対戦力士情報

対戦力士同士の詳細な情報です。

東方:霧島 鐵力 (音羽山部屋・モンゴルドルンノット)

霧島 鐵力(きりしま てつお)はモンゴル ドルンノット出身、音羽山部屋の力士で最高位は大関。令和8年3月場所の番付は東 関脇。

モンゴルから来日し、師匠から受け継いだ四股名を背負って土俵に立つ霧島。天性の柔軟性とスピードを活かした相撲で大関へと昇り詰め、これまでに2度の幕内最高優勝を誇る。怪我による大関陥落という試練を味わいながらも、再び最高峰の地位を目指して熾烈な闘いを続ける現役の看板力士である。

未経験からの挑戦と、苦難を越えた十両昇進

遊牧民の家庭に育ち、幼少期から大自然の中で馬に乗り足腰を鍛え上げた。柔道経験はあったものの相撲は未経験であったが、平成26年(2014年)に知人からの誘いで、力士のテストを受けるために来日。陸奥部屋での稽古を経て入門を決意した。当初は日本出身者以外の弟子を取るつもりがなかった9代陸奥(元大関・霧島)だったが、「親孝行がしたい。将来は日本に両親を呼びたい」と述べるハグワスレン(のちの霧馬山)を弟子として受け入れることを決断。平成27年(2015年)3月場所において「霧馬山」の四股名で初土俵を踏んだ。

入門当初は長身ながら非常に細身の体格であり、幕下時代には左膝に力士生命に関わるほどの重傷を負うなど、昇進への道のりは決して平坦ではなかった。しかし、持ち前の驚異的な回復力で土俵へ復帰し、初土俵から約4年の歳月をかけて平成31年(2019年)3月場所で待望の新十両昇進を果たした。

食事稽古による飛躍と、歴史ある四股名の継承

十両昇進後、新入幕を目指す彼に大きな転機が訪れる。当時の部屋の横綱・鶴竜から直々に「食事稽古」の指導を受け、食の細さを克服。大幅な体重増加と肉体改造に成功した。幕下以前はモンゴル相撲や柔道仕込みの下手投げを得意としていたが、膝の負傷と体重増加に伴い、前廻しを引き、頭をつけて圧力をかける力強い攻めへと取り口を進化させた。令和2年(2020年)1月場所の新入幕でいきなり11勝を挙げて敢闘賞を獲得すると、その後も順調に三役へと定着していく。

角界を代表する実力者へと成長した令和5年(2023年)3月場所、東関脇の地位で自身初となる幕内最高優勝の栄冠に輝く。続く5月場所でも11勝を挙げ、直近3場所で合計34勝という申し分のない実績を残して、念願の大関昇進。昇進伝達式では「大関の名を汚さぬよう今まで以上に稽古して頑張ります」と力強く口上を述べた。これを機に、自身を育て上げた師匠の四股名を受け継ぎ「霧島」へと改名し、大相撲ファンを大いに沸かせた。

新大関の試練から2度目の賜杯、そして部屋移籍

師匠の名を背負って臨んだ新大関の土俵だったが、直前の怪我により初日から休場を余儀なくされる。途中出場を果たしたものの負け越しとなり、いきなり高い壁と試練を味わった。しかし、初めてのカド番となった翌9月場所を見事に勝ち越して乗り切ると、続く11月場所では13勝2敗という圧巻の成績で2度目の幕内最高優勝を達成。この年の年間最多勝も獲得し、堂々たる成績で看板力士としての地位を確立した。

その後、令和6年(2024年)春に師匠が停年を迎えたことに伴い陸奥部屋が閉鎖され、肉体改造を支えてくれた恩人でもある音羽山親方(元横綱・鶴竜)が率いる音羽山部屋へと移籍。新たな環境でさらなる高みを目指して稽古に打ち込んだ。

大関陥落の試練と、再起を懸けた現在

しかし、激しい土俵の代償として首の怪我などが彼を苦しめる。令和6年(2024年)5月場所では途中休場を余儀なくされ、在位6場所で無念の大関陥落。陥落後も不調が続き、一時は平幕まで番付を下げるどん底も味わった。

それでも、彼の闘志は決して失われてはいなかった。再び関脇へと番付を戻した令和8年(2026年)1月場所では、千秋楽まで優勝争いに絡む活躍を見せて11勝4敗の好成績を収め、前場所に続く三賞受賞を果たした。好不調の波や周囲からの厳しい声を乗り越え、師匠から受け継いだ「霧島」の名を再び大関の地位で輝かせるため、決して諦めることなく大相撲の厳しい土俵で全力を尽くしている。

💡 モンゴル出身一覧💡 音羽山部屋の力士

四股名
霧島 鐵力(きりしま てつお)
最高位
大関
最新番付
東 関脇
出身地
モンゴル ドルンノット
本名
ビョンブチュルン・ハグワスレン
生年月日
平成8年(1996)4月24日(29歳)
身長・体重
186cm・149kg
所属部屋
陸奥 → 音羽山部屋
改名歴
霧馬山 → 霧島
初土俵
平成27年(2015)3月(18歳11ヵ月)
新十両
平成31年(2019)3月(22歳11ヵ月)
新入幕
令和2年(2020)1月(23歳9ヵ月)
新小結
令和3年(2021)11月(25歳7ヵ月)
新関脇
令和5年(2023)3月(26歳11ヵ月)
新大関
令和5年(2023)7月(27歳3ヵ月)
優勝
幕内優勝2回,幕下優勝1回,三段目優勝1回
受賞・金星
敢闘賞4回,技能賞4回
通算成績
455勝301敗25休/753出場(勝率:60.4%)
直近7場所
66勝36敗
7場所勝率
64.7%
得意技
左四つ・寄り・投げ
決まり手傾向(直近7場所)
霧島が勝ちの決まり手(66勝)
寄り切り20
上手投げ8
押し出し8
叩き込み6
突き落とし4
掬い投げ4
その他16
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霧島が負けの決まり手(36敗)
寄り切り9
押し出し7
突き出し5
送り出し3
叩き込み3
上手投げ2
その他7
令8年3月
東 関脇(変動なし)
11勝1敗
○●○○○|○○○○○|○○   
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
東 関脇(3枚上昇)
11勝4敗(敢闘賞)
○○○○●|○○○○●|●○○●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
東 前頭2枚目(2枚半降下)
11勝4敗(敢闘賞)
●○●●○|○○●○○|○○○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令7年9月
西 関脇(変動なし)
6勝9敗
○○○○●|●●●○●|●●○●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
西 関脇(変動なし)
8勝7敗
○○○○●|○○○●○|●●●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年5月
西 関脇(半枚上昇)
11勝4敗(技能賞)
○●○○●|○○●○○|○○○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年3月
東 小結
8勝7敗
○●○○●|●○●●●|○●○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

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西方:王鵬 幸之介 (大嶽部屋・東京都江東区)

王鵬 幸之介(おうほう こうのすけ)は東京都 江東区出身、大嶽部屋の力士で最高位は関脇。令和8年3月場所の番付は西 前頭3枚目。

平成30(2018)年1月場所で初土俵を踏んだ。当初の四股名は本名の「納谷(なや)」を名乗っていた。

翌3月場所では、高校時代から切磋琢磨してきた同期入門の豊昇龍を破るなど7戦全勝で序ノ口優勝を果たす。その後も順調に白星を重ね、同年9月場所には幕下へと昇進した。

以降は幕下上位で着実に力を蓄え、幕下筆頭で迎えた令和2(2020)年11月場所では6勝1敗と勝ち越し、関取昇進を確実なものとした。

令和3(2021)年1月場所で新十両昇進を果たすと同時に、四股名を「王鵬(おうほう)」に改名。この四股名は、祖父である第48代横綱・大鵬から「鵬」の一字を取ったもの。祖父、そして父の元関脇・貴闘力と三世代にわたる関取誕生となった。

新十両の場所は5勝10敗と大きく負け越して幕下に陥落したが、再起後は安定した成績を積み重ね、令和4(2022)年1月場所で新入幕を果たした。

幕内では地道ながら着実に力を伸ばし、令和6(2024)年3月場所では照ノ富士を破って初の金星を獲得。令和7(2025)年1月場所では西前頭3枚目で12勝3敗とし、因縁の豊昇龍との優勝決定戦に進出。惜しくも敗れはしたが、優勝同点となる好成績を収め、技能賞を受賞した。

翌3月場所には関脇へと昇進したが、6勝9敗と負け越して平幕へと番付を落とした。続く5月場所では、先の優勝決定戦を制して横綱へ昇進していた豊昇龍から2つ目の金星を記録している。

💡 東京都出身一覧💡 大嶽部屋の力士

四股名
王鵬 幸之介(おうほう こうのすけ)
最高位
関脇
最新番付
西 前頭3枚目
出身地
東京都 江東区
本名
納谷 幸之介
生年月日
平成12年(2000)2月14日(26歳)
身長・体重
192cm・178kg
出身高校
埼玉栄高校
所属部屋
大嶽部屋
改名歴
納谷 → 王鵬
初土俵
平成30年(2018)1月(17歳11ヵ月)
新十両
令和3年(2021)1月(20歳11ヵ月)
新入幕
令和4年(2022)1月(21歳11ヵ月)
新小結
令和8年(2026)1月(25歳11ヵ月)
新関脇
令和7年(2025)3月(25歳1ヵ月)
優勝
序ノ口優勝1回
受賞・金星
技能賞1回,金星2個
通算成績
315勝266敗0休/580出場(勝率:54.3%)
直近7場所
47勝55敗
7場所勝率
46.1%
得意技
突き・押し
決まり手傾向(直近7場所)
王鵬が勝ちの決まり手(47勝)※不戦勝1含む
押し出し17
叩き込み10
肩透かし3
寄り切り3
寄り倒し2
小手投げ2
その他9
王鵬が負けの決まり手(55敗)
寄り切り17
押し出し11
上手投げ6
叩き込み4
寄り倒し3
突き出し2
その他12
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令8年3月
西 前頭3枚目(3枚半降下)
6勝6敗
●●○●●|○●○●○|○○   
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
東 小結(半枚降下)
4勝11敗
●●●○○|●●○○●|●●●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
西 関脇(3枚上昇)
7勝8敗
○○●●●|○●●○●|●●○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令7年9月
西 前頭2枚目(半枚降下)
10勝5敗
●●○○●|●○○○○|○●○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
東 前頭2枚目(半枚降下)
7勝8敗(金星)
●●●○□|●●●○●|○●○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年5月
西 前頭筆頭(2枚降下)
7勝8敗
○○○●●|●●●●●|○●○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年3月
西 関脇
6勝9敗
●●○●○|●●○○●|●●○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)