対戦力士情報

対戦力士同士の詳細な情報です。

志摩ノ海 航洋 (木瀬部屋・三重県志摩市)

志摩ノ海 航洋(しまのうみ こうよう)は三重県 志摩市出身、木瀬部屋の力士で最高位は前頭3枚目。令和8年9月場所の番付は西 幕下19枚目。

三重県志摩市に生まれ、小学3年次から地元の相撲道場で稽古に励んだ。和具中学校時代から複数のスカウトを受けたが、明徳義塾高校へ進学する。高校時代は不完全燃焼に終わったものの、近畿大学へ進むと団体戦のレギュラーとして全国学生相撲選手権大会での団体優勝などに大きく貢献した。個人タイトルの獲得には至らず幕下付出資格は得られなかったが、「強い人がたくさんいる部屋で刺激を受けたい」との思いから木瀬部屋への入門を決意し、平成24年(2012年)5月場所に本名の「濱口」で初土俵を踏んだ。

同期との決定戦と大怪我からの復活

初土俵から14連勝を記録し、序ノ口と序二段でそれぞれ7戦全勝の成績を収めたが、いずれも同部屋の同期である岩崎(のちの英乃海)との優勝決定戦に敗れ、各段優勝を逃す悔しい経験も味わった。それでも順調に番付を上げ、平成25年(2013年)1月場所で三段目優勝を飾る。しかし、関取昇進が目前に迫った同年7月場所の取組中に左膝前十字靭帯断裂という大怪我を負い、長期休場を余儀なくされた。

番付は序ノ口まで降下したが、過酷なリハビリを乗り越えて平成26年(2014年)7月場所で復帰すると、序ノ口と続く序二段で連続優勝を飾る。不屈の闘志で再び番付を駆け上がり、平成28年(2016年)5月場所後に念願の新十両昇進を果たした。志摩市からの関取誕生は史上初であり、この昇進を機に、故郷の志摩市と師匠(元前頭筆頭・肥後ノ海)の現役名に因んだ「志摩ノ海」へと四股名を改名した。

十両連続優勝と令和初の新入幕

新十両の場所で負け越し、1場所で幕下へ陥落する試練を味わう。再び十両へ復帰するまでに約1年半を要したが、十両に定着して地力を蓄えると、平成31年(2019年)1月場所と3月場所でともに13勝2敗の好成績を収め、2場所連続で十両優勝を飾る快挙を成し遂げた。

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新元号が施行された令和元年(2019年)5月場所で見事に新入幕を果たし、炎鵬とともに「令和初の新入幕力士」として名を刻む。この場所で10勝5敗の成績を残して自身初となる敢闘賞を受賞した。さらに令和2年(2020年)11月場所では幕尻の地位で終盤まで優勝争いに加わり、2度目の敢闘賞を獲得している。

名跡取得と不屈の土俵

取り口は、低く鋭い立ち合いから一気に相手を突き放す、回転の速い突き押し相撲を最大の持ち味とする。頭を低くしてじわじわと前に出る前傾姿勢の相撲と腰の重さは高く評価されており、元関脇・琴ヶ梅の相撲に準えて「小さな琴ヶ梅」と評されたこともある。特に脇を固めた強烈なおっつけには定評があり、元横綱・稀勢の里からも「理想のおっつけ。技能賞に値する」と高く評価されている。

私生活では、令和3年(2021年)末に元関脇・逆鉾(15代井筒)の長女との婚約を発表した。翌年に入籍して本名を「福薗」へと変更している。令和6年(2024年)7月には年寄名跡「井筒」の継承が承認されるなど、将来的な後進指導の道も拓かれた。

その後は怪我などの影響もあり、十両や幕下への陥落を経験する苦しい時期が続いている。令和7年(2025年)9月場所では長らく維持していた関取の座を失い幕下へと番付を下げたが、かつて大怪我の絶望から這い上がってきた不屈の精神を胸に、再び上位の土俵を目指して黙々と日々の稽古に邁進している。

💡 三重県出身一覧💡 木瀬部屋の力士

直近7場所の歩み

先場所から13枚番付を上げ、西幕下19枚目で迎えた今場所は、ここまで5番を取って3勝2敗としています。先場所は西幕下32枚目で5勝2敗と勝ち越しています。幕内を務めたこともある志摩ノ海ですが、この1年は幕下の土俵が続いています。直近7場所の通算は23勝24敗で、白星と黒星がほぼ並んでいます。

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四股名
志摩ノ海 航洋(しまのうみ こうよう)
最高位
前頭3枚目
最新番付
西 幕下19枚目
出身地
三重県 志摩市
本名
濱口 航洋
生年月日
平成1年(1989)7月11日(37歳)
身長・体重
179cm・160.9kg
出身高校
明徳義塾高校
出身大学
近畿大学
所属部屋
木瀬部屋
改名歴
濱口 → 志摩ノ海
初土俵
平成24年(2012)5月(22歳10ヵ月)
新十両
平成28年(2016)7月(27歳0ヵ月)
新入幕
令和1年(2019)5月(29歳10ヵ月)
優勝
十両優勝2回,三段目優勝1回,序二段優勝1回,序ノ口優勝1回
受賞・金星
敢闘賞2回
通算成績
460勝452敗41休/910出場(勝率:50.5%)
直近7場所
23勝24敗
7場所勝率
48.9%
得意技
突き・押し
決まり手傾向(直近7場所)
志摩ノ海が勝ちの決まり手(23勝)※不戦勝1含む
押し出し6
上手出し投げ3
突き落とし3
寄り切り3
押し倒し2
引き落とし2
その他3
志摩ノ海が負けの決まり手(24敗)
寄り切り14
押し出し7
上手出し投げ2
突き落とし1
令8年9月
西 幕下19枚目(13枚上昇)
3勝2敗
-○-○-|●●--○|-    
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年7月
西 幕下32枚目(30枚降下)
5勝2敗
-○-●●|-○-○-|-○--○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年5月
西 幕下2枚目(2枚半上昇)
0勝7敗
-●●-●|-●-●-|●-●--
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令8年3月
東 幕下5枚目(2枚上昇)
4勝3敗
-○-●○|-●-●-|○-○--
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
東 幕下7枚目(4枚上昇)
4勝3敗
-○-●-|□-●○-|●--○-
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
東 幕下11枚目(6枚半降下)
5勝2敗
○--○●|-○--○|-●-○-
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
西 幕下4枚目
2勝5敗
-●●-●|--●○-|-○●--
取組詳細(対戦相手・決まり手)

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貴健斗 誠虎 (湊川部屋・熊本県八代市)

貴健斗 誠虎(たかけんと まさとら)は熊本県 八代市出身、湊川部屋の力士で最高位は十両4枚目。令和8年9月場所の番付は東 幕下20枚目。

熊本県八代市に生まれ、小学5年次から地元の相撲道場に通い始めた。八代市立第四中学校3年次には全国中学校相撲選手権大会の団体優勝に貢献し、卒業後は鳥取城北高校へ相撲留学する。1学年先輩にあたる逸ノ城らとともに稽古に励み、3年次には主将として国体少年の部で団体優勝を果たした。中学時代から貴乃花親方(元横綱)に目をかけられており、高校在学中には部屋の合宿にも参加した縁から貴乃花部屋への入門を決断し、平成26年(2014年)1月場所に本名の「水田」で初土俵を踏んだ。

師匠の帯と大怪我の試練

順調に白星を重ねて同年11月場所で幕下へ昇進し、初髷を結うとともに師匠が現役時代に愛用していた博多帯を譲り受けた。しかし、同場所で左膝前十字靭帯を損傷する大怪我を負い、初めての途中休場を余儀なくされる。怪我と向き合いながら土俵へ復帰し、平成28年(2016年)7月場所からは四股名を「貴健斗 輝虎」へと改名した。師匠の「貴」と本名の「健斗」に、師匠が尊敬する上杉謙信の初名「上杉輝虎」を合わせた名であった。当初は「若名乗り感がある」と四股名に抵抗があったものの、番付を上げるうちに定着して改名の機会を見失ったというエピソードを持つ。

貴景勝の助言と新十両昇進

平成30年(2018年)には貴乃花部屋の閉鎖に伴い、千賀ノ浦部屋(のちの常盤山部屋、現在の湊川部屋)へと移籍するなど、土俵外での大きな環境の変化も経験する。幕下中位での足踏みが続いて精神的に落ち込んでいた時期もあったが、付け人を務めていた大関・貴景勝から「目標を決めてやっていけ」と助言を受けたことで覚悟を決め、共に積んだトレーニングの成果で成績を急上昇させた。さらに、故郷が見舞われた令和2年7月豪雨で避難生活を送る人々を元気づけたいという強い思いも発奮材料となり、令和3年(2021年)3月場所で念願の新十両昇進を果たした。

不屈の闘志と突き押し相撲

関取となってからは上位陣の壁に阻まれ、十両と幕下の往復を経験する。令和6年(2024年)には膝の内視鏡手術を受けて2場所連続で全休し、三段目まで番付を下げる苦労も味わった。それでも不屈の闘志で土俵へ復帰すると、そこから連続勝ち越しを続けて再び幕下上位へと番付を戻している。令和7年(2025年)5月場所より四股名の下の名を「誠虎」へと改名した。

取り口は重い突き押しを最大の武器とする。一方で、上体が起きるとあっさりと下がってしまう脆さも課題として指摘されており、師匠からは「当たって突いて押していく相撲にパワーをつければさらに上を目指せる」と期待を寄せられている。幾多の怪我や環境の変化を乗り越えてきた粘り強さを胸に、再び関取の座を掴み取るべく日々の稽古に邁進している。

💡 熊本県出身一覧💡 湊川部屋の力士

直近7場所の歩み

今場所は東幕下20枚目で、ここまで5番を取って2勝3敗としています。5月場所から2場所続けて負け越しています。十両を務めたこともある貴健斗ですが、この1年は幕下の土俵が続いています。直近7場所の通算は21勝26敗で、黒星がやや多くなっています。

四股名
貴健斗 誠虎(たかけんと まさとら)
最高位
十両4枚目
最新番付
東 幕下20枚目
出身地
熊本県 八代市
本名
水田 健斗
生年月日
平成8年(1996)2月10日(30歳)
身長・体重
179cm・156.8kg
出身高校
鳥取城北高校
所属部屋
貴乃花 → 千賀ノ浦 → 常盤山 → 湊川部屋
改名歴
水田 → 貴健斗
初土俵
平成26年(2014)1月(17歳11ヵ月)
新十両
令和3年(2021)3月(25歳1ヵ月)
優勝
無し
通算成績
323勝295敗17休/618出場(勝率:52.3%)
直近7場所
21勝26敗
7場所勝率
44.7%
得意技
押し
決まり手傾向(直近7場所)
貴健斗が勝ちの決まり手(21勝)
押し出し9
寄り切り5
上手投げ2
押し倒し2
突き落とし1
突き倒し1
その他1
貴健斗が負けの決まり手(26敗)
押し出し9
寄り切り8
突き出し2
叩き込み1
突き落とし1
上手出し投げ1
その他4
令8年9月
東 幕下20枚目(11枚半降下)
2勝3敗
-●○--|●-●-○|-    
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年7月
西 幕下8枚目(7枚半降下)
2勝5敗
-●-●-|●○--○|●-●--
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年5月
東 幕下筆頭(2枚上昇)
2勝5敗
○-●-●|-●-●-|●-○--
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令8年3月
東 幕下3枚目(1枚上昇)
4勝3敗
-●○-●|-○○--|○--●-
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
東 幕下4枚目(3枚降下)
4勝3敗
●-○--|●-○○-|○---●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
東 幕下筆頭(1枚上昇)
3勝4敗
●●--○|-○-●-|●-○--
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
東 幕下2枚目
4勝3敗
-●○-●|-○-○-|○-●--
取組詳細(対戦相手・決まり手)