対戦力士情報

対戦力士同士の詳細な情報です。

\ この取組の注目ポイント /
  • 年の差15歳!41歳のベテラン【玉鷲】と、26歳の【大青山】の対決!

大青山 大介 (荒汐部屋・中国内モンゴル自治区)

大青山 大介(だいせいざん だいすけ)は中国 内モンゴル自治区出身、荒汐部屋の力士で最高位は前頭16枚目。令和8年9月場所の番付は東 十両2枚目。

中国内モンゴル自治区に生まれ、幼少期はモンゴル相撲やレスリングなどの格闘技に親しんで育った。中学2年次に中国代表として白鵬杯に出場したことをきっかけに本格的に相撲を始め、平成28年(2016年)に日本へ相撲留学する。

この留学は、父親がレスリング時代に蒼国来(のちの8代荒汐)の先輩にあたるという深い縁があったことから、同郷の蒼国来を頼って実現したものであった。静岡県の飛龍高校へと進学し、2年次に出場した全国大会の団体戦では、途中出場ながら同校の全国優勝に大きく貢献するなど確かな実績を残した。

高校卒業後は荒汐部屋への入門を希望したが、当時は蒼国来が現役力士として在籍しており、「外国出身力士は1部屋につき1人まで」という規定によりすぐには入門できなかった。そのため、在留資格(留学ビザ)を維持する事情から、約3年間にわたって部屋の研修生として生活することとなる。

日本語学校やスポーツ専門学校に通いながら稽古を積むという苦労を重ね、令和2年(2020年)3月に蒼国来が引退して親方となり外国枠が空いたことで正式に入門。興行ビザの取得を待って令和4年(2022年)1月場所の前相撲において初土俵を踏んだ。

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「大青山」としての歩みと同世代との対戦

四股名は、自身の故郷にある陰山山脈の「大青山」と、飛龍高校時代の恩師の名に由来して「大青山 大介」と名付けられた。初めて番付に名前が載った令和4年(2022年)3月場所は序ノ口で6勝1敗の好成績を挙げる。

続く同年5月場所は序二段で七番相撲に敗れて6勝1敗となったが、この時の対戦相手は初土俵同期生の琴手計(のちの琴栄峰)であった。さらに翌7月場所でも七番相撲で出場停止明けの大関経験者・朝乃山に敗れて6勝1敗となるなど、実力者との対戦を経験しながら順調に番付を上げていった。

右手首の骨折と新十両昇進

令和4年(2022年)9月場所では三段目上位まで番付を上げたが、場所前の稽古中に右手首を骨折して手術を受けた影響で、2場所連続の全休を余儀なくされる。復帰場所となった翌令和5年(2023年)1月場所では、七番相撲で尊富士に敗れて6勝1敗となるなど、同世代の出世頭たちと鎬を削りながら実力を伸ばした。

同年7月場所で新幕下に昇進し、着実に上位へと定着していく。東幕下2枚目の地位で迎えた令和6年(2024年)7月場所においては、初日から持ち前の力強い相撲で白星を重ねて見事に7戦全勝で幕下優勝を飾った。

この好成績が評価され、場所後の番付編成会議にて念願の新十両昇進が決定した。中国出身の関取は、湊部屋の仲の国(元十両12枚目)以来4人目で、内モンゴル自治区出身としては師匠である8代荒汐以来2人目の関取誕生となった。

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十両での奮闘と取り口

新十両として迎えた令和6年(2024年)9月場所では、関取の壁にぶつかり7勝8敗と負け越したものの、番付運に恵まれて翌11月場所も東十両12枚目に据え置かれる。この場所を9勝6敗の成績で終え、十両での初勝ち越しを決めた。

その後は十両の土俵に定着し、一進一退の攻防を続けながらも実力を伸ばしていく。令和7年(2025年)7月場所では西十両6枚目で10勝5敗の好成績を収め、翌9月場所には東十両筆頭にまで番付を上げた。

取り口は、190センチを超える長身と160キロ以上の恵まれた体格を生かした右四つからの寄りや、強烈な押しを最大の武器とする。長い下積み期間や怪我による休場という試練を乗り越え、持ち前のスケールの大きな相撲で上位の土俵を目指している。

💡 中国出身一覧💡 荒汐部屋の力士

四股名
大青山 大介(だいせいざん だいすけ)
最高位
前頭16枚目
最新番付
東 十両2枚目
出身地
中国 内モンゴル自治区
本名
アスハダ
生年月日
平成12年(2000)5月22日(26歳)
身長・体重
191cm・171kg
出身高校
飛龍高校
所属部屋
荒汐部屋
初土俵
令和4年(2022)1月(21歳8ヵ月)
新十両
令和6年(2024)9月(24歳4ヵ月)
新入幕
令和8年(2026)7月(26歳2ヵ月)
優勝
幕下優勝1回
通算成績
169勝112敗14休/281出場(勝率:60.1%)
直近7場所
48勝37敗(幕内:6勝9敗)
7場所勝率
54.0%
得意技
押し・右四つ・寄り
決まり手傾向(直近7場所)
大青山が勝ちの決まり手(54勝)※不戦勝2含む
寄り切り26
押し出し5
上手投げ4
突き落とし3
叩き込み3
下手投げ2
その他9
大青山が負けの決まり手(46敗)
寄り切り13
押し出し7
寄り倒し7
叩き込み4
突き落とし4
送り出し3
その他8
令8年9月
東 十両2枚目(2枚半降下)
8勝2敗
○○○○○|●○●○○|     
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年7月
東 前頭16枚目(1枚半上昇・最高位更新)
6勝9敗
○●●●○|●○●●○|○○●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年5月
西 十両筆頭(1枚半上昇)
9勝6敗
○○○○○|●○●●○|●●●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令8年3月
東 十両3枚目(1枚降下)
8勝7敗
○●●○○|○○●○●|○●●●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
東 十両2枚目(1枚半上昇)
7勝8敗
○●●○●|○●○●□|●○○●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
西 十両3枚目(2枚半降下)
9勝6敗
○○□●○|○○○○●|●○●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
東 十両筆頭
7勝8敗
○●●○○|●●●●○|●○●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

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玉鷲 一朗 (片男波部屋・モンゴルウランバートル市)

玉鷲 一朗(たまわし いちろう)はモンゴル ウランバートル市出身、片男波部屋の力士で最高位は関脇。令和8年9月場所の番付は東 十両3枚目。

モンゴル ウランバートル市に生まれ、モンゴル食糧技術大学でホテルマンを目指して学んでいた。相撲未経験であったが、大きな身体と腕力を生かして力士になろうと思い立ち、日本へ留学していた姉を頼って来日した。両国を訪れた際、たまたま自転車に乗った力士を見つけてついて行ったところ井筒部屋に辿り着き、そこで当時三段目で給仕をしていた同郷の鶴竜(のちの第71代横綱)と出会う。鶴竜に入門の相談を持ちかけ、旭鷲山の連絡先を教えられたことが縁となり、片男波部屋へ入門。平成16年(2004年)1月場所において初土俵を踏んだ。相撲に集中するため、入門後の3年間は他の部屋の力士と一言も会話せずに稽古に打ち込んだという。

スロー出世での新三役と初三賞

平成20年(2008年)1月場所で新十両へ昇進し、同年9月場所において新入幕を果たした。その後は幕内と十両の往復も経験しながら地道に実力をつけ、平成27年(2015年)3月場所において初土俵から所要66場所というスロー出世で新三役(小結)へ昇進する。昇進会見では、出世スピードが速いモンゴルの後輩力士たちに対抗意識を燃やし、かつて自身の付け人を務めていた輝の十両での活躍に大きな刺激を受けたことを明かした。

平成28年(2016年)11月場所では西小結の地位で10勝5敗の好成績を収め、自身初の三賞となる技能賞を受賞した。長いリーチを生かした重みのある突き押しや喉輪が評価されたものであり、新入幕から所要49場所での初受賞は外国出身力士として最も遅い記録であった。さらに翌平成29年(2017年)1月場所では新関脇に昇進している。

二度の幕内最高優勝と最年長記録

かねてより「大関昇進よりも優勝すること」を目標として公言していた中、西関脇で迎えた平成31年(2019年)1月場所において、13勝2敗の好成績を収め悲願の初優勝を飾った。奇しくも優勝を決めた千秋楽には第二子が誕生しており、二重の喜びとなった。

その後も幕内上位で長く活躍を続け、東前頭3枚目に名前を置いた令和4年(2022年)9月場所では、照ノ富士ら1横綱3大関全員を破る活躍を見せ、千秋楽に13勝2敗で自身2度目の幕内最高優勝を果たした。平幕力士による横綱・大関戦の全勝は昭和60年(1985年)の北尾以来37年ぶりの快挙であり、37歳10ヶ月での幕内優勝は旭天鵬を抜いて昭和以降の最年長記録となった。

角界の「鉄人」と家庭的な素顔

土俵外では手芸やお菓子作りを趣味とする非常に穏やかな素顔を持つ。角界きっての愛妻家としても知られており、初優勝を果たした千秋楽の早朝に第二子が誕生した際は、祝賀パーティーで酒を楽しむことなく長男の育児を優先させたという。なお、妻の弟は片男波部屋の玉正鳳である。

家庭での穏やかな一面とは対照的に、土俵上では強靭な肉体と卓越した腕力を生かした強烈な突き押し相撲を貫いている。怪我を抱えながらも決して休まず土俵に上がり続けるその姿から、角界の「鉄人」と称されるようになった。初土俵以来、一度も休場することなく連続出場を続け、歴代単独トップとなる通算出場回数を記録する。令和8年(2026年)1月場所後には、その通算連続出場記録(1763回)がギネス世界記録に公式認定された。さらに同年3月場所の4日目には、幕内出場回数が1471回に到達し、旭天鵬を抜いて歴代最多記録を更新するという偉業も成し遂げている。

💡 モンゴル出身一覧💡 片男波部屋の力士

四股名
玉鷲 一朗(たまわし いちろう)
最高位
関脇
最新番付
東 十両3枚目
出身地
モンゴル ウランバートル市
本名
バトジャルガル・ムンフオリギル
生年月日
昭和59年(1984)11月16日(41歳)
身長・体重
189cm・178kg
所属部屋
片男波部屋
初土俵
平成16年(2004)1月(19歳2ヵ月)
新十両
平成20年(2008)1月(23歳2ヵ月)
新入幕
平成20年(2008)9月(23歳10ヵ月)
新小結
平成27年(2015)3月(30歳4ヵ月)
新関脇
平成29年(2017)1月(32歳2ヵ月)
優勝
幕内優勝2回,十両優勝1回,幕下優勝1回
受賞・金星
殊勲賞3回,敢闘賞1回,技能賞1回,金星8個
通算成績
912勝907敗2休/1818出場(勝率:50.2%)
直近7場所
15勝10敗(幕内:25勝50敗)
7場所勝率
40.0%
得意技
押し
決まり手傾向(直近7場所)
玉鷲が勝ちの決まり手(40勝)
押し出し24
突き落とし3
寄り切り3
押し倒し3
小手投げ2
突き出し2
その他3
玉鷲が負けの決まり手(60敗)
寄り切り21
押し出し12
突き落とし7
叩き込み7
下手投げ3
引き落とし3
その他7
令8年9月
東 十両3枚目(4枚上昇)
6勝4敗
●●●○●|○○○○○|     
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年7月
東 十両7枚目(9枚半降下)
9勝6敗
○●●○○|●○○●●|○●○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年5月
西 前頭13枚目(4枚降下)
2勝13敗
●●●●●|●●●●○|○●●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令8年3月
西 前頭9枚目(4枚半降下)
5勝10敗
●●●●○|●○●●○|●●○●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
東 前頭5枚目(1枚降下)
5勝10敗
●○●○●|●●●○○|●●●○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
東 前頭4枚目(3枚降下)
7勝8敗
●○○○●|○●●●●|●○○●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
東 前頭筆頭
6勝9敗
●●○●○|○●●●●|○○●●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)