対戦力士情報

対戦力士同士の詳細な情報です。

東方:藤凌駕 雅治 (藤島部屋・愛知県春日井市)

藤凌駕 雅治(ふじりょうが まさはる)は愛知県 春日井市出身、藤島部屋の力士で最高位は前頭17枚目。令和8年5月場所の番付は最高位に並ぶ東 前頭17枚目。

突き押しを武器に学生相撲で実績を積み上げ、大相撲の世界へ飛び込んだ藤凌駕。初土俵からわずか所要6場所で新入幕を果たすなど、その圧倒的な出世スピードと力強い相撲で土俵を沸かせている。

和歌山への相撲留学から大学での開花

小学4年生から相撲を始め、早くから全国大会へ出場するなど実力を発揮する。より高いレベルの稽古環境を求め、中学2年生の3学期に和歌山県へと相撲留学し、そのまま箕島高校へと進学した。高校3年次はコロナ禍に見舞われたものの、元日相撲でベスト8に進出する活躍を見せる。

その後、拓殖大学へ進学。大学3年次まではタイトルに恵まれなかったが、4年次になって才能が一気に開花し、個人で4つのタイトルを獲得する。さらに国民スポーツ大会でベスト8、全国学生相撲選手権大会で3位、そして全日本相撲選手権大会でも3位という輝かしい成績を立て続けに収め、日本相撲協会の規定による「幕下最下位格付出」の資格を獲得した。

プロの土俵での快進撃と「藤凌駕」への改名

大学卒業後、藤島部屋へ入門。令和7年(2025年)3月場所、本名である五島の四股名で、幕下最下位格付出として本場所の土俵に立った。プロの厳しい環境の中でも学生時代に培った実力を遺憾なく発揮し、初土俵から6勝1敗の好成績を収める。その後も一度も負け越すことなく、幕下の地位を4場所連続の勝ち越しで通過した。

同年11月場所での新十両昇進を果たし、これを機に四股名を「藤凌駕」へと改名。新十両として迎えたこの場所では、持ち前の馬力ある相撲で白星を重ね、13勝2敗の圧倒的な成績で十両優勝の栄冠に輝いた。

所要6場所での新入幕と揺るぎない相撲道

上位へ進むにつれ、「幕内経験者との重みや馬力、経験の差から思い通りの相撲が取れない」と十両の壁に直面する場面もあったが、持ち前の稽古熱心さで着実に力をつけていく。令和8年(2026年)1月場所は東十両3枚目で9勝6敗と勝ち越し、翌3月場所において、初土俵から所要6場所というスピードで新入幕を果たした。

この場所は、同部屋の兄弟子である藤青雲も新入幕を決めており同時昇進となった。同部屋から2人の新入幕力士が誕生するのは、平成23年(2011年)11月場所で、境川部屋の妙義龍・佐田の富士が同時昇進したとき以来14年ぶりであり、ともに学生相撲出身の力士としては史上初という歴史的快挙として大きな話題を呼んだ。

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「立ち合いさえ決まれば、あとは稽古場の相撲を取るだけ」という師匠からの教えを胸に、自らの武器である押し相撲に磨きをかける。最高峰の幕内の土俵においても決して怯むことなく、最後まで自身の相撲を取り切る姿勢を貫いている。

💡 愛知県出身一覧💡 藤島部屋の力士

四股名
藤凌駕 雅治(ふじりょうが まさはる)
最高位
前頭17枚目
最新番付
東 前頭17枚目
出身地
愛知県 春日井市
本名
五島 雅治
生年月日
平成15年(2003)2月27日(23歳)
身長・体重
180cm・183kg
出身高校
箕島高校
出身大学
拓殖大学
所属部屋
藤島部屋
改名歴
五島 → 藤凌駕
初土俵
令和7年(2025)3月・幕下60付出(22歳1ヵ月)
新十両
令和7年(2025)11月(22歳9ヵ月)
新入幕
令和8年(2026)3月(23歳1ヵ月)
優勝
無し
通算成績
59勝24敗0休/83出場(勝率:71.1%)
直近7場所
15勝10敗(十両:22勝8敗)(幕下以下:16勝5敗)
7場所勝率
69.7%
得意技
押し
決まり手傾向(直近7場所)
藤凌駕が勝ちの決まり手(45勝)
押し出し23
寄り切り7
押し倒し5
突き出し3
叩き込み2
極め出し1
その他4
藤凌駕が負けの決まり手(21敗)
寄り切り7
突き落とし2
押し倒し2
押し出し2
下手投げ1
外掛け1
その他6
令8年5月
東 前頭17枚目(変動なし)
8勝2敗
○○●○○|○●○○○|     
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年3月
東 前頭17枚目(3枚上昇・最高位更新)
7勝8敗
●○○●○|●○○●●|○●●●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
東 十両3枚目(10枚半上昇・最高位更新)
9勝6敗
●○●○○|○○●○●|○○●○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令7年11
西 十両13枚目(6枚上昇・最高位更新)
13勝2敗(十両優勝)
○○○○○|○○○●○|○○○●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
西 幕下5枚目(3枚半上昇・最高位更新)
6勝1敗
○--○-|○●--○|-○--○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
東 幕下9枚目(19枚上昇・最高位更新)
4勝3敗
-○○--|●●--○|●--○-
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年5月
東 幕下28枚目
6勝1敗
-○-○-|○○-●-|○---○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

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西方:伯乃富士 哲也 (伊勢ヶ濱部屋・鳥取県倉吉市)

伯乃富士 哲也(はくのふじ てつや)は鳥取県 倉吉市出身、伊勢ヶ濱部屋の力士で最高位は前頭筆頭。令和8年5月場所の番付は西 前頭10枚目。

横綱・琴櫻の母校でもある鳥取県倉吉市の成徳小学校に通い、小学4年生のときに出場した同郷の横綱を称える相撲大会「桜ずもう」で優勝したことを機に、因幡相撲道場で本格的にまわしを締めた。早くから才能を開花させ、小学4年次には白鵬杯団体優勝、小学5年次にはわんぱく相撲全国大会で2位、全国小学生優勝大会で3位に輝く。鳥取市立西中学校へ進学後も、3年次に全国都道府県中学生相撲選手権大会で団体優勝、全国中学校相撲選手権大会で個人3位、白鵬杯・中学の部で優勝するなど、輝かしい実績を積み重ねた。

史上初の記録と実業団横綱

高校は強豪・鳥取城北高校へ進学し、令和2年(2020年)、令和3年(2021年)と2年連続で高校横綱のタイトルを獲得する。さらに3年次には全日本相撲選手権大会でベスト8に進出し、高校生として史上初めて三段目最下位格付出資格を取得する歴史的記録を打ち立てた。当初は高校卒業と同時に角界入りする意向を示していたが、右肩の負傷と手術が重なり、資格を行使しての入門は見送られた。

高校卒業後は、父が経営する野田組に所属しながら母校の道場で後輩を相手に稽古を重ねた。令和4年(2022年)9月、全日本実業団相撲選手権大会に出場して個人優勝を果たし、19歳にして実業団横綱に輝く。これにより、新たに幕下15枚目格付出の資格を獲得した。

宮城野部屋への入門と数々の最速記録

13代宮城野(元横綱・白鵬)の熱心な勧誘を受け、宮城野部屋へ入門。令和5年(2023年)1月場所において、幕下15枚目格付出で初陣の土俵に上がる。この場所を7戦全勝の幕下優勝で飾ると、翌3月場所での新十両昇進が正式に発表された。所要1場所での十両昇進は、幕下付出制度ができて以来の史上最速記録となった。

続く5月場所では、場所前に左肩を痛めて手術も検討される状態であったが、大きなテーピングを施して出場する。西十両8枚目で14勝1敗という驚異的な成績を残し、豪ノ山と十両史上初となる14勝1敗同士の優勝決定戦を演じた。決定戦には敗れ十両優勝こそ逃したものの、新十両から2場所連続の二桁勝利を記録し、遠藤以来、昭和以降2例目となる初土俵から所要3場所での新入幕を確実なものとした。

同年7月場所には新入幕を果たし、四股名を本名の「落合」から「伯桜鵬」へと改める。この四股名は、出身地である旧国名・伯耆国の「伯」と、相撲を始めるきっかけとなった「桜ずもう」の「桜」、そして師匠の現役名から「鵬」の字をいただいたものである。新入幕の場所では14日目を終えて優勝争いの首位に並走し、千秋楽で豊昇龍に敗れ109年ぶりの新入幕優勝は逃したものの、11勝4敗の好成績で技能賞と敢闘賞をダブル受賞した。初土俵から所要4場所での三賞獲得も、史上最速の記録であった。

試練と伊勢ヶ濱部屋預かり

順風満帆な歩みに見えたが、中学時代からの古傷である左肩関節の亜脱臼が悪化してしまう。令和5年(2023年)8月末に手術へと踏み切り、同年9月場所から2場所連続で全休したため、番付を幕下まで落とした。復帰後は着実に白星を重ねて関取の座へ返り咲いたが、令和6年(2024年)4月、宮城野部屋が無期限の閉鎖処分となり、師匠や所属力士とともに伊勢ヶ濱部屋の預かりとなる。

環境の激変を乗り越え、令和7年(2025年)1月場所で幕内の土俵へ復帰する。同年7月場所では新横綱・大の里を破って初の金星を獲得。続く9月場所でも大の里を突き落としで破り、2場所連続の金星獲得と初の殊勲賞を受賞した。同年11月場所では横綱・豊昇龍から3個目の金星を挙げたが、この場所は6勝9敗に終わり、初土俵以来初めての皆勤負け越しを喫した。

令和8年(2026年)1月場所からは、旧宮城野部屋出身力士の一斉改名に伴い、所属する伊勢ヶ濱部屋の系譜に連なる「富士」を冠し、四股名を「伯乃富士」へと改名している。左四つからの力強い寄りや投げを絶対的な武器とし、若年ながら卓越した相撲勘と、土俵上での揺るぎない落ち着きを備え、確かな技術と強靭な精神力で土俵を務めている。

💡 鳥取県出身一覧💡 伊勢ヶ濱部屋の力士

四股名
伯乃富士 哲也(はくのふじ てつや)
最高位
前頭筆頭
最新番付
西 前頭10枚目
出身地
鳥取県 倉吉市
本名
落合 哲也
生年月日
平成15年(2003)8月22日(22歳)
身長・体重
181cm・161kg
出身高校
鳥取城北高校
所属部屋
宮城野 → 伊勢ヶ濱部屋
改名歴
落合⇒伯桜鵬 → 伯乃富士
初土俵
令和5年(2023)1月・幕下15付出(19歳5ヵ月)
新十両
令和5年(2023)3月(19歳7ヵ月)
新入幕
令和5年(2023)7月(19歳11ヵ月)
優勝
幕下優勝1回
受賞・金星
殊勲賞1回,敢闘賞1回,技能賞1回,金星4個
通算成績
156勝98敗40休/251出場(勝率:62.2%)
直近7場所
47勝47敗6休
7場所勝率
51.1%
得意技
突き・押し・左四つ・寄り
決まり手傾向(直近7場所)
伯乃富士が勝ちの決まり手(41勝)※不戦勝1含む
寄り切り16
押し出し12
寄り倒し3
突き落とし2
上手投げ2
上手捻り1
その他4
伯乃富士が負けの決まり手(44敗)※不戦敗2含む
寄り切り11
叩き込み5
突き出し5
突き落とし3
押し出し3
上手投げ2
その他13
令8年5月
西 前頭10枚目(3枚降下)
7勝3敗
●○○○●|○□●○○|     
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年3月
西 前頭7枚目(4枚降下)
5勝6敗4休
●■ややや|や○●○○|●●●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令8年1月
西 前頭3枚目(2枚半降下)
5勝8敗2休(金星)
○○●●○|○●○●●|●●■やや
取組詳細(対戦相手・決まり手)

▼ さらに過去の成績(4場所分)を見る
令7年11
東 前頭筆頭(1枚上昇・最高位更新)
6勝9敗(金星)
○●●●○|●○●●●|●○●○○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年9月
東 前頭2枚目(2枚上昇・最高位更新)
8勝7敗(殊勲賞・金星)
○●●○●|○○○○●|●●○●○
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年7月
東 前頭4枚目(3枚上昇・最高位更新)
8勝7敗(金星)
●○○●●|○●○○○|●○●○●
取組詳細(対戦相手・決まり手)

令7年5月
東 前頭7枚目
8勝7敗
○○○○○|○○●○●|●●●●●
取組詳細(対戦相手・決まり手)