対戦力士情報

対戦力士同士の詳細な情報です。

東方:時疾風 秀喜 (時津風部屋・宮城県栗原市)

時疾風 秀喜(ときはやて ひでき)は宮城県 栗原市出身、時津風部屋の力士で最高位は前頭9枚目。令和8年7月場所の番付は東 十両2枚目。

小学2年生の時に同級生より体が大きいという理由で勧誘を受け、地元の瀬峰少年相撲クラブで相撲を始めた。小牛田農林高校3年時にはインターハイ相撲競技で個人3位に入賞。卒業後は教員を志して東京農業大学へ進学したが、同世代のライバルたちの角界入りに刺激を受け、次第に大相撲への思いも抱くようになっていた。

時津風部屋への入門と序二段優勝

教員の道か、角界入りか。進路に迷いを抱えていたが、大学時代最後となる4年次の全日本選手権で予選落ちを喫したことが、かえって大相撲入門への決意を固める契機となった。こうして卒業を控えた平成31年(2019年)3月場所に、時津風部屋から初土俵を踏んだ。前相撲には本名の「冨栄(とみえ)」で出場したが、新序出世のタイミングで「時栄」へと改名。当時、伊勢ヶ濱部屋に「富栄(とみさかえ)」という力士が在籍しており、紛らわしさを避ける意味合いもあったという。

令和元年(2019年)5月場所において序ノ口で6勝1敗の好成績を挙げると、続く7月場所では7戦全勝で序二段優勝を果たした。以降も順調に番付を上げ、同年11月場所では幕下へ昇進した。

怪我の試練と「時疾風」への改名

幕下でも勝ち越しを続けて番付を着実に上げていたが、令和3年(2021年)9月場所では左太腿の肉離れにより途中休場を余儀なくされた。さらに右膝の内側靱帯も損傷する苦しい時期であったが、翌11月場所で復帰して5勝2敗と勝ち越した。

スポンサーリンク

令和4年(2022年)3月場所からは、「速い相撲を取れ」という願いを込めて四股名を「時疾風」へと改名した。改名後はさらに地力を増し、幕下上位の壁に挑み続けた。

十両昇進と幕下全勝優勝での復帰

令和5年(2023年)5月場所、東十両14枚目の地位で新十両昇進を果たした。この場所は6勝9敗と負け越して1場所で幕下へ陥落したものの、決して歩みを止めることはなかった。続く同年7月場所では、東幕下筆頭の地位で7戦全勝の幕下優勝を飾り、わずか1場所での関取復帰を決めた。

再十両となった同年9月場所を8勝7敗で勝ち越すと、以降も十両の土俵で安定した成績を残し、着実に力を蓄えていった。

幕内の土俵へ

令和6年(2024年)5月場所において、東前頭15枚目で新入幕を果たした。しかし、この場所を6勝9敗と負け越し、1場所で十両へと陥落。陥落直後の場所でも負け越しを喫したが、続く同年9月場所を9勝6敗で乗り切り、同年11月場所で再入幕を果たした。以降は幕内に定着し、令和7年(2025年)3月場所では10勝5敗の好成績を残すなど、確かな実力を示している。

得意とする右四つからの寄りや、持ち味であるスピードを生かした出し投げを武器に土俵を沸かせている。大きな怪我や番付の降下を乗り越え、自らの四股名のごとく疾風のような攻めを磨きながら、最高峰の土俵で厳しい勝負の世界を生き抜いている。

スポンサーリンク
💡 宮城県出身一覧💡 時津風部屋の力士

四股名
時疾風 秀喜(ときはやて ひでき)
最高位
前頭9枚目
最新番付
東 十両2枚目
出身地
宮城県 栗原市
本名
冨栄 秀喜
生年月日
平成8年(1996)8月25日(29歳)
身長・体重
179cm・136kg
出身高校
小牛田農林高校
出身大学
東京農業大学
所属部屋
時津風部屋
改名歴
時栄 → 時疾風
初土俵
平成31年(2019)3月(22歳7ヵ月)
新十両
令和5年(2023)5月(26歳9ヵ月)
新入幕
令和6年(2024)5月(27歳9ヵ月)
優勝
幕下優勝1回,序二段優勝1回
通算成績
246勝199敗3休/444出場(勝率:55.4%)
直近7場所
7勝3敗(幕内:39勝51敗)
7場所勝率
46.0%
得意技
左四つ・寄り・上手投げ
決まり手傾向(直近7場所)
時疾風が勝ちの決まり手(35勝)
寄り切り11
押し出し5
上手投げ4
下手投げ4
上手出し投げ3
押し倒し2
その他6
時疾風が負けの決まり手(40敗)
寄り切り14
押し出し10
上手投げ5
引き落とし2
送り出し1
突き落とし1
その他7
令8年7月
東 十両2枚目(5枚半降下)
7勝3敗
○●●○○|○○○●○|     
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年5月
西 前頭12枚目(3枚半降下)
4勝11敗
●●●○●|●○○●●|○●●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年3月
東 前頭9枚目(1枚上昇・最高位更新)
5勝10敗
○●●○●|●○○●●|○●●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令8年1月
東 前頭10枚目(4枚半上昇・最高位更新)
8勝7敗
○●●○○|●○●○●|○●○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
西 前頭14枚目(1枚降下)
9勝6敗
○○●○○|○●○○●|○○●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
西 前頭13枚目(2枚降下)
7勝8敗
●○○●●|●○●●○|○○●●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
西 前頭11枚目
6勝9敗
●●○●○|○●●○●|○●○●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

スポンサーリンク

西方:風賢央 厳太 (押尾川部屋・愛媛県西予市)

風賢央 厳太(かぜけんおう げんた)は愛媛県 西予市出身、押尾川部屋の力士。令和8年7月場所の番付は最高位更新となる西 十両6枚目。

愛媛県西予市に生まれ、幼少期はサッカーや空手、柔道と複数のスポーツを習っていた。小学5年次から地元の春日館相撲道場で相撲を始め、小学6年次にはわんぱく相撲全国大会に出場する。中学からは親元を離れて寮生活を送り、西予市立野村中学校を経て愛媛県立野村高校へ進学。四国大会で団体優勝や個人優勝を飾ったほか、金沢大会の団体戦でベスト8に進出するなど、全国的な強豪選手として頭角を現した。

高校卒業後は中央大学へ進学し、相撲部で研鑽を積む。2年次には東日本学生相撲選手権大会の団体優勝に貢献したほか、4年次には全国学生選抜相撲大会で個人ベスト16に入るなど着実に地力を蓄えていった。

大学4年次に同校OBの22代押尾川(元関脇・豪風)からの勧誘を受け、角界入りを決断する。令和4年(2022年)2月に新設されて間もない押尾川部屋へと入門し、同部屋にとって記念すべき初めての新弟子として同年3月場所の前相撲で初土俵を踏んだ。

押尾川部屋初の新弟子と四股名の由来

初土俵から名乗った「風賢央」の四股名は、22代押尾川が所属した尾車部屋の伝統である「風」の一字を頭に置き、野村高校時代の恩師から「賢」、母校である中央大学から「央」の字を頂いたものである。この「風」の字は、8代尾車(元大関・琴風)から弟子たちへと大切に受け継がれてきたものであり、押尾川部屋において新たな形で継承されることになった。同部屋の歴史の第一歩を刻む弟子として、大きな期待を背負っての船出であった。

初めて番付に名前が載った同年5月場所では、序ノ口の土俵で持ち前の力を発揮する。7番相撲で敗れて6勝1敗で並ぶ混戦となったが、4人による優勝決定戦を制して見事に序ノ口優勝で門出を飾った。その後も安定して白星を重ね、令和5年(2023年)1月場所において幕下へと昇進する。初めて番付に載った序ノ口から新幕下の場所にかけて、5場所連続で6勝1敗という安定した成績を残し、順調な滑り出しを見せた。

玉春日以来の快挙と関取昇進

幕下に昇進してからも勝ち越しを続けたが、次第に幕下上位の壁に跳ね返されるようになる。令和5年(2023年)後半からは入門以来初となる負け越しも経験し、一進一退の攻防が続いた。それでも厳しい稽古で心技体を鍛え直し、西幕下13枚目で迎えた令和6年(2024年)3月場所で7戦全勝の幕下優勝を果たす。

直近の足踏みを払拭する好成績が評価され、念願の新十両昇進が決定した。これは押尾川部屋から誕生した初めての関取であり、愛媛県出身力士としても玉春日(のちの14代片男波)以来実に29年ぶりとなる歴史的な昇進であった。十両昇進に際しては、地元・愛媛県相撲連盟から西予市のイメージキャラクター「せい坊」が描かれた化粧廻しが贈呈されている。

陥落からの再起と取り口

新十両として迎えた同年5月場所は、千秋楽の取組に敗れて7勝8敗と負け越し、続く7月場所では怪我による途中休場も重なって幕下への陥落を余儀なくされる。しかし幕下上位の厳しい土俵で勝ち星を積み重ね、令和7年(2025年)3月場所で再十両を果たすと、8勝7敗の成績を収めて関取として初の勝ち越しを決めた。

その後は十両の土俵で一進一退の攻防を続ける。令和8年(2026年)1月場所では5勝10敗と大きく負け越して陥落の危機を迎えたが、他力士の成績との兼ね合いで番付運に救われて十両に残留した。この好機を生かし、続く同年3月場所では中日まで7連勝を飾って優勝争いに加わり、9勝6敗の好成績を収めて意地を見せている。

取り口は、恵まれた体格を生かした突き押しや、四つに組んでからの力強い攻めを主体とする。一度は関取の座を失う試練を味わいながらも不屈の闘志で土俵へと這い上がり、持ち前の馬力でさらなる上位への定着を目指して奮闘を続けている。

💡 愛媛県出身一覧💡 押尾川部屋の力士

四股名
風賢央 厳太(かぜけんおう げんた)
最高位
十両6枚目
最新番付
西 十両6枚目
出身地
愛媛県 西予市
本名
住木 厳太
生年月日
平成11年(1999)6月4日(27歳)
身長・体重
187cm・157kg
出身高校
野村高校
出身大学
中央大学
所属部屋
押尾川部屋
初土俵
令和4年(2022)3月(22歳9ヵ月)
新十両
令和6年(2024)5月(24歳11ヵ月)
優勝
幕下優勝1回,序ノ口優勝1回
通算成績
147勝109敗1休/255出場(勝率:57.6%)
直近7場所
48勝52敗
7場所勝率
48.0%
得意技
押し
決まり手傾向(直近7場所)
風賢央が勝ちの決まり手(33勝)
押し出し19
叩き込み4
引き落とし3
寄り切り3
突き落とし2
突き倒し1
その他1
風賢央が負けの決まり手(42敗)
叩き込み13
押し出し9
寄り切り5
突き落とし3
突き出し3
掬い投げ2
その他7
令8年7月
西 十両6枚目(4枚半上昇・最高位更新)
5勝5敗
●○○○●|●○●○●|     
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年5月
東 十両11枚目(3枚上昇)
10勝5敗
○○○○○|○○○●○|○●●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年3月
東 十両14枚目(4枚降下)
9勝6敗
●○○○○|○○○●○|●●●○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令8年1月
東 十両10枚目(1枚半降下)
5勝10敗
●●○●●|○●●○●|●●○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
西 十両8枚目(2枚半上昇)
6勝9敗
●○●○○|○●●○○|●●●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
東 十両11枚目(3枚降下)
8勝7敗
●○●○○|●○○●○|○●○●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
東 十両8枚目
5勝10敗
●○●●○|○●○●●|●○●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)