は、師匠である16代入間川の現役名から「司」の一字を頂き、「ライオン(獅子)のように強くなってほしい」という願いを込めて名付けられた。

ウクライナ出身初の関取

恵まれた体格を生かし、幕下の土俵で着実に地力を蓄えていく。令和5年(2023年)2月には16代入間川の停年退職に伴い、部屋を継承した17代雷(元小結・垣添)が率いる雷部屋の所属となった。入門当初はレスリングの癖が抜けなかったものの、次第に相撲を覚え、突っ張りもこなせるよう成長を遂げた。

同年5月場所で西幕下2枚目の地位で6勝1敗の好成績を収め、場所後の番付編成会議にて新十両昇進が決定する。雷部屋への名称変更後、初の関取誕生であった。母国ウクライナが深刻な戦禍に見舞われる困難な状況のなかでの昇進であり、会見では「ウクライナは大変。もっと頑張る。関取になってママ、パパを助けます。頑張ります」と、遠く離れた故郷の家族を思いやる言葉を残した。

新入幕と取り口

十両の土俵でも着実に勝ち星を重ね、令和6年(2024年)11月場所において新入幕を果たし、ウクライナ出身力士として初めて幕内の土俵に上がった。17代雷にとっても部屋継承後初の幕内力士誕生である。新入幕会見においても「今、両親は大変なので自分が頑張って支えていきたい」と家族への思いを語っている。

この場所は5勝10敗と上位の壁に跳ね返されて十両へ陥落したが、翌令和7年(2025年)1月場所では西十両4枚目で13勝2敗の成績を収め、自身初となる十両優勝を飾って1場所で幕内への復帰を決めた。堂々たる体格を生かした四つ相撲が持ち味で、左四つに組んで寄り切る形を勝ちパターンとする。長身を生かした肩越しの上手は左右どちらからでも強力であり、得意の上手投げに加えて、懐の深さを生かした叩きや、廻しが取れない時の長いリーチを生かした突っ張りも見せるなど、最高峰の土俵でスケールの大きな取組を続けている。

💡 ウクライナ出身一覧💡 雷部屋の力士

四股名
獅司 大(しし まさる)
最高位
前頭11枚目
最新番付
西 前頭14枚目
出身地
ウクライナ ザポリジャ州メリトポリ市
本名
ソコロフスキー・セルギイ
生年月日
平成9年(1997)1月16日(29歳)
身長・体重
192cm・177kg
所属部屋
入間川 → 雷部屋
初土俵
令和2年(2020)3月(23歳2ヵ月)
新十両
令和5年(2023)7月(26歳6ヵ月)
新入幕
令和6年(2024)11月(27歳10ヵ月)
優勝
無し
通算成績
231勝176敗2休/406出場(勝率:56.9%)
直近7場所
54勝49敗
7場所勝率
52.4%
得意技
押し
決まり手傾向(直近7場所)
獅司が勝ちの決まり手(38勝)※不戦勝1含む
寄り切り14
押し出し11
押し倒し3
小手投げ2
叩き込み2
上手投げ2
その他3
獅司が負けの決まり手(37敗)
寄り切り9
押し出し7
上手投げ4
寄り倒し3
下手投げ2
掬い投げ2
その他10
令8年7月
西 前頭14枚目(2枚半降下)
10勝3敗
○○○○○|○●○○●|○○●  
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年5月
東 前頭12枚目(1枚降下)
6勝9敗
●●○●○|●●●○●|●●○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年3月
東 前頭11枚目(3枚上昇)
6勝9敗
○●●○○|●○●○●|●○●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令8年1月
東 前頭14枚目(3枚降下)
9勝6敗
○○○●●|○○○○○|●○●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
東 前頭11枚目(7枚上昇)
6勝9敗
●○●●●|●○●○●|○○●●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
東 前頭18枚目(半枚降下)
10勝5敗
●○○●○|○○○●●|○○○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
西 前頭17枚目
7勝8敗
○●○●□|●●●●●|○●○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)