対戦力士情報

対戦力士同士の詳細な情報です。

\ この取組の注目ポイント /
  • 【令和3年(2021年)11月場所】初土俵の同期生対決!
  • 平成9年度(1997年度)生まれの同学年対決!

東方:金峰山 晴樹 (木瀬部屋・カザフスタンアルマティ)

金峰山 晴樹(きんぼうざん はるき)はカザフスタン アルマティ出身、木瀬部屋の力士で最高位は前頭3枚目。令和8年7月場所の番付は東 前頭14枚目。

14歳の頃から柔道に打ち込み、母国カザフスタンで3位に入賞するほどの実力を持っていた。相撲との出会いは18歳の時、元横綱・朝青龍の紹介で来日したことがきっかけである。東京の私立日出高校(現・目黒日本大学高校)に編入して相撲を始め、基礎を学んだ。高校卒業後は相撲の名門・日本大学へと進学し、その才能をさらに開花させていく。

日本大学時代、3年次に全日本相撲選手権大会で2位の好成績を挙げて三段目付け出し資格を取得したが、この時は行使せずに失効した。しかし4年次の令和2年(2020年)、全国学生相撲選手権大会で3位に入賞し、再び三段目付け出し資格を獲得。大学を卒業後、日大OBである11代木瀬(元幕内・肥後ノ海)が率いる木瀬部屋へと入門した。

四股名の由来

四股名の「金峰山」は、師匠の故郷である熊本市内にある火山の名から。金峰山自身は当初、「金峰山」を富士山級の山と想像していたが、実際は高尾山ほどのスケールだと知り驚いたという。また下の名「晴樹」は、元高校横綱で11代木瀬の日大時代の同期でもある成田晴樹氏に由来する。成田氏は日大学在学中に惜しくも亡くなられた。

三段目付出からの快進撃、そして幕内へ

令和3年(2021年)11月場所に三段目最下位格付出(100枚目格付出)で初土俵を踏むやいなや、7戦全勝の三段目優勝で圧倒的な力の差を見せつける。さらに令和4年(2022年)3月場所でも幕下で7戦全勝の優勝を遂げた。西幕下筆頭で迎えた同年7月場所に6勝1敗の好成績を挙げ、翌場所での新十両昇進を決めた。初土俵から所要5場所での新十両昇進であった。その十両もわずか3場所で通過し、令和5年(2023年)3月場所には新入幕、この新入幕場所で11勝4敗の大活躍で初の敢闘賞を受賞した。

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不屈の再起、そして優勝決定戦の激闘

その後も幕内上位を目指して少しずつ積み上げていたが、東前頭7枚目で迎えた令和6年(2024年)3月場所では首を負傷し、5日目から途中休場を余儀なくされた。8日目から再出場したものの、この場所を6勝7敗2休で負け越し、その後も2場所連続で4勝11敗と大きく負け越した。これにより10場所守った幕内の座から十両への陥落を経験する。しかし金峰山はめげなかった。再起をかけた同年11月場所では西十両筆頭で12勝3敗の成績を挙げ、自身初となる十両優勝を達成。ひと場所で幕内の土俵へと返り咲いた。

幕内復帰直後の令和7年(2025年)1月場所、西前頭14枚目で初日から9連勝を記録するなど快進撃を見せる。12勝2敗で迎えた千秋楽。本割で王鵬に敗れると豊昇龍、王鵬、金峰山による三つ巴の優勝決定戦へと進出。この決定戦では大関(当時)豊昇龍に敗れて幕内優勝こそは逃したが、優勝同点の成績と二度目の敢闘賞を受賞。不屈の精神で再び幕内上位へと番付を戻した。

相撲スタイル、そしてムスリムの教え

幕内屈指の長身とリーチを活かし、入門当初はもろ手突きからの突き押しに加え、四つに組み止める相撲も使い分けるスタイルであった。しかし、首の怪我を抱えて以降は突き押し一本に絞る相撲へと変化を遂げている。また、大砂嵐(元幕内・大嶽部屋)に次ぐ史上2人目のムスリム(イスラム教徒)の幕内力士としても知られる。宗教上の戒律に従い豚肉や酒は口にしないため、部屋でのちゃんこもハラール食で英気を養う。異国の地でムスリムとして、そして力士として精進を続けている。カザフスタン出身者として初の幕内力士となったその背中には、母国からの期待も厚い。

💡 カザフスタン出身一覧💡 木瀬部屋の力士

四股名
金峰山 晴樹(きんぼうざん はるき)
最高位
前頭3枚目
最新番付
東 前頭14枚目
出身地
カザフスタン アルマティ
本名
バルタグル・イェルシン
生年月日
平成9年(1997)6月24日(29歳)
身長・体重
195cm・179kg
出身高校
日出高校
出身大学
日本大学
所属部屋
木瀬部屋
初土俵
令和3年(2021)11月・三段目100付出(24歳5ヵ月)
新十両
令和4年(2022)9月(25歳3ヵ月)
新入幕
令和5年(2023)3月(25歳9ヵ月)
優勝
十両優勝1回,幕下優勝1回,三段目優勝1回
受賞・金星
敢闘賞2回
通算成績
212勝179敗2休/390出場(勝率:54.4%)
直近7場所
45勝58敗
7場所勝率
43.7%
得意技
突き・押し
決まり手傾向(直近7場所)
金峰山が勝ちの決まり手(32勝)※不戦勝1含む
叩き込み6
寄り切り6
上手投げ5
突き出し4
押し出し4
引き落とし3
その他3
金峰山が負けの決まり手(44敗)
寄り切り14
押し出し7
引き落とし3
上手投げ3
上手出し投げ2
下手投げ2
その他13
令8年7月
東 前頭14枚目(2枚半降下)
8勝5敗
●○●○○|○□●○●|●○○  
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年5月
西 前頭11枚目(5枚上昇)
6勝9敗
○○●●●|○○●○●|●●●●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年3月
西 前頭16枚目(8枚降下)
9勝6敗
○●○●○|○●●●○|○○○●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令8年1月
西 前頭8枚目(変動なし)
4勝11敗
●○●●●|○●○●●|○●●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
西 前頭8枚目(変動なし)
7勝8敗
○●●●●|●○○●○|●○●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
西 前頭8枚目(5枚降下)
7勝8敗
●●○●●|●○○●○|○●○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
西 前頭3枚目
4勝11敗
○●●●●|●●●○●|○●●●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

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西方:欧勝馬 出気 (鳴戸部屋・モンゴルトブ県)

欧勝馬 出気(おうしょうま でき)はモンゴル トブ県出身、鳴戸部屋の力士で最高位は小結。令和8年7月場所の番付は西 前頭5枚目。

14歳の頃から母国でモンゴル相撲(ブフ)に親しみ、16歳からはレスリングの道へと進んだ。高校2年生の4月、元横綱・朝青龍の紹介により、スガラグチャー・ビャンバスレン(のちの豊昇龍)らと同じ飛行機に乗って来日し、日体大柏高校へ留学する。当初から相撲への転向を志していたが、自らを日本へ招き入れてくれたレスリング部監督への恩返しと、同郷の仲間たちへの配慮から、高校時代はレスリング部での活動を全うした。その身体能力は遺憾なく発揮され、全国高校選抜120kg級、および全国高校総体120kg級で優勝という輝かしい実績を残した。

日体大での相撲転向と学生横綱

高校卒業後は日本体育大学へ進学し、相撲部へ入部して本格的にまわしを締めることとなる。転向1年目の大学1年次に早くも全国学生選手権で3位に入賞し、三段目最下位格付出資格を獲得する。以降も、2年次に全国無差別級優勝、3年次に宇佐大会と金沢大会で優勝、東日本学生選手権で2位に入るなど、数々のタイトルを獲得した。

集大成となる4年次には、全国学生選手権で優勝を果たして学生横綱に輝き、幕下15枚目格付出資格を獲得。日体大相撲部の監督からも十両通用のお墨付きを受けるなか、大学の先輩でもある15代鳴戸(元大関・琴欧洲)の誘いを受け、鳴戸部屋への入門を決断した。四股名の「欧勝馬(おうしょうま)」は、師匠の現役名「琴欧洲勝紀」から「欧」と「勝」の2文字をいただき、実家で多くの馬を飼育していたことに由来する。下の名「出喜(でぎ)」は本名・デルゲルバヤルの愛称から名付けられた。

鳴戸部屋初の関取誕生

令和3年(2021年)11月場所で、幕下15枚目格付出として初陣の土俵に上がった。初土俵の場所では4勝3敗と勝ち越したものの、決まり手が叩き込みに偏ったことから、押し相撲への移行を図りながら着実に地力を蓄えていく。

令和4年(2022年)5月場所では、東幕下8枚目の地位で7戦全勝の幕下優勝を果たす。この結果により翌7月場所での新十両昇進が決まり、15代鳴戸が創設した鳴戸部屋から初の関取誕生となった。新十両の場所は新型コロナウイルス感染により途中休場を余儀なくされたが、同年11月場所では西十両12枚目で11勝4敗の好成績を挙げ、大奄美との優勝決定戦を制して十両優勝を飾った。

幕内での躍進と三役昇進

その後は十両上位で一進一退の攻防が続く時期もあったが、令和5年(2023年)9月場所からは下の名を「出気」へと改める。心機一転を図ったのち、令和6年(2024年)3月場所で11勝4敗と大きく勝ち越し、翌5月場所で新入幕を果たした。新入幕会見では、同じ飛行機で来日した盟友・豊昇龍との対戦を熱望し、「10番勝ちたい」と三賞にも意欲を示した。迎えた本場所では有言実行の活躍を見せ、西前頭14枚目の地位で10勝5敗の好成績を残し、初の三賞となる敢闘賞を受賞する。

幕内の土俵にも適応を見せ、令和6年(2024年)9月場所、令和7年(2025年)5月場所でもそれぞれ10勝を挙げるなど、上位陣を脅かす存在として躍進を続ける。着実な成長曲線を描き、令和7年(2025年)7月場所には新三役となる東小結へと番付を上げた。

レスリング経験に裏打ちされた特有の足癖やいなしを交えつつ、右四つからの力強い寄りや投げを武器とする。関取昇進後も持ち前の身体能力と探究心で、黙々と土俵を務めている。

💡 モンゴル出身一覧💡 鳴戸部屋の力士

四股名
欧勝馬 出気(おうしょうま でき)
最高位
小結
最新番付
西 前頭5枚目
出身地
モンゴル トブ県
本名
プレブスレン・デルゲルバヤル
生年月日
平成9年(1997)4月9日(29歳)
身長・体重
190cm・166kg
出身高校
日体大柏高校
出身大学
日本体育大学
所属部屋
鳴戸部屋
初土俵
令和3年(2021)11月・幕下15付出(24歳7ヵ月)
新十両
令和4年(2022)7月(25歳3ヵ月)
新入幕
令和6年(2024)5月(27歳1ヵ月)
新小結
令和7年(2025)7月(28歳3ヵ月)
優勝
十両優勝1回,幕下優勝1回
受賞・金星
敢闘賞1回
通算成績
205勝189敗7休/394出場(勝率:52%)
直近7場所
42勝61敗
7場所勝率
40.8%
得意技
押し・いなし
決まり手傾向(直近7場所)
欧勝馬が勝ちの決まり手(29勝)※不戦勝1含む
押し出し8
叩き込み7
上手投げ3
突き出し2
突き落とし2
小手投げ1
その他5
欧勝馬が負けの決まり手(46敗)
押し出し20
寄り切り12
引き落とし2
上手出し投げ2
突き落とし2
下手投げ2
その他6
令8年7月
西 前頭5枚目(2枚半上昇)
5勝8敗
○●●●●|●○○○●|○●●  
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年5月
東 前頭8枚目(1枚降下)
8勝7敗
●●○○○|○○●●●|●○○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年3月
東 前頭7枚目(変動なし)
6勝9敗
○●□●●|●●○○●|●●●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令8年1月
東 前頭7枚目(2枚半降下)
7勝8敗
○○○○○|●●●●○|●●●○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
西 前頭4枚目(3枚上昇)
4勝11敗
●○●○●|○●●●●|●●●●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
西 前頭7枚目(7枚半降下)
9勝6敗
●○○●●|○●○○○|○○●○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
東 小結
3勝12敗
●●●●○|●●○●●|●●○●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)