対戦力士情報

対戦力士同士の詳細な情報です。

隆の勝 伸明 (湊川部屋・千葉県柏市)

隆の勝 伸明(たかのしょう のぶあき)は千葉県 柏市出身、湊川部屋の力士で最高位は関脇。令和8年9月場所の番付は東 前頭4枚目。

千葉県柏市に生まれ、小学1年生の時に地元の相撲大会へ出場したが、決勝で女の子に敗れてしまう。その悔しさがきっかけとなり、小学3年生から地元の「柏相撲少年団」に入って本格的に相撲を始めた。中学卒業後、当時の師匠である20代千賀ノ浦(元関脇・舛田山)に誘われて千賀ノ浦部屋へ入門し、平成22年(2010年)3月場所において、師匠の現役時代の四股名から一字を譲り受けた「舛ノ勝」の四股名で初土俵を踏んだ。

師匠の継承と新十両昇進

序ノ口から地道に番付を上げていき、幕下の土俵で力を蓄えていた平成28年(2016年)、大きな転機が訪れる。貴乃花部屋の部屋付き親方であった15代常盤山(元小結・隆三杉)が21代千賀ノ浦を襲名して部屋を継承し、それに伴って千賀ノ浦部屋も出羽海一門から貴乃花一門へと移ることになった。新たな環境の下、一門の部屋への出稽古などで豊富な番数をこなし、さらに実力を伸ばして幕下上位へと定着した。

平成29年(2017年)1月場所で心機一転を期して「舛の勝」へ改名。同年9月場所において東幕下3枚目で6勝1敗の好成績を挙げ、翌11月場所での新十両昇進を決める。柏市からの関取誕生は麒麟児以来44年ぶりのことであり、地元の広報誌でも伝えられた。この十両昇進に合わせて、新たな師匠の現役時代に因み、再び一字を譲り受けて現在の「隆の勝」へと改名した。入門時の師匠から新たな師匠へと恩師のバトンが渡されたように、四股名の一字も受け継ぎ、念願の関取の座を掴んだのである。

幕内での躍進と新関脇

関取昇進後も右四つからの力強い寄りや突き押しに磨きをかけ、平成30年(2018年)9月場所で新入幕を果たす。令和2年(2020年)3月場所では12勝3敗で優勝力士に次ぐ好成績を収め、自身初となる三賞(敢闘賞)を獲得した。さらに同年9月場所で10勝5敗の好成績を挙げると、続く11月場所では小結を通り越して一気に新関脇へと昇進を果たし、幕内上位に定着する。

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照ノ富士との優勝決定戦

その後も幕内上位から三役の地位で実力を発揮し、令和4年(2022年)5月場所では11勝4敗で優勝力士に次ぐ成績を残して殊勲賞と初金星を獲得した。さらに、令和6年(2024年)7月場所では12勝3敗の成績を挙げて横綱・照ノ富士との優勝決定戦に進出する。惜しくも敗れて優勝同点となったものの、大熱戦を展開して敢闘賞と金星を獲得した。

令和7年(2025年)9月場所においても12勝3敗を挙げて5度目の敢闘賞を受賞している。

💡 千葉県出身一覧💡 湊川部屋の力士

四股名
隆の勝 伸明(たかのしょう のぶあき)
最高位
関脇
最新番付
東 前頭4枚目
出身地
千葉県 柏市
本名
石井 伸明
生年月日
平成6年(1994)11月14日(31歳)
身長・体重
184cm・176kg
所属部屋
千賀ノ浦 → 常盤山 → 湊川部屋
改名歴
舛ノ勝⇒舛の勝 → 隆の勝
初土俵
平成22年(2010)3月(15歳4ヵ月)
新十両
平成29年(2017)11月(23歳0ヵ月)
新入幕
平成30年(2018)9月(23歳10ヵ月)
新小結
令和4年(2022)3月(27歳4ヵ月)
新関脇
令和2年(2020)11月(26歳0ヵ月)
優勝
無し
受賞・金星
殊勲賞1回,敢闘賞5回,金星3個
通算成績
576勝501敗21休/1073出場(勝率:53.7%)
直近7場所
48勝52敗
7場所勝率
48.0%
得意技
押し
決まり手傾向(直近7場所)
隆の勝が勝ちの決まり手(48勝)
押し出し15
叩き込み10
寄り切り8
引き落とし4
突き落とし3
突き出し3
その他5
隆の勝が負けの決まり手(52敗)
押し出し19
突き落とし7
叩き込み6
寄り切り5
引き落とし4
送り出し3
その他8
令8年9月
東 前頭4枚目(2枚半降下)
4勝6敗
○○○●●|●●●○●|     
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年7月
西 前頭筆頭(変動なし)
6勝9敗
●●●●○|○○●●○|○○●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年5月
西 前頭筆頭(3枚上昇)
7勝8敗
●○●○○|●●●○●|●○●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令8年3月
西 前頭4枚目(1枚半降下)
9勝6敗
○○○○○|●○○●●|●○○●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
東 前頭3枚目(3枚降下)
5勝10敗
●●●●●|●○●●●|○○○●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
東 小結(7枚上昇)
5勝10敗
●●●●●|○●○●●|○●○○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
東 前頭7枚目
12勝3敗(敢闘賞)
○●○○○|○○○●○|○○●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

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朝乃山 広暉 (高砂部屋・富山県富山市)

朝乃山 広暉(あさのやま ひろき)は富山県 富山市出身、高砂部屋の力士で最高位は大関。令和8年9月場所の番付は東 前頭6枚目。

小学4年の頃からハンドボールと並行して相撲を始め、富山市立呉羽中学校で相撲部へ入部した。中学3年次に左肘を負傷して競技を辞めることも考えたが、富山商業高校の浦山英樹監督から「俺が強くしてやる」と声を掛けられて同校へ進学する。高校時代には浦山から徹底的に鍛えられて相撲の基礎を仕込まれた。近畿大学へ進むと国体の団体優勝などに貢献し、4年次に全日本相撲選手権大会でベスト4に入り、三段目最下位格(100枚目格)付出の資格を獲得した。

高砂部屋入門と恩師の死

大学卒業後は帰郷するつもりであったが、恩師の浦山監督からの強い後押しと、15代若松(元前頭筆頭・朝乃若)からの勧誘により高砂部屋への入門を決めた。平成28年(2016年)3月場所に三段目付出制度の初適用第1号として本名の「石橋」で初土俵を踏んだ。

初土俵から順調に番付を上げていき、西幕下7枚目で迎えた平成29年(2017年)1月場所で7戦全勝で幕下優勝を果たし、翌場所での新十両昇進を決めた。この1月場所は、高砂部屋創設以来138年間続いていた関取が不在となっていた場所であったが、1場所での不在解消となった。新十両昇進を機に四股名を「朝乃山 英樹」へと改めた。これは部屋伝統の「朝」に、故郷の富山、同郷の横綱・太刀山、そして恩師である浦山の「山」を頂いたもの。下の名前は、幕下優勝を決めた一番を病床で見届けた翌日に、膵臓がんで逝去した恩師・浦山の名を頂いたものであった。

令和初の優勝と大関昇進

新十両場所では優勝決定戦に進出。惜しくも十両優勝は逃したが、その後も順調に番付を上げて平成29年(2017年)9月場所で新入幕。この場所では14日目まで優勝争いに加わる活躍で敢闘賞を獲得した。その後も幕内中位で奮闘していたが、西前頭8枚目で迎えた令和元年(2019年)5月場所において、12勝3敗で自身初となる幕内最高優勝を飾る。富山県出身力士として103年ぶりの賜杯であり、新元号「令和」における初の幕内優勝力士として相撲史に名を刻んだ。この年は年6場所制以降の最少勝ち星となる55勝で年間最多勝も獲得している。

令和2年(2020年)3月場所後に大関へ昇進。学生出身力士としては元大関・琴光喜以来13年ぶりの大関誕生であった。昇進伝達式では「相撲を愛し、力士として正義を全うし、一生懸命努力します」と誓いの言葉を述べた。

出場停止処分と広暉への原点回帰

大関として土俵を務めていたが、令和3年(2021年)5月場所中、日本相撲協会の新型コロナウイルス対応ガイドラインに違反する不適切な行動があったとして、6場所の出場停止という重い懲戒処分を受ける。謹慎期間中には父親が急逝する悲運にも見舞われた。

「不祥事を起こした今、先生の名前を名乗れない」との思いから、四股名の下の名前を本名の「広暉」へと戻して迎えた令和4年(2022年)7月場所、西三段目22枚目にて土俵復帰を果たす。この場所を優勝し「一番つらかったのは不祥事を起こした時に相撲協会にウソをついたこと」と懺悔の思いを口にした。

度重なる大怪我と二度目の奇跡

ここから順調に番付を上げていき、令和5年(2023年)5月に幕内へと復帰。令和6年(2024年)5月場所では東小結にまで番付を戻していたが、場所前の巡業中に右膝を負傷したことで三役復帰場所を全休。さらに翌7月場所の4日目に左膝前十字靭帯断裂の大怪我を負い、再び長期休場を余儀なくされる。大関経験者が2度にわたり幕下以下へ陥落するのは大相撲史上初の出来事であった。

それでも過酷なリハビリに耐え抜き、令和7年(2025年)3月場所の三段目で土俵へ復帰して全勝優勝を果たす。その後も勝ち星を重ね、令和8年(2026年)1月場所において二度目となる幕内への返り咲きを果たした。

本格派の四つ相撲

取り口は正攻法の本格的な四つ相撲を主体とする。右を差して左の上手を深く引き、恵まれた体格を生かして胸を合わせ、一気に出る力強い寄りを最大の武器としている。天国と地獄を味わい、度重なる試練に見舞われながらも不屈の精神で土俵へと這い上がり、スケールの大きな相撲を展開している。

💡 富山県出身一覧💡 高砂部屋の力士

四股名
朝乃山 広暉(あさのやま ひろき)
最高位
大関
最新番付
東 前頭6枚目
出身地
富山県 富山市
本名
石橋 広暉
生年月日
平成6年(1994)3月1日(32歳)
身長・体重
188cm・172kg
出身高校
富山商業高校
出身大学
近畿大学
所属部屋
高砂部屋
改名歴
石橋 → 朝乃山
初土俵
平成28年(2016)3月・三段目100付出(22歳0ヵ月)
新十両
平成29年(2017)3月(23歳0ヵ月)
新入幕
平成29年(2017)9月(23歳6ヵ月)
新小結
令和1年(2019)11月(25歳8ヵ月)
新関脇
令和2年(2020)1月(25歳10ヵ月)
新大関
令和2年(2020)7月(26歳4ヵ月)
優勝
幕内優勝1回,十両優勝1回,幕下優勝1回,三段目優勝2回
受賞・金星
殊勲賞2回,敢闘賞3回,技能賞1回,金星1個
通算成績
436勝217敗159休/647出場(勝率:67.4%)
直近7場所
40勝27敗3休(十両:24勝6敗)
7場所勝率
66.7%
得意技
押し・右四つ・寄り
決まり手傾向(直近7場所)
朝乃山が勝ちの決まり手(64勝)
寄り切り29
押し出し13
掬い投げ5
突き落とし4
上手投げ4
寄り倒し3
その他6
朝乃山が負けの決まり手(33敗)※不戦敗1含む
寄り切り8
押し出し7
上手投げ5
肩透かし3
寄り倒し3
引き落とし2
その他4
令8年9月
東 前頭6枚目(4枚上昇)
7勝3敗
○○●○○|○●○●○|     
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年7月
東 前頭10枚目(変動なし)
9勝6敗
○●●○○|○○○○○|●●○●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年5月
東 前頭10枚目(2枚半上昇)
7勝5敗3休
○●○●○|○●○○○|●■ややや
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令8年3月
西 前頭12枚目(3枚半上昇)
8勝7敗
●○●○○|○●●○○|○○●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
東 前頭16枚目(5枚半上昇)
9勝6敗
●○○○○|●○●○○|○○●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年11
西 十両4枚目(9枚上昇)
12勝3敗
●●○○○|○○○●○|○○○○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
西 十両13枚目
12勝3敗
○●○○○|○○●○○|○○●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)