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藤天晴 真逢輝 (藤島部屋・鹿児島県奄美市)
藤天晴 真逢輝(ふじてんせい まある)は鹿児島県 奄美市出身、藤島部屋の力士で最高位は十両13枚目。令和8年7月場所の番付は東 幕下3枚目。
身長172センチと小柄ながら、持ち前の勝負度胸と力強い押し相撲で土俵を沸かせる藤天晴。高校卒業と同時に「幕下最下位格付出」の資格で角界へ飛び込み、わずか1年で関取の座を掴み取った奄美大島出身の若武者である。
多彩なスポーツ経験と、二つの「付出資格」獲得
相撲との出会いは3歳の頃、地元・奄美大島の「豊年祭」に遡る。5歳で初めて勝つ喜びを知ってから「住用相撲クラブ」で本格的に稽古を始めた。幼少期から中学時代にかけては相撲だけでなく、空手、ラグビー、ソフトテニスなど多彩な競技を経験し、総合的な身体能力と勝負勘を養った。
相撲の名門・鹿児島県の樟南高校へ進学するとその才能が大きく花開く。高校3年次には国民スポーツ大会の相撲競技個人戦で優勝を果たし「三段目最下位格付出」の資格を獲得。さらに同年の全日本相撲選手権大会でもベスト8に進出する大躍進を見せ、高校生ながら「幕下最下位格付出」の資格までも手にした。
師匠の誘いと「同期の躍進」
高校2年次の全国大会入賞を機に大相撲を本格的に意識し始めた頃、以前から熱心に誘いを受けていた元大関・武双山が師匠を務める藤島部屋への入門を決意する。令和7年(2025年)3月場所、本名である福崎の四股名で、幕下最下位格付出として初土俵を踏んだ。
幕下の土俵では順調に勝ち越しを続けていたが、令和7年(2025年)9月場所に西幕下6枚目で自身初の負け越しを経験する。その一方で、同期入門の藤凌駕が先に十両へ昇進を果たした。この出来事はうれしい半面、強い悔しさとなって刺激になり、闘志に再び火をつけた。
歴史的な新十両昇進、そして「あっぱれ」な四股名
自己最高位の西幕下3枚目で迎えた令和8年(2026年)1月場所は、序盤で黒星が先行する苦しい展開となった。一時は諦めかけたというが、気持ちを切り替えて思い切りぶつかる自身の相撲に集中した結果、見事に5勝2敗で勝ち越す。この成績により翌3月場所での新十両昇進を決定づけた。
「高卒からの幕下付出」での関取誕生は史上初となる快挙。また、母校である樟南高校からの関取誕生は、昭和55年(1980年)3月場所の若島津(のちの大関・若嶋津)以来、実に46年ぶりという歴史的な出来事として故郷を大いに沸かせた。
初土俵から1年で新十両昇進を果たした令和8年(2026年)3月場所、四股名を「藤天晴」へと改名する。これは師匠が入門前から温めていた四股名であり、「晴れ渡る空のように大きくなってもらいたい」という願いとともに、「天晴」を「あっぱれ」と読むことから、いい相撲を取って「ファンから『あっぱれ』と言われるような力士になってほしい」という期待が込められている。
師匠から「あまり緊張するタイプではなく、緊張感を力に変えられる」と評される物おじしない性格を武器に、目標とする師匠や同郷の先輩・明生のような真っ向勝負の相撲で、さらなる高みを目指していく。
- 四股名
- 藤天晴 真逢輝(ふじてんせい まある)
- 最高位
- 十両13枚目
- 最新番付
- 東 幕下3枚目
- 出身地
- 鹿児島県 奄美市
- 本名
- 福崎 真逢輝
- 生年月日
- 平成19年(2007)1月9日(19歳)
- 身長・体重
- 172cm・139kg
- 出身高校
- 樟南高校
- 所属部屋
- 藤島部屋
- 改名歴
- 福崎 → 藤天晴
- 初土俵
- 令和7年(2025)3月・幕下60付出(18歳2ヵ月)
- 新十両
- 令和8年(2026)3月(19歳2ヵ月)
- 優勝
- 無し
- 通算成績
- 40勝30敗0休/70出場(勝率:57.1%)
- 直近7場所
- 24勝17敗(十両:5勝10敗)
- 7場所勝率
- 51.8%
- 得意技
- 押し
- 決まり手傾向(直近7場所)
-
藤天晴が勝ちの決まり手(23勝)寄り切り9押し出し4叩き込み3突き落とし2上手出し投げ2とったり1その他2藤天晴が負けの決まり手(20敗)叩き込み3寄り切り3押し出し3突き落とし3押し倒し3寄り倒し2その他3
- 令8年7月
- 東 幕下3枚目(1枚半降下)
- 3勝3敗
- ●-●-○|-○-●-|○
-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
- 1日目●西幕下3 生田目
- 2日目-
- 3日目●東幕下4 夢道鵬
- 4日目-
- 5日目〇西幕下筆頭 大皇翔
- 6日目-
- 7日目〇東幕下2 豪刃雄
- 8日目-
- 9日目●西幕下2 時不動
- 10日目-
- 11日目〇西幕下5 荒篤山
- 令8年5月
- 西 幕下筆頭(2枚降下)
- 3勝4敗
- ●-○○-|-●-●-|○--●-
-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
- 1日目●東幕下筆頭 貴健斗
- 2日目-
- 3日目〇西幕下2 志摩ノ海
- 4日目〇東十両14 栃大海
- 5日目-
- 6日目-
- 7日目●東幕下2 嵐富士
- 8日目-
- 9日目●東幕下4 日向丸
- 10日目-
- 11日目〇西幕下6 花岡
- 12日目-
- 13日目-
- 14日目●西十両13 白鷹山
- 15日目-
- 令8年3月
- 西 十両13枚目(4枚上昇・最高位更新)
- 5勝10敗
- ○○○○●|●●●●●|●●●○●
-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
- 1日目〇叩き込み東十両14 風賢央
- 2日目〇寄り切り西十両12 剣翔
- 3日目〇寄り切り東幕下2 白鷹山
- 4日目〇送り出し西十両14 荒篤山
- 5日目●寄り倒し東十両12 錦木
- 6日目●送り出し西十両11 寿之富士
- 7日目●叩き込み西十両10 東白龍
- 8日目●寄り切り東十両10 出羽ノ龍
- 9日目●押し出し東十両11 一意
- 10日目●突き倒し西十両9 羽出山
- 11日目●上手出し投げ東十両8 湘南乃海
- 12日目●突き落とし東十両9 玉正鳳
- 13日目●突き落とし西幕下筆頭 栃大海
- 14日目〇寄り切り西幕下3 英乃海
- 15日目●押し出し東十両6 日翔志
- 令8年1月
- 西 幕下3枚目(11枚上昇・最高位更新)
- 5勝2敗
- ○-●-●|-○-○-|○---○
-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
- 1日目〇押し出し東幕下4 貴健斗
- 2日目-
- 3日目●叩き込み西幕下4 伊波
- 4日目-
- 5日目●寄り切り西幕下筆頭 栃武蔵
- 6日目-
- 7日目〇叩き込み東幕下2 日向丸
- 8日目-
- 9日目〇寄り切り東幕下5 吉井
- 10日目-
- 11日目〇突き落とし東幕下7 志摩ノ海
- 12日目-
- 13日目-
- 14日目-
- 15日目〇寄り切り東十両6 荒篤山
- 令7年11月
- 西 幕下14枚目(8枚降下)
- 6勝1敗
- ○--○○|--●-○|-○--○
-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
- 1日目〇とったり東幕下15 聖富士
- 2日目-
- 3日目-
- 4日目〇押し出し東幕下13 千代丸
- 5日目〇上手出し投げ東幕下11 志摩ノ海
- 6日目-
- 7日目-
- 8日目●押し倒し西幕下15 一意
- 9日目-
- 10日目〇寄り切り西幕下12 将豊竜
- 11日目-
- 12日目〇寄り切り東幕下10 琴挙龍
- 13日目-
- 14日目-
- 15日目〇突き落とし西幕下21 大雄翔
- 令7年9月
- 西 幕下6枚目(9枚上昇・最高位更新)
- 2勝5敗
- ●--●-|●-○-●|-○●--
-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
- 1日目●押し倒し東幕下6 東誠竜
- 2日目-
- 3日目-
- 4日目●叩き込み東幕下5 夢道鵬
- 5日目-
- 6日目●寄り倒し西幕下8 吉井
- 7日目-
- 8日目〇寄り切り西幕下4 志摩ノ海
- 9日目-
- 10日目●突き落とし東幕下11 千代丸
- 11日目-
- 12日目〇下手投げ西幕下13 天空海
- 13日目●寄り切り東幕下筆頭 大奄美
- 14日目-
- 15日目-
- 令7年7月
- 西 幕下15枚目
- 5勝2敗
- ○-●-○|--●○-|-○--○
-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
- 1日目〇叩き込み東幕下16 炎鵬
- 2日目-
- 3日目●押し出し東幕下17 天照鵬
- 4日目-
- 5日目〇押し出し西幕下16 千代丸
- 6日目-
- 7日目-
- 8日目●押し倒し東幕下11 一翔
- 9日目〇寄り切り西幕下12 大花竜
- 10日目-
- 11日目-
- 12日目〇上手出し投げ西幕下9 天空海
- 13日目-
- 14日目-
- 15日目〇押し出し東幕下14 松井
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時不動 虹 (時津風部屋・静岡県焼津市)
時不動 虹(よしい こう)は静岡県 焼津市出身、時津風部屋の力士。令和8年7月場所の番付は最高位更新となる西 幕下2枚目。
静岡県焼津市に生まれ、幼い頃から柔道を習っていたが、小学4年の時にやいづ相撲クラブで相撲を始める。たちまち相撲でも頭角を現し、小学6年次には全日本小学生相撲優勝大会で2位に輝いた。焼津市立湊中学校へ進学後も活躍を続け、3年次には全国中学校相撲選手権大会で優勝を果たして「中学横綱」のタイトルを獲得。小学5年の時点ですでに中学卒業後の角界入りを決意しており、以前から気にかけてくれていた15代中川(元前頭14枚目・旭里)を頼り、中川部屋の門を叩いた。なお、本名の「虹(こう)」は、母親が福山雅治の楽曲『虹』から命名したものである。
最年少昇進記録と激動の幕下デビュー
平成31年(2019年)3月場所で初土俵を踏むと、序ノ口、序二段を1場所で通過するスピード出世を見せ、令和2年(2020年)5月場所において平成以降最年少記録となる16歳8か月で新幕下昇進を果たした。しかし、同場所は新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止となり、幕下としての初土俵は翌7月場所に持ち越された。さらにその直前、中川部屋の閉鎖に伴い時津風部屋への移籍を経験するなど、激動の環境変化に見舞われたが、同場所では貴花田(のちの第65代横綱・貴乃花)以来となる16歳での幕下勝ち越しを決めている。
試練と幕下優勝
順調な歩みを見せていたが、令和3年(2021年)3月場所で入門後初となる負け越しを喫する。さらに同年9月場所前に右手親指の靭帯を負傷し、強行出場で勝ち越したものの、手術に踏み切った影響で翌11月場所を全休した。これにより三段目へと降格するが、復帰直後の場所を6勝1敗でまとめ、1場所で幕下に返り咲く。そして令和4年(2022年)7月場所では、持ち味を発揮して7戦全勝の好成績を収め、見事に幕下優勝を飾った。
幕下上位の壁と「時不動」への改名
幕下優勝の翌9月場所では東幕下3枚目へと躍進したが、ここで幕下上位の壁に跳ね返され2勝5敗と大きく負け越す。その後は幕下中位から上位の実力者として定着するものの、令和6年(2024年)7月場所でも西幕下4枚目で負け越すなど、関取昇進の目安となる一桁台の地位で足踏みする状況が続いた。現状打破を図るべく、令和8年(2026年)5月場所より四股名を長年名乗った本名から「時不動(ときふどう)」へと改名。厚い壁に跳ね返される悔しさを味わいながらも、着実に地力を蓄えて一桁台の地位を維持している。中卒叩き上げの実力者として、悲願の新十両昇進を掴むべく、黙々と土俵を務めている。
- 四股名
- 時不動 虹(よしい こう)
- 最高位
- 幕下2枚目
- 最新番付
- 西 幕下2枚目
- 出身地
- 静岡県 焼津市
- 本名
- 吉井 虹
- 生年月日
- 平成15年(2003)8月1日(22歳)
- 身長・体重
- 178.8cm・173.1kg
- 所属部屋
- 中川 → 時津風部屋
- 改名歴
- 吉井 → 時不動
- 初土俵
- 平成31年(2019)3月(15歳7ヵ月)
- 優勝
- 幕下優勝1回
- 通算成績
- 166勝127敗7休/293出場(勝率:56.7%)
- 直近7場所
- 28勝20敗
- 7場所勝率
- 58.3%
- 得意技
- 押し・左四つ・寄り
- 決まり手傾向(直近7場所)
-
時不動が勝ちの決まり手(20勝)寄り切り12押し倒し2押し出し2下手投げ1寄り倒し1送り出し1その他1時不動が負けの決まり手(15敗)押し出し3掬い投げ2上手出し投げ2寄り切り2叩き込み2波離間投げ1その他3
- 令8年7月
- 西 幕下2枚目(2枚半上昇・最高位更新)
- 4勝2敗
- -●○-●|-○-○-|○
-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
- 1日目-
- 2日目●東幕下2 豪刃雄
- 3日目〇西幕下筆頭 大皇翔
- 4日目-
- 5日目●西幕下4 大喜翔
- 6日目-
- 7日目〇西幕下5 荒篤山
- 8日目-
- 9日目〇東幕下3 藤天晴
- 10日目-
- 11日目〇東幕下筆頭 丹治
- 令8年5月
- 東 幕下5枚目(3枚上昇)
- 4勝3敗
- ●--○○|-●-○-|●○---
-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
- 1日目●西幕下5 大皇翔
- 2日目-
- 3日目-
- 4日目〇西幕下6 花岡
- 5日目〇東幕下4 日向丸
- 6日目-
- 7日目●西幕下4 豪刃雄
- 8日目-
- 9日目〇西幕下7 藤壮大
- 10日目-
- 11日目●東幕下10 漣
- 12日目〇西十両11 錦木
- 13日目-
- 14日目-
- 15日目-
- 令8年3月
- 東 幕下8枚目(3枚降下)
- 4勝3敗
- ●-○-○|--○-●|-○●--
-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
- 1日目●叩き込み西幕下7 伊波
- 2日目-
- 3日目〇寄り切り西幕下6 栃丸
- 4日目-
- 5日目〇寄り切り西幕下5 藤壮大
- 6日目-
- 7日目-
- 8日目〇寄り切り東幕下12 北天海
- 9日目-
- 10日目●掬い投げ東幕下9 花岡
- 11日目-
- 12日目〇押し倒し西幕下10 夢道鵬
- 13日目●叩き込み東幕下10 豪刃雄
- 14日目-
- 15日目-
- 令8年1月
- 東 幕下5枚目(1枚半上昇)
- 3勝4敗
- -●○--|○-●●-|●-○--
-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
- 1日目-
- 2日目●波離間投げ西幕下4 伊波
- 3日目〇寄り切り東幕下3 紫雷
- 4日目-
- 5日目-
- 6日目〇寄り切り東幕下4 貴健斗
- 7日目-
- 8日目●上手出し投げ西幕下5 島津海
- 9日目●寄り切り西幕下3 福崎
- 10日目-
- 11日目●押し出し東幕下2 日向丸
- 12日目-
- 13日目〇送り出し西幕下筆頭 栃武蔵
- 14日目-
- 15日目-
- 令7年11月
- 西 幕下6枚目(2枚上昇)
- 4勝3敗
- ○--●●|-○--●|○-○--
-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
- 1日目〇寄り切り東幕下6 伊波
- 2日目-
- 3日目-
- 4日目●上手出し投げ西幕下5 聖白鵬
- 5日目●寄り切り東幕下9 上戸
- 6日目-
- 7日目〇寄り切り東幕下2 大辻
- 8日目-
- 9日目-
- 10日目●押し出し東幕下5 一翔
- 11日目〇寄り切り東幕下筆頭 貴健斗
- 12日目-
- 13日目〇下手投げ西幕下10 野田
- 14日目-
- 15日目-
- 令7年9月
- 西 幕下8枚目(9枚半上昇)
- 4勝3敗
- ●-●--|○-○-○|●--○-
-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
- 1日目●掬い投げ東幕下7 一翔
- 2日目-
- 3日目●小手投げ東幕下10 聖白鵬
- 4日目-
- 5日目-
- 6日目〇寄り倒し西幕下6 福崎
- 7日目-
- 8日目〇寄り切り東幕下11 千代丸
- 9日目-
- 10日目〇寄り切り東幕下12 聖富士
- 11日目●とったり西幕下2 長村
- 12日目-
- 13日目-
- 14日目〇寄り切り東幕下9 松井
- 15日目-
- 令7年7月
- 東 幕下18枚目
- 5勝2敗
- ○-○-○|-●-○-|●-○--
-
取組詳細(対戦相手・決まり手)
- 1日目〇押し出し西幕下17 大皇翔
- 2日目-
- 3日目〇寄り切り東幕下19 延原
- 4日目-
- 5日目〇押し倒し東幕下17 天照鵬
- 6日目-
- 7日目●送り出し東幕下21 聖白鵬
- 8日目-
- 9日目〇押し出し西幕下21 鳴滝
- 10日目-
- 11日目●押し出し西幕下31 大喜翔
- 12日目-
- 13日目〇叩き込み東幕下11 一翔
- 14日目-
- 15日目-
▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
💡 この力士の関連データを深掘り