対戦力士情報

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  • キャリア14年差!大相撲歴16年2ヶ月の【輝】と、同2年の【大花竜】の対決!

大花竜 勝麿 (立浪部屋・青森県十和田市)

大花竜 勝麿(おおかりゅう かづま)は青森県 十和田市出身、立浪部屋の力士。令和8年5月場所の番付は最高位更新となる東 十両13枚目。

十和田市立東小学校時代から相撲に親しみ、青森県立三本木農業高等学校(現・青森県立三本木農業恵拓高等学校)へ進学。2年次に国体でベスト8、3年次に全日本体重別選手権ジュニア重量級で3位の実績を残し、近畿大学へと進学した。

近畿大学での実績と付出入門

大学3年次には全国学生個人体重別選手権大会の決勝で中村泰輝(のちの横綱・大の里)に勝利して優勝を果たす。4年次には主将としてチームを牽引し、全国学生相撲選手権大会の団体戦において、同級生の三田(二子山部屋)らと共に近畿大学を13年ぶりの優勝へと導いた。個人としても西日本学生相撲選手権大会で優勝したほか、令和5年(2023年)の特別国民体育大会相撲競技(成年男子個人)でベスト16に進出する。この国体での成績により三段目最下位格付出の資格を取得。大学卒業後に立浪部屋へ入門し、角界への道を歩み始めた。

三段目付出での初土俵

初土俵から名乗っている「大花竜」という四股名は、2人いる姉の名前に入っている「花」の字にちなんだもので、「大輪の花を咲かせて竜のように昇る」との意味が込められている。令和6年(2024年)5月場所に三段目最下位格付出で初土俵を踏み、同場所を6勝1敗の成績で終えると、以降も着実に白星を重ねていく。西幕下39枚目で迎えた同年11月場所では6勝1敗の好成績を収め、幕下上位へとさらに番付を上げた。

幕下上位での壁と躍進

令和7年(2025年)に入ると、西幕下11枚目で迎えた3月場所で3勝4敗となり、自身初の負け越しを経験する。7月場所(西幕下12枚目)でも負け越すなど、幕下上位で一進一退の星が続いた。しかし、同年9月場所(西幕下18枚目)で5勝2敗と勝ち越して以降は再び調子を上向かせ、令和8年(2026年)1月場所では西幕下7枚目で6勝1敗の好成績を挙げた。

関取昇進と持ち味

続く令和8年(2026年)3月場所は、自己最高位となる西幕下2枚目で迎える。この場所でも6勝1敗の成績を残し、場所後の番付編成会議を経て、同年5月場所での新十両昇進が決定した。

大花竜の持ち味は、突き押しや右四つからの重い攻めである。青森県出身力士の系譜に名を連ねる一人として、大相撲の土俵で自らの型を磨き続けている。

💡 青森県出身一覧💡 立浪部屋の力士

四股名
大花竜 勝麿(おおかりゅう かづま)
最高位
十両13枚目
最新番付
東 十両13枚目
出身地
青森県 十和田市
本名
山崎 勝麿
生年月日
平成13年(2001)10月9日(24歳)
身長・体重
178cm・159kg
出身高校
三本木農業高校
出身大学
近畿大学
所属部屋
立浪部屋
初土俵
令和6年(2024)5月・三段目90付出(22歳7ヵ月)
新十両
令和8年(2026)5月(24歳7ヵ月)
優勝
無し
通算成績
60勝36敗0休/96出場(勝率:62.5%)
直近7場所
3勝9敗(幕下以下:28勝14敗)
7場所勝率
57.4%
得意技
右四つ・寄り
決まり手傾向(直近7場所)
大花竜が勝ちの決まり手(28勝)
寄り切り9
押し出し4
寄り倒し4
叩き込み4
小手投げ2
上手出し投げ1
その他4
大花竜が負けの決まり手(14敗)
寄り切り4
押し出し4
小手投げ1
踏み出し1
上手出し投げ1
上手投げ1
その他2
令8年5月
東 十両13枚目(3枚半上昇・最高位更新)
3勝9敗
○●●●●|●○●●●|○●   
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年3月
西 幕下2枚目(5枚上昇・最高位更新)
6勝1敗
-○○-○|-○-○-|●-○--
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
西 幕下7枚目(1枚上昇・最高位更新)
6勝1敗
-●-○○|--○-○|-○-○-
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令7年11
西 幕下8枚目(10枚上昇・最高位更新)
4勝3敗
○--○●|--●-○|-○-●-
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
西 幕下18枚目(6枚降下)
5勝2敗
●--○-|○●-○-|-○-○-
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
西 幕下12枚目(5枚上昇)
3勝4敗
-○-●●|-○-●-|-○-●-
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年5月
西 幕下17枚目
4勝3敗
○--●○|--○●-|-●-○-
取組詳細(対戦相手・決まり手)

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輝 大士 (高田川部屋・石川県七尾市)

輝 大士(かがやき たいし)は石川県 七尾市出身、高田川部屋の力士で最高位は前頭3枚目。令和8年5月場所の番付は東 十両7枚目。

石川県金沢市に生まれ、小学1年次から穴水少年相撲教室で相撲の基礎を学び始めた。西南中学校の3年次には全国都道府県中学生選手権に出場して団体と個人の双方で優勝を飾る。なお、この時の団体戦で共に戦ったチームメイトの中村は、のちに宮城野部屋へ入門する炎鵬(現・伊勢ヶ濱部屋)であった。

足のサイズが32センチに達するほどの規格外の体格を持ち、入門前から「1日も早く横綱になりたい」と力強く公言していた。新弟子検査前には三段目と互角に渡り合い、9代高田川(元関脇・安芸乃島)から「しこやてっぽうの音が違う。骨から出している」と絶賛される鳴り物入りで、平成22年(2010年)3月場所に本名の「達(たつ)」で初土俵を踏んだ。

幕下での挫折と若の里との絆

初土俵から所要8場所で幕下へ昇進する順調な滑り出しを見せたが、そこから上位の壁に阻まれ、3年もの長きにわたり足踏みを経験する。「このまま一生勝ち越せないのではないか」と自暴自棄になりかけた時期もあったが、師匠からの「初心に戻れ」という助言で立ち直り、基本運動を徹底して苦境を乗り越えていった。

この苦しい時期を支えたのが、二所ノ関一門の同門であった関脇・若の里(のちの12代西岩)の存在であった。若の里の付け人を務める中で相撲のイロハや力士としての心構えを学び取っていたが、ある日、若の里から「付け人が関取になって巡業で飯を奢ってもらうのが夢」と聞かされた達は、「自分が関取になったら必ずご馳走しよう」と心に強く誓い、それを厳しい稽古のモチベーションの一つとした。

努力が実を結び、平成26年(2014年)11月場所で念願の新十両昇進を果たす。そして翌年夏の巡業中、かつての約束を果たすべく若の里を食事に誘い、自ら支払いをしようとした。実際には若の里が「昔言ったことを覚えていて、声を掛けてくれただけで嬉しいんだよ。本気で金を出してもらおうなんて思ってないから」と語って自ら支払いを済ませたが、関取として成長した姿で立派な恩返しとなった。また、若の里の現役最後の巡業では自ら志願して最後の締込を締めるなど、偉大な先輩との間には深い絆が結ばれていた。

新幹線由来の四股名と幕内定着

関取昇進を機に、四股名を「輝 大士」へと改名する。「輝」は翌春に地元・石川県まで延伸開業する北陸新幹線の最速列車「かがやき」に因み、「大士」は親戚にあたる第54代横綱・輪島大士にあやかったものである。

改名にあたり、師匠の9代高田川は輪島の下の名を「たいし」と勘違いして命名の許可を申し入れた。輪島からは「いいよ。でも、これはひろしって読むんだぞ」とやんわり指摘されつつも快諾を得ており、輪島が現役時代に愛用した金色の廻しも受け継ぐなど、周囲の絶大な期待を背負って関取の土俵に上がった。

十両の土俵で着実に勝ち星を重ね、平成28年(2016年)1月場所において新入幕を果たす。最高位は東前頭3枚目を記録し、長身と長いリーチを存分に生かした突っ張りと、左のおっつけから相手を土俵外へ出す正攻法の相撲で長く幕内の土俵に定着した。一方で、腰の高さから相手に潜り込まれての寄り切りや、叩きにばったりと落ちる脆さも課題として指摘されている。

稽古熱心な素顔と不屈の闘志

角界屈指の稽古熱心な力士として知られている。場所中であっても、夜のちゃんこを食べ終えると自発的に稽古場へ足を運び、四股やすり足、鉄砲、さらにはその日の取組の反省を繰り返すというストイックな習慣を持ち、その真摯な姿勢は他の力士たちにも大きな影響を与えている。

上位陣とも激しい取組を重ねていたが、令和3年(2021年)には年6場所すべてで負け越しを喫するという極度の不振に陥った。この結果、平成28年(2016年)7月場所から32場所連続で務めてきた幕内の地位から陥落し、大きな試練を迎えることとなった。

それでも決して相撲への情熱を失うことなく、十両へ陥落した後も地道に白星を積み重ねて幾度となく幕内への復帰を果たした。令和6年(2024年)7月場所では、得意の突き押しだけでなく土俵際での逆転技なども見せて10場所ぶりの幕内勝ち越しを決めるなど、ベテランらしいしぶとさも発揮している。

近年は番付の昇降を繰り返す苦しい土俵が続いているが、大相撲の伝統と基本を大切にする姿勢は入門時から変わらない。偉大な先輩や横綱から受け継いだ魂と、故郷からの大きな期待を胸に秘め、愚直なまでに真っ直ぐな突き押し相撲で今なお奮闘を続けている。

💡 石川県出身一覧💡 高田川部屋の力士

四股名
輝 大士(かがやき たいし)
最高位
前頭3枚目
最新番付
東 十両7枚目
出身地
石川県 七尾市
本名
達 綾哉
生年月日
平成6年(1994)6月1日(31歳)
身長・体重
192cm・175kg
所属部屋
高田川部屋
改名歴
達 → 輝
初土俵
平成22年(2010)3月(15歳9ヵ月)
新十両
平成26年(2014)11月(20歳5ヵ月)
新入幕
平成28年(2016)1月(21歳7ヵ月)
優勝
無し
通算成績
601勝613敗0休/1214出場(勝率:49.5%)
直近7場所
49勝53敗
7場所勝率
48.0%
得意技
突き・押し
決まり手傾向(直近7場所)
輝が勝ちの決まり手(45勝)
押し出し18
引き落とし6
突き落とし5
寄り切り5
突き出し3
浴せ倒し2
その他6
輝が負けの決まり手(45敗)
押し出し13
寄り切り8
叩き込み7
突き落とし7
引き落とし2
引っ掛け1
その他7
令8年5月
東 十両7枚目(2枚降下)
4勝8敗
●○●●○|●●○●○|●●   
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年3月
東 十両5枚目(2枚半降下)
7勝8敗
○●○●●|●●●●○|○○●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
西 十両2枚目(1枚半上昇)
6勝9敗
●○●●○|●●○●○|○●●●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

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令7年11
東 十両4枚目(変動なし)
9勝6敗
●○○○●|○○○●○|●○●●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
東 十両4枚目(3枚上昇)
8勝7敗
●○○○●|●●●●○|○○○●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
東 十両7枚目(2枚半降下)
9勝6敗
○●○○○|●●●○○|○●○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年5月
西 十両4枚目
6勝9敗
●●○●●|○●●○●|○○●●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)