対戦力士情報

対戦力士同士の詳細な情報です。

\ この取組の注目ポイント /
  • 平成8年度(1996年度)生まれの同学年対決!

東方:時疾風 秀喜 (時津風部屋・宮城県栗原市)

時疾風 秀喜(ときはやて ひでき)は宮城県 栗原市出身、時津風部屋の力士で最高位は前頭9枚目。令和8年5月場所の番付は西 前頭12枚目。

小学2年生の時に同級生より体が大きいという理由で勧誘を受け、地元の瀬峰少年相撲クラブで相撲を始めた。小牛田農林高校3年時にはインターハイ相撲競技で個人3位に入賞。卒業後は教員を志して東京農業大学へ進学したが、同世代のライバルたちの角界入りに刺激を受け、次第に大相撲への思いも抱くようになっていた。

時津風部屋への入門と序二段優勝

教員の道か、角界入りか。進路に迷いを抱えていたが、大学時代最後となる4年次の全日本選手権で予選落ちを喫したことが、かえって大相撲入門への決意を固める契機となった。こうして卒業を控えた平成31年(2019年)3月場所に、時津風部屋から初土俵を踏んだ。前相撲には本名の「冨栄(とみえ)」で出場したが、新序出世のタイミングで「時栄」へと改名。当時、伊勢ヶ濱部屋に「富栄(とみさかえ)」という力士が在籍しており、紛らわしさを避ける意味合いもあったという。

令和元年(2019年)5月場所において序ノ口で6勝1敗の好成績を挙げると、続く7月場所では7戦全勝で序二段優勝を果たした。以降も順調に番付を上げ、同年11月場所では幕下へ昇進した。

怪我の試練と「時疾風」への改名

幕下でも勝ち越しを続けて番付を着実に上げていたが、令和3年(2021年)9月場所では左太腿の肉離れにより途中休場を余儀なくされた。さらに右膝の内側靱帯も損傷する苦しい時期であったが、翌11月場所で復帰して5勝2敗と勝ち越した。

令和4年(2022年)3月場所からは、「速い相撲を取れ」という願いを込めて四股名を「時疾風」へと改名した。改名後はさらに地力を増し、幕下上位の壁に挑み続けた。

十両昇進と幕下全勝優勝での復帰

令和5年(2023年)5月場所、東十両14枚目の地位で新十両昇進を果たした。この場所は6勝9敗と負け越して1場所で幕下へ陥落したものの、決して歩みを止めることはなかった。続く同年7月場所では、東幕下筆頭の地位で7戦全勝の幕下優勝を飾り、わずか1場所での関取復帰を決めた。

再十両となった同年9月場所を8勝7敗で勝ち越すと、以降も十両の土俵で安定した成績を残し、着実に力を蓄えていった。

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幕内の土俵へ

令和6年(2024年)5月場所において、東前頭15枚目で新入幕を果たした。しかし、この場所を6勝9敗と負け越し、1場所で十両へと陥落。陥落直後の場所でも負け越しを喫したが、続く同年9月場所を9勝6敗で乗り切り、同年11月場所で再入幕を果たした。以降は幕内に定着し、令和7年(2025年)3月場所では10勝5敗の好成績を残すなど、確かな実力を示している。

得意とする右四つからの寄りや、持ち味であるスピードを生かした出し投げを武器に土俵を沸かせている。大きな怪我や番付の降下を乗り越え、自らの四股名のごとく疾風のような攻めを磨きながら、最高峰の土俵で厳しい勝負の世界を生き抜いている。

💡 宮城県出身一覧💡 時津風部屋の力士

四股名
時疾風 秀喜(ときはやて ひでき)
最高位
前頭9枚目
最新番付
西 前頭12枚目
出身地
宮城県 栗原市
本名
冨栄 秀喜
生年月日
平成8年(1996)8月25日(29歳)
身長・体重
179cm・129kg
出身高校
小牛田農林高校
出身大学
東京農業大学
所属部屋
時津風部屋
改名歴
時栄 → 時疾風
初土俵
平成31年(2019)3月(22歳7ヵ月)
新十両
令和5年(2023)5月(26歳9ヵ月)
新入幕
令和6年(2024)5月(27歳9ヵ月)
優勝
幕下優勝1回,序二段優勝1回
通算成績
239勝196敗3休/434出場(勝率:55.1%)
直近7場所
47勝58敗
7場所勝率
44.8%
得意技
左四つ・寄り・上手投げ
決まり手傾向(直近7場所)
時疾風が勝ちの決まり手(43勝)
寄り切り14
押し出し6
上手投げ4
下手投げ4
上手出し投げ3
小手投げ3
その他9
時疾風が負けの決まり手(47敗)
寄り切り18
押し出し10
上手投げ6
寄り倒し2
引き落とし2
突き落とし1
その他8
令8年5月
西 前頭12枚目(3枚半降下)
4勝11敗
●●●○●|●○○●●|○●●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年3月
東 前頭9枚目(1枚上昇・最高位更新)
5勝10敗
○●●○●|●○○●●|○●●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
東 前頭10枚目(4枚半上昇・最高位更新)
8勝7敗
○●●○○|●○●○●|○●○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令7年11
西 前頭14枚目(1枚降下)
9勝6敗
○○●○○|○●○○●|○○●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
西 前頭13枚目(2枚降下)
7勝8敗
●○○●●|●○●●○|○○●●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
西 前頭11枚目(1枚半上昇・最高位更新)
6勝9敗
●●○●○|○●●○●|○●○●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年5月
東 前頭13枚目
8勝7敗
○●○●●|●○●○○|○●●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

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西方:錦富士 隆聖 (伊勢ヶ濱部屋・青森県十和田市)

錦富士 隆聖(にしきふじ りゅうせい)は青森県 十和田市出身、伊勢ヶ濱部屋の力士で最高位は前頭3枚目。令和8年5月場所の番付は西 前頭9枚目。

青森県十和田市に生まれ、十和田市立三本木小学校の3年次から相撲を始めた。6年次にはわんぱく相撲全国大会でベスト8に進出する。青森県立三本木農業高校へ進学し、同級生であった打越(のちの小結・阿武咲)らとともに稽古に励んだ。高校卒業後は近畿大学へ進学したが、一足早く高校を中退して角界入りしていた阿武咲の活躍に刺激を受けたことに加え、「大学を卒業した後では形が決まってしまい、直せなくなる」という本人の考えから、大学を中退してプロの世界へ進むことを決意した。

伊勢ヶ濱部屋入門と翠富士との絆

入門にあたっては、三本木農高相撲部監督と親交があった同郷の兄弟子・安美錦(現8代安治川)の仲介と、9代伊勢ヶ濱(第63代横綱・旭富士)の熱意があり、大学2年次に中退し、同級生の庵原(現・翠富士)とともに伊勢ヶ濱部屋へと入門した。平成28年(2016年)9月場所において本名の「小笠原」で初土俵を踏む。

初めて番付に名前が載った翌11月場所で序ノ口優勝を果たし、その直後に四股名を安美錦に由来する「錦富士」へと改名した。続く平成29年(2017年)1月場所でも序二段優勝を飾るが、この二場所連続の優勝はいずれも同期入門である翠富士との優勝決定戦を制したものであった。平成29年(2017年)1月場所から安美錦が現役を引退するまで付け人を務めるなど、同郷の大先輩から多くの薫陶を受けた。

怪我との闘いと関取昇進

幕下へ昇進した後は度重なる怪我に苦しんだ。平成30年(2018年)1月場所に左膝を負傷して途中休場を経験したほか、東幕下3枚目で迎えた令和元年(2019年)9月場所前には左肘の筋を断裂し、場所の途中休場と手術、そして翌場所は全休という苦難を味わう。

しかし不屈の闘志で這い上がり、復帰2場所目となる令和2年(2020年)3月場所において7戦全勝で幕下優勝を果たす。この場所で身につけていたサガリは、引退した兄弟子の駿馬が使用し、照ノ富士や翠富士も使用した絆のサガリであった。東幕下3枚目で迎えた同年7月場所でも5勝2敗と勝ち越したことで、翌9月場所での新十両昇進を決定付けた。

十両での苦労と新入幕

新十両として迎えた同年9月場所から2場所連続で負け越し、幕下への陥落を経験する。しかし、西幕下5枚目で迎えた令和3年(2021年)1月場所を6勝1敗の好成績で終えて1場所で十両へ復帰すると着実に実力を蓄え、令和4年(2022年)5月場所では11勝4敗の成績で自身初となる十両優勝を飾った。

翌7月場所において新入幕を果たすと、持ち味を存分に発揮して10勝5敗の好成績を収め、自身初となる敢闘賞を受賞した。

青森の系譜を守る執念

その後は幕内の土俵に定着したものの、令和6年(2024年)に入ると怪我による休場や番付の降下が続く。同年7月場所は、当時幕内に在位している青森県出身力士が錦富士ただ一人であり、141年間続いてきた「青森県出身の幕内力士」の系譜が途絶える危機の中で迎えた場所であった。幕尻の地位で6勝9敗という十両陥落必至の成績に終わるも、他力士の成績との兼ね合いにより史上初となる「6勝9敗での幕内残留」という珍事態に救われ、ひとまずその危機を切り抜けた。

その後も頸椎疾患などの怪我により十両への陥落と途中休場を経験した。令和7年(2025年)9月場所では、青森県出身唯一の幕内力士であった尊富士が休場したことにより、他の青森出身力士の成績次第では、明治16年(1883年)の一ノ矢入幕以来142年間継続してきた記録が途絶えかねない最大の危機を迎える。その中で西十両3枚目の錦富士には幕内復帰と記録継続の期待が懸かっていたが、この重圧を見事に跳ね返して11勝4敗の好成績を収め、再入幕を確実なものとした。続く11月場所では東前頭15枚目で幕内の土俵に上がり、故郷の看板と歴史ある継続記録を自らの手で守り抜いた。

左四つの相撲

取り口は左四つに組んでからの力強い寄りを最大の武器とする。立ち合いから突き放して左を差す形や、体格を生かした前に出る攻めを持ち味としている。度重なる怪我や苦境を味わいながらも、同部屋のライバル・翠富士らとの厳しい稽古で己を鍛え上げ、歴史ある故郷の看板を背負って持ち前のしぶとい相撲を展開している。

💡 青森県出身一覧💡 伊勢ヶ濱部屋の力士

四股名
錦富士 隆聖(にしきふじ りゅうせい)
最高位
前頭3枚目
最新番付
西 前頭9枚目
出身地
青森県 十和田市
本名
小笠原 隆聖
生年月日
平成8年(1996)7月22日(29歳)
身長・体重
184cm・160kg
出身高校
三本木農業高校
出身大学
近畿大学・中退
所属部屋
伊勢ヶ濱部屋
改名歴
小笠原 → 錦富士
初土俵
平成28年(2016)9月(20歳2ヵ月)
新十両
令和2年(2020)9月(24歳2ヵ月)
新入幕
令和4年(2022)7月(26歳0ヵ月)
優勝
十両優勝1回,幕下優勝1回,序二段優勝1回,序ノ口優勝1回
受賞・金星
敢闘賞1回
通算成績
343勝300敗28休/639出場(勝率:53.7%)
直近7場所
29勝28敗3休(十両:26勝17敗2休)
7場所勝率
56.1%
得意技
左四つ・寄り
決まり手傾向(直近7場所)
錦富士が勝ちの決まり手(50勝)
押し出し18
寄り切り14
突き落とし5
叩き込み3
突き出し2
寄り倒し2
その他6
錦富士が負けの決まり手(35敗)※不戦敗2含む
叩き込み7
寄り切り7
押し出し6
突き落とし3
引き落とし2
上手投げ1
その他7
令8年5月
西 前頭9枚目(5枚上昇)
5勝10敗
●○●●●|●●○○●|●●●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年3月
西 前頭14枚目(3枚降下)
9勝6敗
○○●○●|○●●●○|●○○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
西 前頭11枚目(3枚半上昇)
6勝6敗3休
○○●●○|●○○○●|●■ややや
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令7年11
東 前頭15枚目(6枚上昇)
9勝6敗
●○○○○|●○○●○|○●●●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
西 十両3枚目(5枚半上昇)
11勝4敗
○○●○●|○○○○○|○●○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
東 十両9枚目(4枚降下)
10勝3敗2休
○●○○○|○○○○●|■やや○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年5月
東 十両5枚目
5勝10敗
○●○●●|●●○●●|●●○●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)