対戦力士情報

対戦力士同士の詳細な情報です。

翔猿 正也 (追手風部屋・東京都江戸川区)

翔猿 正也(とびざる まさや)は東京都 江戸川区出身、追手風部屋の力士で最高位は小結。令和8年9月場所の番付は東 前頭14枚目。

東京都江戸川区に生まれ、江戸川区立上一色小学校1年の頃に、兄(のちの前頭6枚目・英乃海)が通っていた台東区立小松竜道場へついて行ったことをきっかけに相撲を始めた。幼少期は野球など他のスポーツにも親しみプロ野球選手や保育士を志した時期もあったが、葛飾区立大道中学校へ進学するとともに葛飾白鳥相撲教室へと移籍し、全国中学校相撲選手権大会で団体優勝したことで相撲の楽しさに目覚める。埼玉栄高校を経て日本大学へと進学し、3年次には団体優勝に貢献したが、右足首の骨折により1年間相撲が取れない苦労も味わった。

追手風部屋入門と兄弟関取

大学時代に満足のいく結果を残せなかったことからプロ入りを決意する。すでに木瀬部屋に入門して関取となっていた兄と同じ部屋では甘えが出ると考え、大学の先輩である遠藤(のちの小結)や、幼馴染の剣翔(のちの前頭6枚目)が所属する追手風部屋へ入門し、平成27年(2015年)1月場所において初土俵を踏んだ。

幕下の土俵で地力を蓄え、平成29年(2017年)7月場所において新十両への昇進を決める。別々の部屋に入門した兄弟が同時に十両以上の番付に在位するのは、大相撲史上3組目の事例であった。この関取昇進を機に、本名から「翔猿」へと改名した。この四股名は、師匠である11代追手風(元前頭・大翔山)の四股名から「翔」の一字を頂き、自身が申年生まれであることと、猿のように土俵上を素早く動き回る自身の相撲スタイルに由来する。昇進時には「他の力士がまねできない速い相撲を取りたい」と意気込みを語った。

新入幕と「猿からゴリラへ」

十両の土俵で実力を磨き、令和2年(2020年)9月場所において新入幕を果たした。新入幕会見では「相手を翻弄して速い相撲、トリッキーな相撲を見せたい」と語り、その言葉通りに持ち味を存分に発揮して11勝4敗の好成績を収め、自身初となる敢闘賞を受賞する活躍を見せた。

スポンサーリンク

その後も幕内の土俵で存在感を示し、東前頭筆頭で迎えた令和4年(2022年)9月場所では横綱・照ノ富士を破り自身初となる金星を獲得する。この場所を10勝5敗で終えて殊勲賞を受賞し、続く同年11月場所において念願の新三役となる小結へ昇進した。初土俵から所要46場所での三役昇進について「少しずつコツコツやってきたので、それが実った」と実感を込めつつ、「翔猿からゴリラになるように、もっとパワーをつけたい」「ただ食べて太るのではなく鍛えて太りたい」とさらなる進化への意欲を見せた。

機動力を生かした相撲

幕内の中では決して大きな体格ではないものの、四股名の通り土俵を縦横無尽に素早く動き回る機動力と敏捷性を最大の武器としている。一方で上位陣とも真っ向から組み合う力強さも増しており、令和5年(2023年)7月場所では照ノ富士と56秒に及ぶ長い相撲の末に寄り切りで2つ目の金星を獲得し、「極度の疲労により視界がおぼつかなかった」と死闘を振り返っている。相手を翻弄する軽快な立ち回りと鍛え上げたパワーを融合させ、最高峰の土俵において上位陣を幾度となく苦しめる個性的な相撲を展開している。

💡 東京都出身一覧💡 追手風部屋の力士

四股名
翔猿 正也(とびざる まさや)
最高位
小結
最新番付
東 前頭14枚目
出身地
東京都 江戸川区
本名
岩崎 正也
生年月日
平成4年(1992)4月24日(34歳)
身長・体重
173cm・135kg
出身高校
埼玉栄高校
出身大学
日本大学
所属部屋
追手風部屋
改名歴
岩崎 → 翔猿
初土俵
平成27年(2015)1月(22歳9ヵ月)
新十両
平成29年(2017)7月(25歳3ヵ月)
新入幕
令和2年(2020)9月(28歳5ヵ月)
新小結
令和4年(2022)11月(30歳7ヵ月)
優勝
無し
受賞・金星
殊勲賞1回,金星3個
通算成績
457勝433敗4休/887出場(勝率:51.5%)
直近7場所
46勝54敗
7場所勝率
46.0%
得意技
押し
決まり手傾向(直近7場所)
翔猿が勝ちの決まり手(46勝)
引き落とし8
寄り切り8
押し出し7
叩き込み5
突き落とし4
蹴返し2
その他12
翔猿が負けの決まり手(54敗)
押し出し21
寄り切り7
叩き込み6
押し倒し5
突き出し3
寄り倒し2
その他10
令8年9月
東 前頭14枚目(4枚半降下)
4勝6敗
●●●○○|○●●○●|     
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年7月
西 前頭9枚目(5枚半上昇)
5勝10敗
●○●●●|○●○●●|●○○●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年5月
東 前頭15枚目(2枚降下)
9勝6敗
○○○●○|○○○●○|○●●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令8年3月
東 前頭13枚目(変動なし)
6勝9敗
●●○●●|●○●○●|○●○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
東 前頭13枚目(3枚半降下)
7勝8敗
○●●●●|●●○●○|○○●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
西 前頭9枚目(5枚半上昇)
6勝9敗
○●●○●|○●○●●|●○○●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
東 前頭15枚目
9勝6敗
○○●○●|○○○●○|●●●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

スポンサーリンク

時疾風 秀喜 (時津風部屋・宮城県栗原市)

時疾風 秀喜(ときはやて ひでき)は宮城県 栗原市出身、時津風部屋の力士で最高位は前頭9枚目。令和8年9月場所の番付は西 前頭15枚目。

小学2年生の時に同級生より体が大きいという理由で勧誘を受け、地元の瀬峰少年相撲クラブで相撲を始めた。小牛田農林高校3年時にはインターハイ相撲競技で個人3位に入賞。卒業後は教員を志して東京農業大学へ進学したが、同世代のライバルたちの角界入りに刺激を受け、次第に大相撲への思いも抱くようになっていた。

時津風部屋への入門と序二段優勝

教員の道か、角界入りか。進路に迷いを抱えていたが、大学時代最後となる4年次の全日本選手権で予選落ちを喫したことが、かえって大相撲入門への決意を固める契機となった。こうして卒業を控えた平成31年(2019年)3月場所に、時津風部屋から初土俵を踏んだ。前相撲には本名の「冨栄(とみえ)」で出場したが、新序出世のタイミングで「時栄」へと改名。当時、伊勢ヶ濱部屋に「富栄(とみさかえ)」という力士が在籍しており、紛らわしさを避ける意味合いもあったという。

令和元年(2019年)5月場所において序ノ口で6勝1敗の好成績を挙げると、続く7月場所では7戦全勝で序二段優勝を果たした。以降も順調に番付を上げ、同年11月場所では幕下へ昇進した。

怪我の試練と「時疾風」への改名

幕下でも勝ち越しを続けて番付を着実に上げていたが、令和3年(2021年)9月場所では左太腿の肉離れにより途中休場を余儀なくされた。さらに右膝の内側靱帯も損傷する苦しい時期であったが、翌11月場所で復帰して5勝2敗と勝ち越した。

令和4年(2022年)3月場所からは、「速い相撲を取れ」という願いを込めて四股名を「時疾風」へと改名した。改名後はさらに地力を増し、幕下上位の壁に挑み続けた。

十両昇進と幕下全勝優勝での復帰

令和5年(2023年)5月場所、東十両14枚目の地位で新十両昇進を果たした。この場所は6勝9敗と負け越して1場所で幕下へ陥落したものの、決して歩みを止めることはなかった。続く同年7月場所では、東幕下筆頭の地位で7戦全勝の幕下優勝を飾り、わずか1場所での関取復帰を決めた。

再十両となった同年9月場所を8勝7敗で勝ち越すと、以降も十両の土俵で安定した成績を残し、着実に力を蓄えていった。

幕内の土俵へ

令和6年(2024年)5月場所において、東前頭15枚目で新入幕を果たした。しかし、この場所を6勝9敗と負け越し、1場所で十両へと陥落。陥落直後の場所でも負け越しを喫したが、続く同年9月場所を9勝6敗で乗り切り、同年11月場所で再入幕を果たした。以降は幕内に定着し、令和7年(2025年)3月場所では10勝5敗の好成績を残すなど、確かな実力を示している。

得意とする右四つからの寄りや、持ち味であるスピードを生かした出し投げを武器に土俵を沸かせている。大きな怪我や番付の降下を乗り越え、自らの四股名のごとく疾風のような攻めを磨きながら、最高峰の土俵で厳しい勝負の世界を生き抜いている。

💡 宮城県出身一覧💡 時津風部屋の力士

四股名
時疾風 秀喜(ときはやて ひでき)
最高位
前頭9枚目
最新番付
西 前頭15枚目
出身地
宮城県 栗原市
本名
冨栄 秀喜
生年月日
平成8年(1996)8月25日(30歳)
身長・体重
179cm・135kg
出身高校
小牛田農林高校
出身大学
東京農業大学
所属部屋
時津風部屋
改名歴
時栄 → 時疾風
初土俵
平成31年(2019)3月(22歳7ヵ月)
新十両
令和5年(2023)5月(26歳9ヵ月)
新入幕
令和6年(2024)5月(27歳9ヵ月)
優勝
幕下優勝1回,序二段優勝1回
通算成績
256勝204敗3休/459出場(勝率:55.8%)
直近7場所
40勝45敗(十両:10勝5敗)
7場所勝率
50.0%
得意技
左四つ・寄り・上手投げ
決まり手傾向(直近7場所)
時疾風が勝ちの決まり手(50勝)
寄り切り15
上手投げ7
押し出し6
下手投げ6
寄り倒し4
掬い投げ3
その他9
時疾風が負けの決まり手(50敗)
寄り切り19
押し出し9
上手投げ5
突き出し3
叩き込み3
送り出し2
その他9
令8年9月
西 前頭15枚目(3枚上昇)
7勝3敗
○○●●○|○●○○○|     
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年7月
東 十両2枚目(5枚半降下)
10勝5敗
○●●○○|○○○●○|●○●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年5月
西 前頭12枚目(3枚半降下)
4勝11敗
●●●○●|●○○●●|○●●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令8年3月
東 前頭9枚目(1枚上昇・最高位更新)
5勝10敗
○●●○●|●○○●●|○●●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
東 前頭10枚目(4枚半上昇・最高位更新)
8勝7敗
○●●○○|●○●○●|○●○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
西 前頭14枚目(1枚降下)
9勝6敗
○○●○○|○●○○●|○○●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
西 前頭13枚目
7勝8敗
●○○●●|●○●●○|○○●●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)